沈黙の艦隊のレビュー・感想・評価
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厨二病こじらせ大沢たかお
原作未読。
本物の潜水艦を使用した撮影+VFXで映像は凄かったです!
海江田のセリフが厨二病こじらせてるみたいで笑えてしまい…。(真剣に演じてるのに失礼なのは承知しております)
途中からそっちの方が気になってしまいました(笑)
映像 戦闘シーン そして中村倫也さん
映像と音、音楽が素晴らしく そこは吉野監督!
テーマはタブーに切り込んだものだと思う
が、正直なところ
画面に動きがあまりになく、私は皆さんが仰るほどには映画に入りこめなかった
ただ隣で鑑賞したアニメ好きの娘が
戦闘シーンをちゃんと考えながら見ると本当に丁寧に描かれていて素晴らしかった、と…。
皆さん緊張感があってのめりこんで見た という感想の方も多いので 自分に予備知識と集中力があれば もっと楽しめたのかも。頭を働かせながら もう一回鑑賞観したい。
役者さんで言うと…
豪華キャストで皆さん熱演だったけど…
ほぼ誰も書いてないようだから敢えて書く。
中村倫也さんの存在感。入江蒼士が素晴らしく良かった。
出演時間が非常に短いのに 印象に残った
物語は皆さん仰るように 原作の壮大な物語の序章、 続編ありき、という感じ。
この先もあれば観てみたいけど 続編観るかはもう一回観た後で決めたい
壮大な映画でした
これぞ水面下の戦い
CGはなかなか頑張ってた。
本日朝一でみてきました。
午前だし若い人はいないだろうなと思っていきましたが、予想の上をいっていました。
ここまでいないとは。50代の自分がまさかの一番の若さ。でも5割弱の入りには驚いた。
チケット購入の機械の前であたふたしてる人も多かった。定員さんがつきっきりになっていました。自分も二人に教えましたが。みんな久々なのかな。
また上映前のゴジラー1の予告編が流れるとざわついていました。昔のファンが多いんですね。
さて、映画が始まると水測長のユースケと副長の水川さんがいい味出してました。演技もなかなかはまってる。
以下不満に思ったことをつらつらと。ちなみに自分は原作大好き人間です。
・やまとの乗組員の「原潜〇〇〇が魚雷発射」の報告が全く緊張感がない。ゲームしてんのと思うレベル。
・やまとはいいにしても旧型ディーゼル艦やまなみの舵までなぜX舵?
・やまとが発射する魚雷は全編通して3本のみ。しかもすべて弾頭は通常にあらずw
・なので第7艦隊とのドンパチはなぜか全省略。一方的に攻撃されてかわすのみ。
・第7艦隊が放った砲撃が着水するときの表現がおおげさすぎ。魚雷撃ったのかと思った。
・一直線で空母ロナルド・レーガンと対峙する場面、空母が取り舵をとっても大沢演じる海江田の歯を食いしばるシーンもセリフも無し。なんとも微妙な表情をしていた。(自分が一番好き、かつ重要なシーンだと思う)
、上戸彩のキャスターシーンは全カットでもよかったのでは。
とまぁ色々書きましたが、海江田の魚雷戦を想定して見に行く人はちょっとがっかりするかも。
全体的によくまとめられてるとは思うので概ね満足でした、
1988~96年に講談社の週刊漫画誌「モーニング」にて連載された、...
1988~96年に講談社の週刊漫画誌「モーニング」にて連載された、かわぐちかいじの名作コミック「沈黙の艦隊」を、大沢たかおが主演のほかプロデューサーも務めて実写映画化。
プロデュースも手がける大沢が海江田、玉木宏が深町を演じ、上戸彩、中村倫也、江口洋介が共演。監督は「ハケンアニメ!」の吉野耕平。
おもしろかったです、、国防とは、問いかけます。
続編が待ちきれません
美味しいとこだけ。
昔連載時、だれかが買った新刊漫画雑誌が会社にいつもころがってて、それを拾い読みしてました。当時なかなかの問題作で皆んなの関心も高かったかな、、良い時代でしたね。
映画は一番派手な辺りをまとめた感じで独立国やまと、後半の対国の核の駆け引きの部分は一言で片付けられてます。
だから海江田の覚悟とか、世界観とか重みが足りない印象で尻切れトンボ感が残念です。
たしかに、この先は動きが少なく法廷劇のようなじわじわした緊張感で引っ張り、僕が連載追いかけるのやめたのもそんな理由だったと思いましす、、続編もないんじゃかな。
好き過ぎてプロデュースやってしまった大沢以下、役者のみなさんは気合い十分だったと思います。女性のキャスティングは時代ですね。少し違和感感じたのはユースケサンタマリアかな。
続編ありき
実写化だけでも難しいのに、戦争モノなんて
まぁ、こうなります。
緊迫感が出てない
流石Amazonスタジオやね。
その心意気は一級。ただし、原作既読ありき。
まず最初に言いたいのは、当作品はジャンル的には戦争映画になるのでしょうけど、この手の作品が邦画でヒットする可能性はかなり低く、昨今の邦画市場はアニメに偏重するなか、
あえて実写映画で極めて意欲的な題材に賭けた、大沢たかお氏はじめとした関係者の心意気を大いに買っております。
その上でここから先は苦言になります。序盤から原作に無いエピソード挟んだりして、このエピ要る?とか思いつつ、なんかテンポ悪いな~~と感じてたらあっと言う間に2時間が過ぎました。そして、案の定、原作消化率15%位で終了!!
もう完全に原作既読が条件、かつ続編ありきな作りですね。
こっからの展開が面白いですが、原作を読んでない人には
意味がわからんでしょうね。全体的に評価低いのは原作未読者の評価が反映されてるのでしょう。
しかし個人的には堪能しましたよ。原作が個人的に1,2を争う名作ですからね、原作イメージを脳内補完して楽しめられたので個人的には有意義でした。
映画としての一定のクォリティは確保されていますよ。
原作には無い、女性がキャスティング多めなのは時代の違いですね。
ちなみにキャスティングに関しては大沢たかおはアリ。なんか異様な雰囲気が合う俳優さんですね。海江田四郎っぽいちゃぽいかな。合ってましたよ。
しかし邦画は多様性が低く、いつも見る俳優ばかりなのは如何ともしがたいですね。
日本にはオーディション制が無いのでその辺はどうしょうも無いようですがね。
こういった原作アリの作品の雰囲気を再現するためにはイケメンより個性派が必要です。
昔で言うピラニア軍団のような個性派モブや強面俳優がもっと活躍できる場が無いと。
ちなみに、続編が出たら?多分見ますね。
面白いけど…
我々は、試されているのかも知れない
映画に罪はなく、原作に悪意があるわけでもないのですが、もし現実に、silent serviceがいたら、今の世界をどう見るのかしら。黒海に姿を見せるのかな。いや、身を潜めるのかな。
原作読んで30年。まさか映像化されるとはねー。予告を見た時、全力でコキ下ろそうと思ったんですけど、なかなかどうして、魅入ってしまいました。私の負けですね。まず、キャプテン海江田が不気味。頭の回転が速いヒトって、周りに理解されずにサイコパス扱いされるらしいですけど、大沢たかおの一分の隙もないサイコパスぶりに、シビれます。それとBGM。単行本読んでも音は出ませんが、映画なら音が使える。海戦シーンのクラシックの使い方が上手いですね。昔、VHSで観た「銀河英雄伝説」思い出しました。
あの、長~いお話の序章を、過不足なくまとめた手腕に敬意を表します。
ところで、皆様は、この映画の誰に共感します?。
核をちらつかせ、核戦争のない世界を目指すヒト
職業倫理を逸脱する者は許さないヒト
世界の警察たる矜持を守りたいヒト
秩序を乱す者には、武力制裁しかないとするヒト
対話の先に、未来を見出だそうとするヒト
交渉力は、軍事力そのものと考えるヒト
事実を突き詰めたいヒト
不特定多数に迎合するヒト
不特定多数を大切にしようとするヒト
他にもいますが、誰を推すかで、そのヒトの志向性が見えるような気がします。で、誰を推します?。私なら、綺麗事では済まされない世界で、綺麗事を忘れないヒトを、推したいところです。
水と平和は、タダではない世界です。私達を試そうとするヒトが、いつ現れるか分かりません。その予行演習として、本作をご覧下さい。
更に追記
「スタートレック」(1979)
アメリカで大人気のテレビドラマの映画化、第1弾。初心者から、筋金入りのファンまで取り込もうとした野心作でしたが、初心者は「スターウォーズ」より地味、マニアからは、あぁ、あの話ね。みたいな感じで、どちらからも不発。因みに「スタートレック」と書いて「宇宙大作戦」と読むのが、このクニのマニアの証です。
「沈黙…」ですが、私がコキ下ろすまでもなく、評価低いですね。理由は、上記のスタートレック化現象が考えられます。続編は興行成績次第と思いますが、先が気になる方は、原作もありですけど、まず、今後どうなるのか想像して脳内上映。それを、世界にひとつだけのシナリオにしてみては如何でしょうか。
思ったことを書面化すると、今まで気付かなかった自分の意識が、見える化できます。
総員に告ぐ
心の不満のメインタンク、ブロー!。
脳漿を、アップトリム!。
人生航路にヨ~ソロ~!。
衝撃に備えよ!。
原作比60%
映像と音響を堪能するために観に行った。
(演出その他はどうせ期待はできないと思われ)
実際、原作を思い出しつつ、脳内変換しながら見た。
速水が女になったのは、まぁ許せるとして(原作でも中性的な感じ)、
一番ブチ切れそうになったのは、海江田と深町が同期じゃなく上下のある関係な部分。
正直、オリジナル演出はノイズでしかなく、そんな尺があるなら、戦闘シーンをもうちょっと何とかしろと言いたくなった。原作ほどの緊迫感もなく、圧壊するほどの深海なのか、沈没船が近接するほどの海底でやっているのか、よく分からない状況。
ラストは想定通り。
CG技術が上がったからこそ、今やるべき映画だったのだな、とは思うが、現実のほうが先に行っていて、「事実は小説より奇なり」を実感する。自国防衛は喫緊の課題になっているし。
続編を見たいかと言えば・・・・原作読み返したほうが、おそらく有意義。
アニメもそうだが、原作越えはない。
2時間で答えを出すのが映画の美学
まず前提、面白くないということは決してない。
次はどうなるのかと引き込まれるし、映像も邦画というカテゴリーの中ではかなりクオリティが高いのは間違いない。
ただ、2時間なら2時間で何かストーリーを完結させることは1本の映画として必要だったんじゃないかと思う。
それができないなら、ドラマにするなり(まあ、これは色々な事情で無理だと思うけど…)前後編にするなりやりようはあるんじゃなかろうか。
言ってしまえば、本作は予告を2時間に伸ばしただけ。
登場人物のバックグラウンドや関係性もほとんど見えないまま、潜水艦が深海に潜っていくかのように話を煙に巻いて終わってしまう。
続編があるなら続編があるで構わないけど、流石にプロローグで終わってしまうのは勿体無いし役者の無駄づかい(特に上戸彩)。
俳優陣はとても良かった。大沢たかおはキングダムの王騎役から完全に新境地を開いている。
ミステリアスな雰囲気がドンピシャだった。
最後に1つ文句があるとすれば主題歌。
メロディーも歌詞もあまりにB'zすぎる。なぜAdoが歌う必要があったのか。
B'zの方がマッチしてる気がするが、それだと「海猿」感が出過ぎちゃう?
楽曲提供の背景は知らないので、的外れなこと言ってたらすみません。
面白かったが、連載漫画実写映画化の弊害も顕著な作品
予告編を観て「絶対公開初日に鑑賞したい」と思っていた作品。
公開初日のレイトショーにて鑑賞いたしました。
結論としては、「面白いけど、惜しい」という感じ。
役者陣は素晴らしいし、脚本も面白いし、映像は見事に作りこまれています。本作の監督を務めた吉野耕平監督は『水曜日が消えた』『ハケンアニメ!』などの名作映画を量産している監督なので、実力は疑う余地もなく、本作も素晴らしい作品だったと思います。
ただ、全32巻もある長編漫画である原作をたった2時間の映画で描けるわけもなく、本作を観終わった後の率直な感想は「なんだか不完全燃焼」でした。物語が中途半端なところで終わり、私の後ろの席で鑑賞していたカップルが映画が終わってスタッフロールが流れたら「えっ、終わり?」って思わずポロっと言っちゃうくらいには、中途半端な終わり方でした。他の邦画でたまに見掛ける露骨に続編を匂わせるような展開にせずに、何とか綺麗に映画を〆ようとしているのが伝わる終わり方だったので好感持てましたが、「吉野耕平監督の手腕をもってしてもこんな出来になっちゃうんだ」と、漫画の実写映画化について軽い失望を覚えましたね。やっぱり連載漫画は映画ではなくドラマに向いてると本作を観て考えさせられました。
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日本近海で、自衛隊の潜水艦がアメリカの原子力潜水艦と接触して沈没するという事故が起こった。乗組員は全員死亡したとされていたが、海上自衛隊の潜水艦たつなみの艦長を務める深町洋(玉木宏)は、「絶対に乗組員は生きている」と確信していた。調査によって、潜水艦の沈没は、日本がアメリカから日本初の高性能原子力潜水艦「シーバット」を秘密裏に受け取るための国ぐるみの偽装工作であることが判明した。しかし、シーバットの艦長となった海江田四郎(大沢たかお)はシーバットに核ミサイルを搭載し、アメリカの指揮下を離れて逃亡してしまう。シーバットの撃沈のために作戦を開始したアメリカに先んじてシーバットを拿捕するため、深町は潜水艦たつなみで出撃する。
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この映画唯一にして最大の不満点。
34巻もある原作漫画の冒頭部分のみを映像化した作品なので、「俺たちの戦いはこれからだ」みたいなところで映画が終わり、とんでもない不完全燃焼感を観客に抱かせること。この映画、あらゆる面において素晴らしい作品だったのは疑う余地も無いんですが、どうしてこんなにも「不完全燃焼」「中途半端」って印象を抱いてしまうんだろう。
やっぱり2時間という時間的な制約がある映画で長期連載されていた漫画を実写化したら、「物語の中途半端なところで区切る」か「映画オリジナルのエンディングで無理やり完結させる」しかないんですよね。本作は前者ですね。オリジナルの結末は用意せず、原作の序盤の部分だけを映画化しているので、どうしても中途半端な印象は否めません。
多分今作が人気になったら続編が制作されるんでしょうけど、34巻もある原作を忠実に映像化しようとしたらいったい何本の映画を作る必要があるのか……。この映画に続編があるにしろ、長い原作を忠実に映画化しようとしたら尺足りないという問題はずっと付きまとうことになると思います。
ただ、先述の通りエンディングが中途半端な感じだったこと以外は本当に素晴らしい映画だったと思います。
個人的に気に入ったのは、最新鋭原子力潜水艦「シーバット」と、海自のディーゼル潜水艦「たつなみ」の描写の違い。特に操舵室の対比的な描写は印象的で、シーバットの操舵室は青く輝くモニターが並ぶ近未来的なデザインなのに、たつなみの操舵室は色が乏しく武骨で狭いという対比。操舵室の描写だけで、潜水艦としての性能の差が一目瞭然になっているのは素晴らしいですね。
そして、音響の素晴らしさ。これも挙げておかなければいけません。
光が一切届かない暗黒の深海では、周囲を確認する手段は「音」しかありません。逆に言えば、艦内で音を立ててしまうと相手に位置を気取られ、攻撃の標的となってしまいます。
劇中、スクリューを停止して海底で息を殺し、敵を待ち構えるというシーンが何度かあります。息をする音すら五月蠅く感じるほどの静寂。劇場内が、完全に無音になる印象的な瞬間でした。そうかと思えばクラシックが鳴り響いたり、冒頭では潜水艦が爆音で圧壊(水圧に耐えられず破壊されること)するシーンもあるので、音響のメリハリが凄まじいです。これはぜひ映画館の爆音で鑑賞してほしいですね。
最後に、役者陣の素晴らしさ。
製作にも携わった主演の大沢たかおさんの演技は予告編を観た段階から心つかまれるものがありましたし、玉木宏さんも迫力のある演技で素晴らしかったです。あと個人的にはシーバットのソナーマン溝口拓男役の前原滉さんが良いキャラしてましたね。初めて拝見した俳優さんですが、一発でファンになりました。原作未読なので完全に憶測の話ですけど、ディーゼル潜水艦たつなみのソナーマン南波栄一役のユースケ・サンタマリアさんと対比的に描かれるシーンが多く、よく似た眼鏡を掛けてるので「この二人には何か関係性があるのかな」と妄想をしてしまいました。
結末が中途半端だったので「大絶賛」とまではいきませんが、間違いなく映画館で観る価値のある作品だとは思います。オススメです!!
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