岸辺露伴 ルーヴルへ行くのレビュー・感想・評価
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この世界が映画になった
NHKで全8話観たが、独特の世界観なので万人受けは難しいと思っていた。
今回はパリのルーブル美術館に日本の絵を探しに行く、しかも泉ちゃんもということで楽しませてもらった。
残念だったのは、飯豊まりえがもっと衣装をとっかえひっかえ出てくるのかと思ったのが・・・。
世にも奇妙な岸辺露伴
ミステリーものとしては、まずまず。
本作中での話題の中心とされている「世界で最も黒い絵」の秘密も、とどのつまりは、才の故に作家自身の身に降りかかった不幸とも言うべきことだったようです。
〈彼が、理想とする黒色を求めて、タブーにまで手を出してしまったのは、彼自身の才のなせる技であったことでしょう)
そのせいか、評論子は、徒然草の次の一節を思い出しました。本作を観終わって。
「因幡国に、何の入道とかやいふ者の娘、かたちよしと聞きて、人あまた言ひわたりけれども、この娘、ただ栗をのみ食ひて、更に米の類を食はざりければ、「かかる異様の者、人に見ゆべきにあらず」とて、親許さざりけり。」
一見すると、異食癖の娘を恥じた両親の話と受け取られ勝ちなのですけれども。
しかし、より有利な求婚の条件を求めて娘を「売り惜しみ」する両親の欲の醜さが、兼好の眼には、はっきりと見えてしまっていたようです。
その点が、「惑いの上に酔いをなし、酔いの上に夢をなす」(前同)のような凡人である評論子などとの物の見え方の違いなのだろうと思います。
そういう意味では「出る杭は打たれる」ということは、洋の東西を問わない事象なのでしょうか。
そんな感慨を受けた一本になりました。
地元の方々で組織している名画を観る会の主催によるホール上映会で鑑賞しました。
評論子自身は、もともと事前にこの作品についての知識があったわけでもなく、本作の原作漫画や、そのアニメ化作品などには一切見ていませんし、評論子はそれらのファンでもなく、ただ地元映画サークルの取り上げた作品ということで、鑑賞することにした一本でした。
そういうことで「岸辺露伴」については、別段の関心や好悪もない中での鑑賞となりましたが、まぁ、心理ミステリーの一本として割り切って観ることができれば、それはそれなりの出来では、なかったかと思います。
良作としての評価が相当と思います。
待望の映画化
鑑賞動機:テレビシリーズを後追いで摘んだら…何これうまい!10割
泉君に一票。そもそも名前でニヤリとする。和風の怪談/怪異に落とし込んで、ジョジョ原作本編と一線を画しているのが結果的に正解だったのか。逆にルーヴルがミスマッチに見えてしまったので、難しいところだけど。ミステリ的な仕込みは良かった。
おばあちゃんには見えてたのかな?
奈々瀬のことは見えてたのかな?あそこのくだりがよくわかんなくて。
映画作品としては面白いミステリーなんだけど、結局「ヘブンズドア」の力を都合よくぶっこんでるだけで、ジョジョファンからしたら、やっぱ、
物足りない
よなあ。実は原作は未読。あくまでもスピンオフだから本編とはあまり絡ませたくないよかもだけどね。
フランスでは仁左衛門に「ヘブンズドア」は通じなくて日本では奈々瀬には使ってる。ちょっと便利グッズにしすぎなんじゃないかな。
サスペンスとして考えると、ヘブンズドアなくても成立するんじゃないのかなあって。サスペンスの割には「能力」という超常現象に頼ってるというか。まあ、幽霊が出てくる所もそうなんだけど
泉役の飯豊まりえはいいね。作品の中で光ってるキャラになってた。
チラッと、後ろ姿だけでも、本編のキャラ、出してくれたら胸熱なんだけどなあ。⭕️HK的には無理なのかな。
歌に頼らないBGMは雰囲気出してて良かったね。
期待値MAXで見に行ってきました
「黒」のイメージのズレの違和感
(ネタバレですので鑑賞後にお読み下さい)
※本来の長いレビューを書く時間が最近ないので、短く
面白さはもちろんあったのですが、個人的なこの映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』には違和感がありました。
その違和感の理由は、
A.岸辺露伴(高橋一生さん)が映画序盤で語っていた「黒」のイメージがエロス的な魅惑だった
B.「最も黒い絵」の「黒」のイメージは過去の後悔を想起させる恐怖のイメージだった
と、映画の中で「黒」のイメージが映画の終盤までのズレていた所でした。
そのズレは、奈々瀬(木村文乃さん)の夫の山村仁左衛門(高橋一生さん2役)が「最も黒い絵」を描いた時のエピソードで解消されます。
しかし映画の序盤から「黒」のイメージがズレなく、エロス的魅惑かつ悪魔的恐怖の2重のイメージで語られていれば、「黒」のイメージは違和感なく深くなり、この映画ももっと一貫した深さを持ち得たのではないかと思われました。
あと細かいですが、最も黒い顔料が映画の中で光を反射させてはいけないのではとも思われました。
そこら辺りが惜しい作品になっているなとは思われました。
しかし、作品の雰囲気やルックや美術は好みであり、俳優陣の優れた演技含め、面白さもある作品ではありました。
登場人物が輝きまくってやがるぜ✨😳
条件付き、私、傑作認定させて頂きたいです🫶
女優も男優もみんな美しくて嫋やかで、も一つおまけに艶やか
ただ条件というと穏やかじゃない気もするけど、要はこの優れた作品を心ゆくまで堪能する為の下準備として以下の2つが不可欠であります
①NHKのドラマ「岸辺露伴は動かない」現在8話までシリーズ継続中(基本1話完結スタイル)の予習は必須
おそらくAmazonプライムなどで観れる
②「ジョジョの奇妙な冒険」などの生みの親で日本が世界に誇るべき偉大な漫画作家 荒木飛呂彦先生に偏見やアレルギー🤧が無いこと
(氏のマンガやアニメをよく知ってる必要はありませんので悪しからず。ジョジョとか食わず嫌いなら実にもったいないと思いますよ)
以上の条件をクリアしてるなら激奨します
今作はやはり一見さん、お断りかもしらんね
何卒、準備すら楽しみながらご鑑賞下さいませ
あっと!重要な魅力を一つ伝え忘れてた😳菊地成孔先生の音楽も仰け反るくらい素敵💓なんだと付け加えておきたいすね
長々と失礼致しました〜🐮
ジョジョを見ていないけれど
実写化の中でもクオリティ高い
映画にしては地味かな
ジョジョだと思わなかった。
予想通り
世界観はそのまま
映像美
岸辺露伴のドラマは視聴していましたが原作は未読です。
ドラマ版のときからですが、高橋一生の演技はやはりすごいと思いました。
静かに淡々と進んでいく独特なミステリアスさも感じられ、映画館で落ち着いて観ることができて良かったです。
それだけに青年期の長尾謙杜の演技にはがっかりしました。
木村文乃はやはり美しかった。
途中で露伴先生の先祖が山村仁左衛門だろうなー、と思いましたがやはり…笑笑
荒木飛呂彦先生はとにかく先祖の繋がりを大切にしているのでしょうか。
一つ疑問ですが、ヘブンズドアは生きている人間以外には使えないはずなのになぜ山村仁左衛門のお嫁さんには使えたのでしょうか?
いつもなんだかんだで泉ちゃんを守る露伴先生が素敵でした。
とても面白かったのですが、薄い感想ばかりで自分の語彙力を恥じるばかりです。
岸部露伴 動いてしまう
ヘブンズドア〜された後ってどのくらいで戻れるんだろ?
やってたのは知ってたけどドラマ見てなかったから、どっちでもいいかな〜と思ったけど、かなり評判良さそうなので見てきた。
話全体として面白かったし、見応えはかなりあった。
し、ルーブル美術館がメインってことで画もかなり豪華だった。けど、すごーいっていう感じで終わっていった。
後を引くものが期待ほどなかったのがちょっと残念。
キャストはみんな良かったけど、プロモーションのインスタか何かで見た長尾くんの顔が綺麗過ぎてすごい印象に残ってる。今までそんなに見たことなかったからもっと映画出てほしいな、いろんな作品で見てみたい。
友だちに勧められて観た。原作もドラマも知らないが、映像編集音楽スタイリッシュで楽しい
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