ワイルド・スピード ファイヤーブーストのレビュー・感想・評価
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勢いは大事
派手にぶち上げまくって、フィナーレに向けて加速していくぞという勢いだけで乗り切ったような作品になっていた。このシリーズの場合、それがそんなにマイナス要因にもならないところまできているのがまたすごいというか、なんというか。
最後なんだから全部のせで行くぞ、ということだけは死守するみたいな作り方で、整合性は二の次に回している。それは優先順位を明確にしているということなので、破綻はしているんだが、姿勢としては一貫はしているとも言える奇妙なバランス感覚がある。
ジェイソン・モモア演じる悪役がよくしゃべる。こういう悪役、90年代のアクション映画でよく見た気がするなと思いつつ、いかにもなムーブでファミリーを翻弄していく。今回は完全に彼の映画で、一人でドムのファミリーを翻弄しまくるジェイソン・モモアが輝いているので、相対的にドムのファミリーが輝きにくいのだけど、次作で爆発する布石と考えれば、仕方ない。それにしてもハンがうっかりドラッグ入りのマフィンを食べて幻覚を見るくだりはなんだったろう。
ジェイソン・モモアが演じる魅力的なヴィラン
製作開始から22年目を迎えた人気シリーズの最新作では、益々荒唐無稽のシーンが連続する。中でも、ドミニクに対して復讐の炎メラメラのヴィラン、ダンテが放った球体形の中性子爆弾が、古都ローマの街を破壊しまくるシーンには度肝を抜かれる。まさに復讐の炎が視覚化された形だ。しかし、いくらCGとは言え、世界遺産級の建造物があちこちにあるローマをそんな風に叩き潰しちゃっていいのか?多分いいのだ。映画公開の際、世界中のプレスを招待して開催されたプレミアの場所として、ローマ市は最大のランドマーク、コロッセオが背後に見える特設ステージの建設を許可しているのだから。
そんなロケーションムービーの楽しさに加えて、本作にはシリーズの最終章を締めくくるに相応しい顔ぶれが勢揃いしてメガヒット作の吸引力を見せつける。中でも、ダンテを演じるジェイソン・モモアの役作りが際立っている。冷徹な破壊行為を楽しそうに実行、または指示する様子は、明らかに『ダークナイト』のヒース・レジャーをイメージしたものだと思うが、マッチョなボディにガーリーな衣装を纏い、頭のてっぺんをツインテールにして飛び跳ねるその姿は、ジェンダーフリー時代を象徴していて秀逸だと感じた。
ロングシリーズの延命は魅力的なヴィランにかかっていることを改めて実感させる1作だ。
もはや脚本には期待せずに「何でもアリ」レベルのアクション満載で迫力のある映像を楽しむシリーズ映画。いよいよ最終章に突入。
2001年の第1作目から、スピンオフ作品を除けば第10作目となる作品。
ここまで長期間シリーズが続くと、登場人物が増えすぎていて把握するのも大変になってきます。
本作でも新鮮味を出すために、さらに登場人物が増えますが、いよいよこの大ヒットシリーズも最終章に突入しました。
前2作で無双ぶりを発揮していた“サイバー攻撃を仕掛ける頭脳派”のサイファーから、「最狂」の敵・ダンテ・レイエス(ジェイソン・モモア)へと「敵」が変わります。
このダンテは、第5作目「ワイルド・スピード MEGA MAX」で登場した「ブラジルの麻薬王エルナン・レイエス」の息子なのです。
このようにキャラクターや設定が増えすぎないような工夫は見られますが、もはやカオスなくらいに、あちこちで抗争が勃発し、徹底したアクション重視に舵を切っています。
本シリーズの醍醐味は、これまで見たこともないようなカーアクションシーンを見せる点にあるため、この方向性は正しいのかもしれません。
最終章の始まりとして、敵・ダンテの「最狂」ぶりを見せ続けるのが本作の位置付けなのでしょう。
次の映画で終結するという話でしたが、最終章は3部作構想になるという話も出てきています。
仮に3部作になった場合は、間延びせずに「引きになる構成」にすることが重要ですが、どうなるか注目したいと思います。
本作の評価は、脚本を重視すると低くなります。
ただ、本シリーズの意味合いを考えると、如何にアクションシーンがキチンと描かれているのかが重要なのでしょう。
その視点で見ると、やや141分は長くは感じましたが十分に「最終章の入り口」にはなっていたので合格点です。
ドミニクはレティと息子のリトル・Bと3人で静かに暮らしていた。 ある日、出血多量で瀕死のサイファーがドミニクを訪ねた。 サイファーはダンテに襲撃された直後だった。
動画配信で映画「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」を見た。
2023年製作/141分/G/アメリカ
原題または英題:Fast X
配給:東宝東和
劇場公開日:2023年5月19日
ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット)
ミシェル・ロドリゲス(レティ・オルティス)
ジェイソン・ステイサム(デッカード・ショウ)
ジョーダナ・ブリュースター(ミア・トレット)
タイリース・ギブソン(ローマン・ピアース)
リュダクリス(テズ・パーカー)
ナタリー・エマニュエル(ラムジー)
シャーリーズ・セロン(サイファー)
ジョン・シナ(ジェイコブ・トレット)
サン・カン(ハン・ルー)
ヘレン・ミレン(マグダレーン・“クイーニー”・ショウ)
ブリー・ラーソン(テス)
スコット・イーストウッド(エリック・リーズナー)
ジェイソン・モモア(ダンテ・レイエス)
アラン・リッチソン(エージェント・エイムス)
ルイス・ダ・シルヴァ・Jr(ディオゴ)
ダニエラ・メルヒオール(イザベル・ネベス)
リタ・モレノ(アブエリタ・トレット)
「ワイルド・スピードシリーズ」の第10作目。
なので原題は「Fast X」と超シンプル。
11作目の続編は2026年6月に公開予定。
10年前、ドミニクらは麻薬王エルナン・レイエスから多額の資産、
そして1億ドルの入った金庫を奪った。
この冒頭のシーンは迫力満点で、この映画のいちばんの見どころかもしれない。
エルナンは息子ダンテに「ドミニクを死より恐ろしい目にあわせろ」と指示を出した。
エルナンは殺され、ダンテはドミニクへの復讐を誓う。
10年後、ドミニクはレティと息子のリトル・Bと3人で静かに暮らしていた。
ある日、出血多量で瀕死のサイファーがドミニクを訪ねた。
サイファーはダンテに襲撃された直後だった。
サイファーはドミニクとレティにダンテについて警告した。
登場人物が多く、脚本もいろいろひねっているのでストーリーは判りにくい。
個人的には、
シャーリーズ・セロンとブリー・ラーソンのキャスティングを楽しみたいところだが、
いろいろな展開があって難しい。
終劇近くにはガル・ガドットとドウェイン・ジョンソンが登場し、
次回作への期待感を高める。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
大好き
このシリーズは必ず映画館で観てます。
今は毎年家族5人で観に行く1大行事。
子供達の予定か中々揃うことが無くなって家族でのお出かけは減りましたが、この映画だけは予定を合わせて観に行きます。
子供達みんな大好き。
来年で最後は悲しいですが最後まで見届けることができたら幸せです。
とりあえずすごいことになって世界を救ういつものやつ!
初期作から見ている走り屋好きの身としては、世界を救う感じになってからあの頃のタッチに戻ってほしいと思ってました。
けどもうそんなことどうでもいい!世界が危ない!爆破!銃撃戦!飛行機!車も走らせとこ!そんな迫力で押し切られる映画です!
今回の敵もファミリーになってほしいですね。
復讐心
相変わらず迫力ある展開で楽しめました。
今回は、叔父さんのコメディ要素あり部分が多く、おすすめです。
ただ、登場キャラが多いため、完全にちょい顔出しで終わってしまった人が多いのは残念。
それにしてもモモアの悪役は、最高でした。
残りは後半の次作に期待したいです。
特にハンとの再会は、期待です。
あとショウは、もっと活躍して欲しいですね。
これは絶対に観に行くと決めてました。ドミニクを演じるヴィンディーゼ...
これは絶対に観に行くと決めてました。ドミニクを演じるヴィンディーゼルが「終わりの始まり」と言っていたことにとても納得。これでワイスピが終わると思うと、悲しくなってきますね。
続くね
2024年6月24日
映画 #ワイルド・スピード/ファイヤーブースト (2023年)鑑賞
ファミリーが徐々に増えてきている
ジェイソン・ステイサム、ジョン・シナ、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン、ブリー・ラーソン、ガル・ガドット、ドウェイン・ジョンソン はもうファミリーだろうな
決死のデッドヒート!事業家集団とは真逆の存在w
シリーズの集大成!!
『ファイヤーブースト』では、世界各地で撮影された美しい景色が映画を彩ります。これにより、視覚的にも楽しめる映画となっています。
息をのむようなカーアクションも多数盛り込まれています。物理法則を無視したような大胆なスタントに大興奮でした。
私は、事業家として事業を営んでいるのですが、国の法律に縛られて普段活動している身分から言わせると、完全に真逆の世界w。
ある意味スカッとさせて頂きました!
迫力のアクションシーン、豪華キャスト、ドラマティックなストーリー、エキゾチックなロケーションが見どころです。シリーズファンやアクション映画ファンにとって必見の作品です。
ド派手なカーアクションに大興奮!
いや~、ワイルド・スピードのシリーズ、最高です!
何か、作品ごとにどんどんパワーアップしていくアクションの数々。ホンッと楽しませてもらってます。
まぁ、多少やり過ぎって気がしないでもないですが、フィクションだから楽しめればいいんです。
そして、ファミリーみんなの大活躍が、また心地良い。喧嘩するほど仲が良いを地で見せてくれる黒人コンビ、お笑い要素も含めて最高です。
親子、兄弟、血の繋がりのない仲間も含め、ファミリーの絆が強くてウルウルしちゃう場面もチラホラ。
もう一つ、悪役(アクアマンの人。すいません、名前が出てこない)が、また素晴らしい!まさに狂気、歩く凶器を見事に魅せてくれます。ただ単に強いだけじゃなく、裏の裏をいくずる賢さ、ハラワタ煮えくり返る非道ぶり。にも関わらずユニークな一面も見せる。
敵、味方が最高の状態でぶつかり合うんだから、面白くないわけがない!
ただね、これって前編なんだね。この中途半端な終わり方。知らずに見たんで、怒りがわいてきました。このモヤモヤな気持ち、どうしてくれる。
シリーズ10作目。かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテ...
シリーズ10作目。かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが復讐心を燃やして、ドミニクファミリーを壊して離れ離れにしようと立ちはだかる。ファミリーを守ろうと奮闘するいつもの展開は変わらないが、終盤で死んだはずの仲間が出てきたり、ホブスが出てきたりと豪華。カーアクションは相変わらずのド派手でおもしろい。
どうみても次回へ続くようなので、次回作にも期待だが、登場人物が多くなりすぎて、少々忘れ気味なので、復習はしないとかも。
いつもと同じ
穏やかな日々を送るドミニクの前に、彼を執拗に着け狙うダンテが現れ…。
シリーズ10作目。前作の敵より強く悪い奴が現れ前作の敵と手を取り立ち向かう、と言うここ数作と全く同じ展開。それでも2時間半の長尺を観れてしまう画面の力強さは感じました。
映画館で
見なかったことに後悔
後半は爆発続きで興奮した
どこかの爆発王監督を思い出す
次回作も楽しみです
他の人も言ってますがファミリーが誰だか分からなくなることがあります…
簡単に人物の関係性を見返してから鑑賞がおすすめかもです
いくらなんでも・・・
いくらなんでもバカ過ぎる!
シリーズが進むに連れ、どんどんバカ度が加速していく!
どんどん派手にすればいいと思っている!
何コレ?SFなの??って感じ(-_-;)
最早、現実離れし過ぎていて、CG多用しているから
まるでゲームを観ているようで逆につまらない。これ観て楽しい??
特にラストは酷すぎる!やり過ぎ!引いた。
そして、内容がないのに上映時間だけはやたら長い。
こんな内容なら90分前後で出来るでしょ?
劇場で観るならまだ、迫力で誤魔化してギリ鑑賞に堪えるかもしれないが・・・
エンドロール後に次回作の敵が出て来て、最早、マーベル映画のよう(苦笑)
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