AIR エアのレビュー・感想・評価
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楽しく鑑賞できる
まず始めに結果から言うと、素晴らしい作品でした。ただその印象はどこから受けたのかを考えると、この作品の題材となった「マイケル・ジョーダン」や「NIKE」なのかもしれません。勿論作品に登場したマット・デイモンやベン・アフレックスたちの演技も良かったです。そして80年代を思い出させるように名曲や映像の数々が、ごく自然に我々視聴者を作中の舞台へとタイムスリップさせてくれます。またマット・デイモン扮するソニーがマイケル・ジョーダンを説得するための台詞もとても感慨深くてハートを鷲掴みされてしまいそうでした。そのシーンの直後、マイケル一行が去った後、仲間うちでソニーの言葉が良かったと褒め称え合う中で「おれは忘れられない。」とフィルのつぶやきには笑えました。
これがもしナイキやマイケルが題材で無かったらと考えてしまうのは私だけだろうか。と言うのも作品自体が悪くてもマイケルやナイキというキャラはすでに我々に受け入れられています。また視聴者たちはこのストーリーの結末を知りながら観ているわけですから、エンディングに納得するのも当然の流れなのかと、ふと思ってしまいました。
何はともあれ、楽しく鑑賞出来る素晴らしい作品であったことには間違いありません。
ビジネス映画としても十分観ごたえあり
NIKEの最高傑作が生まれる前夜の物語
勇気は使わないと消えてしまうもの。
アメリカと言う国は「勇気」で持続してきた国だ。
起業がこの国の最大の武器だった。しかしあまりにも便利さと合理性と効率性を重要視しすぎたが故に衰退への道を進み始めた。
行動することは生きがいを求める者にとっては空気と同じように大切だ。しかし、行動することが目的になってしまったら、人は魂を失くしてしまう。
起業が一段落してしまった起業家たちは、魂を忘れるくらいに身体を動かし続ける。どうしてなのか?それは不安だからだろう。考えれば考えるほどに不運が増すからだ。それが低迷と衰退という奈落の底への道だと気づくとき、すでに遅い。
そんな状況に陥っている「ナイキ」のある時代を描いた映画だ。そして才能あふれるバスケット選手の母親の物語でもある。むしろこの母親の話なのかもしれないと思う。賢い母親と言うよりは勇気があると言ったほうがいいのではないか。
人であれば普通に考えることを考え、そしてその考えを相手にキッチリと伝え理解してもらえる身振り手振りと誠実な言葉を選択し発する。それはエベレストを70歳の老人が無酸素で登るよりも難しいように思える。
そして、その説得を受けとめる男たち。勇気を持ち、それを発揮するもの達はスポーツビジネス社会を変えた。それは特別、難しいことではない。
「人であれば、普通はこうだろう・・・・・」そう思えばいいことなのだ。
あっという間だった。
心踊る
2023
43本目
77本目(2回目)
時代も1980年代でアメリカンドリームと言わんばかりの時代背景でエネルギーをもらえる映画。
大きな切り込みは無かったが、ブラザー同士の結束を所々に見られた。
レベニューシェアの始まりだったのか…
諸々見応えありました。
中学生の頃に初めて買ったナイキはエアフライト92だった。コルテッツやワッフルレーサーではなく、バッシュブームだった。
この背景にはエアジョーダンが大きく関係していたんだな。
CEOの棚にプリモントリオールのオリジナルカラーが飾られてるのにも少し興奮しました笑
★2回目感想(0.5プラス)
なんかスカッとしたくて、再鑑賞。
1回目より、スムーズに観る事できたので、あっとゆうまに時間がたった。
やはり、2回目は初見時と違う所が気になって調べちゃうね笑 キング牧師とか…
やはり、好きな映画です。
エアジョーダン
ビジネス・ウォーズ
『陸王』『ドリームプラン』とも共通する
スポーツシューズメーカーと選手との契約関係を巡るテレビドラマとしては、池井戸潤氏原作の『陸王』があった。アメリカでも熾烈な競争があるのは当然であろう。担当者と代理人や経営責任者、開発担当者との気持ちの温度差を埋める遣り取りは面白かった。黒人家庭における選手の親の権限の大きさについては、テニスのウイリアムス姉妹の父親の育成計画を描いた『ドリームプラン』にも匹敵するし、ウイリアムス父と同じように、ジョーダン母も、プロスポーツ新人選手の地位向上に多大な寄与をしてきた功績が認められるし、ナイキ社も会社の利益だけでなく、潤沢に寄付をしているというのは、日本でも倣ってほしいものである。
マット・デイモンとベン・アフレックの仲良しコンビ
やな気持ちにならない佳作
結果が全て
熱意が人を動かす
ベンアフレックは監督としての腕あるよね
凄く良かった!面白い!!
今のところ本年度最高傑作
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