終わらない週末のレビュー・感想・評価
全31件中、1~20件目を表示
無力な小市民のまあそうなりますよね終末論。
近年わりと多く感じる、ざっくりと「終末もの」というジャンルの中でも、嫌な空気感ではかなりの上位に位置するんじゃないか。スピルバーグの『宇宙戦争』をさらに小市民目線で地味にしたような、でもだからこそ、自分の弱さ愚かしさをこの物語に用意に当てはめられそうな。人間不審の母親を演じるジュリア・ロバーツをはじめ、極端な悪人も善人もおらず、必死で平静を装いながらも、なにもできない大人たち。ああ、嫌な映画だけど、まあそうなりますよね。
半ば辺りまではめちゃくちゃ楽しく見れたけど
結局何だったの?
あれはどうなったの?
ってことが多すぎて見終わってもスッキリしない…
とりあえずフレンズ見れたのはよかったね(*^^*)
うん…?
で、結局なんなの?という感想。
キャストが豪華だったから観られたけれど無名俳優ばかりだったとしたら観終わった後の印象はもっと最悪だったと思う。
オチをあえて描かないのはまあいいとしても、そこにいくまでの色々から視聴者に委ねるにしてはあまりにも話の展開がとっちらかりすぎてない?てんこ盛りすぎて観客に委ねるを通り越して好きな要素全部盛り込みたかっただけ、みたいに観えてしまう。
陰謀論が好きな人は楽しいのかも…?
そーゆー終わりかたね…
ヒューマンドラマ系かと思って観てたら
緊急事態系な展開に…
地球がヤバいの?
異星人?
戦争?
アメリカがヤバいの?
結局、家と外を撮るだけで済んでます。
会話の流れだけで想像させて引き込まれました。
空気感は良し
引きつけられる空気感、ドキドキ感、謎の数々は釘付けになる魅力はあった。が、やはりばら撒かれた数々の疑問などが、回収されず説明されずに終わったモヤモヤ感は残る映画。ジュリアロバーツ的な人いるよね。。。って思ったり。雰囲気は抜群だったのに残念。
序盤のGHとのやり取りは良かった!!
序盤のGHとのやり取りが怖くて良かったです。後半の歯が抜けるシーンも良いですか、全く面白くならなかったです。何かループものっぽい邦題ですが違いますし、いつもの微妙なネトフリ映画でした。静かな世界だろうに曲がうるさいです。
しらけ世代の金字塔。
Netflix から Disney+、そしてゲームに関心が移っている人々がいる昨今。
温かみもなければ、新鮮味もない。ときめきや共感のない作品だった。
常にイライラしている妻に、IT にうとい夫、
そしてどこか冷めた子どもたちといった、ありきたりな設定。
不愉快や不機嫌、不安や焦燥をモチーフとしたレトロな表現が続く。
しらけ世代なんていう言葉を思い出してしまった。
一生懸命はカッコ悪いと言われた時代を象徴したようなエンディング。
クールを履き違えた、不誠実な終わり方。
倉庫の奥から出てきた、10年前のブランド物のバッグのような作品だった。
終わらないざわざわ
Netflixのランキングに入っていて、ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケビン・ベーコンらという豪華キャストに惹かれて鑑賞。
アマンダと夫のクレイは、子供たちを連れてのんびりと週末を過ごそうとレンタルした豪華な別荘にやってくる。しかし、到着してオイル船が浜辺に突っ込んできたり、ネットが使えない、深夜に別荘のオーナーだと名乗る男がやってくる。
色んな不安要素が詰め込まれていて、何が起きるか、起きているか分からない胸のざわざわ感は、登場人物と同じ体験が出来るだろう。
話は大きく4(5?)のチャプターに分かれており、不安要素は増えていく。
だが、そのまま最後何も答えが出ないままエンドロールが流れた。え?と思わず声が出た。
唯一、ストーリーが進んだことは、サイバー攻撃により娘が見れなかったドラマ「フレンズ」の最終回が見れたこと。
でも対象的に観客にはこの映画の最終回(結末)がどうなったか分からないことが、引っかかって仕方ない。
結局最初から最後まで、アマンダ家族とオーナー家族は世界で何が起きてるか分からず、どうにもならない状況から何も変わらなかった。
チャプターで分けられているし、ドラマとして作った方が見応えがありそうだと思った。
Netflix映画ということで、通常の商業映画に比べて尺を気にしない分まとまりがない、だらだらした映画という印象で終わってしまったのが勿体無い。
このキャストでドラマにするには、ギャラとスケジュールが難しかっただろうけど、色んな伏線を散りばめたまま全て解決せずに終わるとは、びっくりだった。
世界滅亡ネタは、どこかに生きる希望を見出すか、もしくは現状を把握して絶望を味わうか、どちらかだと思ってた。
本作はどちらでもなく、あれ何だったんだ?という胸のざわつきは消えない。それが監督の狙いだったのだろうか。
回収して〜!
次から次へと起こる不可解な出来事。
最後にある程度はスッキリ終わるのかと思いきや、全くのほったらかしで終わってしまう。。
見終わってちんぷんかんぷんな今、スペイン語でまくしたてるおばさんがなんで言っていたのかとても気になる。
書きたいだけ
お兄さんの歯抜けは、音波。抗生物質でも治りません。
ローズは、鹿のサインに偶然に導かれ助かった
他の人は、全員放射能でヤバい
ローズは、ジュリアロバーツの最後の呼びかけを無視し、シェルター行けたのが運命の分かれ道
ジュリアロバーツは、結局最後まで自分が嫌いな人間だったから、鹿を脅威でみてしまった。
ストーリー進行上しょうがないけど、疑問を自分で調べずヒスばっかりするジュリアロバーツに苛立ちを持ってしまった。短絡的すぎる。
戻ってくるパターンを想定して、1人は家におらんと!
白人お父さんも、ちょっと考えなさすぎ
黒人家族泊めてもいいけど、のんきに寝るなよ笑
動物もあんなにでるなら、せめて交代で寝ろ!脅威は黒人家族だけじゃない想定をしないとあかん。
起きてたらローズの脱走も察知できたから、ケビンベーコン行ってすぐにシェルター行けたかもよ!
白人お父さんはスペインおばさんに優しくしなさい。
そしてスペインおばさんも、カタコトでもいいから通じる言葉を話しなさい、英語を話しなさい!
まあ、トランプ政権の比喩だからしょうがないけど。
子供達は親からあんなに離れちゃだめだ!
ジュリアロバーツは放置しすぎだ。
土地勘ないなら、なおのことだ!
と、やってたら映画が成り立たないから、辛い。
最後にお兄ちゃんの4545タイムが、1番の脅威。茶の間が凍りました
了
久々の意味不明最高映画
いやこれ大好きです。
なんの意味もなーい
なんの意味もなーい
急に来た親子がなんか怖い人なのかと思ったけどそうじゃなかったし。もしそうだったらダメでしたねこれ。
奇妙な世界で「どうしよ、どうしよ」ってなってる人たちを素晴らしいキャスト陣が見事に演じていました
登場人物少ないのもとてもよい
鹿も良い
フラミンゴも良い
歯抜けも良い
テスラ新車ぶっ壊しまくるのもわざとでしょあれ笑
いやなんか久々にアメリカの面白い映画観ました。
これですよ、これ。
終わり方も最高すね。
バフィー恋する十字架には何か意味あったのかな?
完全にフレンズの主題歌が脳内に流れた
と思ってたら
流してくれてちょー気持ちいい笑
世界の終わりなんかよりもフレンズの最終回の方が大切なのよーっていう
こういうジョーク久しぶりに観ましたありがとう
謎解きモノは謎解きモノで好きですけど
これはそういうんじゃないです
違うとこを楽しむやつです
あしからず
安全確保が最優先
事態の把握すらできない有事でも、あなたは助け合える人ですか?助け合える関係性の人はいますか?
ひたすら問いかけられる作品。
これがハリウッド得意の未来の予測で、本当に軍事的な攻撃法3段階なのかはわからない。
①通信と交通の遮断
②混乱と孤立
③内乱や紛争やクーデター
でも、サイバー攻撃は頻繁に起こるし、不測の事態はすでに日本でもたくさん起きている。
それがどこかの敵の故意であろうと、自然の天災であろうと、電気と電波がなくなったら、機能しない国だらけだろう。
その時何ができますか?
オバマ夫妻指揮なだけあり、黒人登場人物の紳士的で快く差し出す姿勢は最後まで一貫している。
一方で、ジュリアロバーツが事態を整理し子供達の母親として警戒から入る姿勢も当然だと思う。
備えが周到で、自分達を守るために周りとは距離を置き助け合いに参加したがらない隣人も出てきた。
だが、人間ひとりが物理的に対処できる重さや労力には限りがある。
作中、暗示のようにシカがわんさか出てくるが、危険な顔をしていないシカ(脅威)に、気付かぬうちにいつしかわんさか囲まれている。
その近さと量に気付いた時には、1人で追い払える事態ではなく、協力してくれる人がいてやっと生き延びられる。
この場面で合わないかに見えた黒人親子の娘と白人家族の母親が結託するのだが、結局そういうことなのだと思う。
わけわからない状況で、価値観の違う者とも助け合えるかが生存率を分ける。
でも、あげるばっかりは嫌だし貰うばっかりも嫌われる。備えが必要だ。
被災という共通点しかない人達がひとつの避難所にわんさか集まった時、助け合う思考でいられる人がどれだけいるのだろう。
ただただフレンズが見たくて、留守の人の家まで単独行動し、勝手に備蓄品を食べ、地下シェルターを満喫しているローズの独自路線もまた、合わない人と集団行動するよりはましなのだろう。
何度も家族にタンカー、鹿の警告をしたがまともに相手にされなかった現実との対比のフレンズ最終回。
ロスとレイチェルが実り、6人全員が住んだ家からそれぞれ旅立つ。
家族4人で週末だけバカンスに来たはずの別荘で、家主親子と合計6人、フレンズみたいに無事帰還できるグランドフィナーレになるのかな?
最先端技術はもちろん各国の軍事力に関与していると思うし、衛星の発達も軍事力目的でもあると思う。
衛星を操作されたら、船も飛行機も車も確かに操作性を失う。動物も電波超音波の影響を受ける。
嘘みたいな規模だがいつ陥ってもおかしくない恐怖。
見えない兵器の影響で歯は抜けたとして、
森の中の小屋の持ち主は誰で何のため?
そこだけ解決しなかった。
現代のリアルな戦争映画
長編ドラマの1話だけを見た気分です。
全てが謎なまま、ここからどう展開するんだろう、ワクワク!なまま終了してしまうのが残念でした。
決してつまらない作品ではないので、続きが見たいという気持ち一点です。
それにしても現代の最新技術を多用した戦争を描くとなると、実にリアルなのかもしれません。
通信機器やテレビ放送に長い時間の障害が起きたら飲食物を買い溜めようと思いました。
時間の無駄
Netflixで配信後全米No. 1に釣られて視聴しました。
徹頭徹尾胸糞の悪い映画です。
ヒステリーで人の話を全く聞かない母親。
人の話を聞かず、女と見るや人種など問わず盗撮しておかずにする息子。
人気のない家の窓ガラスを割って侵入して、家族が心配してるにも関わらず人の家の食材を好き放題食べ散らかす娘。
父親は居ても空気。
全く感情移入出来ないまま、これから面白くなるはずと思い見ていましたが、結局何もわからず、娘がこれまた人の家のシェルターで勝手にDVDを流し始めて終わり、、、
メッセージ性も意外性も、何もない、訳の分からない映画研究会の作った処女作を見せられた気分。
ディストピアへの道
はじめに、これからこの映画を鑑賞される方へ、私が第一に抱いた感想はこちら。
長い!
既にご覧になられている方も似たような感想を持たれたのではないでしょうか。
ただ、それでも最後まで鑑賞しましたのでレビューをば書かせていただきます。
ネタバレ↓
長いという感想を除けば、いくつかの感想を抱きましたが、大きくまとめると視点の回帰です。
アインシュタイン曰く「第三次世界大戦でどのような兵器が使われるかは分かりませんが、第四次世界大戦はこん棒と石で戦われるでしょう」。
鑑賞後、思い出されたのはこの言葉です。アイロニーに満ちたこの言葉をまさに地で行っている映画なのだと思います。
この映画は序盤のノイズ混じりのTVを除いて、終始、近視点でストーリーが進んでいきます。パニック映画の王道とも言える手法です。
しかしながら、私達はその近視点の状態に陥る紙一重の状態で生活しているのかもしれません。
突然の通信障害でスマホが使えなくなり、ネットや電話が使えなくなったらどうでしょうか。ggrksなんて言われるくらいに、判断に使用される知識や情報のソースはネットが大半を占める時代です。gpsやiotは勿論、セックスの相手すらネットで探す時代です。
一言で言えば、私達は拡張された視野を持っている状態。そして普遍的にあるその視野に依存している状態なのです。
それが徐々に剥奪されていくのは本作の魅力だと思います。
TVやネットが使えなくなり、貨物船やテスラが突っ込み(テスラが突っ込むの好き)、衛星電話が使えないことが分かっていくなか、良くわからないビラや健康被害など、想像が想像を呼んで混乱に陥っていくのは、視野狭窄ではなく、元来の視野に戻りながらも、智慧を失ったことを露呈させただけなのではないかと思わされました。文明の崩壊です。
そして、大半が共感できそうで出来ない登場人物達の人間関係が変わっていくのも考えさせられる。家族が共同体というコミュニティになっていくのも、ある意味回帰なのかなと。
まとめると、とても長い映画ではありましたが、人間って進歩しているのか?と考えさせられる映画でした。
最後に、シェルターに辿り着いたお子様が、ドラマ鑑賞したことが皮肉めいていて、好きな終わり方でした。
ネット社会の恐怖
自分は面白かった。ネット社会の現代はこういう形で戦争や侵略が起こるのかもしれないと思った。ラストがあっけなすぎて不満を言っている人が多いが、あえてすべて説明しすぎないところがいい。大体分かるじゃん。説明過多の作品に慣れ過ぎて読解力ない人多すぎ。全部説明したら逆に興醒めだよ。
全31件中、1~20件目を表示