終わらない週末のレビュー・感想・評価
全51件中、21~40件目を表示
終始不穏な空気に包まれる極上スリラー
最近稀に観る不穏感がすごく良かったです。
終始ハラハラする展開且つ謎が深まるストーリー進行にハマりました。
俳優はマハーシャラ・アリが実に素晴らしい演技をしており、
ジュリア・ロバーツともども、本作のクオリティを上げてくれていると思います。
こういうことは起こり得るんだということを考えさせられましたし、
他国で実際に起きている戦争・紛争も、他人事ではなくなる気がして、
恐ろしい気持ちになりました。
シャラマン彷彿
たくさんの伏線
謎が解明されずに進む展開。
そんなに脆弱ではないはずだし
それくらいのことは想像の範疇。
想像できるなら、善後策もある程度あるはず
それらが実際に無力だった時にはじめて、絶望感や真の恐怖感に繋がるのだが…大学生レベルのアイデア感で残念…
動物が何かを伝えようとしている⁈
サスペンスにはヒッチコック時代からよくあるフックだが…
プロット自体は悪くないのだけれど(たぶん書き下ろし小説なら一気読み)仕上げに腹落ち感がないのは、映画(エンターテイメント)としてはシナリオが未熟な気がする。
伏線を回収できないなら、何をしないか、削ぎ落として
フォーカスポイントを明確にしてほしかった。
目に見えないもの、何か明確にわからないもの、の恐怖を煽る演出はシャラマン風(笑)
サイバー攻撃シミュレーション
ジュリアロバーツの一言で人里離れた別荘に来たがために、サイバー攻撃での惨事が個やローカルすぎてイマイチ跳ねない。
社会とか世界とかまでスケールできたら、もう少しエンターテインできただろうに。
マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケビン・ベーコンが画面に揃った時は、おっ!ら、と、テンション上がりました。
わからないという恐怖
なんだかわからない?けど何かが起こっている?
ネットもTVも電話も繋がらないので何が起こってるのかわからない。
シャラマンの「ノック終末の来訪者」を彷彿させるが誰かが死ぬわけでもない。
わからないという恐怖はなかなかの新感覚で、途中までは面白かったんだが…。
なんですかこのオチは?
結局国家転覆テロ?
流行りのAIによる反乱と読めないこともない。
だったら鹿はなんだったの?フラミンゴは???
アリさん親子はなんで家に戻って来たの?
伏線全部未回収というのが一番のミステリーでした。
てか、あの女の子、勝手に人の家に入って勝手に人んちの物食ってちゃダメでしょ。笑。
で、フレンズの最終回見た後どうするんだろう?
まぁ見るものいっぱいあるか。
上空からそのまま家の中をワンカットで映すシーンは無駄に凄い。 不安...
上空からそのまま家の中をワンカットで映すシーンは無駄に凄い。
不安を煽るBGM、NASAのマークが入った服、時々出る宇宙など、視聴者を誘導する演出も無駄に多い。
嘘の情報かどうか見分けることが、今作の楽しみかたかもしれない。
音や周波数を使って攻撃ができる。
虫を使って攻撃することも可能らしい。
災害と考えるか人工的な大量殺戮と見るかは視聴者に委ねられている。
全てのことを信じてはいけない。
疑い深く観ることをお勧めしたい。
フレンズの最終回と
ある朝、人間嫌いのアマンダ(ロバーツ)は突発的な休暇を思いつき、家族でロングアイランドの借家へ出かけるが、不思議な現象に遭ったり、住人が戻ってきたり、混迷をきわめる。
綺譚なのか戦争なのか判断できない。
シャマランのような超自然現象を描いているようでもあるがEMP攻撃のようでもある。
わくわくしながら見始めたが人物造形には違和もあった。
アマンダは人間嫌いのわりにスコット(マハーシャラアリ)と打ち解けるのがはやい。ルース(Myha'la)はいちいち意地が悪い。
ブラックミラー6のep2にLoch Henry(ヘンリー湖)というのがある。禍々しいスリラーだが、本筋以上にMyha'laの風貌のほうがインパクトがあった。そこでもここでもずけずけとした物言いをする強気なキャラクターで憎まれ役に適性を感じた。
北朝鮮か中国かイスラム世界か、そのどれでもないのか、禍害の正体について不明瞭なままだが、人種と階級と恐怖と、人々が危機にどのように対応するかの問題を探っていく。
深読みするなら、国家間の緊張や、白人と黒人や、世代間について、風刺を感じることもできるのだろう。
ところが登場人物への感情移入はむずかしく、アリはいつもながら理知だったが、ロバーツは神経質でホークとベーコンは見分けがつかずMyha'laは憎たらしい。
布陣のなかで唯一子役のローズ(Farrah Mackenzie)だけが好ましかった。
彼女とフレンズの最終回が映画の肝を握っていて、ディザスターにもかかわらず、なんとなくさわやかに終わる。
人間、そんな事態になってしまったら、好きなコンテンツでも眺めて終わっとくほうが潔い(いさぎよい)というものだ。
Rumaan Alamという人の同名小説にもとづいているが、そこにフレンズの件(くだり)はなく、作者と協議したうえで監督兼脚本のサムエスマイルが加えたものだそうだ。その脚色がなかったら凡打だったと思う。
imdb6.7、RottenTomatoes74%と42%。
ひさしぶりにケビンベーコンを見たのでThe Oracle of Baconをつかって(主要)共演者のベーコン数を調べたがロバーツが2のほかはみんな1だった。
不安になりやすい人は見るな。不安をMAXにする映画。
普段からネット情報信じやすい人、国を悪く言いがちな人は気を付けて。
不安になりやすい人見るな。その不安をMAXにしてくるような映画。
一人が怖い人は見るな。楽しいシーンなんてない。ジワジワとした不安を徹底的にあおる映画。
グロはない。精神を削る系。
ラストもなんじゃこりゃと茫然。もわっと漠然とした不安が残る。
不安を楽しめる人向け。
鮮やかな悪夢
明るい砂浜に乗り上げるタンカー 空が染まるほどのビラを撒き続けるドローン 鹿やフラミンゴの大群 自殺し続ける自動運転車。
不吉な兆候が次々重なって、原因も解決も見えない。
色鮮やかな悪夢の連続だけど、どのシーンもニヒルなユーモアがあって退屈しない。
こんな感じの映画はいくつか観た覚えがある。僕は好きだし、こんな(まぁ、反戦的な?)映画は繰り返し作られるべきだと思う。
シャラマンの雰囲気
に近い。ラストだけが好き。ストーリーの空気感は好きなんだけど、何か肩透かし。メンバーいいのに勿体ない。まぁネトフリだから。
出演時間短いながら、ケビンベーコン存在感あり、いつか見た役にデジャヴ感。
実は「黒人を差別しないでね」映画
散々盛り上げておいて、ラストは放ったらかし状態でモヤモヤ。
プロット事のタイトルも意味深でドキドキしていたのに、あっさりとした展開でドキドキした自分が馬鹿馬鹿しくなる。
結局は「黒人にも良い人いますよ、解り合えれば良い関係性になれますよ」
がテーマなヒューマンドラマなんだと思う。
種明かしを先延ばしにして141分ものウンザリ、ダラダラシーンの連続の作品
大規模気候変動とか、終末戦争とか、異星人の襲来とか、世界の大きな変動をちっぽけな庶民生活の観点から描く手法は、SF小説、SF映画などでごく普通に使われるものだ。だが途中で小さな視点から離れて、大きな視点から説明するのが一般的で、この作品ほど小さな視点を維持して、種明かしをしない作品も珍しい。
バラさない代償として、映画はそれに代わり観客を惹きつける素材を持って来なければならない。そこでTVもスマホもネットもすべてアウトになり、都市部では大規模停電が発生したり、鹿が数十頭出現して意味ありげに見つめてきたり等々のエピソードを次々に見せる。
とくに力を入れるのが、週末旅行に別荘を借りた一家と家主の父子との行き違いや、両家の内部での不満のぶつけ合いとかの人間関係のもつれなどだが、残念ながら登場人物にはあまり魅力的な人物がいないので、はっきり言ってウンザリさせられるだけとなる。
それがあまりダラダラ続くので、やれやれ、この映画は世界の終末の危機感を描くのか、2家族の諍いを描くのか、はっきりして欲しい…という気持ちになってくるのである。こうしたどうでもいいシーンのせいでウンザリし、ダラける141分! 明らかに製作ミスである。
撮る動機の欠如。
シャマよりマシだがシャマの方が好き。
安心してください治安維持してますよ、現実では政府が、と言われてもなあ。
不穏表現はそれなりに楽しんだがそれだけ、かな。
カメラワークの凝り過ぎも恩着せがましい。
で、全演者が微妙に演り損。
要は撮る動機の欠如ゆえか。
非支持。
面白い
不穏さと緊張感を最後まで保ったまま、
最後までドキドキしながら観れました。
ラストのエンディング曲の入り方は面白かったけど
ここで終わりか!とは思いました。
チャプターごとに分かれてて、
何が起こってるか分からないけど、
どんどん窮地に追い込まれて行ってる感じがたまらなかった。
最初は白人と黒人の、一つの家で起こる小さな事件かと思いきや、とんでもないところまで連れてってくれて映画の醍醐味だなと思いました。
緊張感のある映像と不穏な音楽、
それぞれのキャラクターの思惑が重なって見応えある
映画でした。
何も知らない僕らのような国民の目線で
国の非常事態に巻き込まれる視線がとてもリアルで
そこらのホラー映画より不気味でとても怖かった。
このもう少し先も観たいけど、
想像で我慢するか…
全51件中、21~40件目を表示