終わらない週末のレビュー・感想・評価
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登場人物は世界の縮図
映画ではアメリカしか映ってないように見えて、実は登場人物がG7各国オマージュなのでは?と思って謎の解釈してみたよ
4人家族
母 イギリス(プライド高くヒステリック)
父 日本(気弱で対話派、アメリカウェルカム)
兄 イタリア(とにかくエロい、チ○ポジがピサの斜塔)
妹 フランス(自由を求めてとにかく行動)
2人追加
父 アメリカ(この映画のメイン、家主、知り合い多い)
娘 カナダ(お父さんがいないと急に不安、自然多いから動物のメッセージに気づく)
ショットガンおじさん
ドイツ(武力大好き医療マニア)
絵画は富の象徴。物語が進むにつれて変化する様は白人への富の集中が崩れてきた感じを表してる!
もちろん異論は認める!!!笑
どのタイプ?
アメリカは見えない恐怖に晒されている。猜疑心や恐怖感から来るヒステリーが静かに蔓延しているようだ。
オイルタンカー…黒人奴隷の歴史
スペイン語を話す女性…移民排除
イランだの北朝鮮の脅威
テスラの自動運転…テクノロジーの危険性
鹿…神のメッセージさえ追い払う愚かさ
などなど、一見意味のわからない象徴。
で。危機が迫ったとき「あなたはどのタイプ?」と問われているようなシニカルなキャラ設定。
① 自分の都合が正義だと思い込んで、いつも何かに怒っている。自分も他者もレッテルで束縛している、威圧的な独りよがりタイプ。ジュリアロバーツ。
② いつもは危機感も薄く無力なお人好しだけど、いざとなったら身を挺して争いを避けようとする気の弱い平和主義タイプ。イーサンホーク。
③自分の発言や行動が意味を持つことを知らず、世の中に疑問を持たないお気楽タイプ。長男。
④ 誰かに食べ物や飲み物、充実したコンテンツを用意してもらえれば満足。大人の欺瞞を見抜き、現実をとっくに諦めている無関心タイプ。長女。
⑤“したり顔”なエリートタイプ。立ち振る舞いは優雅だけど、理不尽な世界を変えようとせずその仕組みに取り込まれた成功者。来訪者マハーシャラアリ。
⑥他人を慮ることができず、自分を憐れんでばかり。いつまでたっても苛立ちが抜けない中2病的タイプ。コンテンツより現実で満たされたいと思っている。マハーシャラアリの娘。
⑥古めかしい強さを誇りながら、所詮は損得勘定で動く知性教養のないタイプ。仲間以外は敵か金にしか見えない。ケビンベーコン。
さて、今の時代④のタイプが意外と多いのでは?
シェルターの外で何が起きようが、親が自分を探していようが、自分の殻の中で、“終わりなき日常”が続けばいい。怖!!
ラストでガックリ
終始不穏な空気に包まれる極上スリラー
シャラマン彷彿
たくさんの伏線
謎が解明されずに進む展開。
そんなに脆弱ではないはずだし
それくらいのことは想像の範疇。
想像できるなら、善後策もある程度あるはず
それらが実際に無力だった時にはじめて、絶望感や真の恐怖感に繋がるのだが…大学生レベルのアイデア感で残念…
動物が何かを伝えようとしている⁈
サスペンスにはヒッチコック時代からよくあるフックだが…
プロット自体は悪くないのだけれど(たぶん書き下ろし小説なら一気読み)仕上げに腹落ち感がないのは、映画(エンターテイメント)としてはシナリオが未熟な気がする。
伏線を回収できないなら、何をしないか、削ぎ落として
フォーカスポイントを明確にしてほしかった。
目に見えないもの、何か明確にわからないもの、の恐怖を煽る演出はシャラマン風(笑)
サイバー攻撃シミュレーション
ジュリアロバーツの一言で人里離れた別荘に来たがために、サイバー攻撃での惨事が個やローカルすぎてイマイチ跳ねない。
社会とか世界とかまでスケールできたら、もう少しエンターテインできただろうに。
マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケビン・ベーコンが画面に揃った時は、おっ!ら、と、テンション上がりました。
わからないという恐怖
なんだかわからない?けど何かが起こっている?
ネットもTVも電話も繋がらないので何が起こってるのかわからない。
シャラマンの「ノック終末の来訪者」を彷彿させるが誰かが死ぬわけでもない。
わからないという恐怖はなかなかの新感覚で、途中までは面白かったんだが…。
なんですかこのオチは?
結局国家転覆テロ?
流行りのAIによる反乱と読めないこともない。
だったら鹿はなんだったの?フラミンゴは???
アリさん親子はなんで家に戻って来たの?
伏線全部未回収というのが一番のミステリーでした。
てか、あの女の子、勝手に人の家に入って勝手に人んちの物食ってちゃダメでしょ。笑。
で、フレンズの最終回見た後どうするんだろう?
まぁ見るものいっぱいあるか。
上空からそのまま家の中をワンカットで映すシーンは無駄に凄い。 不安...
フレンズの最終回と
ある朝、人間嫌いのアマンダ(ロバーツ)は突発的な休暇を思いつき、家族でロングアイランドの借家へ出かけるが、不思議な現象に遭ったり、住人が戻ってきたり、混迷をきわめる。
綺譚なのか戦争なのか判断できない。
シャマランのような超自然現象を描いているようでもあるがEMP攻撃のようでもある。
わくわくしながら見始めたが人物造形には違和もあった。
アマンダは人間嫌いのわりにスコット(マハーシャラアリ)と打ち解けるのがはやい。ルース(Myha'la)はいちいち意地が悪い。
ブラックミラー6のep2にLoch Henry(ヘンリー湖)というのがある。禍々しいスリラーだが、本筋以上にMyha'laの風貌のほうがインパクトがあった。そこでもここでもずけずけとした物言いをする強気なキャラクターで憎まれ役に適性を感じた。
北朝鮮か中国かイスラム世界か、そのどれでもないのか、禍害の正体について不明瞭なままだが、人種と階級と恐怖と、人々が危機にどのように対応するかの問題を探っていく。
深読みするなら、国家間の緊張や、白人と黒人や、世代間について、風刺を感じることもできるのだろう。
ところが登場人物への感情移入はむずかしく、アリはいつもながら理知だったが、ロバーツは神経質でホークとベーコンは見分けがつかずMyha'laは憎たらしい。
布陣のなかで唯一子役のローズ(Farrah Mackenzie)だけが好ましかった。
彼女とフレンズの最終回が映画の肝を握っていて、ディザスターにもかかわらず、なんとなくさわやかに終わる。
人間、そんな事態になってしまったら、好きなコンテンツでも眺めて終わっとくほうが潔い(いさぎよい)というものだ。
Rumaan Alamという人の同名小説にもとづいているが、そこにフレンズの件(くだり)はなく、作者と協議したうえで監督兼脚本のサムエスマイルが加えたものだそうだ。その脚色がなかったら凡打だったと思う。
imdb6.7、RottenTomatoes74%と42%。
ひさしぶりにケビンベーコンを見たのでThe Oracle of Baconをつかって(主要)共演者のベーコン数を調べたがロバーツが2のほかはみんな1だった。
不安になりやすい人は見るな。不安をMAXにする映画。
鮮やかな悪夢
実は「黒人を差別しないでね」映画
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