夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのレビュー・感想・評価
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私は白岩瑠姫さんの出演ということで観させて頂きました。観終わってこんなにも余韻が残る映画というのは始めてでした。ひとつひとつの演出がとても綺麗で色鮮やかでずっと釘付けでした。そしてその演出を引き立たせてくれる音楽もとても素敵な音色です。なんと言っても青磁と茜の関係性が純愛に溢れていて尊かったです。観るまでは正直「よくある恋愛映画」だと思っていました。でもいざ観てそんな事思っていたことが恥ずかしく申し訳なくなりました。主題歌のJO1のGradation、サウンドトラックを聴いて何度も青磁と茜のシーンを思い出してはうるっときています。笑
周りの友人や家族も巻き込んで沢山観に行きたいです。より多くの人にこの作品が届くことを祈ってます。素敵な作品をありがとうございました。DVD発売したら必ず買います。
どうだ!世界は優しいだろ!
私の生い立ちが茜と被るところがあり、茜の言動が分かりすぎて辛かった。周りの大人はみんな優しい。優しいけれど自分がそこにいるには穏やかに自分の気持ちを抑えて上手くやっていかないとダメなんだと、子どもでも察してしまうんだよね。
そんな所に青磁のように心の中を見透かされて強引に引き出してくれる人が現れたら。
家の事で登校した直後に不意にポロポロ泣くことも無かったかもな。
茜、あなたの環境は恵まれてる、温かい、素敵な世界だよ。
先入観を捨てて観てほしい
冒頭の主役の二人が対峙するシーンでの「大嫌い」は勘のいい人なら気づいてしまうかもしれませんがそれでも言われた側の茜が少しずつ青磁に惹かれていく過程が丁寧に描かれているので個人的には好きな構成でした。
原作小説を2回目の鑑賞前に読みましたが小説の中の青磁が瑠姫くんをモデルにしたようなイメージですごく驚きましたし内容が分かった上で2回目を見ると青磁の言動が違って見えてくるので面白かったです。
それから茜役の久間田琳加さんの演技もとても良かったです!マスクをつけたままでも目と声色で伝わるものがあり茜役としてブレも感じませんでした。瑠姫くんとも相性が良かったのか近すぎず遠すぎずといった絶妙な距離感が劇中でも反映されてたように思いました。
恋愛映画とありますが個人的には母親の立場として観てしまうところがあり最後の茜と父親のシーンでグッとくるものがありましたし、私もしんどい時期によく空を眺めていたことを思い出しました。
演出も工夫が散りばめられていてただの恋愛ものじゃなかったのが一番の驚きです!!
最後にエンドロールで流れるJO1のGradationは映画のための書き下ろしになってるので歌詞に注目してほしいです!
ただの恋愛映画とあなどるなかれ
恋愛映画は正直興味なかったのですが、白岩瑠姫くんが出演されるとのことで観に行きました。見始めるとどんどん吸い寄せられるような感覚で物語が進んで行きました。2人の心理描写、1シーン1シーン美しく、丁寧に作り込まれてるなと思いました。ピースがはまって行くような、不思議な気持ちになりつつエンディングで清々しい気持ちになりました。DVD化されたら必ず買います。
青春映画には「屋上」がよく似合う
学校をサボりがちで勝手気ままに絵を描いているだけの青磁に、どうしてそんな人望と求心力があるのかがよく分からない。
マスクで顔を隠すことによって自分を押し殺し、自傷癖まである茜が、内申を良くするためとは言え、学級委員を務めていることにも違和感がある。
そして、そんな2人が、「大嫌い」と言いながら惹かれ合うようになる流れも、いかにも予定調和で、今一つ納得できない。
そんな風に思いながら映画を観ていると、2人の結び付きがストンと腑に落ちる瞬間が訪れて、スッキリする。
世界で一番美しい茜の笑顔を、苦しい闘病生活の支えにしていた青磁。
正直な気持ちを口に出し、思った通りに行動していたかつての自分の姿を、青磁の中に見ていた茜。
幼馴染みの再会という、話としての「出来過ぎ」感は否めないものの、2人が惹かれ合う流れに説得力が生まれるのであれば、それは、それで「あり」なのだろう。
はじめは、人の目を気にして心を閉ざしていた茜を青磁が救い出し、次に、病気の再発を恐れて一歩を踏み出せない青磁の背中を茜が押すという展開の中で、そんな2人の関係性の変化を、屋上の登り口でどちらが手を差し伸べるかによって明らかにする手法も気が利いている。
青空に浮かぶ雲の様子が油絵に変化したり、色鮮やかに塗り尽くされた屋上から朝焼けへのワンカットがあったりと、印象に残る美しいシーンも多い。
変にベトベトした恋愛映画にしていないところや、お涙頂戴の難病ものにしていないところにも好感がもてる。
ただ、その一方で、その分、感動やインパクトも薄めになってしまい、全体的にそっけなさや物足りなさが感じられるのは、やや残念なところではある。
茜目線、青磁目線の最低2回は見て欲しい!
初回は、久間田琳加さんの演技力や茜の苦しみが共感しやすいこともあり、自然と茜目線で鑑賞していました。
結果、思わず何度も涙し、最後には茜のようにスッと気持ちが軽くなることに。
周りの目を気にしたり、優等生でいようと頑張ったり、共感できる人は世代を問わず多いと思います。
ラブストーリーという謳い文句だったのに、あれ?と思い、2度目は青磁目線で鑑賞。
ストーリーがわかった上でもう1度観ると、白岩瑠姫さん演じる青磁のちょっとした仕草や目線にキュンとしちゃいました。
そして最後は、初回鑑賞時同様、晴れやかな気持ちに。
2回観て、W主演である意味がわかった気がします。
茜と青磁、お互いが相手の存在に救われる、とても素敵なストーリーでした。
監督のインタビューを読むと、色使いなどかなりこだわって作られているようなので、もう1度大きなスクリーンでじっくり観てみたいです。
美しい作品
所謂高校生の胸キュン恋愛映画には興味がない大分大人な自分ですが、この作品の画の美しさと見終わった後に温かく清々しい気持ちで満たされるストーリーにかなり心を動かされました。
久間田琳加さんの自然な演技に茜に感情移入して胸が苦しくもなったし、儚げな透明感を持ちながら存在感のある白岩瑠姫くんがとても魅力的でした。
また書き下ろしだけあって主題歌の歌詞も美しいメロディも夜きみの世界観そのもの。優しくて綺麗な劇中曲も素敵でした。
とにかく全てが美しい作品なので劇場で見るべきだと思います。また見に行きます。
夜きみ!見てきました。
地元で撮影されていたと聞き、見てきました。
アイドルの映画は、あまり期待せずに見るのですが、たまに良い作品に出会う事があります。
この作品もその一つになりました。恋愛、青春映画と思いきや、ヒューマン映画?
映像の美しさ、出演はもちろん美男美女でしたが、白岩瑠姫さんは本格的な演技は初なのか初々しき、荒々しく、それでも目力があるから、引きこれ、銀髪の立ち姿、美しい。少女漫画から出てきたような方ですね。茜ちゃんの生い立ちからの成長ぷり、応援したいです。
心温まる良い映画です。
映像美の綺麗さに引き込まれました
高校生の王道恋愛系とは離れ、ヒューマンラブストーリーにも捉えられる作品だと思います。茜と青磁の、距離感がほんとに素敵でした。
好きという感情を言葉にしなくても、距離感や態度、表情でわかる、2人の愛おしい空気感がひしひしと伝わってきますし、要所要所に、2人を表す映像が凄く素敵です。
特に前半では、青空から茜に手を伸ばす青磁は、茜の無彩色の息苦しい世界を救い出す感じがし、後半の同じ場所で夜闇から手を伸ばす茜は、青磁の死ぬことを怖がっていて暗い世界を救い出してくれる茜という存在が映し出されてるようなところに感動しました。
そして、主題歌のGradationは、この作品のさらに奥まった伏線回収を担っているのではと思える曲で、ほんとに最後まで気持ちが溢れ出す素敵な作品です。
わざわざ映画館に行って鑑賞する価値ある作品
夜が明けたらいちばんに君に会いにいく
2度鑑賞しました。一度目観た後この映画の余韻が強くいつまでも残っていてまたすぐに茜と青磁に会いに行きたくなり、今日2度目の鑑賞でした。全体を通して映像の美しさが素晴らしい。作中流れる音の美しさと,映像との完璧で気持ちの良い重なりに鳥肌が立つ程感動する。主役2人が原作のイメージそのまま現れ出たようなビジュアルでリアル感が素晴らしく感情移入しやすい。ストーリーが原作からは少しアレンジされていたが本質的な部分でむしろ伝えたい思いと言うものが観客に無理なく自然にストレートに伝わって来てずしりと胸にこたえる。けれど余韻として残るのは重い物ではなくてあの絵の具や空の美しい色合いや茜のラストの青磁に向けた心に迫る程の可愛く美しい笑顔。とても静かで現実的で美しさに溢れた作品で、老若男女広く鑑賞される事をお勧めしたくなります。エンドロールで流れる主題歌Gradationを最後まで聴かせてこの作品を閉じるようになっていてこの歌詞が作品とリンクしていて大正解。老若男女あらゆる年代の方におすすめしたい、ハートに効く作品です。
綺麗な映画です
普段は恋愛映画をあまり見ないのですが、友達に誘われて見てきました。THE恋愛!という映画だったらどうしようと思っていたのですが、始まりの映像がまるで絵画のように美しくて、最初から引き込まれました。
恋愛ものではあるのですが、思春期特有の葛藤や悩みといった所に重きを置いているので、抵抗なく見れました。個人的には茜ちゃんに共感することが多く、「頑張れ!」と応援しながら見ていました。青磁くんもかっこよくて、たまに出る優しい声にときめきながら見れました笑
恋愛映画を普段あまり見ない人にもおすすめの映画です!
清々しい空のような映画
10代特有の憂うつや焦りのあのモヤモヤした感じ、茜を通して思い出した。青磁は、かなり目立つ存在だけどどこか影のある演技も感じられ、上手く物語に溶け込んでかなり魅力的だった。え?いきなり相手に大嫌いって何?!って気になったらもう、この物語の沼にハマってしまっている。茜は最初青磁にも本心を言わないけど、ぶつかり合い、青磁に何でも話せるようになったり、青磁も茜にあんなにきつかったのにすごく紳士的で王子様みたいで微笑ましかった。茜を取り巻く他の登場人物も優しくて、茜が優しい子だからあなたの周りの人も優しくて良い人ばかりだよ、少し周りに素直に甘えてみて、って言いたくなった。
心が揺さぶられました。
いろんなところに伏線が張られていてます。しんどい場面もあるけど、それ以上に美しい、もう一度観たい作品です。
主な登場人物全員に魅力があり、画面の中にグイグイ引き込まれていきます。寝不足で劇場にはいったけど、一瞬も眼がスクリーンから離れなかった。
青春ヒーロー映画にとても感動しました。
青春ラブストーリーを楽しめるかな、、と思いながら、原作を全く知らずに映画を見ましたが、ラブストーリーではなく青春ヒーロー映画で予想外に感動しました。
序盤は茜に感情移入して辛い気持ちでいっぱいでしたが、青磁の絵を見た瞬間茜と同じように救われて涙がこぼれました。
お互いがお互いのヒーローであったこと、屋上に行くまでのシーンはその象徴のようだと感じていますが本当に二人の心情が綺麗に映し出されていて涙が止まらなかったです。
映像やサントラ、光や色の綺麗さも映画映えしますがなによりストーリーに感動しました。
1回目は茜目線、2回目は青磁目線で見ることができましたが、見るたびに新しい発見があります。また映画館に行ってふたりに会いに行きたいと思います。
酒井監督の色彩感覚が素敵でした
青春恋愛映画の先入観でみましたが、穿った見方をしていた自分が間違ってました。赤と青が織り成す素敵なシーンが散りばめられていてまず映像が綺麗。そして恋愛要素も成長の要素も女性目線から伝わるものがあり、親世代ですが過去の自分にも経験のあるエピソードのようで共感ポイントも多かったです。清々しい気持ちでみた作品です。とても良かった。
誰しもが持つ葛藤、苦しみ、愛を描いた作品
初めは恋愛要素の強い作品かと思っていました。しかし全体として人の葛藤、苦しみ、愛情が描かれたとても人間味が強い内容に最後涙してしまいました。青磁と茜の愛だけでなく家族愛、親友愛もありみんなの愛のある言葉に心を打たれてしまいました。
また、この映画は色がキーとなっていることもあり映像がとても綺麗でした。ぜひ映画館の大きいスクリーンで見てほしい作品です。
説得力のある美しさと大人世代にも刺さるテーマ
映画館で観るべき映画。アイドルとモデルが出演したキラキラ恋愛映画だと思って敬遠してるならもったいないです。映像、音楽、登場人物、絵画、セリフ、セット。すべてが説得力のある美しさです。表情を限られた茜役の久間田琳加さんの感情表現は素晴らしいし、白岩瑠姫(JO1)演じる青磁の凛とした存在感がこの映画の美しさに説得力をもたらしています。テーマも、主人公たちの悩みを説明し過ぎずいろんなシーンに組み込んで丁寧に描いているので後から思い出して納得するシーンも多く、2回目観たら視点がかわる方も多いと思います。サントラも主題歌も映画に寄り添っていて素敵です。
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