FALL フォールのレビュー・感想・評価
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Like Straight Whisky
Fall is a very simple film that manages to feel original. If you have seen the trailer then you probably can guess what is going to happen for most of the movie. Even with a small surface area the story musters together plot twists and even a couple characters. Of course the film's best achievement is inducing acrophobia, even for watching on a small screen. Minimum amount of brain cells required.
天空へ伸びる棒の尖端、直径1mの壮絶な舞台空間にて
鑑賞前、多少舐めた気持ちでいた自分が恥ずかしい。シンプルな状況や構造を極めるとそれは一つの発明にもなるし、芸術になる。そのことを強く印象付けてくれた作品だ。物語は単純明快。トラウマを持つ女性が、親友と共に荒野に建つテレビ塔に昇る。そして世の中と隔絶された頂上にて孤立無援に陥り、壮絶なサバイバルが幕を開けるーーー。映画というものは誕生以来、様々な「絶体絶命」の型を生み出してきたが、海でも山でも宇宙でも戦時下でも殺人鬼との対峙でもなく、こんなカリン塔を思わせる細長い棒が天空へと突き出した尖端で、きちんと丁寧なドラマとサスペンスが展開していくのだから大したものだ。ぱっと見、低予算をCG描写で埋め合わせたかのような状況設定でありながら、その実、直径1mほどの円形空間は、崇高な演劇舞台にも匹敵する。後半に訪れるちょっとした構成上のひねりも巧い。こういう映画に出会うと「やられた!」という気持ちになる。
手の平と足の裏がゾワゾワ。動機が共感しづらいのが難
主人公が閉環境に閉じ込めれられたまま映画の全編が進行するワンシチュエーションスリラー、あるいはソリッドシチュエーションスリラーのバリエーションと位置付けられるのではないか。上映時間の7割か8割程度、高さ600メートルの老朽化したテレビ塔を登る場面と頂上近くでストーリーが進行する。実際には20数メートルで制作されたセットの塔に昇るキャストらをクレーン撮影でとらえ、さらにCGで後処理した映像が実にリアルで、昇ってきた塔と地上を見下ろすショットが映るたびに手の平と足の裏がゾワゾワした。
フリークライミング中に夫を落下事故で亡くして落ち込んでいる主人公を、励まそうと考えたクライミング仲間の女性がチャレンジに引っ張り出すという、一応の動機が説明されてはいる。ただし、老朽化して危険だと警告が表示され閉鎖されている施設に不法侵入するわ、主人公は1年以上酒と薬浸りで体がなまっているし、女友達が履いているのはコンバースだしで、計画も準備もずさんで無謀すぎ。女友達は危険なチャレンジの動画をSNSにアップしてアクセスを稼ごうとするが、迷惑系ユーチューバーやバイトテロのような浅はかさで、なんとも共感しがたい。もう少し観客が心を寄せられる成り行きでシチュエーションに導くことができればもっとよかったのにと思う。
一言「サバイバル・アドベンチャー・サスペンス」
いやー、これは劇場案件でした(地元で上映してたかは不明)。
ロッククライミングの事故で夫を亡くした主人公が。
同じクライミング仲間の友人に誘われて、取り壊し直近の電波塔に登る話。
以上。
山は登るより降りる方が難しい。それがこの映画のメイン。
登ったのはいいけど、600mから降りれない二人。
圏外なのでSOSも無理。
何度も喜ばせといて、残念な結果ばかりで、もう意気消沈の連続・・・。
ハラハラドキドキ、どうするん?!。手に汗握る展開。
シーンも限定されているので余計、集中的。
600mってどれくらい?。スカイツリーが634m。
もちろん映画はフィクションですが。
高いところは絶対行きたくなくなること、間違いないです。
面白かったけど、心臓に悪い!ナイスな一作。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「一人にはしない」
緊張と緩和が上手くデザインされたゲームのような作品
高所のワンシチュエーションのみで緊張と緩和・次第にレベルアップしていく生存戦略・ストーリー的な山も作れていて面白かった!導入の納得感・共感には個人差が生まれやすいのがネックだが良くレベルデザインされていた。
単純におもしろかった
全く予備知識なしでAmazon Primeで見た。中盤までだらつくようなところがあるが、鉄塔に登ってからはもうなかなかハラハラして面白かった。
気づけば手に汗かいてる自分に気づいた。自分も山に登るので、なんかこの映画のスリル感は理解できる。ただの鉄塔の上で何日間か過ごすことができるのか、そこにはストーリーに無理を感じた。
スマホがあるならモールス信号とか送れなかったんだろうかまぁそういうことを言うべき映画ではない。ただ単純に楽しめた。
B級映画ではない!
まず、限られた空間の中でこれだけ面白い作品を作り上げたことがすごい!
人間模様だっなり、ところどころの発言が伏線になっていたりなど、細かな工夫もあって、飽きずに最後まで見られました!
ただ、一つ大きな欠点が、せっかく高所の設定なのにそのハラハラを感じられる場面が少なかったことです。序盤こそあったものの、後半になるに連れて、高所特有の恐怖は無くなり、その点は物足りなかったです。
危険と快楽は隣合わせ
最初から最後まで
「行かなきゃ良かったのに…」
と思わずにはいられない映画でした。
危険故の脳内麻薬があるのかなぁ、危険から程遠い場所にいる身としては登場人物にミリも共感出来なかったけれど、ストーリーテリング的には「おぉ」と思わせる所もあり、最後までハラハラドキドキしながら見てしまいました。
いやでもやっぱり「行かなきゃ良かったやん?」
絶望のワンシチュエーション
やっぱり高い所には行かないことですな。
映画だと分かっていても恐ろしかった。
幻覚は面白い仕掛けだった。
最後はあっさり助けられて地上に降りていたのは解せなかったなぁ。
「人生は短いから一瞬一瞬を大切に」なんてかっこいいことを、死んだ方が言っていたけど、自ら人生を短くするような無謀なことばかりして、一体どの口が言うてんねん!と思いました。
ひりつく恐怖
撮影の角度がすごいのか、常に自分も高い場所にいるような恐怖を感じる。導入やラスト、途中の痴情のもつれとかは、制作者的に二の次なんだろう。私たちもそれで良い。
YouTubeとかで上がっている、無謀な挑戦動画を見てる心地。映画館で見るほどではない。
ホラー映画よりも怖い
クライマーがエッフェル塔よりも高い地上600メートルの電波塔に登り降りられなくという単純なストーリー。
単純だからこそどうやって降りるの?という先の見えない感じと落ちたら即死の恐怖が観ていてハラハラしました。
ラストはゾッとしたけどまさに適者生存だな、、と少し感心した。
愛する夫の遺灰を?そこから?うーん。
『地上600m』という久しぶりにガッチリとハートを掴まれるインパクトあるキャッチコピー。ちなみに高さは東京スカイツリーくらい?どんだけ高い所をハシゴだけで登ったんだ。
鑑賞者のほとんどは感情移入しにくい動機。もう少し入り口が広いと良かったが、まぁ普通の神経で登ろうとは到底思えないので致し方無いか。
塔の頂上という決まりきった構図、限られたカメラワークの中で、思いの外に中弛みさせずの脚本は素晴らしい。
設定段階でのツッコミどころは多々あるが、要所要所で伏線回収もしっかり行い、色々なアイデアが存分に盛り込まれており飽きさせない。
塔の上で、友人、夫婦、親子の様々な人間の愛が見え隠れする、ヒューマンサスペンスな側面も。個人的にはここで少し引いてしまった。難しい。。。
ラストは全く読めず、、、クライマックスの判断は衝撃だった。ベッキー父の、娘への健気で真っ直ぐな無償の愛情だけが本作の唯一の救いか。
300万ドルという低予算でアイデア勝負、どんどんこういう作品が出てきて欲しい。レーティングGとは思えない描写がちょいちょい出てくるので、グロ苦手な方は要注意。
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