マリとユリ
劇場公開日:2023年5月26日
解説
1975年の「アダプション ある母と娘の記録」で女性として初めてベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーのメーサーロシュ・マールタ監督が、家父長制の残る1970年代ハンガリーでつらい結婚生活を送る2人の女性の連帯を、厳しくも誠実なまなざしで描いたドラマ。
偏狭な夫と暮らす中年女性マリと、アルコール依存の夫を持つ若い女性ユリ。つらい結婚生活を送る彼女たちは、慰めを求めあう。やがて互いの葛藤について知った2人は、それぞれの未来のため、ある選択をする。
「彼女について私が知っている二、三の事柄」のマリナ・ブラディがマリ、メーサーロシュ監督作の常連俳優モノリ・リリがユリを演じた。日本では「メーサーロシュ・マールタ監督特集上映」(2023年5月26日~、新宿シネマカリテほか全国順次公開)にて劇場初公開。
1977年製作/98分/G/ハンガリー
原題または英題:Ok ketten
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2023年5月26日