「ややわかりにくい点もあるが基本的に好印象。」生きててごめんなさい yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
ややわかりにくい点もあるが基本的に好印象。
今年36本目(合計689本目/今月(2023年2月度)2本目)。
今の時代に生きづらいとされる、コミュニケーション能力に難があるといわれる(今時の)若者(の一部)の生活を切り取った、という趣旨の映画。
とはいえ、そういう若者がいるというのはリアル社会においては前提であるのに、何らの配慮もないマネージャ等「教える側の配慮のなさ」もすごく、その意味での「ディスコミュニケーション」という論点もあります。
まだお1人しか書かれていないし、あまりいろいろ書くとネタバレになってしまいますね。
個人的には、「「今時の若者のコミュニケーションのしかた」と「それを指導する30、40台のコミュニケーションのしかた」の差異から生まれるディスコミュニケーション」という論点でみました。ほかにもいろいろな論点はあろうかと思います。
この点、映画も一つの考え方を押し付けず、「こういう論点があるよ」と提示して、「残りは個人で考えてね」としていますので(映画自体は妙なところで終わってしまいます)、その点での「考える枠」なのかな、というところです。
採点において減点要素になった点は特にありません。
(参考/減点なし/いつまでに退職することができるか?)
・ 一般的には社内規則に従うことが普通ですが、実は社内規則よりも民法のほうが上にきます。
この映画でもちらっと出てくる、いわゆる「退職代行」は、一般法としての民法(627条の1)を適用して、「2週間でやめる」ということになります。もう退職すると決めている場合、(狭い地域で)同じ業界などで働かない場合、いわゆる「退職代行業」を頼む場合が多々みられますが(この映画でもそれを想定できるシーンがある)、それはもはや「辞める辞めないの状況で社内規則を持ち出しても無駄、最強の切り札の民法を持ち出して14日でさようなら」ということです。
余計で申し訳ないですが、法律には特別法【細かい法律】優先の法則があります。チト記述内容が誤解生むには良くないので、コメントさせていただきます。民法は強行的に用いるのは危険ですから敢えて書かせていただきました。
実務的には14日で押し切るだけでは厳しい気がします。債務不履行、損害賠償も考えると周知された決まりも重要だとは思います。ごめんなさいねぇ🙏結論は貴殿の記述も勿論正しいです。入ってすぐなら、あるいは短時間的な場合はです。🙇♂️ちなみに社内規則も法的な根拠があります。なんか反論するようで申し訳ないですがきわめて共感です❗️❗️ありがとうございました。