ブラック・サイト　危険区域

モサドとＣＩＡの関係など全体に緊迫感はあったが、ハチェットが囮として捉えられた辺りから違和感だらけになった
何故に徒手空拳で縛られた状態からモサドの精鋭を相手に脱出できたのか
しかも自分が死んだように偽装さえして施設内を自由に歩き回り、次から次へと殺しまくる
そして最悪のラスト　ハチェット一人にあれだけ翻弄された只の分析官がＣＩＡの上司に復讐を誓った所でどこまで肉薄できるのか甚だ疑問だ

ストーリーの出たしも面白く、中盤からはなかなかの緊張感がありました
ただそこからが…
ジェイソン・クラーク演じるテロリストと思われるハチェットがあまりに強すぎて、たった1人で元軍人さんとか精鋭部隊全員をやっつけるって違和感ありまくりです
ハチェットの背景も全然わからず、どんな人物かわかった方が面白かったのに
CGが丸わかりなシーンも残念でした
そしてあのラスト、あれはないです
あそこまでやったんなら決着見せてほしかったです
唯一良かったのは、ミシェル・モナハンはよく鍛えられててタンクトップ姿がカッコ良かったです

誰が鍵を取ったか、わからないシーンとか。
優秀な分析官だったら、ハチェットがデルタフォースの大尉を医務室で殺した時に、通訳が尋問室で無事だった
のに何も伝えなかったことから敵側だと気付かないのが変だ。
ほんのわずかな事から裏にある事を見付ける仕事ではないのか。

途中、アラビア語とだけ出て、説明がないのはやめてほしい。

牧師さんも動きが変だし、アビーが一人になって居住区を捜査しているときに背後を通る長身の男は誰？
最後に真相にたどり着く筋道がわからない。脚本が悪いのかな。
サーバーを置くような場所には、充分な電力が必要なのに砂漠の中におくかね。
たった一人でデルタフォースの部隊から秘密基地の兵隊たちを全員殺していくって話もおかしい。
最後の迎えの車はどうやってよんだ？はてなだらけの映画。

午後ロード録画視聴にて。

CIAの分析官というとジャックライアンが思い浮かぶが本作では夫と子供をテロで殺された婦人分析官アビー、舞台はヨルダンの砂漠地帯の情報機関の秘密基地シタデル、テロリストと言っても敵は逮捕されシタデルに連行されたハチェットという中年オヤジたった一人、通訳が裏切り者としてもどうやって逃げられたのか肝心のところは描かれない、それにしても予算の関係なのか、たった一人の凶悪犯に基地の軍人たちは全滅とは情けなさ過ぎますね。
しかもハチェットと名乗る男はCIAの工作員らしい、イスタンブールのテロもCIAによる自作自演？、シタデルもCIAのドローンミサイルで破壊し証拠隠滅、果たして悪の本丸はCIAなのか、真相は如何と、続編を臭わせてTHE END。