一晩中

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解説

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」などで高く評価されたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、ある暑い夜に起こる出会いと別れの数々を詩的な映像でつづったドラマ。

官能的な熱を帯びたブリュッセルの夜。ある者は恋人の腕に飛び込み、ある者は街へ繰り出し、ある夫婦は語りあい、ある者はバーでダンスを踊る。出演は「パリ、テキサス」のオーロール・クレマン、「ニキータ」のチェッキー・カリョ。

ジャック・リベット監督作「北の橋」などで知られる名カメラマン、カロリーヌ・シャンプティエが撮影を手がけた。日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開。

1982年製作/90分/ベルギー・フランス合作
原題または英題:Toute une nuit
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年4月7日

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映画レビュー

2.5感じろ

2024年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

考えるな、絵を観て感じろ、という世界。
好きな人は好きだろうというもの。
残念ながら自分には、、
昔バッファロー66とか、恋する惑星とか、流行ったが、そういうジャンル。

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ho

5.0エドワード・ホッパーの絵を彷彿させる夜の街や早朝の風景と映画に時折見れる極上の漆黒にうっとりできる逸品

2023年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ブリュセルの深夜から夜明けまでの群像を見せる作品だが分かりやすいドラマは無く、ロケ撮影された街角や路上で見せる深い漆黒の映像が、極上でそこだけでもうっとりできる出来栄え。

近年引用されるエドワード・ホッパーの絵を彷彿させる夜の街や早朝の風景に何となくストリート・ノアールなる言葉を連想する(犯罪は無いけど)

劇場に掲示してる作品解説を読むと、画面構成もビールの注ぎ具合も納得かな🤔

余談
美しいデジタルリマスターされた映像だが、冒頭や終わりクレジット辺りにフィルムのホコリなどのノイズを意図的に残している感じ🤔

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ミラーズ

2.5見方がむずい。

2023年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょっと蒸し暑い夜に色んな人がくっついたり離れたり、、で朝になってまたくっついたり離れたりするのを淡々と俯瞰するするでもなく、並べて行くという、、、
ロマンチックな随筆、散文、実験、標本、、良い言葉が見つからないや。喫茶店の窓から駅前広場の恋人達を眺めてるような映画です。

そういう意味ではジワジワ楽しいような気もするけど個人的には暗い映画館の中でじっと座って観てるのは少し辛かった。でもまあ、こういう映画もあって良いとは思う。

あっ、街の音や建物、階段、音楽とか、、音の使い方がちょっと面白かったな。

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masayasama

3.5愛活は夜。

2023年4月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クラブ、インターネット、スマホ、SNS、OPEN AIがない時代の愛活は、人目を忍び、言葉少なく、抱き合い、そして踊るもの。映画では何組ものアベックが登場し、愛を表現する。この世の至る所で同時多発的に。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。