劇場公開日 2023年11月10日

正欲のレビュー・感想・評価

全277件中、221~240件目を表示

3.0観客に投げられた答え

2023年11月12日
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うーん 最近多いなたと思う 「あなたはどう思う?」系 多様性の意味が、違うような… 性的嗜好が、なんでもいいなら犯罪になりうることも 多様性になりかねない。 水フェチは悪いこと? 性的なことに興味がないことは悪いこと? 伝えたいことはなんとなくわかるのですが、生きづらさを多様性で語るのは違うかもと思いました。 私も生きづらさ感じてますが、誰しも少なからず感じているのでは?

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ふかだきょうこ

3.5普通に生きる事が困難な人達の苦悩を描いた作品。 本年度ベスト級。

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

ぶっちゃけ自分には刺さらなかったし退屈だった感じ。 でも本作が取り上げたテーマとキャスト陣の演技の素晴らしさに0.5点を加点。 水フェチや対人恐怖症、学校に行かずネット配信に明け暮れる小学生など、普通に生きられない人達にスポットを当てた感じの作品。 「正欲」ってタイトル。 そんな人達の行動を肯定している感じの意味であると理解。 あまりハマらなかったけど、ラストで稲垣吾郎さんと新垣結衣さんの会話。 水フェチの新垣結衣さん演じる桐生が勝った感じは良かったです( ´∀`)

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イゲ

4.0難しい問題をわかりやすく提起

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

稲垣吾郎さんと新垣結衣さんのやりとりが印象的な予告に惹かれて鑑賞してきました。ツッコミどころはあるものの、言いたいことはよくわかる作品でした。 ストーリーは、不登校の息子の教育方針をめぐって妻と衝突する検事の寺井啓喜、実家で父母とかわり映えのない毎日を送るショッピングモール店員の桐生夏月、夏月の同級生で実家に戻ってきた佐々木佳道、周囲に心を開こうとしない大学ダンスサークル所属の諸橋大也、男性恐怖症で諸橋に学園祭出演を打診する神戸八重子ら、住む場所も立場も異なる人々が、ある事件をきっかけに交錯していくというもの。 多くの登場人物が、開幕から一人また一人と順に紹介するように描かれます。彼らにはまったく接点はないのですが、それぞれが何かを抱えていることがじわじわと伝わってきます。ある者は他者を枠にはめようとし、ある者は枠からはみ出さないように自分を殺し、ある者は苦しみにじっと耐え、ある者はその場から逃げ出し、ある者はわかり合える誰かを求め…と、必死にもがく姿に心が苦しくなります。そこには、常識、世間体、普通、こんな言葉に押しつぶされて、生きづらさを感じる人々の悩みや苦しみがあり、声にならない叫びが聞こえてくるようです。 しかし、自分と考えの異なるもの、自分の物差しで測れないもの、自分の常識に当てはまらないものを否定的に捉える人は、世の中にはとても多いです。自分もまさにそのタイプです。その象徴として描かれる寺井の目線からスタートした物語が、ラストではこれまで抱いていた価値観、ものの見方・考え方を激しく揺さぶるという構成がお見事です。佳道のそばから「いなくならない」という夏月の言葉を、妻が「いなくなった」寺井が聞くという対比が鮮やかです。 価値観が多様化する今の時代だからこそ必要な問題提起がここにあり、私たちはもっと寛容になるべきだと訴えかけてくるようです。ただ、少しだけ不満を言えば、佳道への嫌疑がかなり強引で、それまでの丁寧な描写に傷をつけるようでちょっともったいなかったです。 キャストは、稲垣吾郎さん、新垣結衣さん、磯村勇斗くん、佐藤寛太くん、東野絢香さん、山田真歩さん、宇野祥平さん、徳永えりさんらで、それぞれが役にピタリとハマっていました。中でも、東野絢香さんがすばらしかったです。朝ドラで初めて知った女優さんですが、また一段と演技に磨きがかかったようです。 今回は舞台挨拶ライブビューイングもあり、監督や出演者から貴重なお話を聞くことができました。構成上、共演シーンが少なく、またカット割がなかったため、キャストの皆さんは互いの演技や表情を試写で初めて見たらしいです。「編集で相当な時間をかけてベストショットを繋いだ」という監督の言葉も印象的でした。監督はじめキャスト、スタッフが、真摯に向き合って作り上げた作品であることが伝わってきました。

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おじゃる

4.0ダイバーシティ。多様性。

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

自分で考える前に周りを見渡す。 人と同じである事に安堵する。 『皆さんそうなさっていますよ!』に特に弱い日本人。 LGBTを始め男はこう有るべきだ、女はこうでなくてはならない、でつらい思いをされて来た方が沢山いらっしゃるんだろうな。 その人が暮らす国のルールや法律には従わなければならないと思うけど、宗教と同じで理解は出来なくても先ず相手を認める事が大切なんだろうなと思いました。 自分の娘がある日男になって帰ってきた時、一緒に男の酒を酌み交わす事が出来るだろうか?、、、、、、(-_-;)

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亀

3.5社会の常識は変わり続ける。

2023年11月12日
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広島県のショッピングモールで働いているガッキー演じる桐生。コミケ能力のない感じ悪い女子。横浜から地元に戻ってきた佐々木。ダンスサークルに居る諸星、それぞれが自分の思考を優先するわがままな奴ら。 一方で稲垣吾郎演じる横浜の刑事寺井。彼の息子が不登校になりユーチューバーになろうとする。反対するのは普通だが、息子の意思を尊重する妻と対立。子供本人の自由の為には義務教育は必要無し?未来の社会はそうなるのかな? いろんな個性を重んじるのは分かるんだけど、生きていく上でコミュニケーション能力は重要だと思うよ。友達いないと人生楽しくならないよね。 あれ?広島の皆んな、それぞれ別の人生を歩んでいたのに、水が彼らを結びつける。何だそれ?水フェチって存在するの?不思議。え!それがきっかけで横浜に同居!なのに恋愛関係じゃない?まさかの性交演習、笑えた〜。 普通の考えの寺井は妻と息子に置いてきぼり。 変化する社会や幸せについてずっと考えさせられる。なかなか深い話でした。

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涼介

2.5息するタイミングが分からない

2023年11月12日
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初めから終わりまで息をするタイミングが分からない。理解できるできないじゃなくて、とにかく歯を食いしばりながら鑑賞して疲れました。「人間の皮を被った悪魔」みんな皮を被って生きているけど一定数悪魔がいることが事実。稲垣吾郎の葛藤が一番リアルだと思いました。

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かおり

4.0ありえないことはありえる

Nさん
2023年11月12日
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これだけの人間がいれば思考は本当に人それぞれ。想像もつかないような感情を持っている人も世の中にはいるんだろう。他者に迷惑をかけさえしなければ、感情を持つことは自由。自由というかコントロールできないから自由もクソもない。もちろんそれが普通じゃない、怖いと感じるのも自由。だからこそ理解されないだろうと思うと人は隠す。人を理解するのは不可能だろう。自分でも自分を理解できてるのか怪しい。そのくらい人間は複雑で難しいものでしょう。ありえないことなんてこの世の中にない。普通とは誰が決めたのか。息苦しい世の中でどう生きるのか一人一人が考えてなんとかしている。 小説も読んだので、わりと勝手に補いながらスッと入ってきましたが、結構とっつきにくいだろうなとは思う。映像化されていいとこも悪いとこもある気がするけど、感じるものはあった。水綺麗だなーとか。 演技は皆よかったです。こんなに癒されないガッキーは新鮮。稲垣吾郎に奥様、すなわち普通だと見てもらえたときとか一瞬明るいガッキーだけかわいかった。稲垣吾郎もエリートらしい頭堅い感じよいですねえ。磯村くんも抜群の安定感。

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N

1.0脚本が幼稚

2023年11月12日
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何が悪いのか?つまらないの一言で終わらせても良いのだが。 演出は面白く、水に溺れる部屋のシーンなどタイトル入りも面白くなりそうなのに。 脚本が幼稚でただ並べただけの台詞回しでそんな事言わないだろうのオンパレード。コロッケ落とすくだりなど、初対面でそんなセリフ言わないだろう。 雰囲気で文学的なシーンにしてますよ、書いてますよが見えて駄作。 共感出来るようにもう少し、登場人物の行動やセリフをどうにかしないと。

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るい

2.5モヤモヤ

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

154本目。 デシベルと、どっちにしようか迷ったけど、こちらを選択。 フェチって言ってしまえば、そりゃ誰だって何かしらはある。 特殊かどうかってのはあるけど。 だから、その特殊性との比較バランスとで、稲垣吾郎の役があるんだろうし、やたら普通って言わせてるのも、そう言う事だと思う。 多様性とか出てくるけど、否定肯定となると自分の中じゃ、否定が勝っているけど、何かこうモヤモヤってした作りに思えるからかなあ。 劇中、YouTubeって言ってるけど、劇中動画はYouTubeを模したもの。 だとしたら、劇中に使った動画名を使用するか、動画サイトと言うべきだと思う。 あと、小児事件をあの方が扱うとはね。

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ひで

4.0不思議なタイトル

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

新垣結衣さんの暗い表情、後半やっと笑顔。 「水が好き」なんですね! ラスト、新垣結衣さんカッコいい。

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完

3.5原作を読んでいると

2023年11月12日
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鑑賞方法:映画館

知的

すんなりと映像に入れるが、なしだとどうかな。 原作の世界観を上手く映像化した作品だとは思います。 舞台挨拶を中継で見れたのは良かったかな。

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こうたんまる

4.0価値観の押し付けが人を苦しめる

2023年11月12日
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悲しい

知的

人とは違うことに気付き、 殻に閉じこもることで 自分を保とうとする夏月。 佳道と再会し、分かりあえる 佳道と繋がった事で前向きに 生きる意志をもち強くなれた。 ラストのセリフに表れている。 人(啓喜)の振り見て我が振り直せ。 価値観の押し付けは 子供も妻も幸せにはならない。 失って気づくさみしさよ。

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ほんのり

3.5珍しく

2023年11月12日
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原作を先に読んで鑑賞しました。原作の世界観がそのままに、役者さんも良かったと思いました。特に今の時代は多種多様な思考や行動が有り、それが認められていく時代ですので、人との接し方って難しいし、気を使いますよね。

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ごっとん

4.5普通の人と普通ではない性的嗜好・感性を持つ人達の話

2023年11月12日
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泣ける

知的

普通の人には理解しがたい話かもしれないが、少しでも周囲との違いだったり疎外感を感じた人には分かる部分もあるのでは? 登場人物が結構多いがオムニバス的に紹介されるので分かりやすい。 普通の人代表として登場する寺井(稲垣)とその家族の諍いと普通ではない桐生(新垣)と佐々木(磯村)の話が主軸。 寺井達が分かり合えずに桐生達が離れがたい存在になっていくのが皮肉めいていて良かった。あらゆるところでこういった対比が描かれていて、それぞれの立場や心情が際立つようになっていた。 寺井夫婦の描写にはどちらの言い分もある程度理解できて、どちらか一方が悪いわけではないように見せていたと思う。 物語に大きく絡むわけではないが男性恐怖症の神戸八重子の演技が素晴らしかった。もう神戸八重子じゃん! 観終わった後の余韻が凄い。 今年の邦画では一番好きな映画。

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ひとふで

3.0まあ、悪くはないんだろうけど、

2023年11月12日
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水フェチってことで、公園など水遊びする様が、水不足に悩まされることの多い、香川県で生まれ育った身としては、受け入れがたかった(噴水とかだと問題なし)。

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Route193

5.0ガッキー、磯村勇人良い

2023年11月11日
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ガッキーの演技の振れ幅素晴らしいと思いました。 磯村勇人流石 吾郎さんはある意味、はまり役なのかも 東野絢香引き込まれましたー

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haitanio

4.0誰でもここにいていいはず

2023年11月11日
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悲しい

難しい

原作を読んでいたからなのか、登場人物たちが何を言いたかったのか、自分なりに、原作を読んだときより理解できた気がします。 本当に欲しいものは何なのか、考えさせられるさくひんです。 エンドロールと共に流れるVAUNDYの歌、刺さりました。

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mina

4.0ソウルメイトに出会える幸運の事蹟

2023年11月11日
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難しい

疎外感満載の中で、 真偽を疑義しながら生きて行く葛藤の展開と集結。 理解のしようのない生来からの世界観を、 言葉でも映像でも表現できない部分を、 水をモチーフとした、 千住博の様な滝の映像が出てきたときに、 二人の関係が整列したことを感じた。 友人でも、親友でもない。 奇跡の出会い。 性行為の予行演習は不要だね。 もしよければ、 ひょうきんな稲垣くんが、 検事らしく絞めてくれれば、 より高次元な作品として成立した。 それでも、 ラストの締めは最高だった。 ( ^ω^ ) 第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウの同名ベストセラー小説を、 稲垣吾郎と新垣結衣の共演で映画化。 「あゝ、荒野」の監督・岸善幸と脚本家・港岳彦が再タッグを組み、 家庭環境、性的指向、容姿などさまざまな“選べない”背景を持つ人々の人生が、ある事件をきっかけに交差する姿を描く。 横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、 不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返している。 広島のショッピングモールで契約社員として働きながら実家で代わり映えのない日々を過ごす桐生夏月は、 中学の時に転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。 大学のダンスサークルに所属する諸橋大也は、 準ミスターに選ばれるほどの容姿だが心を誰にも開かずにいる。 学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画した神戸八重子は、 大也のダンスサークルに出演を依頼する。 啓喜を稲垣、夏月を新垣が演じ、佳道役で磯村勇斗、大也役で佐藤寛太、八重子役で東野絢香が共演。 第36回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀監督賞および観客賞を受賞した。

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カール@山口三

4.560歳のがっき-

2023年11月11日
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女優は脱いだかで路線決まる。 パジャマsexで石田ゆりこ路線。

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かな

3.5ストーリーと配役の妙は堪能

2023年11月11日
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これが問題作らしくみえるのは、それは新垣結衣さんがその役をやっていることがかなり強い。しかも堂にいっている。パブリックイメージとはだいぶ違うが、きっとそのような要素を持っている人なのだろうと思う。テーマとはかなり合致している。 にしてもフェチズム、ダイバーシティ、SNS、現代的なアイテムを散りばめて回収していく、想像するにおそらく原作のものである構成力は後半グイグイと発揮される。正直前半は映画的快楽がほとんどない情報の配置に終始して、さほど面白いものには感じられないが、話芸というのは映画のひとつの力だな、と感じられた。 で、水フェチか、水フェチなんてあんのか、と思いもするが、こんなフェチまであるのかもよ、というファンタジーというかメタファーな気もするのでさほど気にはならない。世界の隅の隅でひっそり暮らす未来のマイノリティに対しての眼差しがしっかりとあった気がする。マジョリティとマイノリティを図式的にも提示して、敵対と融和のドラマも作ったうえでの最後の対峙と、新垣が言うそのセリフ、いなくならないから、というのはやはり巧みなストーリーだな、と思う。

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ONI