沈黙の艦隊のレビュー・感想・評価
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予告編
◯良かった点
・迫力がとにかくすごい。映画館で観て面白いと思える作品。映画を観に来たぞ!と満足できた。
良くも悪くも海外のダイ・ハードやマッドマックスの様なThe派手な映画な印象。
・原作未読であった為、展開が読めず、「そんなことになるの!?」と驚かされた。これは映画と言うよりおそらく原作が素晴らしい。
◯不満点
・テンポが悪い印象。話の進みが遅く、大半は潜水艦の戦闘シーンか海辺にいる玉木宏の印象だった。(記憶が定かでない。)
映画とAmazonプライム
2024
40本目
映画は予告編みたいなものです。
本番はamazon primeで。
映画版の未公開が多く入っているので、見応えは映画よりあります。後半の戦闘シーンも充分に見応えあり。
出来は良かったけど消化不良
原作の世界観を壊さず、迫力ある映像、劇伴もイメージとマッチしていてよかったのですが、何しろ「えっ!?ここで終わっちゃうの!?」感が半端なかったです。
原作を知っているがゆえなのでしょうか。
絶対続編ありきですよね?と感じざるを得なかったので少し辛めの評価にしました。
まだまだ序章、頑張って下さい
原作と比べてあれこれ言いたくなってしまうが、実写版にチャレンジしたのは立派。潜水艦が映るシーンではわくわくが止まらない。
だが、海江田役の芝居に違和感を感じたのは私だけではないはず。何故おかしな目つきで、ねっとり話すのか。レクター博士の真似かな?おかげで独立国家云々の説得力がない。漫画とはかなり雰囲気が違うと言いたくなってしまう。
大沢たかおが自分でやりたかったのだろうけど、原作のファンとしては他の人が良かった。何とも中二病感が否めない。良くも悪くも原作はもっとバランスが取れていた。そもそも週刊漫画を映画にするのは大変だったとは思いますが。
発売当時、原作を読んだ少年たちは皆大人になっているので、もうちょっと大人向けに脚色しても良かったのでは。
とはいえ、まだまだ序章なので、これからが勝負。頑張って下さい。
映像はいい。でもやっぱり原作のスケールが大きすぎた。
「沈黙の艦隊」は、もう随分昔になるが、連載が終わった後に漫画単行本を全巻読んでお気に入りである。あの壮大なスケールを2時間少々の映画にできるのか?という不安と期待を込めて2023年10月、映画館に足を運んだ(過去鑑賞作のレビュー)
大沢たかおがプロデューサーとして防衛省・自衛隊に掛け合って本物の潜水艦での撮影も実施、Amazonも資金を出したとあって、潜水艦が海上航行するシーンや戦闘シーンは過去の名作潜水艦映画にひけをとらない迫力。
しかし、物語が中々進まない。途中から残り時間が気になり始め、どういう終わり方になるのかと思ったら・・・
最初から続編はAmazonでの配信ありきで制作したのであろうが、あの終わり方はちょっといただけないと思う。原作ファンも、原作を知らない人も「で?」「え?」となってしまう終わり方。最初から3部作などと、と銘打って公開して欲しかったが、興行収入を上げるのは難しいということで、こういう形になってしまったのだろう。
一番大事な政治・外交と軍事のスリリングな人間ドラマが描かれていなかったのが残念。やっぱり、原作のスケールが大きすぎた。
好みの曲を大音量でかけ、浸っている男
王騎将軍の生まれ変わりみたいな人が潜水艦を乗っ取って革命を起こす話。
何が起こるのかという面白さはあるが、どんなに頑張っても所詮は潜水艦なため地味さはある。
次回作に続くのか、何も解決しないで終わる。
良い点
・発想は面白い
悪い点
・やたら水属性の名前が多い
・指パッチンの演出
・大佐が謎の厚遇。その大佐がキャスト表に載っていない。
・総理がわざとらしい
AmazonStudioはよい仕事をしました。
大沢たかおが海江田艦長を熱演、原作よりもカリスマ性と不気味さましましの海江田をとても楽しそうに演じています。原作好きなんだろうな。「シーバット(やまと)」の乗組員たちは一種のカルト集団のように描かれています。
対して玉木宏演じる深町艦長の乗る「たつなみ」は、深町の醸し出す兄貴ぽさも相まって、階級の上下に関係なく互いに補い合うチームワークの良さで「潜水艦野郎Aチーム」的な雰囲気。
日本の潜水艦映画としては、操艦場面、魚雷発射場面が白眉。ここは原作漫画よりも非常によくできていると思います。
命令と復唱の連鎖で多くの乗員が各自の持ち場で操作を行い,実際に艦が動いていくことを見せることで、リアルさと現実世界の重みが半端ないです。
ここがリアルなので「6番、8番発射準備」と指令を出すだけで「うわ撃つんだ」と緊迫感が漂います。
ストーリーもマンガ原作をよくブラッシュアップして現代に適合させている。「たつなみ」の副長を女性にしたり現代的。
副長が厨房を手伝いをする場面は「ジェンダーのステロタイプ?」と見せかけておいて、階級が下の男性隊員も同じように厨房手伝っていることを見せて、チーム深町は階級も性別も関係ないみんな同じチームの一員というのをうまく表現しています。
ここんところの描写はとてもうまくて、「シーバット(やまと)」のチーム海江田とのカラーの違いをうまく見せています。
マスコミが官邸に情報統制され、「シーバット(やまと)」の反乱や第7艦隊の異常行動などが全く報道されない様は非常に現代的。
脚本家チームはよい仕事をしています。
キャスティングもよく、実力派の俳優をそろえています。
竹上総理に笹野高史をよくあてたもんだ。このキャスティングは舌を巻きました。
情けないお飾り総理が、ちょっとずつ頭角を現して操り人形でなくなっていく片鱗がうかがえます。
続編が楽しみです。
迫真の演技!とっても面白かったです!
公開後の評判が賛否両論だったことは承知の上で、
原作を読まずに観賞しました!
結論、めっちゃ面白かったです!
大沢たかおがとにかくカッコいい!笑
トップとしての責任感と圧倒的なコミットメントを感じる迫真の演技が最高でした!
海中での潜水艦バトルの臨場感が音楽や映像と相まってドキドキハラハラの展開で、
ストーリーの展開もよく練られていると感じましたが、
最後の終わり方が「あれ、ここで終わり?」と少しビックリしました。
続編も期待しています!
海江田の目的ってなあに?
原作を読んでいないため映画を見た雑感
考えられる罪としては内乱罪ぐらいだろうか。
捕まれば極刑は避けられないだろう。
いずれにせよ、海江田の間違った行動に対し乗組員は海江田に対して反論もなければ感情の持たないロボットのように服従するのは何故か、海江田の狙いが何なのか理解っているからこそ一緒にアクションを起こしているのか、海江田が話した独立国家やまとの建立に賛成し自らやまとの国民になりたいと願っているのか。それすら映画では分からないまま日本政府と交渉したい、で終わる。
??
結局はテロがしたかったのか、或いはシーバットに乗るための極秘任務のために死んだと思わせる偽装工作に納得がいかなかったのか、海江田は何が狙いでアクションを起こしたのか、それが自身の野望のためか或いは船員の立場を守る行為なのかハッキリ言ってあれだけでは分からない。
映画は決して悪くはないと思う。
最初の事故を偽装したシーンで潜水艦と潜水艦の距離が近づくに連れお互いの船体が擦れる音がするシーンはリアリティがあったし、レーダー機能をおかしくさせるための魚雷を飛ばす作戦も今にも他の米海軍の潜水艦にぶつかりそうだとなりながらも魚雷がコースを外れることを計算しての発射指示を出すシーンは海江田の長年の経験が冴えていると思ったが、果たして映画館で見るレベルかと訊ねられたらAmazonプライムだけで良かったのでは?
悪いけど、そんな感じだった。
戦闘シーンだけでも見る価値あり
原作漫画は見てませんがアニメは見た口でレビュー
原作が長いので今映画は話の途中で終わっています
完結はしていませんのでそれでもいいという方は必見です
良かった点
潜水艦映画にハズレなし
戦闘シーン 潜水艦の内外の見せ方等
かなり迫力がありそれだけでも見る価値はある
なかなか現代の潜水艦モノってのがないのもあるけど迫力あって面白かった
自分みたいに少しミリタリー齧った程度の人間であれば十分楽しめる
潜水艦はカッコいい
少し前に実際の潜水艦
別の型ではあるが甲板に乗ったことがあるので
それを思い出しながら見てた
アニメにもなかった女性自衛官が潜水艦に乗艦勤務しているのは時代に即した感じで自分は評価できるしあまり押し付けがましくなく良かったと思う
水川あさみさんの演技も良かった
悪かった点
オリジナルの追加内容を入れてしまったからか
説明が不足してるんじゃないかと思ってしまう点
まあ原作漫画アニメを見てなければ特に辻褄が合わないということもないのでスッと入ってくるかな
事前情報があると少し違和感を覚えてしまうのは仕方がないか
ここだけはどうしてもダメだったのは
1回目の交響曲を流しての作戦は
敵を騙すための作戦なので流しているのはわかる
が
なぜ2回目の戦闘でも流しているのか
原作にはなかったオリジナル戦闘ではあるが
なんの目的か不明すぎ
冷静な海江田艦長のやることではないかな
潜水艦は静粛性 隠密が基本のはず
何かの音を悟られないためにしては
リスクが大きすぎ
要らなかった点
上戸彩さんのニュースキャスター
別に上戸彩さんが嫌いだとか演技が最悪だったわけではない
最初と最後にチョロっと出ただけで全く話に絡んでこないのに入れる必要はなかったんじゃないか
俳優の無駄遣いでは?
その分の時間を他にまわして欲しかった
ちょっと大袈裟な演技 違和感のある演技もあったりしましたが
戦闘シーンはかなりおもしろくワクワクできました
号令や服装などが本物に近いかどうかなんていいんですどうでも
カッコいい戦闘シーンが見れるので
また見たい映画です
次回作ありき
1時間半かけて
内容は、予告と一緒でした
われわらは、独立国やまとを宣言する!!
原作は、読んでいないのと
え?終わりなの??
えええ!!!
だと言う、感じで終わったので
YouTubeの、解説動画と、Amazonのアニメ版
を見ました
次回作が出れば‥みようかな
まだ判断つかない
確かに映画一本分ならここまでかも。
続編みないと評価できないわ。
私だけかもですが、海江田ってもっと鋭利で瓜実顔なイメージ。
深町は、体育会系のイメージ。
主要キャストの2人のイメージがちがうかな。
えらそうにいってごめんなさい。
続編ありき??
笹野さんの総理、岸田さんがモデル?
いやー良かった。
女性防衛大臣、カッコ良い‼️
これで続編なかったらおかしいでしょ。
ハマス、イスラエル紛争中だから、タイムリー過ぎだと思った。1秒も寝なかった自分を褒めてあげたい、マジ。
潜水艦内の音と圧迫感…
私閉所恐怖症だったっけ?
最後まで見られる?
とIMAX選択を後悔…
が、見終わってみれば4DXでもよかったかも!と思ってしまうほど迫力を楽しめました!
将軍から艦長へ、大沢たかおさんの変貌ぶりさすがです!!
続きが観られますように!
潜水艦のように静かに淡々と進んでいく物語(※長いです)
以下、箇条書きで感じたことをつらつらと。
再度警告しますが、長いです。
・原作は遥か昔に既読済み。深町のポジとか速水の性別とか確かに違うけど「これはこれで良し」と思えた。自分にはその設定変更が世界観を損ねているようには見えなかった。
・ちなみに「たつなみ」に速水のほか女性ソナーマン、空母ロナルド・レーガンにも女性の電測員がいる。しかし「やまと」には女性乗員の姿が見えない。少子化が進む中で国を守るのに男が女が言っている場合じゃない時代を反映していると同時に、「やまと」の「国家」を名乗るにはいびつすぎる現状を浮き彫りにしているように見えた。
・「夏川さんこんな芝居もできるんだ」としみじみ。橋爪さんの何言ってるか聞き取りづらいフガフガ喋りも凄かった。(普段活舌の良い喋りが印象に強かったので)
・深町と同期設定の筈なのに海江田の方が統率力があるように見える芝居マジック。「発射」等号令一つとっても「あ、この深町じゃ出し抜けないわ」と思わせる圧の強さを感じた。逆に深町は、弱さを引きずりつつも速水らに支えられて信念を貫くさまが表現できてたと思う。
・恐らく日本語が分かるライアン大佐と日英同時通訳ができる水兵のいる空母ロナルド・レーガン。でも「たつなみ」や「やまと」に警告する時は英語しか使わないところに、「アメリカはリヴァイアサンであるべき」と同じ傲岸不遜さが見て取れるのである。
・ライアン大佐もうちょっと頑張れば、海江田と入江弟に全治数週間のケガを負わせられたかもしれない。(山中らがいる限り懲罰房送りにはなるだろうけど。)
・海上を航行する潜水艦の外見と内部の大きさが大分違うような気がするのは…きっと水面下に広い区画を隠している、ということで。
・ソナーマンに自艦のオーケストラはうるさくないのか、とも思うが「溝口は特殊な聴力の持ち主」ということで。
・中村倫也の贅沢な使い方。(大量の水をかぶる中での一人芝居)兄は死亡時2曹だったのは、まあ年齢的に妥当なところか。(ちなみに現在の弟は海士長。任期大丈夫かな?)
・入江兄が浸水事故で死亡し入江弟が代わりに海江田の艦に乗ったが、海江田は入江弟に何のリスクも感じなかったのか、謎である。(続編で明かされる?)
・他の潜水艦が圧壊したり破壊されそうになる寸前、ソナーマンがヘッドホンを外すのは、轟音から耳を守る意味もあるのだろうけど、「人(船)が死ぬ(不幸に陥る)瞬間を見たくない(聞きたくない)」人間らしさも感じた。
・そういう意味で、第7艦隊がやまとへの攻撃を手加減したのも、「核を持ってるかもしれない相手に対し慎重だった」というより「積極的に自分らを殺しに来ている訳でもない(やろうと思えば不意打ちかつもっとえぐいやり方で自分達を壊滅させることもできたがやっていない)相手を沈めることへの躊躇」という捉え方の方がしっくりするような気がした。
・米軍士官を独房に監禁しなかったことといい、空母の前にわざわざ浮上することといい、海江田の戦略はガンジーの対英独立闘争と同じく、相手の倫理観に訴えながら淡々と進められる印象なのである。
・その一方で迷わず「撃沈しろ」と命令を下すスタイガー司令官や、「守る・交渉するには力が必要」とのたまいシーバット捕獲だけにこだわる海原父や曽根原防衛大臣の非人道さが際立つ。
・多分米軍核弾頭の残数は大統領や司令官には筒抜けのため、海江田のブラフがバレバレだった可能性が高い。もう少し「もしや本当に核弾頭を積んだのかも」と信じさせるような背景を練って提示しておいても良かったのかもしれない。今のままでは第7艦隊司令官がただのビビりに見えてしまうのである。(深町らが射程圏外に出てから「やまと」に攻撃を仕掛けるあたり、良識的な人物には違いないのだが。)
・戦闘シーンはさすが海自監修だけあって真に迫っていた。
・また肩書や艦名が変わるごとにテロップも変化する細やかな演出も。
・胡散臭いが殺しを積極的に行ってる訳ではない海江田とヒーロー深町の物語だから海自も協力したのだろうなと。
・フィリピン沖で沈船にぶつかった米潜水艦乗員の安否は不明なまま(多分救出された?)。
・手塚とおるさんの役どころのモデルは…恐らく河野克俊さん。
・ベネット大統領とその側近は、人種・顔立ち・立ち位置からしてブッシュ(息子)大統領とパウエル国務長官をモデルにしているのかなと思った。(作中話している内容「アメリカはリヴァイアサンであるべき」が、確かに彼らの政権のイメージに近いのである。)
・終始クジラにたとえられていた海江田の艦。「知能が人間に近い」と白人から愛される存在である筈なのに、自分の意志で行動すると問答無用で殺されかける相手の都合に左右される存在(本物のクジラも油とるためだけに乱獲された時期がある)。原作は既読であるが、このクジラの旅路がどういうものになるかは気になるところである。
・市谷さんの活躍は次回以降ということで。(原作のデミルのように各国首脳から嫌われるレベルの発信力は得られるのだろうか。)
・ED曲の最初のフレーズがB'Z「Alone」?と思ったのは自分だけではない筈。
・採点はまだ不完全で次回作以降への期待を込めて4.0ということで。
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