マッチングのレビュー・感想・評価
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もやもやする終わり方
最後の最後のどんでん返し…でも…
先日まで劇場公開していた本作が、早くもAmazon primeで早くも配信されたので鑑賞。
私達の若い頃は、好きな子ができるとアプローチいろいろと考えて、ようやくデートにこぎつけたもの。しかし、今やマッチング・アプリは若者の男女交際の必須アイテムとして、欠かせないものになっている。苦労しなくても自分とベストな相手をマッチングしてくれるわけだから、男女交際もデジタルな世の中になったものだ…とオジサンとしては思う。
AIによって確かに、自分に合った相手を見つけてはくれても、やはり素性が分からない相手と、いきなりデートから始まる交際には怖さもある。本作では、そんなマッチング・アプリで出会った男にストーカー被害に遭う、ウェデング・プランナーが味わう恐怖を描いている。そして、彼女の家族の過去に遡って巻き込まれていく、サスペンス・スリラーとして仕上げている。
ウェデング・プランナーとして働く輪花は、友達の勧めで、マッチング・アプリに登録するが、マッチングした相手は、異常な暗さを感じる男・吐夢だった。最初のデートで吐夢に恐怖を感じた輪花だったが、吐夢は、執拗なまでに輪花のストーカーとなって付きまとうようになる。
輪花は、マッチング・アプリの運営エンジニアである影山にそのことを相談する。そんな折、マッチング・アプリで知り合って結婚した夫婦が、次々と惨殺死体となって発見される連続殺人事件が発生する。そんな中で、同僚の転落事故や輪花の父親までもが首を吊って命を落とす。傷ついた輪花を、影山は優しく受け止め、それに身を委ねていく輪花だったが…。そこから急展開を見せて、クライマックスへと突き進む。
真相については、最後の最後で二重三重のどんでん返しがあるし、輪花の家族に纏わる黒歴史が、父親の自殺だけでなく、この連続殺人事件を引き起こす動機として連動していく描写は、流石に内田英治作品の面白さだと感じた。
但し、出演者が限られていて、当初から怪しい犯人には配役で目星がついたし、あまりに早くに事件の片が付いたので、その後に必ずどんでん返しもあることも見え見え。しかも、そのどんでん返しのネタも、やっぱりその後の配役でわかってしまい、サプライズにはならなかったのは、キャスト・ミスではなかっただろうか。
面白かったけど、
マッチング ウォッチング
気になっていた作品だったのですが見に行くタイミング合わずだったのでレンタル開始されたので見てみました
掴みや全体像はおお!と思って見ていたのですが正直微妙でした・・
登場人物 主に怪しい人たちが少ないから自分の頭で思っていた
(もしかしてこいつが・・・)とか(あー これはこれに繋がってたんだー)がそのまま進んでいった感じです 予想を超えなさ過ぎて逆に面白かったかも・・w
よくある邦画って感じでしたかねー
途中からマッチングアプリ関係なくなっちゃいましたね
犯人の動機絡みがうーんって感じでした~
警察関連の描写も少し雑w
お葬式?の時めちゃめちゃ晴れてるのに雨降らす意味あったか?
あそこだけすごい違和感感じました
幸せ者は妬まれがち
⭐︎3.5 / 5.0
怖い!!人の愛の歪み方が怖い!!
やっと鑑賞に行けた。
ホラー作品は正直苦手だが、マッチングアプリとかって、現代社会にすごく密接したものだから、どうしても観たかった。
作品を見た後は、3時間以上分の疲労感…。
男女の愛、
親子の愛、
愛が歪み、執拗に絡まると、ここまでドロドロするんだなあ…。と
名実ともにヤバイ女優
不幸の連鎖
掴みとオチ90点、あと全部0点
なんかずっとシュールなんだよなー たぶんセリフが臭いからだと思う
「クローバーの花言葉を知ってるか?」とか
「昔のあたしだと思ったら大間違いよ」
「愛しているのよ」とか
今時こんな臭いセリフ恥ずかしくて書けない思うんだけど、それを平気でやっちゃうのを作家性と呼ぶのは嫌です。
「僕は加害しない善良なストーカーだよ。ピースフルなファンみたいなものだ」ってなんやねん。
ストーカーは存在自体が加害性を帯びてるんだよ。わかってるのか? 大丈夫かこれ? この時点で完全拒否しない主人公の心情がよく分からない
そもそも普通アプリでつきまとわれてたら真っ先にブロックするはずなので、いつまでも放置してるのがこの話の最大の謎だった。監督絶対SNSやったことないだろ
鬼のような天気雨も気になったんだけど、とにかく細かいところが雑。例えば水族館のクリオネが映画のテーマ性を表すキーだったと思うんだけど、ラストの水族館で真犯人がほくそ笑んで終わるシーン、なぜかアップで表示されるクラゲ。そこでクリオネ出さないでどうする?
それと主人公が「私だって毎日毎日苦しかった!」
と叫んで男を殴りつけるシーンがあるが、今まで何に苦しんでいたかハッキリした描写がないので見ててカタルシスがない。
「あれ、何に苦しんでたんだっけ」って一瞬思い出させる労力が生じるので爽快じゃない。行方不明の母のこと? なんのこと? もっと繰り返し主人公の苦しみや悩みをこっちに提示して植え付けてくれ
「なぜアプリ結婚したカップルを狙い、なぜああいう殺害方法だったのか分からずじまい」
「主人公の恋愛に消極的だった謎設定必要あった?」
「マッチングアプリ序盤だけじゃねえか」
この辺も。
掴みと真相解明シーンは引き込まれるんだけど中盤がダルすぎる。上記の演出でただでさえ見る気を削いでくるのに、普通は「Aが起きてそのせいでBが起きる、だからCをする」
みたいにシークエンスが繋がっててそれが楽しいんだけど、この映画は「Aが起きました、続いてBが起きました、一方で主人公はCをしました」
みたいにただただ出来事が小出しされてるだけなので
「あー、種まきしてるんだなー」
と感じるだけで、ひたすらオチを待つ時間が延々と続いている。本当に気絶するかと思った
良かったシーンは佐久間のアクション、真顔で刺してくる斉藤由貴、死体を見たときの土屋太鳳の演技。
二転三転する真相もかなり良かった ぶっちゃけ犯人は出てきた瞬間に読めるので、中盤あれだけ映画見てるこっちを苦しませた挙句裏切りがないままだったらどうしようかと思ってたけど、オチはちゃんと騙されたので満足できた。ちゃんとこっちを騙しにくるか鑑賞者を不安にさせる時点でどうかと思うけど
斉藤由貴があの女だったのか! っていう叙述トリックが発生するが、これやるならもっと斉藤由貴を序盤から出しまくってくれたほうがもっと鳥肌立った気がする
なんか土屋太鳳ってセンスが偏ったおじさん監督に人気あるよな。
映画監督"内田英治"との向き合い方
2024年劇場鑑賞15本目 佳作 50点
鑑賞当時から5ヶ月ほど経過し、Amazonでも無料配信が開始されたということで今更のレビューになります
結論、クチコミで規模を拡大していきその年の日本アカデミー賞や主演男優賞をかっさらったミッドナイトスワンの監督だからといって、それクラスを期待してはいけないということです
これは以降の雨を叫べば、異動事例(個人的には好評だが)、探偵マリコ、サイレントラヴ、等々世間での評価が香ばしい結果になっていますが、結構前からタイトルがマッチングであること、主演が土屋太鳳だということ、監督が内田英治だということ、の三点が告知されていたので、一見スマホを落としたのような感じかと睨んでいましたが、それ以下でした
内容について触れると、登場人物みんなおかしい
挙動も人物像もダメ
まず冒頭の主人公がブライダル勤務で人様の祝杯を手助けする一方プライベートはこれといって彩ってなく、同僚に半ば強制的にマッチングアプリ勧められ勝手に操作され、少子高齢化がどうたらで企業のタイアップでコラボをし、偶然にも同線が繋がっていく様が、序盤から詰め込み過ぎで説得する理屈は用意したけど自然ざじゃない感じが、テーマが先行して企画色が強い
マッチング率97%とかいう説得力の無さと取ってつけた理屈がクソ
それでいて会いにいくのもおかしい
以降も半信半疑な主人公なはずが、不自然な彼に引かれる動機が不自然だし、随所の演出がどんでん返しに思わせるシーンの散りばめが、それしちゃだめだよねが多い
例えば片岡礼子に手紙渡すシーンもそう思わせる伏線だけど、それだと最後に繋げるのが同義がなってないし、金子ノブアキが一貫して誠実で最後まで味方で最後何か裏切るんでしょうと佐久間大介は終盤まで悪者だけど、最後実は味方でしたみたいな、よくあるストーリーの流れがわかりやすいし、それに至るまでの所作とセリフの小出しがいかにもすぎて寒い、古典的すぎ
二人が繋がってるのも、いかにもだし、過去の出来事で親が繋がっているとかも胃もたれします
土屋太鳳の叫びとか、びっくりも悲壮感もなければ、超えて笑いも起きず、虚無でした
内田英治が監督原案脚本ということで、昨今の風刺でもある出会い系とその危険性や結婚や出産がしずらい社会など、今にフォーカスさせたテーマで、気合を込めて満を辞しての公開だったと思いますが、もう少し施しがあった気がします
配信にて見返しましたが、劇場鑑賞当時よりは好感触でしたが、それでも今ひとつでした
とろどころに興醒めな演出が入るものの
予告編から裏をかいてくることが示唆されていたので、先々の展開や可能性を色々考えながら見ていました。
なんとなく先は読める感じでしたので、あぁナルホドなとは思いました。つまらなかった訳ではなく緊張感もあって楽しめました。
ただ、予告編あった
『ラスト1秒、愛が反転する。』
は言い過ぎかなと。
結局『あの人』が何故未だにそうしているか、その答えは明示されていなかった様にも思うのですが、気がついてないだけで、劇中に何か答えがあっただろうか。
それにしても、公開日はこちらが先だけど、数日前に見た『変な家』に続き、斉藤由貴さんってば奇妙な役どころが続きますね。最近は出てくる度に、この人物何かやるだろうと疑ってかかってしまいます(笑)
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