ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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山崎貴A面
低評価レビューの内容程酷い作品ではない ここはハッキリ宣言したい
どうも監督過去作からの流れが淀んでの評価に繋がっていると感じているので、キチンと作品毎の区切りとして感想を述べたい
粗筋等は公開1日過ぎで200以上のレビューに依り、注目度は群を抜いている作品だから改めて記載する必要は無いだろう
シナリオとすれば確かにご都合主義的なジョイントは否めないが、そもそもこねくり回すような題材ではなく、テーマとして"戦争の総括"という括りを現代バージョンとして盛り込みたい制作陣、監督の意図は否定されるものではない 訴えたい事のボリュームはそもそも作劇として当たり前に制作側のイニシアティヴなのだから、後は観客がそのベース上での評価に徹するべきであり、その前提を崩す感想や、自分勝手な理想や空想、行き過ぎた"べき論"を並べ立てての暴言や人格攻撃には虫酸が走る
自分としては今作の"『一億玉砕』的欺瞞に対するアンチテーゼ"を何の皮肉に纏うことなくストレートに発信したことを素直に評価したい
『誰も犠牲にさせない、全員生きて帰る』という、これ又欺瞞かもしれない妄想は、しかし前者の欺瞞が平気で現実になりつつあったあの時代に対する強烈なカウンターパンチとして、現代に問い掛ける姿勢は大切に続けないといけない
イデオロギーが強くなってしまっているが、そもそもコジラ作品はその誕生から日本の業を背負って来た系譜であるので、エンタメ要素との両軸としての駆動は当たり前に語られなければならない
ということで、次はエンタメの評価だが、これも又非常に興味深いギミックに溢れた"男の子"心擽る内容でもある 放射火焔を放出する前の背びれの段階的な突出は閘門式運河を連想させ、震電(しんでん)なんていう戦闘機を持ち出し、細かいところでは陸王?なんていうバイクや、数々の船艦も登場させるところの高揚感も作風に複雑な色を添える 戦争勃発の予感が吹き荒ぶ時代ならば子供達に対する充分なプロパガンダになっているのだろうが、平和が訪れたからこそ切り分けできるエンタメであり、これは持続し続けていかなければならないのである
なんの衒いもなく、真面目に真摯に作品を届けることの有難さを感じずにはいられない良作であることは間違いない
吹き飛ばされても生きている 誰でも想像可能な起爆装置の形状の脱出装置(これはふり返りシーンで別装置だったことが判明したのだが、)での生還等、カタルシスをキチンと表現する事も大事だと改めて思い知った作劇であった
ゴジラVS日本、ではなくゴジラVS日本人
IMAXの大画面・大音響で、ゴジラを浴びる!
『シン・ゴジラ』(16)以来7年ぶりの国内制作の実写版ゴジラが、シリーズ30作目、生誕70周年記念作品として11月3日“ゴジラの日”に公開。
その初日にIMAXにて鑑賞… いや、“浴びて”きました。
監督・脚本・VFXを手掛けるのは、三丁目の夕日シリーズの山崎貴。
期待を大きく上回る迫力に、圧倒されました。
思えば、シン・ゴジラを観たときの衝撃と、そして同時に生じたモヤモヤとした感覚… 映画としての完成度、満足度は間違いなく高いのに、“ゴジラってそうじゃない感”がどこか心の中に残るのです。
それを完全払拭し、もう一度原点に帰った真のゴジラを現代の最新技術で、戦後間もない日本の風景に蘇らせたのが、本作です。
戦争とは何か、戦後とは何か、生きるとはどういうことなのか… ゴジラの咆哮が、問いかけます。
主演は30歳にして芸歴28年の、神木隆之介。特攻隊の生き残りとしてのトラウマを抱えながら、ゴジラに抗う帰還兵を好演します。
ヒロインは浜辺美波。東宝シンデレラオーディション出身の彼女がゴジラに出会うのも必然か。車窓からゴジラを見つめる姿が、この上なく美しいのが印象的です。
この二人、NHKの朝ドラ『らんまん』以来の共演ですが、戦後の風景に良く似合います。
ツッコミどころはいくつかあるものの、実力派キャスト陣の人間ドラマパートも違和感なく、この映画が“単なる怪獣映画”ではない、出色の仕上がりとなっています。
こんなゴジラ映画を、待っていました♪
ぜひ大画面で『ゴジラ-1.0』
を体感ください。
未来を守る、未来を生きる。感動の人間ドラマ。
最高でした!
時代設定がなかなか不安でしたが最新機器などが出なくて昔のゴジラを思い出してとても楽しめました!
そして日本の高雄や雪風など有名戦艦VSゴジラという熱い展開にとてもワクワクしました
あとゴジラ不死身すぎん?・・・
映像の迫力による鑑賞性は120点。ストーリーは40点。
まず、ハリウッド版含め、あそこまですごいゴジラの映像は初めて見たと思う。日本映画界がvfxを駆使してここまでのものを作れるようになっているとは。。本当に素晴らしい。役者さん達もとても良かった。
一方、話の内容については非常に沢山の疑念が残った。
最大の理由は、この映画が人間、あるいは日本国民を被害者目線でしか描いていない点にある。
初代ゴジラは人間の戦争行為、核実験によって恐ろしい姿に変えられ、その怨念が人間に返ってくるという意味で、そもそもゴジラを迎え撃つ人間側に被害者意識と同等レベルの大きな加害者意識が描かれている。その象徴として、ラストシーンでは芹沢博士が2度と同じ悲劇を起こしてはならないと、自らの命と共ににオキシジェンデストロイヤーの技術を封印する。どうしてもゴジラがかわいそうな存在にしか見えないのだ。
ところが今回のゴジラは、核実験の影響を受ける前から怒り狂い、はじめのモチベーションの源泉がよく分からない。
逆にラストで、’あなたの戦争は終わりましたか?’という問いに対し、主人公は頷くが、加害された側(ゴジラ)が聞いたらそれこそ怒り心頭だろう。
ましてや、今ウクライナやパレスチナで起きている惨状を目の当たりにして、加害された者たちからその記憶は永遠に消えないことは想像できなかったのだろうか。
戦争は一度起こしてしまったら二度と消すことができない憎しみを生むこと、それは被害者としても勿論だが、加害者としての意識も、初代ゴジラと同じように盛り込んで欲しかった。だからこそ戦争はしてはいけないのです、と。(勿論それ故にラストシーンの心臓には救われたので、それだけで1星分あげました)
アメリカン・パイロットシート
「三丁目の夕日」の監督らしく、戦後復興の人情ドラマが内容の半分でしたが、音楽もなかなかで面白く観ました。
後半は「シン・ゴジラ」的に衆知を結集して不可能なミッションを成し遂げようとするドラマです。
「シン・ゴジラ」は文民(でいいかな)協力のミッションが成功し、ゴジラは凝固して死にました。
一方「-1.0」では文民協力のミッションは失敗し、結局「特攻」で…
ですが!今回の「特攻」は太平洋戦争の反省の上になりたっていました。
特攻機のシートはアメリカ製である事が仄めかされ、ゴジラに突撃し、英霊になられたかと思われたパイロットは…
「いまアメリカはソ連との対立で手伝ってくれない。日本だけで戦うしかないんだ。」という台詞も2回あり。
太平洋戦争の屈辱を映画で晴らす、的な印象が何となく感じられました。
神映画ではない
予告編に圧倒され、初日鑑賞致しました。
神映画と絶賛されている方もいらっしゃいますが、とてもそうは思えません。
私はゴジラオタクでもなく、それほど怪獣映画好きでもないと思います。人間ドラマを徹底的に排した「シン・ゴジラ」から真逆といっていいほど、人間ドラマを軸に描いた「ゴジラ-1.0」とても見ごたえがある一作である点は間違いありません。
しかし、残念ながらゴジラを軸に鑑賞してしまうと、予告編以上の見どころがひとつもない。冒頭のジュラシックパーク(笑)な演出はちょっとびっくりし、「掴みはOK」となりましたが、それ以降は意外性のない内容ばかりで・・・
山崎監督は、過去作(ドラえもん、ヤマト、ルパン、ドラクエなど)もそうでしが、既存IPを使って一般人も楽しめる最大公約数的な作りでまとめてしまう為、そのIPを本当に好きな方には、「こいつファンが何を期待しているか全く判ってない」となる傾向があります。今回は山崎監督がゴジラ好きを公言されており、また西部園ゆうえんちの「ゴジラ・ザ・ライド」を手掛けたこともある事から、「よく判っている」出来を期待していましたが、残念ながらそういった期待には応えられていないと思います。
これはあれですね、「シン・ゴジラ」の後だと、違うもの作らなきゃという思いが強すぎたんですかね?
一番の問題は「ゴジラが主役ではない」点だと思います。この映画はあくまで敷島が自分の中でまだ終わっていない戦争を終わらせる話。予算の関係もあったのかもしれませんが、ゴジラと対峙する時間がとても短く、圧倒的に人間ドラマを見せられる時間が長い。その人間ドラマも、「感動させる展開が上手い」とは思うが「感情移入して泣ける」とならないのは節々に「こういう話、好きでしょう?」という監督の思惑がチラホラ見え隠れしてしまうから。なんだろう、これは見る側の問題ですかね(笑)山崎監督の過去作に共通しますが、登場人物が全ての感情をセリフにして発してしまうところと間のない演技は相変わらずで、折角上手い俳優を使っているにも関わらず、すべてが安い芝居になっている感が否めず、その点が見ている側の読取り力を低く見積もられている感がしてどうにも耐え難い時間が延々と続きます。
ゴジラは長いシリーズである為、見る側がハマった期間や好きな作品によって期待する展開は様々あると思います。ヒーロー的な他怪獣とのプロレスを見たい方(今やモンスターバースがそれを担っていますが)、圧倒的な破壊に対する恐怖を感じたい方(初代好き)、はたまたシンゴジみたいな人類がどう抗うかを見たい方。それぞれの方で見たいものが違うのかもしれませんが、ほぼ共通しているのは「ゴジラ中心のドラマを見たい」という点ではないでしょうか?
山崎監督が大得意な時代設定でゴジラを作ると聞いたときに庵野監督の後にやれるのは山崎監督しかいないと思ったと同時にこれは神作確定か?と期待し、予告編でその期待が現実のものとなると確信し、観た結果は・・・?
やっぱり山崎貴映画だった。
という印象です。悪くはない、いやむしろ良い。良いはず。だが好きになれない。「ゴジ泣き」とかいうのかな(笑)「STAND BY ME ドラえもん」が楽しめた方は楽しめるんではないでしょうか?
↓+↑+!=⭐︎?
これまで良くも悪くも数多の作品が作られて来た、もはや日本の伝統芸能とも言えるゴジラですが、ついに令和5年の最新技術を結集して、昭和29年への原点回帰というか、換骨奪胎というか、ゴジラ正史の大本命が爆誕したな、というのが観終わった時点の素直な感想です。
恐らく、昭和29年に円谷英二氏が作りたかったのはこの様な作品だったのではと思います。
この作品を観て、観客としては大喝采しつつ、製作者としては歯噛みされているのではと感じました。
これまで多数のゴジラ作品を観てきましたが、全てテレビやビデオでの鑑賞でしたので、お金を払ってまで劇場へ足を運ぼうという気になったのは本作が初めてです。
折角ならと、西日本最大(?)の109EXPOCITYでIMAX鑑賞しましたが、心の底からこの環境にして良かったなと感じました。
山崎監督といえば、やはり真先に頭に浮かぶのは「永遠の0」ですが、敷島のイメージは宮部に大きく重なりますし、佐藤直紀の劇伴も永遠の0をセルフオマージュしつつ、非常に密に伊福部昭の劇伴と融合していて、原点をリスペクトしつつ、オリジナルの主張もしており、温故知新の成功例だと思います。
また、時代背景が戦後間も無くだとは知っていましたが、まさか雪風や震電の勇姿が大画面で観られるとは思いもしなかったので、鳥肌ものでした。
当時の戦艦や戦闘機に造詣の深い山崎監督ならではの脇役(?)選びで、単に大迫力の怪獣映画というだけではなく、戦争映画のファンも歓喜した事と思います。
また、最高傑作の呼声が高いシンゴジラでは深海魚のラブカがモチーフに設定されていましたが、本作では序盤のT-REXからしても、魚類ではなく爬虫類ベースの造形になっているのも好印象でした。
外見から察するに、ガラパゴスのウミイグアナがモチーフになったのではとされたのだと想像しますが、水生爬虫類であるからこそ、泳ぎが得意なのも当然で、着ぐるみでは実現不可能な、泳いでいるゴジラを正面から間近に観られたのも非常に斬新でした。
シンゴジラは、庵野監督が円谷ゴジラを自分の世界観へ引きずり込んだ上での傑作であるのに対して、ゴジラ-1.0は、山崎監督が初代ゴジラの懐に飛び込んで、その中で良い部分を引き出しつつ、自分の得意分野を融合させた傑作だと思います。
少し残念に感じたのは、山崎監督の優しさが仇となって、ラストで興醒めしてしまった点です。
銀座上陸時の死亡者数が3万人以上と報道されている中で、典子だけ(?)が奇跡的に生きていた事にするのは、いくらなんでもご都合主義だと感じましたし、そもそも逃げ惑う雑踏の中で敷島と典子が出会える奇跡にも、微妙な違和感を感じてしまいました。
また、海神作戦時のゴジラは、相模線の海溝の真上であるにも関わらず、陸上で二足歩行するのと同じ姿勢で直立していましたが、足場がある訳では無いので、本来ならウミイグアナの様に腹這いの潜行姿勢になっているのが自然だと思いますがら、いかにもロープを巻いてもらうのを待っているかの如き描写にも、不自然さを感じてしまいました。
極め付けは、敷島と典子が生きていた事です。
特攻礼賛と解釈される事を配慮しての設定かもしれませんが、数万人規模の未曾有の死者を出しているに関わらず、何故か主人公とその家族だけは無事だと、「へぇ〜、結局はそういうオチにしたのね。」と冷めた気持ちになってしまいました。
東日本大震災でも、家族を亡くした方が多数いらっしゃる中で、その様な悲劇を経験しても力強く復興する日本の底力を表現しようとしたのなら、安易に主人公の家族内に閉じたハッピーエンドにするのではなく、他の方と同じ苦しみや悲しみを受け入れつつ、敷島や典子の犠牲の上で生き残った明子が立派に成長し、両親の墓参りをしながら、強く生きていく事を誓う展開の方が、よっぽど腹落ちしたと思います。
但し、あれだけの爆風に吹っ飛ばされた典子がほぼ無傷に近い状態だった上に、微笑む表情が人外の存在であるかの様な不自然さを感じました。
首筋にあった背ビレ模様のアザが、実はゴジラが撒き散らしたゴジラ細胞に侵食された部分であり、急回復もその影響だったというオチなら納得出来ます。
その場合は、同様の回復者が続出すると思われますし、更にそれがシンゴジラにおける第五形態のメタファだったという強烈な毒設定だとすれば、ブラボーの拍手を惜しみなく贈りたいと思います。
何れにせよ、作品全体については非常に大満足の傑作でした。
シンゴジに迫るぐらい好きよ。
元々私は最初に観たゴジラが白黒の初代で、山の向こうからのっそり上半身を現す巨大な怪物に、子供心に恐怖を刻まれましたよ。その次がアンギラスのやつだったかな。
私自身は昭和ではなく平成ゴジラリアルタイム世代なんですけどね、家に初代やらのVHSがあってそれを観たんです。聞いた事ないけど、親の趣味だったのかな。
だからか分かりませんが、「僕らの味方」時代のゴジラは大分好みから外れてて、その現代解釈版と言えるような「調停者」?だか何だかのレジェゴジもあんまりなんですよねぇ。橋壊せよ。潜ってんじゃねえよお前怪獣だろ。みたいな。
ゴジラはやっぱ巨大で理不尽な災害であって欲しいんですよ。一種のパニック映画としての面白さ怖さが欲しい。日常にたった一つ巨大な嘘としての「ゴジラ」だけを放り込んだ感じというか。
そこ行くと、ゴジラ災害シミュレーションたるシンゴジはまさに私みたいな人間が夢に見つつあり得る筈もなかった奇跡のような作品で、あれ以上のものはもう出ようがないと思ってました。
ただ、今回は「そう来るか!」というアプローチでその高いハードルに挑んできましたね。
とにかく白組のCG凄いとは聞いてたけど本当に凄いな!部分部分気の抜けたようなカットもあったけど、かなりの部分ハリウッドに引けを取らない画にちゃんとなってるよ!!予算規模は比べるべくもないだろうに、素直に凄いと思う。
それに加えて、ちゃんと?監督がゴジラを「怖い存在」として描こうとしてくれたお陰で、デザインといい、行動といい、「恐怖の対象」としての絶望感が半端無かったです。これが最大の美点かな。
臆病者と変わり者、可愛い子供の歪な同居生活も、戦後の混乱期という特殊な舞台設定のお陰もあり、怪獣映画のドラマ部分としては全然観れるデキだったので、やっぱり予算の問題か?怪獣そっちのけの時間がどうしても長くならざるを得ず、ダレはするんだけど、そこまで退屈したりウンザリしたりせずに済みました。
ただまぁ、全編に渡っての圧倒的スピード感、緊張感、編集の小気味良さカッコ良さを持ったシンゴジはこれからも何度も見返すと思いますけど、今回のゴジラは、見返すとしてもゴジラが出てるシーンだけだろうなとも思うので、個人的に思うシンゴジのハードルを超える事は無かったかなと。ただ、堂々と挑んでかなりイイ線行ってくれた作品であるとは思います。面白かったよ!山ちゃん!
泣けるゴジラ、そして不死身の男、神木隆之介w
公開初日に行くほどゴジラが好きってわけでは決してないけど、スケジュール的にあったし、新作ゴジラだし、とりあえず、的な。
前の映画から1時間20分後の普通上映にするか、1時間45分後のIMAX上映にするか……その程度の違いならIMAXかなーと何気なく選んだけど結果大正解✨✨✨音も映像も是非ともこだわりのあるスクリーンで観てほしい😊
ゴジラ映画ではあるんだけど、ゴジラ映画ではなく、戦争映画としての側面がめっちゃ強い。なんならゴジラの登場が原爆投下に立ち向かう日本にだって見えてくる。
ゴジラ映画で初めて泣きました💕
良き良き。また観たい📽
ゴジラ、どんどん欧米化してるというか小顔でスタイル良くなってる気がしてるwそして前に観た作品(←シン・ゴジラぢゃなくてなんだったかなー思い出せない😅)の時にも感じたけど、ゴジラを攻撃した時の反応がどんどんオーバーリアクションというか人間じみた感じになってるwww
今回で言うと、深海に引き摺り込まれた時。『た〜すけ〜て〜』とでも言わんばかりの水面に助けを求めて手を伸ばす仕草が可愛い過ぎて(´∀`艸)♡♡ゴジラも死にたくないのねー、ってwww
そして、何度ゴジラと対峙しても絶対に死なない不死身の男、神木隆之介ww
怪獣映画の悪しき慣習
これは、見るべき映画
シナリオの都合?突如としてアホになる登場人物。
終戦直後、復興間近の東京にゴジラが来襲したらどうなるかという物理的挙動、政治的背景なんかは大変素晴らしくカッコよく、時に都合よく(笑)かなりの精度でシミュレーションできていて一見の価値あり!と思いました。さすが特殊映像系監督の第一人者である山崎貴監督です。その手腕が十二分に発揮されていて感服いたしましたよ。
ただ、音響、音楽含め「かっこいい絵作り」に関しては日本トップレベルでも登場人物達の思想、心情を背景に、この異常事態にどう発言し行動するかを「推察してシュミレートする」ことに関しては、申し訳ないですがお世辞にも及第点とは言い難たいです。
序盤、その理由、詳細を知らなければ単なる帰還兵でしかない主人公に理不尽に降りかかるかかる戦争、ゴジラ関連のヘイトをみるにつけ、アレレ・・・と思ってたのですが、その予感は的中!大事な場面で取るべき行動をとらない登場人物がわんさと出てきて閉口いたしました。
特に直近にゴジラ上陸の可能性が極めて高い、でも市民にそれを知らせる術もない、という中で次善の策「家族だけでも疎開させる」などさえ思いつかず呑気に子供と戯れる主人公のシーンを挿入するあたり、「危機意識ないアホか?」と、むしろ滑稽になりました。平和ボケした現代人ならまだしも、数時間先に生きている保証がない過酷な環境下を経験した人間のとる行動じゃない。
主人公以外も全体的に見た目綺麗で感動的なシナリオ、結末に辻褄合わせて行動してくれる人々が多数出てきてああ、最後はこうなるだろうなと思ったらやっぱりそうなりました(笑)。私みたいな素人にここまで当てられたらシナリオ、演出としては基準以下と思います。
最高の映像、音響、音楽、一方、安い脚本、演出にほんとうにアンマッチで何かとてつもなくもったいないと感じました。
本当に怖いゴジラ
星マイナス1.0です
初めに断っておきますが私はゴジラに多くを求めません、子ども向けであっても、テーマが難しすぎても怪獣がカッコよく暴れてくれれば余り細かい事は気にしないのですが、今作は共感性羞恥?を感じやすい方にはとても見てられなかったのでこの評価となります。
時代設定やPVで大人向けの作品かと思い見に行きましたが、あまりにも酷くて途中退場を何度も考えた映画です。
終戦記念日のスペシャルドラマを全部詰め込んでMADにした様なカオスな作品、テーマが重いわりに観客に考え、同情させる間も無くペラペラと説明セリフが続く
この作風が不気味で怖すぎてゴジラを応援してしまう斬新な作品
良かった点はCGと赤ちゃん子どもの演技くらいでした
美術さんもそこそこ良かった、テーマ曲も良かった
考えてる事を全てセリフで言ってしまう脚本はいくら演技力のある俳優でも三文芝居になるんだなと勉強になりました。
テーマが重いわりに1カットあたりの俳優の持ち時間が少なく表情で複雑な心境を演技する時間が無いのはあまりにも役者がかわいそうだ。
【間】の無い演技で薄っぺらいローテーショントークを延々と見せられ、勝手にキレ始め、勝手に叫んでいる。
蔵之介さんの「日本はお前達に任せた」は背筋が凍りました、なぜセリフにするの?その前の5秒間の沈黙で表現できてたでしょう‥
観客には人生経験も想像力も無いと本気で思ってないとこの台本にならんだろ馬鹿にしているのか?と思える作り
かといって子どもにはかなり複雑でいらない要素が多すぎて難しい
いったい誰向けを想定して作ったのか謎
ただネット配信された際は画面を見なくてもストーリーがわかるのでながら視聴にはとてもオススメの作品。
以下 細かい突っ込み所ですが、ドラマパートが酷すぎて気になってしまいました(難癖あり)
・島の守備隊はなぜゴジラを倒そうとしているのか、守るものもないのに一目散に逃げるだろ普通鎌倉武士なのか?
・敷島のトラウマは昨日今日初めて会った【島の兵を見捨てた】事なのか?
本人としてはもっと重いはずの【特攻の仲間を裏切った】点がスルーされているから敷島に全く共感出来ない。
・東京があんなにめちゃくちゃにされてGHQが放置するのはあまりにも非現実的、数十分毎に都心に核爆発を起こせる無敵の巨大怪獣は一応対話もできるソ連より脅威であると思う、ゴジラが生きている限りGHQの日本統治は不可能であるから優先目標のはず、寧ろこのままゴジラを放置した方が各国に介入の理由を与えてしまう(シンゴジではそうなっていた)又、日本を怪物から守るというのはGHQにとっても非常に魅力的なUSA!!USA!!案件であると思う
・機雷除去船を追いかけるゴジラの速度が遅すぎる
・ゴジラに機雷を咥えさせて狙撃するシーンがアンチャーテッドみたい
・民間企業が高水圧下でも実験なしで作動する装置を作る脅威の科学力(これはまぁゴジラなんでいいですが)
・敷島が高そうなバイクの新品を買ってるのが意味不明で不気味
・敷島が病院でいつ目覚めるのかわからないのに棒立ちで見てるおっさん3人が不気味
・蔵之介のとって付けたような政府批判
・浜辺のキャラが初登場時と急に変わる(S◯Xしたのかと思った)
・使ってる食器が謎に新品
・震電の倉庫が途中エンジンの試運転をする為に倉庫外に出した形跡が無い(試運転無しで乗せたのか?)
・電車のブレーキききすぎ
・浜辺美波耐えすぎ
・完全停車している電車を、建物とは別個の物体と認識しゴジラが咥えるのは違和感(初代は暗い中電車だけ灯がついていたので)
・意味深に説明してたレバーが脱出レバーでは無くて本当に安全装置だった
・敷島が「確実にゴジラを殺せるか」でなぜあの場でキレる必要があったのが描写不足
各々代案を出して却下するシーンが欲しかった
・「確実に殺せる」事にあれだけこだわった敷島が機雷でダメだった口内への特攻に命を賭けるのかよくわからない
・どうやって生計を立てているか不明のお向かいさん
・雨に濡れた事が無いようなキレイな瓦礫の実家
・「戦争が長引けば良かったのに」にノータイムでキレる敷島、若輩以外が言ってたらそのスピードでキレてたか?
・銀座の瓦礫で放射線測定してる所からバリケードまでの距離近すぎ
・逃げ惑う市民呑気すぎ(お約束だが)
・夢でゴジラから逃げる市民に「どうしたんだ!?」と必死に叫んでいるのにゴジラの方向見ようとしないのわざとらしすぎ
・ゴジラがマッシブで現代的なデザインなので絵的な違和感を感じる。
・ブレスの表現、SEが巨神兵、エヴァであり現代的で時代感から浮いている(いくらゴジラが超常であるにしても)
・ビルの上でラジオクルーが命懸けで中継しているシーンがコミカルになってしまっている、もし意図的にコミカルにしたなら海神作戦に参加した人々の命も軽くなってしまう
・海神作戦で最初の2隻の囮艦をゴジラがブレス以外の方法で破壊した場合、もうサブプランは存在せず全滅する、知能の高いゴジラが初撃ブレスである可能性はそこまで高く無いと思う
・ワイヤー巻き艦が衝突しそうになる描写が謎に力が入っていた
・ワイヤー強すぎ
・艦長キラキラしすぎ
・本編前に女子高生が戦時中にタイムスリップする映画の予告が流れ、その時は内心馬鹿にしてましたが、恐らくそちらの方が本作よりまともなドラマになっていると思う。
個人的にはGHQと旧日本兵の大規模共同作戦が見たかった‥あると思ってた
理想のエンディングは敷島が脱出せずゴジラに特攻→ゴジラ細胞で復活→浜辺美波を求め東京に上陸して欲しかった。
ストーリー・映像・テーマ曲のタイミング、全て最高!
1番前の席だったので5回ぐらい死んだ(踏まれて)。熱線吐く前の場面にワクワク、ドキドキした。【再鑑賞11/9(木)】IMAX 【アカデミー賞取った⭐記念に鑑賞】
今回のゴジラで1番気に入ったのは、熱線吐く前に尻尾から背中の方へ青白く光りながらヒレが隆起してくところ。上の方へ1つづつ隆起してくから、だんだんと何かヤベーことが起こんぞって感じでドキドキした。で実際ヤベー熱線吐いてくるんだけどね。
2度目からは、このあと何が起っか分かってるからワクワクした。
この頃のゴジラは1度吐くとしばらく吐けないらしい。最近は連続してやたらと吐きまくるから進化したようだ。背中からも何かレーザー光線みたいのを出しちゃって始末に負えない。まあ、とにかく手が付けられないのは昔も今も一緒。
機関銃も、ミサイルも歯が立たない巨大生物が何の前触れもなく突然現れて、熱線吐きながらノッシノッシと歩き回って破壊しまくる。その上放射能まで振り撒いて、ほんとゴジラって迷惑。
敷島(神木隆之介さん)と典子(浜辺美波さん)が生きていて良かった。敷島がパラシュートで脱出したと知ったときはホントに嬉しかった。もし敷島がゴジラへの特攻で死んだらガッカリしたと思う。助かって良かった。誰かの犠牲で他の人が助かる話のほうがドラマチックで心に響くけど、気分はすこぶるよろしくない。
きっと監督の特攻に対するアンチテーゼってやつだと思う。
典子が、理由もなく、有り得んほどピンピンしてるのも万々歳で、こちらの結末もすこぶる気分がいい。
最後に病院で敷島と典子が再会する場面で、敷島の顔を驚いたようにマジマジと見つめる明子ちゃんの表情に笑ってしまった。僕にはこの時の明子ちゃんの表情が、神木の演技に驚いちゃって「えっ、神木のお兄ちゃん突然どうしちゃったの?」って顔に見えたからだ。
神木 : 「明子ちゃん、映画のお芝居だからね」
子役 : 「そんなのわかってるわよ、コドモじゃないだから。あと、わたしもホントはアキコじゃないからね」 by 明子を演じたベテラン(?)子役。
ゴジラやられちゃったけど 「どうせまたスグ再生するんでしょ」とか、「結局ほかのゴジラが現れるんでしょ」とか、なんだかんだ言ってゴジラが復活するって皆んな思ってる。そのとーり。
案の定、最後に海中の場面になって、焼きいもみたいな形のもんがブクブク言い出した。ヤッパシネと思ったていたら、エンドロールの最後にゴジラの足音が鳴り響く。ドス~ン。ドス~ン。ドス~ン。ドス~ン。「アギャア~~~」ゴジラの雄叫びとともにゴジラ完全復活ゥ。「ヨッシャー」と思った。
ゴジラを見るときは小学生と同じ感じで見てる。怪獣が暴れてオモシレーだ。だから、ゴジラがシェーのポーズしようが、シッポかかえて後ろ向きで飛ぼうが気にならないし、ビオランテが名作とか言われてもピント来ない。ゴジラファンによってはシェーとか許せないらしい。
大人になってから制作者の原爆に対するアンチテーゼの強いメッセージが込められてると知ったが、僕は小学生目線だからゴジラの出現理由もゴジラ映画のメタファーとかも全然考えない。大人びた小学生はメタファー意識して見るのか?
ゴジラはトラウマで、2、3年にいっぺん追いかけられる夢を見て怖い思いをする。1キロぐらい離れたゴジラが真っ直ぐこちらへ向かって来るから90度直角方向へ逃げるとゴジラは逃げた方へ向きを変えて僕をにらみつけてくる。今回、直角方向へ逃げても距離が近いと尻尾でビルごとなぎ倒されて押し潰れることが判明。夢に出てこないことを祈る。
【追記】11/9(木)・IMAXで再鑑賞
今回のゴジラは今まで見てきたゴジラよりも凶暴なイメージがある。人をなぎ倒す場面が生々しくて迫力があるからだと思う。
迫力があると感じる理由を考えてみて1つ思い当たった。ゴジラとの距離が近いからだ。
ゴジラは人が走って逃げるより速いから追い付かれて踏み潰される。追い付かれなくても振り回した尻尾に殺られるか、尻尾に破壊されたビルにの下敷きになる。尻尾に殺られない距離にいてもゴジラが蹴散らした車や電車が飛んでくる。
熱線はもちろんヤバいが、その爆風も凄まじい破壊力だ。典子が吹き飛ばされた熱線の爆風の凄まじい描写に圧倒された。
つまりゴジラが遠くで暴れてるのではなく、殺られてしまいそうな近さにいる描写だから迫力があるのだと思った。特に僕は前回は最前列、今回は前から5番目の席だったから余計に殺られそうな迫力を感じた。後ろの席に行くほど殺られてしまいそう感は薄れる。実際、最前列で見た前回の方が迫力があった。「シンゴジラ」のときも最前列と最後列で見たが印象が全然違った。
ゴジラが去った後の瓦礫の山は、空襲とミサイルで破壊つくされた町そのもので呆然としてしまう。
今回も海上で木造船を追いかけてくるゴジラの顔の度アップが怖かった。
背ビレが光りながら隆起していく描写は素晴らしく、今回もワクワクした。
典子が助かったのが信じられないが、僕は映画にリアリティを求めない派なので浜辺美波が生きてて嬉しかった。だけど、銀座で浜辺美波が地面に座り込んでしまった時は、「ゴジラ、早く浜辺美波を踏み潰すんだ」と心の中で叫んだ。
明子ちゃん(永谷咲笑)が可愛すぎる。
【追記】
◆特撮でアカデミー取ったので、まだ上映が続いてる。
2024年 96回アカデミー賞 視覚効果賞
◆そういうワケで記念に鑑賞。
2024(令6)4/17(水) イオンシネマ日の出
◆今度、キングコングと再共演するらしい。
良かったけど、全体にライトかな
ゴジラシリーズは初めて見ました
昨日アカデミー賞で作品系の賞を沢山受賞したので、見納めと思って3回目の視聴。
ゴジラのパニック系のシーン、グリーンバックで殆ど想像で演技してたとか、ゴジラの頭の辺りにゴジラ人形を置いて想像で演技するとか、本当に俳優さんってスゴいですね。
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2回目は奥さんと見に行って来ました。
彼女の質問で、答えられ無かったのですが、
どなたか分かったら、教えて欲しいです。
敷島がゴジラを連れ出した海、
あそこって深海ですよね?
ゴジラは立ち泳ぎをしてたの?
あの短い足で?
って、聞かれたのですが正解は分からず。
どなたか、御存知でしたら教えて下さい。
まぁ、どーでも良い質問なんですけどね。(笑)
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浜辺美波さんが見たくて行ったので
『戦いのシーンだけだと飽きるんだよなぁ。』
と、思いながら見始めたら、ゴジラシーン少なくて、ビックリ。
前半は神木くんと浜辺さんのストーリーだし、
後半は神木くんと吉岡くんのストーリーだし。
その間、お国のダメさ加減を愚痴ったり、過去を愚痴ったりと、『ゴジラシーン少なッ!』って感じでした。
私の場合、戦いのシーンが多いと眠くなるので、大変良作てした。
今回 I-MAX で見ましたが、画像はともかく、音響が良いスクリーンで見たい作品です。
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