倉敷物語はちまんのレビュー・感想・評価
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素人の作品
元ネタを知らないで見ました。
映画として見た印象としては監督から役者まで全員素人?なんですかね。
演出も音響もひどい出来で驚きました。(例えば「えーっ」と驚くところで両手を挙げるとか、音の繋ぎが悪くぶつぎれしたり)
使用している音楽も無駄に盛り上げようとするかと思えば、的外れな印象のJポップだったり。
最近のNHKの方がまだマシな演出と演技指導するんじゃなかろうか。
星の0.5は倉敷の景色をよく拾ったなという点についてです。
とにかくどこを切っても素人臭の感じられる英語でした。
倉敷や岡山の素晴らしさ、昔の人々の日常の生活、アンティーク着物の美...
倉敷や岡山の素晴らしさ、昔の人々の日常の生活、アンティーク着物の美しさ、戦争の理不尽さ、友情、愛情、色んなものが詰まった映画でした。
若い人は新鮮で、年配の方は懐かしく感じる、全世代の人が楽しめる映画だと思います。
ご家族皆さんでの鑑賞もオススメです!
倉敷にちなんだ偉人も登場します!
生まれも育ちも対比している燦燦とした主人公と煌煌とした親友の少女たちを中心に物語が進みますが、戦争の残酷さや実在した偉人も登場するので
まるでドキュメントを見ているような、そんな気分にもさせてくれる作品です。
時折登場するラムネ瓶のレトロさや、季節の花々等も美しく、そんな所も見どころかと。
これが前編ということなので後編も楽しみ。
何度も観たくなる映画です。
倉敷の情緒的なよさ、役者たちの感情表現、景色の美しさなど、どれをよっても★5つの作品です。最後の長回しのシーンは走馬灯のような作りになっており感動もの。
涙を誘うシーンでは、周りの観客からすすり泣く声が聞こえるほど計画的な構成になっており、小生も感動させて頂きました。
倉敷の歴史も学べる教材的な要素もあり、何度も観たくなる映画です。
原作小説の世界観がそのまま表現されている
ストーリー展開はもちろん、明治の情緒的な風景やキャラクター構成の細部まで、原作小説のイメージを損なう事なく丁寧に作り上げられている。
小説と併せて鑑賞すれば、より深く世界観を感じとれると思う。
倉敷・岡山の魅力を県外へ、世界へ
先日鑑賞の機会があり、久しぶりに筆を取ろうという気持ちが起きたので備忘録として。
技術的に拙い点があることは否めないが、それ故に低評価をつけるのはこの手の自主制作映画作品に於いてはナンセンスだと思う。
そもそも企画の発端が「コロナ禍で疲弊しきった倉敷の観光業界を元気づけたい」というもの。映画で一発当てて私腹を肥やしてやろう等という気持ちは毛頭ないのだ。尤も、自主制作映画を撮るという時点で慈善事業に近い。
演者においては演技経験のない地元の子どもたちを敢えて起用しており、尚且つこの作品は三城誠子氏の初監督作品である。
商業映画のように作り手のギラギラした野望が透けて見えて興醒めするようなことがなく、地域貢献・町おこしに一役買いたいという純粋さ、少女たちのひたむきな努力を感じ取ることができる。
身分格差のある中での友情、戦時下の過酷な運命といったストーリーはもとより、私はひとりの子をもつ親として、この作品の制作過程を想像するだけで涙が止まらなかった。
たった1シーン撮るだけでもどんなに苦労しただろうか。子供たちもきっと何度も悔しい思いをし、それぞれ思い悩むこともあっただろう。本編ダイジェストとなる走馬灯のようなラストシーン、そしてキャスト総出でのエンドロールのダンスは圧巻だ。
観光PRを目的としていることもあり、全世代が楽しめる工夫も随所に施されている。
個人的には明治と令和の融合(明治時代の映像のBGMに、令和のガールズポップをあてている)が斬新で面白いと思った。
今は無き倉敷東映劇場に掲げられていたような、昭和レトロな雰囲気のポスターデザインが刺さる世代も多いだろう。
岡山の美しい風景を、絶妙な画角で切り取るセンスは流石だ。(のちに監督の本職がデザイン会社だとわかり、納得)
着物の着付けも美しく、小道具も細部まで作り込まれている。
本作での経験をもとに、きっとさらにパワーアップするであろう続編にも期待したい。
子供たちの演技に感動して何度も泣きました。
小説を実写版の映画にした作品です。
映画の舞台になっている倉敷、岡山の地元の子供たちを中心にプロの俳優たちが脇を固め、インディーズ映画ではありますが、地域愛を感じる映画でした。
後編が楽しみです。
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