サポート・ザ・ガールズ

劇場公開日:

サポート・ザ・ガールズ

解説

日常にはびこる女性蔑視や人種差別に立ち向かう女性たちの奮闘と友情をユーモアを交えながら描いたドラマ。

スポーツバーでマネージャーを務めるリサ。面倒見の良い彼女は従業員たちから慕われているが、店のオーナーとは対立してばかり。さらに従業員へのセクハラにも対処したりと問題は尽きない。そんなある日、従業員が起こしたトラブルをきっかけに、リサはオーナーから解雇を言い渡されてしまう。従業員たちはリサの解雇に反発し、スポーツバーが賑わう格闘技の試合がある夜にストライキを画策するが……。

「最強絶叫計画」シリーズのレジーナ・ホールが主演を務め、2018年・第84回ニューヨーク映画批評家協会賞で主演女優賞を受賞。共演は「スプリット」のヘイリー・ルー・リチャードソン。アメリカのインディペンデント映画のムーブメント「マンブルコア」のゴッドファーザーと言われるアンドリュー・ブジャルスキーが監督・脚本を手がけた。

2018年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Support the Girls
配給:グッチーズ・フリースクール
劇場公開日:2022年10月7日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5【スポーツバーのマネージャーの黒人女性が、人種差別、女性への偏見を乗り越え仲間達と立ち向かう姿を描いた小品。】

2025年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■スポーツバーでマネジャーを務めるリサ(レジーナ・ホール)は、高圧的で人種差別を行うオーナー、カビー(ジェームズ・レグロス)や女性従業員に嫌がらせやセクハラをする客に頭を悩ませていた。
 ある日、リサは暴力的な彼氏と裁判沙汰になっている店員・シャイナ(ジャナ・クレイマー)のために、募金活動を開始するが、それが原因で首になってしまう。

◆感想

・今作を観ていると、女性達の立場の弱さが浮き彫りになるが、それが決して陰惨なムードにならずに、逆にリサ達の部下の女性達が、彼女に感謝している様を、コミカルに描いている点が良いと思う。

<主人公・リサを演じたレジーナ・ホールってこんなに良い役者だったかな、と思わせる辛い立場にあっても笑顔を欠かさずに、自身の運命を受け入れて、仲間の女性達と屋上で酒を飲むシーンは何だか、良かったな。
 重いテーマを、軽やかに映像化した製作陣の手腕もナカナカな作品である。>

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NOBU

4.5「叫んだ」だけだとしても

2025年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品と前後してガールズエンパワメントに絡みのある映画をいくつか観たのもあって、本作でもそのことについて考えを巡らせた。女性の主権回復についてだ。
もちろんそのような要素はあったけれど、実際はそこまで突き抜けていない。もっと小さく、フェミニズム的にはもっと手前の、なんなら単なるシスターフッド的な要素しかなかったと言えるかもしれない。
更に突き詰めるならば「叫んだ」だけしかしていない。
しかし、この「叫び」はそのに至るまでも含めてとても力強い。
闘った。負けた。叫んだ。叫びすらあげられない多くの人に勇気を与える作品に見えた。

蛇足だけど、作中に登場する警官がまともな人で、まともに職務を全うしていてなんだかびっくりした。
アメリカ映画でまともな警官は珍しい。

あとは、メイシーが面白くて魅力的なキャラクターで良かった。メイシーは有能。

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つとみ

3.0疲れる

2025年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

歩けばトラブルがついてくるのである。『ボイリング・ポイント』もそうだが、飲食業は大変。それに人種差別や性差別などもあって、人間の嫌なところが主人公にすべてのしかかってきて、見ていてとにかく疲れる。出口がない。それを描きたいのだろうとは思うけれども。

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ouosou

4.5Calm Down♥テーマはそれだけ。

2024年7月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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アンドロイド爺さん♥️