ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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最新作にして原点
70周年、30作品目となる作品。
原点回帰のようで、新しい作品だったと思う。
戦後の敗北感が残りつつ明るく生きようとする人々の前に現れるゴジラ。
1954年のゴジラと似た時代なのによりリアル感があるせいなのか、
協力が得られず、物資も何も不足している中、この怪獣をどうすれば?そもそも倒せる、退治できるの?感。こわい。
今まで見てきたゴジラの中で1番怖かった。目があったらパクっとされそう。
日本人に何された?ってくらい破壊しまくるし。
戦争、空襲、特攻、目の前で両親を亡くす、
戦争から帰ってきたら帰ってきたで罵倒される、
こんなんメンタルぼろぼろだよお…。つら…。
その上巨大な怪獣が恐ろしい熱線吐き出すし…。
島に不時着するときの道の悪さで、敷島の操縦レベルが分かるの好き。
最初の島で見張り台ごと壊されるのと、ビルの上で中継中に倒されるのは、初代ゴジラリスペクトかな?初代ゴジラ好きやねん。
ツボに入らなかったのか、泣くと思ってみていたのに泣けず残念。
23.11.12 映画館
過去最高のゴジラ映画です❣️
ゴジラファンとして
今まで観た中で一番好きな作品です。
なんと言ってもエンターテイメント性が素晴らしい👏
「三丁目の夕日」でも驚かせてくれた
昭和の戦後間もない時代背景
「永遠の0」や「アルキメデスの大戦」での戦闘機や大海原を進む戦艦の迫力
そして
この二作品でも描かれるドラマ性と
同レベルとも言って良い人物描写も
今までのゴジラ映画には無い
ドラマティックな作品となっています
芝居のリアリティよりも
登場人物の心情に共感出来るので
有り得ないような偶然や奇跡も
あって良いんです。
だからこそ
この作品の映像美や
ゴジラの圧倒的な存在が更に恐ろしく
際立っているように思えます。
初期のゴジラ映画を彷彿とさせながら
更に奥行き深く美しく響き迫ってくる
音響にも感動
そしてエンドロールの素晴らしさ
最後ゴジラの咆哮には
迫力に胸が震えました✨
山崎貴監督これまでの集大成と言える
映像作品であり、ゴジラ愛に満ち満ちた「ハリウッド !これが本場のゴジラだ!見てみィ‼️」と世界に発信して欲しい作品。ファンならずとも必見です。
今までとは違うゴジラ映画です
ゴジラ映画は人とゴジラとの戦いを主軸に描かれてきましたが、
今回は「-1.0」の部分が描かれた映画
戦時中、戦後の日本人達が、どの様の苦悩を抱え生き何に光を見出して生きていたのか。
もしその時代の日本にゴジラが現れたら人はどう生きるのか?
ゴジラ対人間では無い物語なので、特撮以外の映画として見て面白い映画になってます。
あと、日本映画のVFXの陳腐な感じからハリウッドとかに追い付いて来たかと思える出来栄えでした。
正直今まで多くの映画を観て来ましたが、どう見ても作り物とわかるVFXしか無かったので、
ゴジラ-1.0でのVFXの作りは良かったと思います。
今までのゴジラ映画の手法+VFXがうまくマッチしてて、日本の特撮映画感が残しつつVFXで描き切れない部分を補完していて映画の作りも良かったです
大迫力のゴジラでした。
意外と世間の評価が高いので、ゴジラ生誕70周年記念作品「ゴジラ−1.0」を広島バルト11まで観に行って来ました。
興収10億円を超える好スタートとなったらしいのですが、やっぱり高画質・高音質で巨大モンスターの迫力を味わうべくIMAXで鑑賞しました。
なかなか良かったですね。今回のゴジラは顔面アップや下からの煽り姿が多く、迫力は過去作一番だったのではないでしょうか。という自分は実はゴジラ映画を映画館で観るのは子供の頃以来です。(「シン・ゴジラ」も映画館ではなくCS放送で観ました。)
海上での戦闘がメインになりますが、海面のゴジラのCGに違和感がなく、日本のCGもここまで来たか、と感心しました。
終わり方が続編ありきだったのですが、こんな圧倒的なゴジラが再び登場したら、シンゴジラと同じく「核兵器」を使う・使わないの話になりそうで・・・。
【追記】
IMAXの「額縁上映問題」を最近になって知りました。
邦画特有の問題だとか。
自分は感覚が鈍いのか、邦画でIMAXはあまり観ないのもあって、気がつきませんでした。
音も良かったので満足しましたけど、気になる人は気になるのかな。
ホラーテイストなゴジラ映画。
内容は、言わずと知れたゴジラシリーズの最新版映画。always3丁目の夕日の山崎監督が送る今までに無い雰囲気のある恐ろしくも楽しい怪獣映画。
印象的な台詞は『僕の戦争は終わって無い』主人公の神木隆之介が口癖の様に話す言葉。戦後のトラウマに呪われた後遺症と落とし所を模索している言葉。
印象的な場面は、圧倒的な大きさと破壊力で蹂躙される銀座の町並が迫力があり、逃げ惑う人々のゴジラ足だけ視点も非常に恐ろしく良かった。今までに無い民間人のみの視点も新鮮で良かった。それなので人間ドラマ臭くなるのは目を瞑ります。
印象的な状態は、途中から吉岡秀隆が主人公かの様に話が進む場面は猟奇的で冷静と情熱の間の様な演技とプレゼンの演出がカッコよかった。ゴジラの迫力もさることながら、今回は音響が非常に良く劇場で是非鑑賞することを薦めます。
ツッコミどころはありますが素晴らしく分かりやすい構造とエンターテイメント性に感嘆しました。海でのゴジラ🌊は大きさが緩和され非常に恐ろしく感じる良いシュチュエーションです。パニックホラーテイスト映画に偏りゴジラを応援と共感する派の自分には残念でしたが、素晴らしい作品です。パンフレッターの自分としては、パンフレット売り切れてるたのが残念でした。
2023年公開映画最高傑作!
山崎貴監督、神木隆之介、浜辺美波主演の「ゴジラ-1.0」を109シネマズ二子玉川で観る。
これは凄かった‼️😱
1954年の第一作の初代ゴジラから、復活した平成ゴジラシリーズ、エメリッヒ監督のハリウッド版、ギャレス・エドワーズ監督のレジェンダリー版、そして庵野監督の「シン・ゴジラ」と、全部ではないけど主な作品は観てきたが、私の観た中では最高傑作‼️山崎貴監督作品としても、「リターナー」以来の大傑作だとおもう。
撮影されたのは「ゴジラ」が先らしいが、神木隆之介・浜辺美波の「らんまん」コンビが絶品❗️美波ちゃんも「らんまん」を彷彿させる演技で、あの若さで見事だったが、神木さんはホント、素晴らしい演技‼️あと、脇を固める、佐々木蔵之介、安藤サクラ、山田裕貴、青木崇高も芸達者で良かったが、 やっぱり、吉岡秀隆の上手いこと❗️怪獣映画・特撮映画ながらも、俳優の演技は見応えあった。
そして、山崎監督作品でもお馴染みの白組による特撮、これはハリウッド映画に全然引けを取らない、IMAXで観る価値のある素晴らしい迫力とリアリティで、見事な出来栄え❗️近年議論になるゴジラの造形も期待に違わず、特撮だけでも観る価値あり👍
ストーリーにはツッコミどころもいくつかあるが、泣かせの演出も見事な、2023年観た映画では国内・海外問わず、断然No.1だとおもう。傑作だった「シン・ゴジラ」を上回る興奮と感動。文句なし星5つ⭐️ 絶対、映画館の大スクリーン、できればIMAXで観るべし‼️
エンタメ映画として傑作
もちろん「怪獣映画」なんでツッコミところは満載なのですが、エンタメ作品としてはかなりの傑作なのでは?と。
どうしても「シン・ゴジラ」との比較から入ってしまいますが、シンが「ゴジラvs日本政府」だったのに対して、-1.0は「ゴジラvs日本国民」という軸。この国民ってなかに、主人公がいて、主人公の神木隆之介vsゴジラ、というヒーローものにちゃんとなっている。
これが所謂「ヘタレ」ヒーローなんですね。特攻隊から逃げ、最初のゴジラから逃げ、浜辺との生活にも決断を下せない。このヘタレもゴジラに浜辺を奪われて、ようやく開花する。ゴジラはゴジラで島に上がれば銃で撃たれ、米軍の原爆実験で棲家を追われ(?)、機雷や戦車砲で撃たれれば、そりゃ反撃します。
こうしてヘタレヒーロー:神木vsチートヒール:ゴジラがタイマン。神木の後ろには米国も日本政府も当てにならないと、海軍の生き残りが「日本は俺たちで守る」と立ち向かう、胸熱の展開なんです。実に良くできたストーリー。
若干、途中から「吉岡秀隆が主役?」となりますが、まあ、そこは元ヘタレなので許してやってください。シンが登場人物の人間性を一切排除して、組織でゴジラという不条理に立ち向かう、というクールな軸だったので、オタクウケはするが一般ウケしないのに対して、こちらは、ちゃんと大衆映画になっていると思います。
またオタク向けにも、終戦後シンガポールで自沈処分された重巡高雄に、幻の局地戦闘機 震電。ゴジラが倒される時の光の放射は、お〜エルメスの最後と同じだ〜。で、ラストはなんと「綾波レイ」ですよ〜。なんか本当の元ネタは別の怪獣映画にあるようですが、我々世代では、エヴァでの綾波レイ登場シーンの包帯巻きです!
映画的には非常にテンポの良い構成。まず零戦が出てきた、ジェラシックパーク的なゴジラが出て、ヒロイン(浜辺)登場と、重巡高雄vsゴジラ。ここまでの第1幕が圧倒的なスピード感。第2幕ではゴジラが銀座で暴れる前後が主人公が落ち込む場面なので、若干中弛みがあってよく、最後の第3幕がゴジラとの決戦「わだつみ作戦」、駆逐艦が突っ込むシーンで伊福部昭のゴジラのメインテーマと、キングコング対ゴジラのテーマと劇伴で盛り上げる、完璧ですね。
ラストは色々と意見ありそうですね。神木と浜辺の感動の再会シーンのはずが「コウさんの、戦争は終わったのね」と綾波レイ風にすごく抑え無表情なセリフは違和感あります。「コウさんの」戦争は終わったけど、私(もしくは明子も含めた私たち)の戦争は、、、とも取れるセリフ。あと、チラッと首筋に見えた黒い染は???
ゴジラのラストカットも沈みゆく体が破裂して崩れていくようにも、体内から何かが飛び出しそうにも見える。続編を作れろう思えば、作れる終わり方だな〜と思いました。
好きなジャンルではありませんが、今年のトップ5には入る名作です。
面白かったー
レイティングはG指定
売れっ子の山崎貴監督の映画は13年前のキムタクヤマトしか観たことがない自分が偉そうに言うのもなんだが、シン・ゴジラが庵野節なら本作はいつもの山崎節で、ツッコミ入れながら観るのが正解な山崎貴映画である(と思われる)。
誕生から70年でゴジラ映画はアニメも入れると国内外で40本近い作品が作られてるそうだし、大ヒットで世間の評判も悪くないようだし、こんだけ多くの人がレビューを寄せていてご都合主義すぎとか展開読めすぎとかリアリティなさすぎとか否定的な感想も出尽くしているしで、それらもろもろを考えるとこれはこれでいいのではと思えてきた。敗戦直後の時代設定は純粋におもしろそうだったのと、あの高度での浜辺美波の鉄棒→飛び込みには爆笑させられた。
白組出身の山崎監督は深く考え唸らせるような人間ドラマより、とにかくVFXでいろいろやりたい監督で、きっとひねくれたところのない素直で憎めない人なのだと思う。だからと言って本作鑑賞後、監督の作品を積極的に観に行くかというと疑問だが、Wikipediaによればナウシカを実写化したいと思っているそうなので、作られたら観ちゃうような…。ハヤオが許してくれるのかわからんけど。
戦後、日本。無(ゼロ)から負(マイナス)へ。
感想
焦土と化した日本に突如現れたゴジラ。
残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。
ゴジラ70周年記念作品となる本作。
面白かったです。俳優陣が豪華で演技が素晴らしいです。
特に吉岡秀隆、佐々木蔵之介の存在は大きかったです。
ゴジラシリーズはあんまり観たことなかったんですがテーマソングが流れた時は鳥肌が立ちました笑
新生丸での機雷を使ったゴジラとの戦闘、ゴジラの銀座闊歩、最終決戦は迫力があり、映像が凄かったです!
全てを破壊し恐怖に陥れるゴジラには絶望です。
ただ海神作戦立案から最終決戦までちょっと長かったです。
あと光線を出すタイミングで戦闘機が口に突っ込むんですけど間に合わないよな〜って感じでした笑
しかも戦闘機が口に突っ込んだ後、爆発まで一瞬シーンとするんですがそのタイミングでえっ?って大きい声で観客が言ってたのは萎えました怒
シークレットゲストで橋爪功が出ていたのはびっくりしました!
典子の首もとの痣、ゴジラの肉片が再生と謎は残るばかりでした!
※生きて、抗え。
楽しい映画体験でした
事前情報ゼロで9歳の子供と一緒に鑑賞しました。特攻や、ビキニ沖の説明は耳元でしましたが、それ以外は子供でも充分わかる内容と、物語だったようです。
序盤のゴジラ登場時にのゴジラの動きに
「こりゃ、ジュラシックパークかい」と子供が突っ込んでおり、確かにかなりアクティブで大胆な動きのゴジラでした。その分、スペクタル大作として映画館で見なきゃ損なほど、楽しめる作品でした。
ただ、最後のシーンのドラマ部分は浅はかさを感じてしまい、そこまでの物語の盛り上がりが萎んでしまうような気がして残念でした。
セリフのある俳優の有名無名の差がある作品だったので、途中の橋爪功さんの匿名出演がこれ布線?と気になってしまい、ちょっと気が逸れました。
ゴジラの畏敬の描き方でない悪役よりのドラマの描き方なのか、戦闘シーンにも爽快感がありました。
とにかく楽しめる作品でした!映画館で見て良かったー!!
内容はさむい・・・けど
ゴジラファンです。
内容はいい意味でも悪い意味でもよくある感じです。
この映画1番の注目ポイントは浜辺美波さんの腕力です。
東宝さんが最近流行りの海外ゴジラに一石投じたくて作ったんだなと感じました。
本来のゴジラの意味、そして熱戦の威力には東宝さんの本気を感じました。
今っぽいテーマのゴジラ映画
久しぶりの日本製ゴジラ映画。
戦後の日本を襲う未曾有の災害として位置付けられたゴジラが、恐怖の存在としてしっかり描かれており、戦争で全て失った人々に対し、容赦無く更にどん底に突き落としてくれていました。
山崎監督らしい人情パートも多く差し込まれていましたが、しっかり対ゴジラ作戦も描かれていて、戦後の日本人たちが叡智と意地を掛けて挑む姿は勇ましくカッコ良かったです。
従来の映画にありがちな自己犠牲を否定するかの如く、主要人物は誰も死なない・失わないことを貫くのは個人的には少し違和感があり、その辺りを誇張して表現するため途中から最後の展開は読めてしまったことが残念。さすがに典子さんは無理があるのでは…。
でもゴジラはカッコ良かったし、久しぶりの邦画ゴジラ楽しかったです。
ジョーズとインデペンデンス・デイをまだ観ていない人は感動します。既に観た人は…笑っちゃいます。
日本のS.スピルバーグかR.エメリッヒと称されている?山崎貴監督は、ふたりへのオマージュなのか、リスペクトなのか、はたまたパクリなのか、どこかで観たような展開が満載。
お涙頂戴シーンも伏線を見せびらかせながら、どうだ〜感動したでしょ〜!と言わんばかり。
戦争はつらいよ。をベースにする事で否定的な感想を消し去ろうとするソンタク作戦。
諸々を気にせず観れば、ゴジラの破壊力には圧倒されるし、作戦会議で微動だにしないヒゲの人は、ラーマ(RRR)感が半端なかったり、なんでそこに橋爪功が居るの?etc.楽しめるシーンやツッコミどころ満載のいろんな意味で、"ゴジラはつらいよ"的な作品でした。
歴代ゴジラ映画で随一の出来!
シン・ゴジラに続くゴジラ映画の鑑賞。シン・ゴジラは思い切り堪能し、ハリウッド版ゴジラは全く琴線に触れなかった中高年の感想です。
今作、特撮はとても迫力がありました。
ゴジラの登場シーンを徹底的に人間視点で描いており、ゴジラの巨大さをより「体感」する仕様になっており、絶望感がうまく表現されていました。
この点において本作はIMAXなどの音響設備が整った映画館で観ることをオススメします。(IMAXだとゴジラが歩く時の地響きがお尻から伝わり、アトラクションとしても楽しめる。)
肝心のストーリーのほうは、戦後間もない太平洋戦争後、少しずつ復興が進む街とは対照的に未だ戦争のトラウマを抱え立ち直れない男(たち)の心理描写をとても丁寧に描いており、感情移入することができました。
ゴジラを倒すために、火力勝負ではなく、日本人独自の知恵と工夫で迎え撃つという展開は、プロジェクトXっぽくて気持ちがかなり高揚しました。
佐々木蔵之介を始め、登場人物の大仰なセリフ回しがいかにも昭和映画的で、当時の雰囲気が出ており、個人的には良い味付けになっているなあと感じました。
ゴジラ映画の中ではシリーズ随一の好作品だと思います。
(以下気になった点)
ドラマパートとゴジラパートの展開が地続きになっていない感。ドラマパートの人間達が、ゴジラ襲来後も普通に生活しているところに違和感が。特に役場の職員の緊張感のないやり取りは気になりました。
あと、銀座に現れたゴジラは結局どうなったのか。ゴジラは再び東京にやって来ると言う博士の根拠、そして作戦実行までの駆け足感。
上記のような違和感を感じることなくストーリーに集中できていれば、間違いなく史上最高の怪獣映画になったと思いました。
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