ナルヴィクのレビュー・感想・評価
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何のため戦う…
国のため、それとも愛する家族を守るため。ノルウェー軍人であるグンナーはドイツに捕虜として捕らえられ、妻イングリッドはドイツ語が話せるため、占領したドイツ側の通訳と重宝される。夫の安否も分からない中、一人息子のオーレの体調悪化のために味方であるイギリス領事官の居場所を教えてしまう。。しかし、これは責められない。誰のために行動するのか、国家は個人より尊重されるものなのだろうか。映画はノルウェー軍が束の間の勝利をした後、グンナーが帰還するが、裏切った妻を叱責するのだが、思い直し、共に避難するところで終わる。戦争は普通の精神状態ではなく、グンナーの気持ちも分からないではない。互いの生死も分からない不安なまま、生きるのに必死な極限状態、繰り返してはならない。映像が暗く、また軍服がどちら側なのか分かりづらい部分があった。
1940年にノルウェー軍は武器捨てたが、つまり、降伏したと言う事。
映画は中途半端で終わっている。
1940年にノルウェー軍は武器捨てたが、つまり、降伏したと言う事。このあと、ノルウェーは王国なので、国王はイギリスヘ亡命している。そして、政権はフランスのペタン元帥見たいな奴が政権を取り、親ドイツ政権となる。
つまり、この映画はフィクションなのだろうから、第二次世界大戦中に『親ナチスであった理由を美談として』言い訳していると見受けられる。
この主人公(女性)はドイツ語が喋れる。つまり、ドイツ系ノルウェー人である可能性は高いと思う。
中立国と言うと聞こえが良いが、ナチスドイツを容認しているって事だ。自由と民主主義の中立国とは言えないと思うが。
さて、今、ドイツはパンサー型戦車をウクライナへ供給するとしている。『ドイツよ目を覚ませ!』と言いたい。
追記 一方ウクライナでは汚職。
こうなる事はソ連崩壊から分かっていた事だ。兎に角、早く戦争を止めて貰いたい。どちらが勝っても負けても良いと思う。即刻止めるべきだ。この映画の主人公の様に作られたナショナリズムなんか捨てて。明らかなフィクションだが、その点を僕は評価したい。
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