劇場公開日 2024年5月17日

碁盤斬りのレビュー・感想・評価

全422件中、41~60件目を表示

2.5曲がった〜ことが大嫌い〜♪…

2024年9月21日
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KEI

4.0復讐劇

2024年9月20日
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単純

興奮

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おじ

4.0冤罪事件

2024年9月20日
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興奮

知的

自分のエゴの為に
他人のふんどしで相撲を取るとも
とれるかな

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いのしし

3.5周りの空気に乗せられやすく何かと損をするタイプ

2024年9月19日
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悲しい

知的

幸せ

妻を殺された元侍の復讐。囲碁やら刀で戦う。

良い点
・演技

悪い点
・やや不思議な成り行き

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猪古都

3.0期待度○鑑賞後の満足度△ 囲碁の好きな人は分からないが、映画としては何だかなぁという出来である。良い部分も有るのだか全体として不細工。演出や脚本にも問題があるが最大の戦犯は草彅剛のミスキャスト。

2024年9月13日
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①草彅剛は大部分の出演作品では好演である。しかし、本作では侍役が全く似合わない。表情も台詞も違和感だらけである。
だから、柳田格之進が結局どういう人物なのか全く見えてこない。
ついでに言うと、斎藤工も現代性が前面に出過ぎて全く侍に見えない。殺陣も下手(一応剣道をしていたので分かる)。

もし、演出の意図が新しい侍像を描くことにあったのなら、申し訳ないが全くの失敗。

②後付けで知ったが、元々は落語の話との事。そう言えば、クライマックスで源兵衛と弥吉とが互いに「自分の首を切ってくれ」と掛け合うシーンはそれらしい味が出ていたが、突然そういう流れになったような演出でチグハグ感が目立つ。
お絹を吉原に迎えに行ったところから弥吉との祝言のシーンで、“ああ、人情話だったんだ”と思ったら最後は「木枯し紋次郎」みたいで、余韻を残したかったのかも知れないが、蛇足みたいにしか感じられなかった。

③万事こんな感じ。
映画にいろいろな要素を盛り込むのはよろしい。コミカルなシーン、心暖まるシーン、緊張感あるシーン、悲劇的なシーン、怖いシーン、静かなシーン、アクションシーン等々、それらの要素が、ジグソーパズルのように全てのピースがピタッと嵌まって一つの絵が完成されるように、一つ一つの要素が個々の役割を際立てつつお互いを引き立て合いながらハーモニーとなり、全体として均衡が取れてかつ豊潤な映画となれば言うことがない。
それが、本作は未完成なジグソーパズルみたいな感じ。

④最初は裏長屋に住む何か曰くありげな浪人(柳田格之進)と、その世話をしつつ反物の繕いなどで生活を支える健気な娘(お絹)。
時代劇にはよくある設定で始まる。まあ、導入部として無難。
よくある設定ではあるが、明るく健気な娘という在り来りな人物設定ながら、清原果耶の佇まい・存在感は父親役の草彅剛の違和感を補って余りある。
武士の娘らしい凛としたところ、ちょっとしたことでは揺るがない芯の強さを持ちながら明るく心がキレイで誰からも好かれる、守ってあげたいと思わせる健気さを同時に表現して、相変わらずその人物造形の上手さに唸らされる。
最後まで安定感のある演技と存在感で映画を支えている。
贔屓し過ぎかも知れないが、この映画を救っている三大要因の一つは彼女である。

やがて、

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もーさん

3.0柳田の「真っ直ぐさ加減」

2024年9月11日
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「碁敵(ごがたき)は憎さも憎し懐かしし」という川柳があります。
「笠碁」という落語の枕によく使われますけれども。

普段は好敵手だけに、いったんケンカ状態になると収拾がつかなくなるが、そこは同好の士の間柄のこと、蟠(わだかま)りが解ければ、また元の鞘(さや)に戻ることのできる間柄でもあるのですけれども。

相手側の荒唐無稽な言いがかりも、無視して相手にしないことではなく、(どんなに困難であっても)相手の言い分を是として受け止めたうえで、その言い分が「言いがかり」だった場合のペナルティを厳しく設定する―。
それが本作の柳田の「真っ直ぐさ加減」というものだったのでしょうか。

本作の主演の草彅剛といえば、評論子的には、どうしてもミッドナイトスワンの凪紗の印象を拭えないのですけれども。
しかし、本作は、草彅剛にとっても(初演ではないようですけれども)時代劇俳優としての新境地といえるのかも知れません。

そして、これまた時代劇では新境地を拓いたという白石和彌監督が、「武士の体面」やその土壌となっている「武家社会」など、相変わらず鋭い視点で(そろそろ時代から浮きつつある?)世相を捉えている点は、『日本で一番悪い奴ら』などの現代ものの作品と変わらない一本でもあったと思います。

つまり、50両の冤罪をかけられた時、「やっていないものはやっていない」と突っぱねるのがふつうの感覚なのだろうと思われます。
(別作品「シャイロックの子供たち」で、横領の嫌疑をかけられた女性行員に、その上司の係長は「やっていないなら、もう泣くな。胸を張っていろ。」とも声をかけています。)
しかし、「嫌疑をかけられただけでも、末代までの恥さらし」と受け止める武士道は、もう既に、この当時においても、世間の感覚との間にははズレが生じてきていたのかも知れません。

そこにも思いを致すと、本作は、充分に佳作としての評価に価する一本だったとも思います。

(追記)
柳田から50両を受け取ったときの弥吉の約束どおり源兵衛・弥吉の首を刎(は)ねる代わりに(源兵衛自慢の)碁盤を切ったのは、単に武士として、いくら約束とはいえ、身分違いの町人に過ぎない)源兵衛・弥吉の首を刎ねることが躊躇(ためら)われた故でしょうか。それとも、源兵衛・弥吉の庇(かば)い合いの心根の美しさに、思わず手元が狂ったものなのか。
柳田の真意を推測させるようなシーンもなく、その点は(本作の構成上は)不明ということにはなっているのではありますけれども。
もし、前者であるとするならば、いかに碁打ち仲間として気心を通じた仲であっても、柳田は源兵衛を、その程度の身分としか見ていなかったことにもなりそうです。
(評論子としては、柳田の真意は前者であって、本作としては、そこに士農工商という当時の身分制社会を暗喩したと受け止める印象がより強いようにも思われます。)

(追記)
柳田が梶木に申し入れた仇討ち(決闘)が、囲碁の勝負だったことは、面白いと思いました。評論子は。

もちろん、それは囲碁をモチーフに展開してきた本作のストーリーとしては「展開上の都合」という、オトナ的な理由もあったのだとは思いますけれども。

しかし、梶木は足が不自由で歩行は杖に頼っている身。
「いざ尋常に勝負、勝負」ということでお互いに抜刀するなら、柳田が圧倒的に有利なことは明らかで、それで梶木の首を討ち取っても、本当の意味では仇討ちを果たしたことにはならないというのが、柳田の本意だったのだと思いました。評論子は。

むしろ彦根藩に無双の打ち手としての誉れ高い梶木には、彼の得手の囲碁での勝負を挑む―。
柳田の正義感の「真っ直ぐさ加減」というものは、そんなところからも窺い知ることができるのでしょう。

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talkie

4.5話が濃いです

2024年9月5日
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今日、立川志の輔さんの落語聴きました。なんと心に沁みる話で、のめり込んで聴いてました。映画になってる落語を聴けるなんて本当に素晴らしい👍

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ミヤミヤミヤ

時代劇はまだまだ描ける

2024年8月27日
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 白石和彌監督が撮る初の時代劇と言う事で俄然注目していた作品が愈々公開。濡れ衣を着せられて藩を追われ、娘と二人暮らしの浪人が、得意の囲碁をきっかけに復讐に立ち上がる物語です。

 久しぶりに「楷書の映画」を観たと感じました。メリハリの効いた物語、固定カメラでしっかり見せる映像、チャンバラ場面は抑制的な演出、草彅剛さん・清原果耶さん・國村準さん・そして斎藤工さんそれぞれの個性が際立つ俳優陣。特に、斎藤工さんのクズな男が見せるクズなりの道理が魅力を放ちました。そうした舞台には時代劇が最適だったんでしょうね。21世紀にだって描ける、描くべき時代劇はまだまだあるのです。

 ただ、格之進の葛藤をもう少し丁寧に見せて欲しいという場面が幾つかあったのが残念でした。でも、現行で129分の作品では仕方ないかな。

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La Strada

3.5碁に魅せられた人々の物語

2024年8月16日
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今、最も脂が乗った監督の一人、白石和彌監督による初時代劇ゆえに、細部に至るまで神経が行き届いた本格時代劇に仕上がっています。
時代劇は現代のファンタジーです。その時代に生きた人はいないので、自由に創作できる一方、観客に如何にもそれらしい空気感を感じさせる設えと人情の機微が無ければ、却って違和感ばかりが浮き上がり、訳の分からない白けた寸劇になってしまいます。

本作は、昼間でも明るさを抑えた光の加減が作品を通じて絶妙でした。室内シーンが多いために全体に仄暗い中での明と暗、光と陰、それぞれの微妙なコントラストが、ドラマの雰囲気と共に主人公と娘の倹しい日常を漂わせていました。
薄汚れて狭苦しい江戸の長屋、整然として広々とした大店、艶めかしく賑やかな遊郭、大勢の出入りの出来る怪しい侠客の屋敷が、美術・装飾スタッフによってリアルに再現され、観客を自然に時代の中に誘ってくれます。

元々は落語が原作ですが、映画では話を膨らませ、タイトルにある“碁盤斬り”は生かしつつも、草彅剛扮する柳田格之進とその娘役の清原果那による復讐劇を核に置き換えた建付けにしています。前半は親子の住む江戸長屋での平穏な、一面では退屈な日常が淡々と進み、BGMもややユーモラスで軽妙な曲調でしたが、過去の事実の真相が分かった後は短調の物悲しい曲調となり、舞台が広がりストーリーが急展開していく後半は、重苦しい曲調のままにドラマの空気を覆い尽くしていました。

前半は会話が主体だけに人物の寄せアップのカットがやたらと多く、やや閉口します。主人公が無表情無感情、ひたすら冷静な理性の人としての日々の暮らしを送りアクションもないため、引いて撮ると何ら面白みのない映像になるからでしょう。その反動で一気にドラマが動く後半は、柳田格之進の表情は怒りと悲しみに満ち、常に動き回ります。
前半の平穏さがあったゆえに、この感情と言動の落差は大いに観客を惹き付けます。

悪が際立てば際立つほどに、この憎悪への共感は増すのですが、斎藤工扮する悪役には嫌悪感を催すほどの非道ぶりは見えず、寧ろ本来の優男からのしなやかさすら感じられ不完全燃焼感が残ります。ただ殺陣には及第点をあげられそうです。

“碁”が本作を一貫するテーマであり、碁に魅せられた人々による、可笑しくも哀しい物語となっていますが、とはいえ碁が何らかの伏線や布石にはならず、碁の棋譜がドラマのキーになるわけでもありません。
個人的には、仇敵との最終決着を碁で決めるというのは、二人は真剣でしたが、嘗ての熱血少年マンガでの決着シーンとオーバーラップして思わず苦笑してしまいました。

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KeithKH

3.5草彅さんに惹かれました!

2024年8月16日
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泣ける

幸せ

草彅さんに惹かれました。素敵な俳優さんなんですね。今までにいろんなドラマや映画で活躍されていたはずなのに、私はあまり見ていなかったのですね。
最初の賭け囲碁の時は、冷静なお侍だなと思っていましたが、家族を守るため、心を固く決めてからの、熱いパッションが、目つきや行動にあふれていましたね。こんな思いを表現するなんてすごいなと。
あと、小泉さんの姐さん!カッコいい!色っぽいな〜

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あっこ

4.0珠玉の時代劇

2024年8月15日
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見たいと思っていてなかなか行けてなかったが、やっと見に行けた。
脚本・映像・演技、どれをとっても素晴らしく最初から最後まで安心して見ていられた。
作り込まれた世界観や映像、登場人物のキャラクター、外連味もなく見ていて気持ち良かった。

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ヒョコツ

4.0いいねぇ😊

2024年8月4日
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草彅剛の真骨頂☺️

どうしても、きばんぎりと誤読してしまう私め🤭

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おたか

4.0今も昔も… ちょっと考えさせらてしまった。

2024年7月21日
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今も昔も…
ちょっと考えさせらてしまった。

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あすきち

3.5「青春18×2」の清原果耶さんに惹かれて

2024年7月16日
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悲しい

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椿六十郎

4.0惹きつけられた

2024年7月13日
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久々にギャグじゃない時代劇をスクリーンで観たわ。話の節々にしみる江戸人情に風物、当時に思いを馳せさざるを得ない光陰の絶妙さ。囲碁が無知ゆえ未知の白黒の彩り目新しく、仇討ちの首飛びの勢いたるや。草彅剛の侍魂よ、しかと受け止めたぞ。

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chargedpillow

4.0廉直の果て

2024年7月6日
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興奮

知的

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Uさん

2.0烏鷺んな主人

2024年7月5日
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梨剥く侍

3.0武士である誇りを突き詰めた人生観

2024年7月4日
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囲碁との向き合い方に主人公の人生感が映し出された作品である。
本来なら武士としての約束を貫きそうなシーンと清廉潔白を捨て、娘のために行ったことは安堵感を感じた!

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コウキ8888

4.5久々にいい映画を見たなぁと思った。

2024年7月1日
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単純

知的

幸せ

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こうのすけ

3.5清廉潔白はいいけれど

2024年6月30日
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くまくま