SAND LANDのレビュー・感想・評価
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ゲームは1時間!映画は1時間46分?
魔物と人間が共存する水不足に苦しむ世界で、国民を救う為に保安官が悪魔と共に幻の泉を探す旅に出る話。
手に入る水は国王の売る高い水だけという悪政の中、ウォーターフィンチという淡水の魚を餌にする鳥を見かけた保安官がとある悪魔の噂を聞いて協力を仰ぎ始まっていくストーリー。
修行を兼ねて旅に出ることになったピュアな悪魔の王子&愚痴の多いシーフという魔物と正義感の保安官が、関係を築きながら様々なトラブルに向かっていくロードムービーで、何が起きるのか、どんな対応が出来るのかとワクワクドキドキ。
出来事も背景もとてもわかり易く、腹黒さや悪とは何か、信じるべきは何かを問いかけみせてくれるし、「友情・努力・勝利」のこれぞ少年ジャンプという感じ。
もちろん、ご都合主義やツッコミどころも多々あるけれど、そんなことを言ったらヤボと思わせてくれる作品だった。
いつでも誰でも大丈夫‼️
老若男女。誰が見ても楽しめるのはもちろんですが、朝、昼、夜、どの時間帯で見ても楽しいし、前向きな余韻を味わえます。
今日は朝8:30の回で鑑賞、繁華街にある映画館を出てもまだ開店前のお店が多い時間帯でしたが、全然平気❗️
アクション映画やスパイ映画などを見た後は、主人公と美女が織りなした目まぐるしい興奮の熱を冷ますために、美味しいお酒を飲みながら大人の時間を過ごしたいし、ホラー映画を見た後には真昼の太陽を浴びたくない。
恋愛映画やファンタジーを見た後に、家電量販店の騒がしい宣伝アナウンスは聞きたくないし、まだリアルな生活時間が半日以上残っていると、就寝までにはすっかり現実感が戻ってしまうので、やはり遅めの夜に見た方がいい。
鳥山明さんの作品は、明るくて素直で正直でちょっとこどもな登場人物たちが、いつも全力で、それぞれがやるべきことをきちんとした覚悟をもって、諦めずに必ずやり切ります。
だから、見終わったあと心に残る余韻は、未来に向かっての前向きな気持ちがベースとなります。
朝であろうが、夜であろうが、必ず未来はやって来ますから、こういう余韻がストレスなく心地良いのは自然なこと。
なんだか『ミッション・インポッシブル』でAIが出したクイズの解説みたい🤣
Q:必ずやって来るけど到達できないものって何?
A:明日
原作は見ていませんが・・
鳥山明監督と言うことと、レビューの評価も良かったので、見に行きました。
なかなか面白かった!
ドラゴンボールと違った、鳥山監督の良さがすごく出てて良かった!
なんか、懐かしい感じのテイストで!
絵も綺麗だし、それぞれのキャラクターの味がでる声優人!
ベルゼブブも可愛いし、ラオはカッコいいし、ストーリーはよくできてました。
ちょっと残念なのは、ブルマ的な女性キャラが全然出てこなかったのが心残りです。
子供も大人も楽しめる映画だと思います!
鳥山明の真骨頂!冒険!バトル!そして友情!
鳥山明といえばドラゴンボールだが、私の世代的にはアラレちゃんやZ前の初期のドラゴンボールのほうが印象深い。コメディタッチで、明快で、愉快で、しかし熱く、ワクワクが止まらない。そんな漫画だ。
本作はその頃の鳥山明のテイストが強く出ており、バトル中心となったドラゴンボールしか知らない世代には寧ろ新鮮かもしれない。
キャラクターたちは跳ね回り、気持ちのいいスッキリとしたやつらばかりだ。それが子供っぽく思えるかもしれないが、ストーリーにこめられた差別、偏見、戦争といったメッセージは大人にこそ届いてほしい。
夏休みの締めくくり、親子で観に行くにはピッタリの、そんな作品だった。
圧巻の映像美
時代の進化を感じた
アニメーションが凄すぎる
ただ顔の表情の変化はここが今の限界なのかな?
心情によっての顔の表情変化が固いよーな気がする…感情移入がしにくい
自分はそう感じた
ストーリー的にも面白いし、ちょうどいい感じに難しく考えて見る必要も無い
映画予告、ベルゼブブの「歯磨きしなかった」の発言が幼稚すぎて、観に行くのをためらったが、いざ観てみると、なかなか味のあるストーリーだった
流石の鳥山明先生が送り込んでくるキャラクターの豊富さに、次のシーン展開が期待しどおしだった
ドラクエのモンスターみたいなのを、もっともっと欲しいなぁ…て思ったけど
オルゴとかラプソーンとか…
それは求めすぎか
でも観に行ってよかった
鉄板
110本目。
今年初のアニメ、たぶん。
朝イチで何にしようか、まあいいかなあと。
普通に楽しめる映画だとは思うけど、作者が作者だし、ジャンプ関連となると、その辺は鉄板、お約束な感じ。
まあそれに厭きたから、ドラゴンボールなんか読むの止めた訳だし。
6歳の子どもと見ました
映画の予告を見て子どもが興味を持ち観に行きました!2時間あっという間に過ぎるくらい面白かったです!内容も良く子どもにも良い影響になったのではないかなと思います!親子そろってベルゼのことを好きになりました!
ユートピア
鳥山先生の短編という情報以外は予告でしか得ておらず、原作は未読のまま鑑賞。斜めにいたクs…活発な学生が劇中よく喋るので非常に鬱陶しゅうございました。特典はイラストボード&カードでした。とても嬉しいです。
そんな映画以外の事は置いておいて、今作最高に楽しかったです。水が枯渇する国、サンドランドで水を見つけるために町の保安官ラオと悪魔の息子で王子のベルゼブブとそのお供のシーフが繰り広げる冒険活劇といった感じの作品でした。少年漫画の王道をゆくストーリーはとても分かりやすく、それでいてアニメーションの滑らかさも相まって常に楽しいオーラを纏って進んでいきました。
舐めてた爺さんが最強クラスの元軍人で、殺陣でも圧倒的な強さを見せつけてくれますし、砲撃の腕前はもう完璧も完璧で、破壊しない箇所を確実に狙い済まして撃ち抜き、上空に撃てない戦車の欠点をベルゼとシーフの力を借りて上空へと砲弾を誘ったりと、早い段階で共闘を見せてくれるのがとても良かったです。
登場人物は少なめですが、その分キャラを濃いものにしているので、全員の名前と性格が覚えやすくなっていました。意外な戦闘スキルを持つラオ、自称世界一のワルのベルゼブブ、ベルゼブブとお供で面倒くさがり屋のシーフ、正義感あふれるアル将軍、機械を体に纏うゼウ将軍、いかにも胡散臭い国王、やられ役の匂いがプンプンするスイマーズと、個性豊かな面々が顔を揃えていました。
ラオがシヴァと名乗っていた若い頃に命令とはいえ、自身の手で部族を壊滅させてしまっていたのを悔やんでおり、裏の意図を含めてその命令を下したのがゼウ将軍だったという事を知り復讐に向かうという、実は主人公はシヴァだったというのがまた意外でした。
物語の真相が明らかになってからも、物語がダレる事は全くなく、むしろシヴァが主人公になってからこそ物語のテーマが浮き彫りになっていきました。「偏見」というテーマを自然に盛り込んでいて、それに対して登場人物がどう対処するかというのを分かりやすく描いているのがとても好印象でした。ここを深掘りしすぎるとくどくなってしまうので、分かりやすさに焦点を絞ったのはナイス判断だったと思います。
悪魔たちと心を通わせていく描写が戦闘中含め自然なのも良くて、戦いの中でお互いの長所を知って協力していく、そして友情と絆が深まっていくという王道が突き刺さりました。シーフが文句を垂れつつも、全力で物事を運んでいく姿が印象的でした。
最終決戦も3人の協力プレイでケリをつけるというカッコいい締め方でしたし、資源を国民に戻すこともやってのけますし、正義感の強い人物に国を託したりと、シヴァかっこ良すぎるよ…と惚れ惚れする展開の嵐にゾクゾクしました。
アニメーションは3D多め、たまに2Dが入る感じのドラゴンボールの形式と似ていて、とても自然に動くので観ていてワクワクしますし、アクションシーンはダンスの如く激しく動き回りますし、蟲人間はじめ敵の造形もしっかりと仕上がっていて良かったです。
音響がとてもしっかりしていて、砲撃する際の音がとてもリアルでインパクトがあり、実際の戦闘を観ているかの如くの体験をする事ができました。
エンドロールでその後のハッピーな様子が映されていてとても良かったですし、imaseさんの「ユートピア」の童謡的なメロディと前へ進む歌詞がハマっていました。
勧善懲悪ものですが、悪役サイドもどうしようもない悪役なのでやられてもスッキリしますし、観終わった後の爽やかさはまさにサマームービーでした。戦いの後も交流を続けているシーンが映されて嬉しかったですし、これからも彼らの物語は続いていくと思うとワクワクさせられました。原作も読んでみようと思います。悪魔よりワルいことは許されない、これお決まりです。覚えておきましょう。
鑑賞日 8/18
鑑賞時間 15:25〜17:25(IMAXレーザー)
座席 M-11
タイトルなし
途中までほぼほぼ完璧だったのに虫人間からなぜあんな要らぬ追加をしてしまったのか...。あれさえなければ☆5でも良かったのに...。シバとゼウの過去をもっと掘り下げるならまだしも、たったあれだけなら、シバのアクション含め特に必要性を感じられなかった。ゼウの「キラーン」という退場シーンはガッカリで本当に余計だったなと感じた。アポとの戦車のシーンの追加はそれなりにカッコよくて良かったのに惜しいことをしたなー。
しかし、原作が完璧すぎるのは置いておいても、鳥山絵が動く、それだけでこうもワクワクするものなのかと、改めて鳥山明は凄いなと思わされました。勿論監督やスタッフの方々も。
人間、魔物、動物、メカに自然と何処を取ってもイキイキしていて本当に楽しめました。声優さんたちも素晴らしく、特にシーフのチョーさんがご本人含め、とても面白くて最高でした!
欲を言えば、台詞の追加はあっても改変はしてほしくなかったかな。アレの水源の場所を教える無線のとことか、あんなにカッコよくしないで原作のようにめちゃくちゃわざとらしくの方が鳥山明っぽくて良かったかなと。
後半以外はほとんど忠実に再現されていてとても楽しめましたし、子供から大人まで楽しめる非常に良い作品だったと思います。
強すぎる主人公サイド
予告でかなり期待していたのですが、あまりにシンプルなストーリーだったのでイマイチ評価にしました。
期待し過ぎはだめですね。
鳥山明臭プンプンのキャラデザ、メカデザ、作画動画、演出もなかなか良かったと思います。最後まで飽きずに見終えました。
鳥山明ファンとか子供達にはおすすめできるかも?
でもなんて言うかストーリーが昭和によく見た勧善懲悪で単純すぎですね。
冒頭で落ち読めたよ。
それに主人公チームがリーかセガール級に強すぎ。ピンチが全然ピンチじゃない。最初からピンチシーン要らないよ、あれじゃ。
あと戦車バトルはガルパンぽいし、浮遊戦艦はゴリアテかギガントを連想したし、ラスボスの大将軍はあれマシリトだよね?オリジナリティーに乏しいと感じました。マシリトは鳥山ブランドかw
ダム破壊でハッピーエンドも個人的にはどうかな?と苦い気持ちになりました。ロ軍がウのダムを破壊したのを連想してしまいました。破壊ではなく放水にしてほしかったな。
この作品から共感を得られるのは水→ガソリンの高騰。政府が絞り込んで無駄に高くしてんじゃねーの?と勘繰ります。
んーつまらないとは言いたくないけど令和に見る映画としてはやっぱりストーリーセンスが昭和すぎると思いますね。
原作通りの面白さ
基本、原作のコミック通りに話が進み
最後の虫人間との戦いから複数出てきたり
大将軍との戦いの内容が少し異なります
話が変わってくるような改変もなく
原作通り面白かったです
声優の方々も違和感なくイメージ通りでした
欲を言えば、
最初の水を強奪するとこでの鎌鼬たちの活躍と
最後のスイマーズの泳ぐところも欲しかったです
(悪ガキ達が車を直すとこなどの追加は良かっですが)
この調子でカジカやCOWA!も映画やアニメ化して欲しい…
鳥山明の世界楽しめます。ドクタースランプやドラゴンボール発表当時の...
鳥山明の世界楽しめます。ドクタースランプやドラゴンボール発表当時の新しい出た感は薄目ではあるが楽しめた。小学生くらいの子供がいる親が安心して率先して連れて行ける映画。オトナももちろん楽しめます。ブルマみたいな元気女子キャラがいたら華やかだったかも。
偏見は正しい判断を狂わせる
原作未読ですが、鳥山明さんの作品ということで期待していた本作。公開初日に仕事帰りに鑑賞してきました。
ストーリーは、水不足で人間も魔物も困っている砂の世界・サンドランドで、人々のために立ち上がった保安官ラオ、魔物の王子・ベルゼブブ、魔物の泥棒・シーフの三人が、「幻の泉」を探す旅の中でしだいに心通わせるようになるとともに、水不足の原因やラオの過去が明らかになっていくというもの。
開幕わずか10分で主要人物の立ち位置と作品世界の概要を理解させ、幻の泉探しの旅がスタートするという鮮やかな立ち上がりで、観客は瞬く間にサンドランドの世界に誘われます。その後も、砂漠の巨大生物や盗賊に襲われたり、王国軍と戦車戦を繰り広げたりと、旅の苦労を重ねながら、ベルゼブブたちが少しずつ心を通わせる展開がなかなかいいです。やがてそれは周囲の人物にも広がっていき、終盤につながる伏線となっているのもおもしろかったです。
鳥山明さんらしい、わかりやすくて心が洗われるストーリーは、言ってみれば勧善懲悪の王道展開です。それだけに、“偏見や欲望といった人間の弱く醜い心が要らぬ争いを生み、そしてそれを解決するのは強く正しく優しい心だ”という強いメッセージが、シンプルに伝わってきます。
中心的な登場人物は、悪魔でありながら純粋な心のベルゼブブ、愚痴は多いが王子のお目付役としての掛け合いが楽しいシーフ、老いてなお正義感と芯の強さを失わないラオと、個性豊かな顔ぶれです。これに加えて、国王、アレ将軍、ゼウ将軍など、他の登場人物もしっかりキャラが立っていて、行動にブレがないので観ていて気持ちがいいです。
そんなキャラクターたちがいきいきと動き回ったり、細部まで描かれた独特のメカが登場したりと、映像的にも楽しませてくれます。アクションシーンも見応えがあり、ワクワクさせてくれます。夏休み中のアニメ作品ということで、残虐性はなく流血も必要最低限で、子どもが観ることに配慮した描写に好感がもてます。
ただ、バトルは意外と少なく、変わり映えのない砂漠でのシーンが大半だったりで、やや中弛みは感じます。また、水を巡る話でありながら、砂漠の旅の過酷さがイマイチ伝わってこないのも残念でした。とはいえ、劇場で観るべき良作で、子どもから大人まで幅広い層におすすめできます。
キャストは、田村睦心さん、山路和弘さん、チョーさん、大塚明夫さん、茶風林さん、鶴岡聡さん、飛田展男さんらベテラン声優陣で、安心して作品世界に浸れます。やはりアニメ作品はこうありたいものです。
今でも色あせない鳥山明らしさにワクワクする
原作は未読で、いまさら映画化?どうなんだろう、と思ってましたが期待以上に面白かった!
最近のドラゴンボールの映画は神VS神くらいしか見ていませんが、鳥山明のギャグと熱さと世界観が好きで、今作もそこを楽しみにしていました。
独立した作品ということで、鳥山明らしさがとても出ていて、味方も敵も魅力的なキャラクターがくすっと笑えるギャグと、バトルとでとても楽しめました。キャラクターはドラゴンボールのパラレルワールドみたいな見た目も多く、とても馴染みやすい笑
声優も全員ビッタリでした。
水を巡る争いや、人間と魔族の関係など、うまく組み込まれており、現代でも共感できる脚本でもありました。
惜しいのは時間がなかったのか、シーンのつなぎがブツ切れになっていたのが気になりました。ただ、テンポはよかった。
あと、公開週の日曜なのにガラガラなのがもったいない。
確かにターゲットは絞られそうだが、もっと頑張って欲しい。
2023年劇場鑑賞83本目
ドラゴンボール的な戦闘シーンを期待してはいけない
ドラゴンボールで有名な鳥山明の原作漫画をアニメ映画化したもの。
原作は未読です。
水不足になっている砂漠の国で
幻の湖を見つけるために
魔界の王子ベルゼブブ、魔族のシーフ、人間のラオが旅をするという話。
ストーリーはわかりやすいし、CG作画もよかった
ただ、ドラゴンボールみたいな戦闘シーンを期待すると
戦車の闘いやベルゼブブの闘いは悪くないが
地味に感じてしまう。
途中でラオが過去の戦争のときの真実をしってしまい
その決着をつけるということがストーリーに入ってくる。
水を王国が独占しているところなど、大人にも考えさせられるところがあったが
基本的に子供でもわかりやすいストーリー
ベルゼブブがいろんなところで有名という部分とか
能力の部分とかあっさりとセリフで説明されただけなので
そこらへんだけちょっと気になった。
全体的にキャラクターはコミカルな感じがする作品。
スイマーズはクセが強くインパクトがあるが、出番が少なく感じた。
基本的にオッサンキャラが多く
イケメンや美女は出てこない映画だと思ったほうがいいです
鳥山アニメ健在!
鳥山さん原作アニメ、待ってました。アラレちゃんとドラゴンボール以外での今回の作品。期待半分で観たけど、やはり期待以上!。
惚れた所はギャグも入るけど完全マジメのメインキャラの登場でこれ程中身が変わるとは!。確かに大筋はドラゴンボールに似ているが雰囲気がまるで違う。
又、続編作成は出ないと思うけど、構成が完璧完結。よくあんな短編をここまで引き伸ばし、無駄なく構成したのは、凄いです。
兎に角、客層が老若男女だったところが面白い。鳥山さんの作品はそんなの関係ないのだというところだろう。
鑑賞としては、劇場でも自宅でもどちらでもOK。
ドラゴンボールの劇場版シリーズと面白さは遜色無いか或いは上回るところも在ります。
兎に角、よーーく鑑賞して下さい。
鳥山明さん原作は初めてでした
実はドラゴンボールもジャンプではた見ていません。私がJUMPを読んでいたのはリングに懸けろの初期の頃までです。
なので、鳥山明氏のマンガはアラレちゃんの初期までしか読んでいません。でも今作は80年代のマンガをベースにとても楽しめました?
偏見に騙されるな!そして本当の悪魔は誰だ?
Dr.スランプやドラゴンボールで有名な鳥山明が
2000年に短期連載で描いた本作品。
当時、チラ見はしていたが、前述の2作と違い、読み返したこともなく、
悪魔の王子の割にいいやつ、という以外はすっかり忘れていた。
ストーリーはシンプルでいて、面白い。
ギャグのオンパレードとか、アクションがハチャメチャなわけではないが、
随所に小ネタも入れているところは鳥山ワールド。
出てくるキャラたちも、ドラクエに出てきそうなものばかりでかわいい。
何よりもこの映画、ストーリのメッセージ性、
人間の醜さ、心の卑しさ、そして愚かさを
悪魔の王子であるベルゼや同行しているシーフに教えられるところがよい。
水を独り占めして、金稼ぎ、邪魔者は消し去る、戦争で殺し合いをする、
人間の愚かさを思い知らせる、考えさせる映画だった。
子供向けかと思ったが大人も十分に楽しめる、むしろ大人はより考えさせられる良作。
ぜひ、みなさんに見ていただきたい作品。
全276件中、221~240件目を表示