おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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政治の駆け引きが見ものと思いきや
原作既読で観ました。
設定変更が思ったよりあったので未読で観れば良かったと少し後悔。
しかし、変更によって家族それぞれの思いが推し量られる演技が光ったし、複雑な設定が上手くまとまっていたと思う。
何よりも主役の宇田家次男がたった一日の物語の間にどんな素養があるのか、それがどう政治家に目覚めていくのか見ごたえがあった。
男親や主人公の世代に是非見て欲しいと思った。
それと、宇田家長女の母親役に意外に感情移入してしまい涙が出ちゃったので、小さいお子さんがいるお母さんは一応ハンカチ持ってって!
良作です!是非複数鑑賞を!
タイトルのインパクトが強いのと政治がテーマだと思って二の足を踏んでいましたが蓋を開けてみれば、誰かの為に必死に生きている登場人物達によるヒューマンドラマだったのであっという間に世界観に引き込まれて、見終わった後は素晴らしい作品だったなと思いました。
個人的には堤真一さんの演技力の高さに感動しました。
彼のシーンは空気がピリッとして見ているこちらにも緊張感が伝わってきてとても良かったです。
あと、この度の誘拐犯が意外な人物だったので犯人がわかった上で2回目、3回目と鑑賞すると見落としていた伏線にも気がつけるので、回を重ねた分味わい深くなる作品だと思っています。
主演の中島健人さんも政治の世界でさまざまな思惑に振り回されながらも懸命に生きる若者を好演されていました。
特に角野卓造さん演じる幹事長との対峙シーンが見どころです。
久しぶりの邦画鑑賞となりましたが、これは当たり作品です。
迷っておられる方、是非見てください!
微妙。
見終わった後に見返したくなります
原作を読まずの初見だったのもあり、登場人物の名前や関係性などを把握するのに少し時間がかかりましたが、ストーリーは展開が早すぎず置いていかれずに最後まで観れました。一旦解決したかと思う展開からの別の視点に移り更なる展開というのは意外で、面白かったです。堤真一さん演じる政治家の父の重厚感あるお芝居からの中島健人さん演じる次男の次第に覚醒していく姿は見応えがありました。
見れば見るほど解像度が上がるスルメ映画
ネタバレ回避のため原作を読まずに劇場公開迎えた。どの程度原作にあった設定やシーンがカットされ再構成されているかは分からないが、製作者側が伝えたいメッセージや空気感、家族の関係性は、セリフやエピソードに頼らず演者さんのちょっとした表情の変化やきや細かな体の動きにも込められていた。それらを限られた時間内で伝えきろうとする気概が素晴らしい。2度3度と見るうちに、誘拐事件の行方や政治家同士の忖度・駆け引き、結末への期待だけでなく、家族の本音や後継への想い、政治家としての現実や悲哀にまで目が行くようになる。1度見ただけではそれらを見過ごしたままで終わってしまう気がして、それではもったいない。何度も見て味わい尽くして、とにかくたくさんの想いと熱意を受け取りたくなる、そんな映画だと感じた。
原作も読んでみたい
重厚感とスピード感のバランスのよい映画
政界の裏の話であり、登場人物も一人ひとり重厚感のある配役でありつつもストーリーにスピード感があり飽きさせない。秘書の仕事や政治家の役職についての細かい説明などを敢えて入れておらず、余計な説明セリフや説明パートがないのがストーリーを陳腐にさせずにこのスピード感を生んでいると思います。完全なる謎解きやサスペンスとして見るとそこまでの複雑さはないかもしれませんが、中だるみなく最後まで一気に駆け抜ける疾走感のあるタイムリミットサスペンスとしてかなりの出来ではないかと思いました。
初サスペンスでも楽しめました。
原作をテンポよく描写されていて良かったです
難しそうな政界の話も面白く…!
2回目は宇田家の物語として
何度も観た方が良い
タイトルからして、 重厚な社会派映画かと勘違いして鑑賞 アイドル映...
タイトルからして、
重厚な社会派映画かと勘違いして鑑賞
アイドル映画に毛が生えたかな、くらいな感じだった
テレビドラマで良いレベル
あと、元々のキャラ設定なのかもしれないが、
中島の独りよがり感が気になる
最初の頃は、軽さ・薄さ・浅さというか、
そんな感じが漂ってて、
内容とか雰囲気とかは、
途中からだんだんよくなって来たけど、
完全には挽回しないまま終わってしまった
尾美君とか堤さんとか成さんとかその辺まで固めるなら、
もう少しどうにかならなかったか、残念
硬派な物語が苦手な人も惹き込まれるテンポの良いストーリー
いつもは上映時間が長いと途中で集中力が切れてしまうのですが(2時間もキツイタイプですが)、今作はもっと長くても観たいと思えるくらい体感短く感じました。それはストーリー展開にスピード感があって、退屈に感じてしまう描写が少なくギュッと要素が詰まっていたからかと思います。飛ばしていいと思えるシーンが一つもありませんでした。また、普段は日曜劇場でよくあるような社会派、硬派な作品は積極的には観ないのですが、そんな自分でもストーリー本体にグッと惹き込まれました。エライザさん演じる役が政治家の娘としてのこれまでの苦悩と娘を誘拐された母親としての苦悩を葛藤として合わせ持った演技で、この映画の感情面の盛り上がりを作っていたと感じました。反対に、父親であり政治家としての堤真一さんの役は感情を露わにしないことでエライザさんとの対比ができていて、より緊張感と裏を探りたくなる魅せ方になっていました。中島健人さんの演じる宇田晄司は政治家の息子であり秘書の立場と、姪っ子のおじとしての立場に葛藤しながらも、自分の意志を貫き通し真相に迫っていく情熱を見事に表現されていました。これまでは王子様のようなキラキラした役が多かったかと思いますが、私はラーゲリ以降の熱量や芯の強さが際立つ今回のような役でまた観られること楽しみにしています!
スピード感があり、難しい政治という題材ながらも見やすいエンタメ性に...
政治とサスペンスと家族の物語
政治的な思惑が入り乱れる中での誘拐事件の謎解きと、家族の物語。
政治家のパワーバランスとか見応えあって面白かったし、俳優さん達皆さん役にハマっていて、さすがの演技で見応えあった。
家族としてのお話も良かったけど、もっとそれぞれの関わりや人物像を見せてもらいたかったな。時間長くなってしまうので仕方ないのかな。母親という立場からすると、感情移入してしまって何度か泣いてしまった。
それと、どちらの家族も、お母さんが生きてたらそもそも違ってたのかなと思ったり、政治家とはいえ孫ちゃんが大事でかわいいのだ、というところに安心したりした。
テンポよく進むので、重くなりすぎず政治ものが苦手な人でも見やすいと思う。
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