ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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終戦の真ゴジラ
今まで劇場で観たゴジラでは、ストーリー,特撮共にダントツに出来がいい作品です。まず、太平洋戦争末期から終戦直後に時間軸を戻したのが成功の一因です。敗戦と言う前代未聞の災厄を経験しながらも生き残ってしまった者達が、自分達の『終戦』のためにゴジラと言う絶対的存在に捲土重来の戦いを挑む姿に胸アツです。変にチャかしたり笑いを取ったりせず、日本人でないと描けない王道的なゴジラの復活が嬉しいです。元特攻兵の葛藤や焼け跡で寄り添う人々の人情や希望のドラマ部分もしっかりしているし、ゴジラに対してSF的な新兵器でなく、残された兵器と物資や人員で難題に取り組むのも好感が持てます。(マニアックですが震電にはシビれました)まさに山崎貴監督の今までのフィルモグラフィーの総決算とも言える作品でした。役者では、神木隆之介は屈折した感じがいいし、浜辺美波もまさに正統派ヒロイン。脇をかためる役者さん達もいい感じでした。
点数とかって問題の話じゃないです!
ゴジラ 極
過剰な演技 呪
人間ドラマ 低
音 普
色 並
全てを説明するセリフ 草
脚本 弱
特攻 微
オチ 笑
特撮 神
永遠の 0
浜辺美波ちゃん 神仏祝
細かく言いたい事を言うと分厚い本3冊くらいの文字量になるので🥹
色々と通り越して8周くらいして満点の作品です!
特撮は究極🥹
一つだけ
ゴジラの口の中に爆弾搭載した戦闘機で突っ込めば倒せるって話をしてた時点で 最初の作戦が絶対に失敗して神木が特攻するのが確定してるって脚本はマジでなんなん?(しかも特攻するけど脱出して死なないし🤣 最後に笑わせるとかマジですか?(不死身の浜辺ちゃんとか何?ゴジラ細胞が身体に入ったから生きてる?ならば爆風でバラバラになるはずだからバラバラの身体が合体して浜辺に戻ったんだろうけど爆風で飛ばされたのとは逆方向にゴジラいるからあり得ないし😵💫もしくは列車から落下した時か?つうか普通水面にぶつかった時点で即死でしょうが👹 笑いの多重攻撃とか怖いんだけど😱)
もう一つだけ
確実に言える事だけど安藤サクラ史上1番安藤サクラが演技をさせてもらって無い作品です(つうか役者全員ですけどね😟)
終わり
シン・からの
プレッシャーを抱えて、あえての「ゴジラ」は作り手側は相当の覚悟があったたず。
ただ観る方は「良くぞここまで👏」って感じでした。
細かいとこのツッコミどころはあるでしょう。
それでもなお、庵野秀明版とはまた違う作り手のゴジラ愛に溢れた作品だと思います。
とても良かった。
AEONのウルティラにて観賞!
ぜひ劇場で観て欲しい。
美しい映像とテンポのよいストーリー
映像は文句なしによかったです。
機雷を使ったゴジラとの戦闘シーンや、ゴジラの軍艦や街の破壊っぷりなど見ていてとてもハラハラドキドキします。
ワダツミ作戦でのゴジラとのラストバトル。そこで流れるゴジラのテーマソング。
映像の美しさもありテンション爆上がりです。
ゴジラもカッコよかった。
熱線を出すときのガシャンガシャン動くヒレの変化に見ているこっちも気持ちが上がっていきます。そして溜めに溜めてから放たれる熱線!やっぱりカッコいいわ。
まぁ、映像的には良かったけど生物的にはありえないですが。
ラストの展開は映画が好きな人なら予測できる内容。
ダメだったときの予備作戦があります!ってそりゃあ当然使うよね!
特攻するなよ、絶対するなよ!って当然特攻するよね!
命を懸けます!ってそれは死なないやつだよね!
浜辺美波は何で生きてたの?とか、
飛行機1機にガチギレしてUターンするゴジラとか、
何故か泳がずに必死に立ち泳ぎしてるゴジラとか、
そもそもゴジラは何しに東京に再上陸したの?とか、
さらにそもそもゴジラはどうして誕生したの?とか、
気になるところもあるけど、それを含めてもとても良い映画でした。
※ラストシーン、あの首の痣がどういう意味なのかさっぱり分からないのですが。。。
「夢淡き東京」を聴きたくなった
「Always 三丁目の夕日」を観たことが無いんだけど、あの世界観にゴジラが現れたらこうなるって印象。
佐々木蔵之介のオーバーアクトがチと気になるけど、なんだかよく分からん凄いことしてる作戦とか次回作への伏線も含めて意外とよかった。
4DXよりIMAXでしっかり鑑賞したほうが良さそうな映画。
ゴジラ熱線の破壊力やべぇ
迫力ある
戦争から帰った後ゴジラ再出現までが少し長く感じてダラダラした感じはあるけど、ゴジラが登場するシーンはとてもリアルでよかった。ハリウッド映画にもあまり見劣りしないと感じた。アキコの存在はストーリー的にはいいけれど、周りの大人が演技達者なので、余計浮いている。無理やり存在させている感があった。もう少し大きな子なら、泣ける場面が作れるのにと思う。全体的にはいいけれど、感動するシーンはなかった。
意表を突く「民活バンザイ!」なゴジラ最新作
本作で最も驚いた点は、映画が昭和20(1945)年からの3年間を時代背景としながら、昨今の日本の政治状況を色濃く反映していたことです。このゴジラ70周年記念作では、「民活バンザイ!」「自助×共助にこそ下々の者が生き延びるすべは在る」とばかりに、民間人主導による「一時の勝利」が感動的に描かれているのです。
どういうことかというと、日本国政府、GHQともにゴジラ駆除作戦から手を引いてしまった結果、窮地に追い込まれたニッポン最後の一手が「民間人有志による防衛隊結成」だった、というストーリー展開なのです。先の大戦を生き延びた元海軍将兵や特攻隊員に、かつて戦時協力したエンジニア・研究者らも加わり、一丸となって事にあたるわけです。
そもそもゴジラの「生長要因」はざっくり天災4、人災6といった按分でしょうか(※本作ではその要因を仄めかすにとどめている)。いずれにせよ、否応なくゴジラに対峙する過程で巻き起こるはずの政治的駆け引きや社会的葛藤こそ、重要な「見どころ」の一つになり得るのではと思いますが、そこが本作では極めて稀薄です。というか醒めていますね。もっとも、邦画は総じてポリティカル・ダイナミクスの描き込み方が弱いですが。それは、本作と同じく“民間人”が“怪物”と対峙する『グエムル―漢江の怪物―』(ポン・ジュノ監督)を引き合いに出すまでもなく、昨今の韓国映画と比べてみれば明らかです。
“お上”は政治的・道義的責任が大きければ大きいほどその所在を曖昧にしたまま、後始末だけを“下々”に強いる。一方、押しつけられた側は、そんな“お上”への不信感を酒席などでボヤきつつ、結局は連帯感を錦の御旗に“お上”の要請へ殉じていく——。そんな「日本人体質」が期せずして露わになっているところが、むしろ本作の「見どころ」と言えるかもしれません。
さて、その後、怪物駆除の「海神(わだつみ)作戦」は、NHKの「魔改造の夜」みたいなノリで立案・準備・実行とトントン進みます。「俺の中の戦争がまだ終わってないんです」とつぶやく主人公をはじめ、先の大戦の記憶も生々しい民間人たちが、今日の視点からすると“骨董品”にしか見えない戦艦や戦闘機で無謀な作戦に身を投じていく——。その姿にはどこか『ランボー』や『地獄の7人』の影がダブります。
ここで、第二の「見どころ」は、旧海軍の試作戦闘機や数々の艦艇など「骨董品」たちの雄姿がリアルにCG再現されていること。巡洋艦の一斉艦砲射撃とか、駆逐艦同士のニアミス・シーンとかのド迫力などハンパない。往年の日本映画が描いてきた「軍艦もの」の魅力を彷彿とさせてくれます(話が逸れますが、無数のタグボートが応援に馳せ参じるシーンでは、ノーラン監督の『ダンケルク』を思い出しました…)。
そして、いよいよゴジラを葬り去るシーンを迎えるわけですが、爆沈していく怪物を前に、各艦艇の乗組員全員が自然発生的に敬礼を捧げます。ん? 天災×人災複合型の新たな「神」に対して畏怖と敬意を表しているとか?? でも、この描写には正直、違和感を覚えました。そもそもゴジラ退治って昨今話題のクマ駆除の論理と同じだったはずでは。ここで敬礼するなら、いっそのこと、シーンに被せて「海ゆかば」でもどっかーんと流せばよかったんじゃない、とすら思いました。
…と、ここまできたら、エンドロールも席を立たずにじっくり味わってください。この最後にこそ、第三の「見どころ」、というか最高の「聴きどころ」が降臨しますから。そう、今一度、エンドクレジットに被せて伊福部昭の「ゴジラのテーマ」が爆音で流れるのです。ずんずん腹にくる重低音、クセになるリズム、エッジの立った名旋律が、文句なしにコーフンへといざなってくれます。シネコンの極上な音響環境でこうして不朽の名曲を味わえることに感謝です。
終わりよければすべてよしというわけにはまいりませんが、映画ジャーナリスト大高宏雄氏の言葉を借りるなら、この「大問題作」、いま一見の価値はあると思います。
以下、雑記。
怪物を茫然と見上げる群衆の中にヅメさんの姿を見つけた途端、意識が他のシーンの吉岡秀隆さんとコネクトし、さらに両人が幾度も共演したほのぼのムードたっぷりの山田洋次監督作品へと瞬時転送されてしまってアカン。
最新作にして原点
70周年、30作品目となる作品。
原点回帰のようで、新しい作品だったと思う。
戦後の敗北感が残りつつ明るく生きようとする人々の前に現れるゴジラ。
1954年のゴジラと似た時代なのによりリアル感があるせいなのか、
協力が得られず、物資も何も不足している中、この怪獣をどうすれば?そもそも倒せる、退治できるの?感。こわい。
今まで見てきたゴジラの中で1番怖かった。目があったらパクっとされそう。
日本人に何された?ってくらい破壊しまくるし。
戦争、空襲、特攻、目の前で両親を亡くす、
戦争から帰ってきたら帰ってきたで罵倒される、
こんなんメンタルぼろぼろだよお…。つら…。
その上巨大な怪獣が恐ろしい熱線吐き出すし…。
島に不時着するときの道の悪さで、敷島の操縦レベルが分かるの好き。
最初の島で見張り台ごと壊されるのと、ビルの上で中継中に倒されるのは、初代ゴジラリスペクトかな?初代ゴジラ好きやねん。
ツボに入らなかったのか、泣くと思ってみていたのに泣けず残念。
23.11.12 映画館
過去最高のゴジラ映画です❣️
ゴジラファンとして
今まで観た中で一番好きな作品です。
なんと言ってもエンターテイメント性が素晴らしい👏
「三丁目の夕日」でも驚かせてくれた
昭和の戦後間もない時代背景
「永遠の0」や「アルキメデスの大戦」での戦闘機や大海原を進む戦艦の迫力
そして
この二作品でも描かれるドラマ性と
同レベルとも言って良い人物描写も
今までのゴジラ映画には無い
ドラマティックな作品となっています
芝居のリアリティよりも
登場人物の心情に共感出来るので
有り得ないような偶然や奇跡も
あって良いんです。
だからこそ
この作品の映像美や
ゴジラの圧倒的な存在が更に恐ろしく
際立っているように思えます。
初期のゴジラ映画を彷彿とさせながら
更に奥行き深く美しく響き迫ってくる
音響にも感動
そしてエンドロールの素晴らしさ
最後ゴジラの咆哮には
迫力に胸が震えました✨
山崎貴監督これまでの集大成と言える
映像作品であり、ゴジラ愛に満ち満ちた「ハリウッド !これが本場のゴジラだ!見てみィ‼️」と世界に発信して欲しい作品。ファンならずとも必見です。
今までとは違うゴジラ映画です
ゴジラ映画は人とゴジラとの戦いを主軸に描かれてきましたが、
今回は「-1.0」の部分が描かれた映画
戦時中、戦後の日本人達が、どの様の苦悩を抱え生き何に光を見出して生きていたのか。
もしその時代の日本にゴジラが現れたら人はどう生きるのか?
ゴジラ対人間では無い物語なので、特撮以外の映画として見て面白い映画になってます。
あと、日本映画のVFXの陳腐な感じからハリウッドとかに追い付いて来たかと思える出来栄えでした。
正直今まで多くの映画を観て来ましたが、どう見ても作り物とわかるVFXしか無かったので、
ゴジラ-1.0でのVFXの作りは良かったと思います。
今までのゴジラ映画の手法+VFXがうまくマッチしてて、日本の特撮映画感が残しつつVFXで描き切れない部分を補完していて映画の作りも良かったです
大迫力のゴジラでした。
意外と世間の評価が高いので、ゴジラ生誕70周年記念作品「ゴジラ−1.0」を広島バルト11まで観に行って来ました。
興収10億円を超える好スタートとなったらしいのですが、やっぱり高画質・高音質で巨大モンスターの迫力を味わうべくIMAXで鑑賞しました。
なかなか良かったですね。今回のゴジラは顔面アップや下からの煽り姿が多く、迫力は過去作一番だったのではないでしょうか。という自分は実はゴジラ映画を映画館で観るのは子供の頃以来です。(「シン・ゴジラ」も映画館ではなくCS放送で観ました。)
海上での戦闘がメインになりますが、海面のゴジラのCGに違和感がなく、日本のCGもここまで来たか、と感心しました。
終わり方が続編ありきだったのですが、こんな圧倒的なゴジラが再び登場したら、シンゴジラと同じく「核兵器」を使う・使わないの話になりそうで・・・。
【追記】
IMAXの「額縁上映問題」を最近になって知りました。
邦画特有の問題だとか。
自分は感覚が鈍いのか、邦画でIMAXはあまり観ないのもあって、気がつきませんでした。
音も良かったので満足しましたけど、気になる人は気になるのかな。
ホラーテイストなゴジラ映画。
内容は、言わずと知れたゴジラシリーズの最新版映画。always3丁目の夕日の山崎監督が送る今までに無い雰囲気のある恐ろしくも楽しい怪獣映画。
印象的な台詞は『僕の戦争は終わって無い』主人公の神木隆之介が口癖の様に話す言葉。戦後のトラウマに呪われた後遺症と落とし所を模索している言葉。
印象的な場面は、圧倒的な大きさと破壊力で蹂躙される銀座の町並が迫力があり、逃げ惑う人々のゴジラ足だけ視点も非常に恐ろしく良かった。今までに無い民間人のみの視点も新鮮で良かった。それなので人間ドラマ臭くなるのは目を瞑ります。
印象的な状態は、途中から吉岡秀隆が主人公かの様に話が進む場面は猟奇的で冷静と情熱の間の様な演技とプレゼンの演出がカッコよかった。ゴジラの迫力もさることながら、今回は音響が非常に良く劇場で是非鑑賞することを薦めます。
ツッコミどころはありますが素晴らしく分かりやすい構造とエンターテイメント性に感嘆しました。海でのゴジラ🌊は大きさが緩和され非常に恐ろしく感じる良いシュチュエーションです。パニックホラーテイスト映画に偏りゴジラを応援と共感する派の自分には残念でしたが、素晴らしい作品です。パンフレッターの自分としては、パンフレット売り切れてるたのが残念でした。
2023年公開映画最高傑作!
山崎貴監督、神木隆之介、浜辺美波主演の「ゴジラ-1.0」を109シネマズ二子玉川で観る。
これは凄かった‼️😱
1954年の第一作の初代ゴジラから、復活した平成ゴジラシリーズ、エメリッヒ監督のハリウッド版、ギャレス・エドワーズ監督のレジェンダリー版、そして庵野監督の「シン・ゴジラ」と、全部ではないけど主な作品は観てきたが、私の観た中では最高傑作‼️山崎貴監督作品としても、「リターナー」以来の大傑作だとおもう。
撮影されたのは「ゴジラ」が先らしいが、神木隆之介・浜辺美波の「らんまん」コンビが絶品❗️美波ちゃんも「らんまん」を彷彿させる演技で、あの若さで見事だったが、神木さんはホント、素晴らしい演技‼️あと、脇を固める、佐々木蔵之介、安藤サクラ、山田裕貴、青木崇高も芸達者で良かったが、 やっぱり、吉岡秀隆の上手いこと❗️怪獣映画・特撮映画ながらも、俳優の演技は見応えあった。
そして、山崎監督作品でもお馴染みの白組による特撮、これはハリウッド映画に全然引けを取らない、IMAXで観る価値のある素晴らしい迫力とリアリティで、見事な出来栄え❗️近年議論になるゴジラの造形も期待に違わず、特撮だけでも観る価値あり👍
ストーリーにはツッコミどころもいくつかあるが、泣かせの演出も見事な、2023年観た映画では国内・海外問わず、断然No.1だとおもう。傑作だった「シン・ゴジラ」を上回る興奮と感動。文句なし星5つ⭐️ 絶対、映画館の大スクリーン、できればIMAXで観るべし‼️
エンタメ映画として傑作
もちろん「怪獣映画」なんでツッコミところは満載なのですが、エンタメ作品としてはかなりの傑作なのでは?と。
どうしても「シン・ゴジラ」との比較から入ってしまいますが、シンが「ゴジラvs日本政府」だったのに対して、-1.0は「ゴジラvs日本国民」という軸。この国民ってなかに、主人公がいて、主人公の神木隆之介vsゴジラ、というヒーローものにちゃんとなっている。
これが所謂「ヘタレ」ヒーローなんですね。特攻隊から逃げ、最初のゴジラから逃げ、浜辺との生活にも決断を下せない。このヘタレもゴジラに浜辺を奪われて、ようやく開花する。ゴジラはゴジラで島に上がれば銃で撃たれ、米軍の原爆実験で棲家を追われ(?)、機雷や戦車砲で撃たれれば、そりゃ反撃します。
こうしてヘタレヒーロー:神木vsチートヒール:ゴジラがタイマン。神木の後ろには米国も日本政府も当てにならないと、海軍の生き残りが「日本は俺たちで守る」と立ち向かう、胸熱の展開なんです。実に良くできたストーリー。
若干、途中から「吉岡秀隆が主役?」となりますが、まあ、そこは元ヘタレなので許してやってください。シンが登場人物の人間性を一切排除して、組織でゴジラという不条理に立ち向かう、というクールな軸だったので、オタクウケはするが一般ウケしないのに対して、こちらは、ちゃんと大衆映画になっていると思います。
またオタク向けにも、終戦後シンガポールで自沈処分された重巡高雄に、幻の局地戦闘機 震電。ゴジラが倒される時の光の放射は、お〜エルメスの最後と同じだ〜。で、ラストはなんと「綾波レイ」ですよ〜。なんか本当の元ネタは別の怪獣映画にあるようですが、我々世代では、エヴァでの綾波レイ登場シーンの包帯巻きです!
映画的には非常にテンポの良い構成。まず零戦が出てきた、ジェラシックパーク的なゴジラが出て、ヒロイン(浜辺)登場と、重巡高雄vsゴジラ。ここまでの第1幕が圧倒的なスピード感。第2幕ではゴジラが銀座で暴れる前後が主人公が落ち込む場面なので、若干中弛みがあってよく、最後の第3幕がゴジラとの決戦「わだつみ作戦」、駆逐艦が突っ込むシーンで伊福部昭のゴジラのメインテーマと、キングコング対ゴジラのテーマと劇伴で盛り上げる、完璧ですね。
ラストは色々と意見ありそうですね。神木と浜辺の感動の再会シーンのはずが「コウさんの、戦争は終わったのね」と綾波レイ風にすごく抑え無表情なセリフは違和感あります。「コウさんの」戦争は終わったけど、私(もしくは明子も含めた私たち)の戦争は、、、とも取れるセリフ。あと、チラッと首筋に見えた黒い染は???
ゴジラのラストカットも沈みゆく体が破裂して崩れていくようにも、体内から何かが飛び出しそうにも見える。続編を作れろう思えば、作れる終わり方だな〜と思いました。
好きなジャンルではありませんが、今年のトップ5には入る名作です。
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