劇場公開日 2023年2月10日

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バビロンのレビュー・感想・評価

全382件中、281~300件目を表示

4.0よかったです

2023年2月12日
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今年見た映画で一番でした。
アメリカの無声映画からトーキー映画ごろの映画界のお話で、映画という炎にひきつけられたスターとそのシステムの一部になりたかったスタッフのお話で、ユニーバーサルのアトラクションとよく似た映像が流れ、そのアトラクションが好きな私は面白かったです。定年間近の私には、なんとなく共感できた映画でした。

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のっぽ

4.0長い!…けど

2023年2月12日
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TPO

3.5観終わってまず頭に浮かんだのは

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

昨秋、(マーゴットも出演する)『アムステルダム(22)』を観た後、その時点における95回アカデミー賞予想を調べてみると『アムステルダム』『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(23)』は既に候補から外れていることに驚きました。そして、さらに『バビロン』も苦戦しているとあってちょっと信じらとすら思っていたのですが、、、実際ノミネーションが発表されみると確かに前者二作品は名前なく、また『バビロン』も主要賞に引っ掛からずに、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞の技術賞のみ。
それでも、デイミアン・チャゼル、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーはいずれも監督、俳優としてだけでなく、プロデューサーとしても実績があり、まさに本作品で語られる「映画への愛」が感じられる信頼のメンバーで非常に楽しみにしておりました。
ちなみに、ブラッドとマーゴットの共演で映画業界を回顧する映画ということで、誰しもがどうしても『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(19)』を比較すると思いますが、私としても観ていてやや「既視感?」と無意識にも感じてしまう部分は否めません。
ただ、特に前半の華やかなパートは観ていて楽しいし、ブラックなギャグも笑えるし、何と言ってもブラッド、マーゴットの素晴らしさにお礼を言いたくなります。ちなみに、主役はこの二人にかき回されるマミーを演じるディエゴ・カルバ。この人、本作がハリウッドデビューとのことですが、いい表情もするし、味もあって楽しみな俳優さんです。
さて前述にて「前半の華やかなパートは」と断りを入れましたが、この作品の難はやはり「189分」という上映時間の長さです。この映画、基本的にテンション高めで音楽も鳴り響き、興が乗りすぎてカオスになっていく状況を背景に、さらに上乗せでブラックなギャグを連発するという味の濃さが「良さ」でもあるのですが、終始これの繰り返しで後半は疲れるし、正直飽きます。何なら、彼が悪いわけではありませんが、シーンとしてトビー・マグワイアのパートはごっそり無くてもいいと思えるくらい。ちょっとしつこいかな。
観終わってまず頭に浮かんだのは、少々残念なことに「疲れた」でした。。。

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TWDera

3.0思ってたのとはかなり違ってた 見終わって紹介文読見直してみたら 違...

2023年2月12日
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思ってたのとはかなり違ってた

見終わって紹介文読見直してみたら

違わなくはないんだけど

この映画の感じを

マイナス要素なく

公正に文字化するのは

難しいのかもしれない

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jung

4.0映画の歴史をエキサイトに

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

序盤の展開が下品で汚いので合わない人が多いと思います。はちゃめちゃが過ぎる気がしますが長尺感を感じないのはアクターの好演という事なのでしょう。
何でもありの業界をかなりオーバーに演出するとこんな作品になっちゃいましたという事にします。
マーゴット・ロビーの素晴らしい演技力が光る秀作である事は間違いありません。

19

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タイガー力石

4.0スゴいパーティー

2023年2月12日
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ヘビのシーンは、ビックリです。
エンドロール前のラストいいですね。

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かん

3.5意欲作では有るが「バビロン」という題名が惹起する毒気が足らないのと最後が甘い。

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館
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もーさん

3.5主役は3人?

2023年2月12日
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サイレントからトーキーへ移り変わりを映画にしただけ。映画の中に入り込んで鑑賞するというより、外側から冷静に鑑賞する感じ。
大きな展開というか盛り上がりはなが、3時間超の割には眠くならなかったってことは、面白かったってことかしらん。

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Oyster Boy

5.0享楽の終わり

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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しゅうへい

4.0期待して観に行きました。

2023年2月12日
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まったくもって良い感じで意味不明。
蒲田行進曲みたいな意味合いなのだろうか?
個人的には蒲田行進曲はそれほど好きではない。
ララランドは大好きな映画でした。
なので、意味不明だったけど星四つです。

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kazu565

3.0下品な演出にはうんざり。描きたいという気持ちが空回りして、場面は激しく入れ替わり、登場人物への感情移入を阻むことになってしまいました。

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

映画『バビロン』作品レビュー

 ハリウッド草創期、映画作りのルールも規制も確立していなかった時代を描く物語。品行方正とはいかない登場人物たちの振る舞いに、眉をひそめる向きも多いことでしょうが、映画の青春時代を表現するためにはリミッターを外し、はじける必要があったのだと思います。

 とにかく何もかもが過剰の作品です。登場人物たちの愛や夢、野心も、制作者たちの情熱も。ここまでする必要があるのでしょうか!と思ってしまいます。「セッション」「ラ・ラ・ランド」を手がけたデイミアン・チャゼル監督の才気が発揮された本作。カメラも自由に動き回り、安定しません。心の内にある衝動を抑えきれないようでした。
 そのため描きたいという気持ちが空回りして、場面は激しく入れ替わり、登場人物への感情移入を阻むことになってしまいました。多幸感あふれる「ラ・ラ・ランド」」のような偶然知り合った男と女の出会いと別れを期待するムキには、とんだ肩透かしを食らうことでしょう。

 けたたましいファンファーレとともに豪奢と退廃をきわめたパーティーが開幕します。ときは1920年代、ハリウッドはサイレント映画の時代でした。栄華の絶頂にあるサイレント映画期のハリウッドの大立者宅で開くパーティー派手なパーティーから物語は始まります。そこには夜空に輝く大スターから新人の星屑まで、果ては象すらやってくるのです。🐘パゥぅぅ~(^^ゞ
 そのパーティーに象を運んできたマニー(ディエゴ・カルバ)は新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と運命の出会いを果たします。マニーは映画界入りの夢に向けて奮闘し、パーティーに来ていた大スターのジャック(ブラッド・ピット)下で働き始めることになります。またネリーは女優デビューに向けた成功のきっかけをつかむのです。
 しかし、ハリウッドは大きな変革期を迎えつつありました……。

 ド派手なパーティーシーンは誘惑と堕落に満ち、道徳が乱れた罪深き都市バビロンは、ハリウッドを象徴しています。繁栄したものはやがて廃れ、映画がサイレントからトーキーへ変革を遂げる中、ジャックら3人の運命が変わっていく様が悲しかったです。

 といわけで、パーティーの場面が凄く強烈です。酒にドラッグ、さらにセックス、常識に背を向けたどんちゃん騒ぎが展開するのです。感覚をマヒさせる饗宴は露悪的で、最初から暴走気味に描かれます。

 ジャックは二日酔いで撮影に臨みます。現場は混乱の極みですが、奇跡のような瞬間が訪れるのです。沈みゆく太陽の光の残滓をつかもうとするカットは荘厳で、美しかったです。アウトサイダーたちが集まり、すべての情熱を映画にぶつけます。熱狂的な音楽がグループ感に拍車を掛け、観客を物語の渦に巻き込んでいくのでした。

 トーキーの時代になると一転、物語はトーンとテンポを変え、取り澄ましたお偉方が登場します。「音」を武器にしたトランペッターがいて、マニーがプロデューサーとして頭角を現す一方で、成功にしがみつこうとするネリーは、麻薬に手を出し、周囲に毒を放つなど荒れていきます。落ち目のスター、ジャックの場合、もっと深刻でした。時代に取り残される物悲しさ、そして誇りを表現したピットの演技が見事でした。

 下品な演出にはうんざりしましたが、音楽やファッションのきらめきは見事。スターが放つ光と影、成功を夢見るネリイのような若者を消費する大衆の残酷さは今も変わらず、ハリウッドを彩っているはずです。

 そんなサウンド映画への移行期を舞台にした夢と幻滅の一大ロマンを描いた本作ですが、弱冠38歳のチャゼル監督がこの時代を経験しているわけではありません。すべては教科書を繰って勉強した結果だといえそうです。本作のテキストとなったのは、ミュージカル映画「雨に唄えば」。そしてケネス・アンガーによる書籍「ハリウッド・バビロン」だそうです。サイレント映画の黄金時代への限りない憧憬から書かれたハリウッド裏面記を、チャゼル監督は歴史として語ろうとするのです。

 ケネス・アンガーは、黄金期ハリウッドで秘されたゴシップをこれでもかと暴露してみせます。しかし、それはもちろん無声映画の壮大なる輝き、映画草創期の神々への崇敬があってこその行為なのです。チャゼル監督にその心があるでしょうか? 残念ながら象の糞から映画を始めずにはいられないチャゼル監督には、涜神(神を冒涜すること)はできても神殿を建てることはできない、と言わざるを得ません。

 最後に、映画で大事なものは、観客の存在です。ジャックは、何番目かの妻である舞台女優が唱える高等な芸術論に反発します。そしてチャゼル監督は、スクリーンに相対するこちら側、物語に夢中になる観客たちの顔を映し出しました。映画は喜びだ!そして自由であり、制限はなく、どこまでも飛んでいけるのだ!映画『エンドロールのつづき』のラストにも通じる、若き天才監督の力強い宣言でした。映画愛を強く感じたラストでした。

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流山の小地蔵

4.5至極のブラックユーモア

2023年2月12日
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おでん

2.5駄作。3時間超えの長編、時間の無駄。

2023年2月12日
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映画への愛が感じられない。正直な感想は表題の通りである。他人にはとても勧められない。

無声映画からトーキーへと移り変わってゆく時代を舞台にして映画界で成功を夢見る若者及び映画を芸術に高めようとする俳優を描く。

無声映画時代の映画の撮り方がわかって勉強になったが、誇張が過ぎて興ざめになる。導入部の象や人間の排泄物の映像及び乱痴気宴会の描写で鑑賞する気を喪失した。

この映画の監督は、傑作「ラ・ラ・ランド」を作った人らしいが、ゴシップ屋の記者が落ちぶれかかっている俳優ブラッド・ピットを評する言葉を、そのまま監督に捧げたい。時代に取り残されたと。

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いなかびと

0.5考えてみたら『ラ・ラ・ランド』『セッション』でこの監督終わり?

2023年2月12日
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マサシ

3.5前半のノリで、後半も突き進んでいれば…

2023年2月12日
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ゲロや、う○ちの描写は、やり過ぎだけど、エロは歓迎。前半のカオスな世界観が、後半で無くなってきたのがとても残念。もっと弾けて欲しかったわ。
サイレントからトーキーに変わるあたりの映画撮影シーンなんぞは、興味深く面白過ぎだった。
そんな豪華絢爛でゴージャスでエネルギッシュな展開が後半も続いていればほんと良かったのに。
オイラにとっては3時間、前半がノリノリだったせいか、後半はモタつきがあったにも関わらず決して長くは感じなかった。
前半最高!後半失速。で。

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ケビタン

4.0「マーゴット・ロビーいい」

2023年2月12日
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知的

今年18本目。

最初で心掴まれる。
冒頭ある楽器の演奏とマーゴット・ロビーのダンスで3時間面白そうと感じました。マリ・クレールと言う冊子で赤い服のマーゴット・ロビーとディエゴ・カルバの写真が映っていましたが、今作マーゴット・ロビーの赤い衣装が一番見たかった。凄い綺麗。1927年の無声映画からトーキー映画に代わる激動の時代を描いた作品。一番好きな日本語訳はある場面で「It's OK.」が気に入っていると訳されたシーン。自分も「It's OK.」といつも言っていたい。

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ヨッシー

2.0プギーナイツ

2023年2月12日
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PTA、タラに続きチャゼルもこの手を撮るもキャストが被り混乱。
コンプラハラスメントの概念無きあの頃を懐かしむ筆致は一応新味。
三密空間の腐臭と汚物多めはコロナ禍ゆえか。
早い者勝ちで青春を主旋律に据えられたPTAブギーナイツに軍配。
手際良いが、やっぱ長い。
まあまあ。

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きねまっきい

4.0クレイジー

2023年2月12日
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23本目。
狂ってるから、始まった。
それだけ勢いあったって事だとは思うけど、多少そんな感じの繰り返しは嫌いじゃない。
栄枯盛衰、光と影、節目は全てにおいて避けられないとは思うけど、劇中のセリフでもあったけど、最後はメッセージなんだと思う。
でもまあ、長かった。

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ひで

4.0破天荒でお下劣、でもとても魅力的

2023年2月12日
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破天荒な女性が魅力的に見えるってのは一種の病気なんだろうか。パーティ会場で楽しそうに振る舞うネリーに魅せられてしまうマニーの気持ちがわかってしまった。それくらいマーゴット・ロビー演じるネリーは魅力的だった。自分のこの感覚はヤバいのかなと心配になるほど。
でも個人的にはこの映画の見どころは撮影シーンだと思う。実際にそうだったんだろうけど、生で楽器を演奏する人たちがいるなんて!しかも考えてみたらサイレント映画じゃないか。なんという贅沢な作り方。それに考えられないトラブルが普通に起こるのも時代を感じるところ。カメラが壊れて急遽借りに行ってなんとか撮影するシーンも面白かった。ジャックとネリーがそれぞれ出演する映画で演技するシーンもいい。テンポがよくて若干ミュージカル的な雰囲気を感じた。
映画愛を感じる映画はいくつか観てきたが、こんなアプローチもあるんだな。糞尿ゲロセックス、たしかにお下劣なシーンもたくさんある。でも、当時の映画業界の大きなうねりみたいなものを感じる物語として楽しむことができた。考えてみると、群像劇の形だった。それも飽きずに楽しめた要因かもしれない。

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kenshuchu

2.0This Is THE HOLLYWOOD Movie

2023年2月12日
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まずマーゴット・ロビー、ブラッド・ピット、ディエゴ・カルバなどの俳優陣の演技力はとても素晴らしく感銘を覚えた。
HOLLYWOODの映画歴史や映画そのものに対する愛情も感じられたが、敢えて下品で赤裸々なな表現を強調する場面も多くあって私は殆ど拷問に感じるほどこの映画を観て強い苦痛を感じた。
映画というのは当時の演劇ななどとくらべても確かに上品な芸術ではなく大衆向けのお気楽なエンタテインメントだというのはわかるが、ヒロインの性格と同じように監督自身この映画を自虐的に自ら貶めるような表現をしているとも思えた。
無声映画の時代からの当時のハリウッド映画界は狂気じみた熱気と時代の波に乗った勢いがあり、やる気次第でどんな境遇のも人間でものし上がっていける未開拓の希望と、ギャングたちが映画界と繋がっている暗黒面を併せ持つ混沌とした業界の様相を赤裸々に描いた問題作といえる。
けれども鑑賞中と後は酷く気分の悪さを覚えたので他の映画を見ればよかったという後悔に苛まれた。
というのが正直な感想。

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Starseeker