SAND LANDのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
途中までほぼほぼ完璧だったのに虫人間からなぜあんな要らぬ追加をしてしまったのか...。あれさえなければ☆5でも良かったのに...。シバとゼウの過去をもっと掘り下げるならまだしも、たったあれだけなら、シバのアクション含め特に必要性を感じられなかった。ゼウの「キラーン」という退場シーンはガッカリで本当に余計だったなと感じた。アポとの戦車のシーンの追加はそれなりにカッコよくて良かったのに惜しいことをしたなー。
しかし、原作が完璧すぎるのは置いておいても、鳥山絵が動く、それだけでこうもワクワクするものなのかと、改めて鳥山明は凄いなと思わされました。勿論監督やスタッフの方々も。
人間、魔物、動物、メカに自然と何処を取ってもイキイキしていて本当に楽しめました。声優さんたちも素晴らしく、特にシーフのチョーさんがご本人含め、とても面白くて最高でした!
欲を言えば、台詞の追加はあっても改変はしてほしくなかったかな。アレの水源の場所を教える無線のとことか、あんなにカッコよくしないで原作のようにめちゃくちゃわざとらしくの方が鳥山明っぽくて良かったかなと。
後半以外はほとんど忠実に再現されていてとても楽しめましたし、子供から大人まで楽しめる非常に良い作品だったと思います。
強すぎる主人公サイド
予告でかなり期待していたのですが、あまりにシンプルなストーリーだったのでイマイチ評価にしました。
期待し過ぎはだめですね。
鳥山明臭プンプンのキャラデザ、メカデザ、作画動画、演出もなかなか良かったと思います。最後まで飽きずに見終えました。
鳥山明ファンとか子供達にはおすすめできるかも?
でもなんて言うかストーリーが昭和によく見た勧善懲悪で単純すぎですね。
冒頭で落ち読めたよ。
それに主人公チームがリーかセガール級に強すぎ。ピンチが全然ピンチじゃない。最初からピンチシーン要らないよ、あれじゃ。
あと戦車バトルはガルパンぽいし、浮遊戦艦はゴリアテかギガントを連想したし、ラスボスの大将軍はあれマシリトだよね?オリジナリティーに乏しいと感じました。マシリトは鳥山ブランドかw
ダム破壊でハッピーエンドも個人的にはどうかな?と苦い気持ちになりました。ロ軍がウのダムを破壊したのを連想してしまいました。破壊ではなく放水にしてほしかったな。
この作品から共感を得られるのは水→ガソリンの高騰。政府が絞り込んで無駄に高くしてんじゃねーの?と勘繰ります。
んーつまらないとは言いたくないけど令和に見る映画としてはやっぱりストーリーセンスが昭和すぎると思いますね。
原作通りの面白さ
基本、原作のコミック通りに話が進み
最後の虫人間との戦いから複数出てきたり
大将軍との戦いの内容が少し異なります
話が変わってくるような改変もなく
原作通り面白かったです
声優の方々も違和感なくイメージ通りでした
欲を言えば、
最初の水を強奪するとこでの鎌鼬たちの活躍と
最後のスイマーズの泳ぐところも欲しかったです
(悪ガキ達が車を直すとこなどの追加は良かっですが)
この調子でカジカやCOWA!も映画やアニメ化して欲しい…
鳥山明の世界楽しめます。ドクタースランプやドラゴンボール発表当時の...
偏見は正しい判断を狂わせる
原作未読ですが、鳥山明さんの作品ということで期待していた本作。公開初日に仕事帰りに鑑賞してきました。
ストーリーは、水不足で人間も魔物も困っている砂の世界・サンドランドで、人々のために立ち上がった保安官ラオ、魔物の王子・ベルゼブブ、魔物の泥棒・シーフの三人が、「幻の泉」を探す旅の中でしだいに心通わせるようになるとともに、水不足の原因やラオの過去が明らかになっていくというもの。
開幕わずか10分で主要人物の立ち位置と作品世界の概要を理解させ、幻の泉探しの旅がスタートするという鮮やかな立ち上がりで、観客は瞬く間にサンドランドの世界に誘われます。その後も、砂漠の巨大生物や盗賊に襲われたり、王国軍と戦車戦を繰り広げたりと、旅の苦労を重ねながら、ベルゼブブたちが少しずつ心を通わせる展開がなかなかいいです。やがてそれは周囲の人物にも広がっていき、終盤につながる伏線となっているのもおもしろかったです。
鳥山明さんらしい、わかりやすくて心が洗われるストーリーは、言ってみれば勧善懲悪の王道展開です。それだけに、“偏見や欲望といった人間の弱く醜い心が要らぬ争いを生み、そしてそれを解決するのは強く正しく優しい心だ”という強いメッセージが、シンプルに伝わってきます。
中心的な登場人物は、悪魔でありながら純粋な心のベルゼブブ、愚痴は多いが王子のお目付役としての掛け合いが楽しいシーフ、老いてなお正義感と芯の強さを失わないラオと、個性豊かな顔ぶれです。これに加えて、国王、アレ将軍、ゼウ将軍など、他の登場人物もしっかりキャラが立っていて、行動にブレがないので観ていて気持ちがいいです。
そんなキャラクターたちがいきいきと動き回ったり、細部まで描かれた独特のメカが登場したりと、映像的にも楽しませてくれます。アクションシーンも見応えがあり、ワクワクさせてくれます。夏休み中のアニメ作品ということで、残虐性はなく流血も必要最低限で、子どもが観ることに配慮した描写に好感がもてます。
ただ、バトルは意外と少なく、変わり映えのない砂漠でのシーンが大半だったりで、やや中弛みは感じます。また、水を巡る話でありながら、砂漠の旅の過酷さがイマイチ伝わってこないのも残念でした。とはいえ、劇場で観るべき良作で、子どもから大人まで幅広い層におすすめできます。
キャストは、田村睦心さん、山路和弘さん、チョーさん、大塚明夫さん、茶風林さん、鶴岡聡さん、飛田展男さんらベテラン声優陣で、安心して作品世界に浸れます。やはりアニメ作品はこうありたいものです。
今でも色あせない鳥山明らしさにワクワクする
原作は未読で、いまさら映画化?どうなんだろう、と思ってましたが期待以上に面白かった!
最近のドラゴンボールの映画は神VS神くらいしか見ていませんが、鳥山明のギャグと熱さと世界観が好きで、今作もそこを楽しみにしていました。
独立した作品ということで、鳥山明らしさがとても出ていて、味方も敵も魅力的なキャラクターがくすっと笑えるギャグと、バトルとでとても楽しめました。キャラクターはドラゴンボールのパラレルワールドみたいな見た目も多く、とても馴染みやすい笑
声優も全員ビッタリでした。
水を巡る争いや、人間と魔族の関係など、うまく組み込まれており、現代でも共感できる脚本でもありました。
惜しいのは時間がなかったのか、シーンのつなぎがブツ切れになっていたのが気になりました。ただ、テンポはよかった。
あと、公開週の日曜なのにガラガラなのがもったいない。
確かにターゲットは絞られそうだが、もっと頑張って欲しい。
2023年劇場鑑賞83本目
ドラゴンボール的な戦闘シーンを期待してはいけない
ドラゴンボールで有名な鳥山明の原作漫画をアニメ映画化したもの。
原作は未読です。
水不足になっている砂漠の国で
幻の湖を見つけるために
魔界の王子ベルゼブブ、魔族のシーフ、人間のラオが旅をするという話。
ストーリーはわかりやすいし、CG作画もよかった
ただ、ドラゴンボールみたいな戦闘シーンを期待すると
戦車の闘いやベルゼブブの闘いは悪くないが
地味に感じてしまう。
途中でラオが過去の戦争のときの真実をしってしまい
その決着をつけるということがストーリーに入ってくる。
水を王国が独占しているところなど、大人にも考えさせられるところがあったが
基本的に子供でもわかりやすいストーリー
ベルゼブブがいろんなところで有名という部分とか
能力の部分とかあっさりとセリフで説明されただけなので
そこらへんだけちょっと気になった。
全体的にキャラクターはコミカルな感じがする作品。
スイマーズはクセが強くインパクトがあるが、出番が少なく感じた。
基本的にオッサンキャラが多く
イケメンや美女は出てこない映画だと思ったほうがいいです
鳥山アニメ健在!
鳥山さん原作アニメ、待ってました。アラレちゃんとドラゴンボール以外での今回の作品。期待半分で観たけど、やはり期待以上!。
惚れた所はギャグも入るけど完全マジメのメインキャラの登場でこれ程中身が変わるとは!。確かに大筋はドラゴンボールに似ているが雰囲気がまるで違う。
又、続編作成は出ないと思うけど、構成が完璧完結。よくあんな短編をここまで引き伸ばし、無駄なく構成したのは、凄いです。
兎に角、客層が老若男女だったところが面白い。鳥山さんの作品はそんなの関係ないのだというところだろう。
鑑賞としては、劇場でも自宅でもどちらでもOK。
ドラゴンボールの劇場版シリーズと面白さは遜色無いか或いは上回るところも在ります。
兎に角、よーーく鑑賞して下さい。
鳥山明さん原作は初めてでした
偏見に騙されるな!そして本当の悪魔は誰だ?
Dr.スランプやドラゴンボールで有名な鳥山明が
2000年に短期連載で描いた本作品。
当時、チラ見はしていたが、前述の2作と違い、読み返したこともなく、
悪魔の王子の割にいいやつ、という以外はすっかり忘れていた。
ストーリーはシンプルでいて、面白い。
ギャグのオンパレードとか、アクションがハチャメチャなわけではないが、
随所に小ネタも入れているところは鳥山ワールド。
出てくるキャラたちも、ドラクエに出てきそうなものばかりでかわいい。
何よりもこの映画、ストーリのメッセージ性、
人間の醜さ、心の卑しさ、そして愚かさを
悪魔の王子であるベルゼや同行しているシーフに教えられるところがよい。
水を独り占めして、金稼ぎ、邪魔者は消し去る、戦争で殺し合いをする、
人間の愚かさを思い知らせる、考えさせる映画だった。
子供向けかと思ったが大人も十分に楽しめる、むしろ大人はより考えさせられる良作。
ぜひ、みなさんに見ていただきたい作品。
王道‼️❓爽やか‼️❓高品質‼️❓素晴らしきかなアニメ‼️❓
正直、欠点が見当たらない
漫画原作のアニメ映画化は割と当たり外れがありますが、これは間違いなく当たりの方です。
映画に際して多少の変更点はありますが、原作を台無しにする様な改変は皆無です。原作に忠実なストーリー、原作のイメージと全く変わらず活き活きと画面の中を動くキャラクター達、原作を読んでるかの様な絶妙な間の取り方、わかりやすくかつ盛り上がる様にアレンジされたカメラワークと演出、どれも素晴らしいと思います。
ストーリー自体は元々が単行本一冊にまとめられた物語なこともあり若干雑なところもあると言えばあるのですが、ほぼほぼ原作通りなのでそこは原作の評価であって映画の評価としては考慮外かなと思います。ストーリーの原作との大きな差異はラストのラオとゼウの戦闘ですが原作が凄くあっさり終わった箇所を手厚くして物語を盛り上げる様な改変で違和感なく観れました。
原作を知らなくても、割と単純だけど山谷や緩急のある話なので退屈せず観れると思います。
ここまで絶賛しか思い浮かびませんでしたが、最後に物凄く重要で重大な欠点が1つありました。それはこの映画を観ると劇中の戦車のプラモデルや玩具が欲しくなるわけですが、映画を観終わってもそんなものは市販されていないので買えないことです。ネットを検索するとプラモデルが発売されることがわかり一瞬嬉しくなるのですが、発売日はなんと来年2024年の2月。もう忘れてますよ、その頃。なんで同時に発売しないんですかねー。この映画を観終わって、映画館の売店で売られてたら絶対買うと思うんですけど。
キャッチコピーが人間の本質、圧倒的な鳥山明の力
「ドラゴンボール」や「Dr.スランプアラレちゃん」で世界的に有名な鳥山明氏の全1巻の短期集中連載作。原作は読んでおらず、映画だけ観たのだがそれでも世界観の設定やメカデザイン、キャラクター造形など魅力的で物凄く楽しめた(SNSで水利権を貪る王とそんな暗君を裏で操るゼウ大将軍、水不足に苦しむサンドランドの人間と魔物達の関係性を無粋な例えをする者も一部いたが)。お気に入りのキャラはスイマーズとアレ将軍。前者はパパの人物像と杉田智和氏の名演技が最高に光っていた。というか息子のパイクとシャークの身体能力が半端ない。この家族、先祖が魔物と交わっていたのではなかろうか。アレ将軍は最初こそいけすかない感じではあったものの、ベルゼブブに対する人間側の主人公ラオの正体が救国の英雄シバ将軍であると知った際の「私は"伝説"と戦うのだ…!」と興奮していた辺りでいい人かもと思い、実際そうであった。きっとゼウに代わり立派な大将軍となるだろう。
さて今作のキャッチコピーはベルゼブブのセリフ「悪魔よりワルだなんて許されると思うか?」という文句。これは人間がこの世で最も恐ろしい巨悪であるというデビルマンやゲゲゲの鬼太郎、有栖川有栖氏の作品などなど長きに渡り語られてきたテーマに冷や水をかけるものであり、それを代表するのが冷酷なゼウ大将軍である(飛田展男氏の悪役演技がまた素晴らしい)。61歳のラオ(シバ)に「まだ生きていたのか…!」と言わしめるほど物語の鍵のひとつとなる30年前の事件当時からかなりの高齢であったと伺える。Wikipedia曰くサイボーグらしいが年齢や見た目的に嘗てポリオ患者などに使われた人工呼吸器「鉄の肺」に入っているように見えてしまう。この大将軍が国王の補佐をしていることや宰相らしき存在が確認できないのを見るにサンドランドは傀儡の王を建てた軍事政権なのではないかと考察してしまう(それなら国王が無能なのも納得)。その国王も最初テレビで水を高額で売っておきながらエンドクレジットでしれっと「無料の水」としているのも気になった。ラオは全ての秘密を公表すると言ったがなんやかんやで取引して別のシナリオを用意したのだろうか、命の要である水を王が独占していたとなれば革命が起こって王族が処刑されてもおかしくないはずだ。
こんなに色々考えてしまうのはそれだけ鳥山明氏の世界観構築が優れているということ、とても楽しい作品であった。
最後に「終わるの早〜い!」と言っていた少年。それは君がこの映画をそれくらい楽しんでいたということだ。その感覚を忘れないでほしい。
あれっ面白
シンプルイズベスト
砂漠の乾いた土地!幻の泉が人の心情まで 潤和した作品!
子供の時にジャンプで読みました。
全288件中、241~260件目を表示














