湯道のレビュー・感想・評価
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湯 are my sunshine
お風呂、入浴が人の心と身体をリフレッシュして
疲れがとれ、汚れがとれ、気分晴れ晴れ、生き返る。
お風呂は毎日の憩い。
癒しです。
無くてはならない時間。
一組の兄弟がいる。
三浦史郎(生田斗真)と三浦吾郎(濱田岳)
銭湯「まるきん温泉」の息子として生まれた。
弟の吾郎は、「まるきん温泉」の責任者。
秋山いづみ(橋本環奈)とともに、薪を割り、湯を沸かし、
タイルを毎日清掃してお客さんに「いい湯」を提供している。
兄の史郎は建築家。
仕事に行き詰まり、「まるきん温泉」を売却して、
マンションを建てようと帰ってくる。
まあ橋本環奈が番台にいること自体が事件だけれど。
「まるきん温泉」は実に気持ち良さそう。
毎日一番風呂に入りに来て、伸び伸びと歌を歌う天童よしみ。
後半で息子の○○○と男湯と女湯に分かれつつ歌う
「上を向いて歩こう」
ハートフルな歌声に聞き惚れる。
彼女にも彼にもドラマがある。
お客さんの人生が交差する。
特に定年退職する小日向文世。
「湯道、家元・二之湯薫明(角野卓造)と梶斎秋(窪田正孝)の元へ
「湯道」を研鑽に行っている。
彼は内風呂を檜風呂に改修するのが夢。
兎も角「風呂愛」と「湯へのこだわり」が心を打つ。
銭湯は「昭和の遺物なのか?」
廃れゆく文化なのか?
答えは一つ。
湯 are my sunshine
日本人に生まれて良かった!!
湯船に肩まで浸かれる幸せを、噛み締めました。
ほっこり
亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」に戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、店を切り盛りする弟・悟朗(濱田岳)に、銭湯をたたんでマンションに建て替えることを伝える。
最初は銭湯の何が良いのか全くわからなかった史朗が、店主を務めたりで徐々に考えが変わっていく…というストーリー
全体通して意外にも中弛みするような展開はなく(小日向さんと窪田さんところは謎な感じだったが、それも最後は回収)人との繋がりを感じるような素敵な物語だった。
銭湯に限らず、こういった古き良きものが今でも継がれているということは、そこに一定の必要としている人がいるから成り立っていることを改めて感じた。
登場人物ひとりひとりの個性と演技も素晴らしく、思った以上に楽しめた。
幸せとは何か
初日舞台挨拶付きを鑑賞。
予告でドタバタコメディを想像していたら、ホロッとするハートフルなストーリー。悪者も出て来ないし、まさに銭湯に浸かったかのような観終わった後ほっこりする映画。
幸せとは何か、を考えた。
心ぽかぽか
日本の大切な文化の一つ、湯船につかるお風呂、温泉、そして銭湯。
本作はメインテーマの銭湯はもちろん、湯船につかることで誰もが味わえる小さな幸せを優しく描いています。
銭湯に集う人々の群像劇ですが、一つ一つのエピソードはとても普通。でもそれが良い。特に笹野さん演じるご夫婦のエピソードがじんわり胸に響きました。
最後はもう一捻り欲しかったけれど(銭湯だけで経営的に厳しいのは事実だし)、まぁいっか。笑
お家に帰ってお風呂に入るのが楽しみです♪
湯道ってそういうことなのか!
湯道って、予告で見た時に温泉とか銭湯通みたいなことで捉えていたけど、茶道とか華道とかと並ぶものとしてでてくるんですね。
それがまずびっくりしました。
なるほど、お風呂を楽しむための作法、、とは。
潰れかけの銭湯を売ろうとする兄と守ろうとする弟。そして住み込みバイトのいづみ。兄弟といづみと銭湯に来るお客さんたちとの触れ合いの中で、銭湯は町の人たちの心の癒しであり、支えであり、一つの故郷なんだと気付かせられる物語。
銭湯はほとんど行ったことはないが、周りに結構あって、それがどんどん潰れていったのを見て、寂しく思った記憶はある。今や建物を生かしてカフェになってるところもあり、雰囲気を楽しむことはある。
近所にも人気の銭湯があって、車で遠くから通う人もいる。この映画を見たら行きたくなった。(行ってないけど)
あんなふうに木をくべて沸かす銭湯っていうのは、今もあるのかなあ?
前に東山行った時に撮影していたお店が出てきてびっくり‼️
これの撮影だったのかー、、
ビニールシート貼って中見えないようにして、警備もいて、厳重にしてるなあと思ったけど、寺島さん、戸田さん、斗真もいたと思うと、、見たかった‼️
銭湯好きの輩としては・・・
何ともフジテレビ的映画の、特長プンプンの作品
踊ったり、海難救助だったり、大騙し合い大会モノだったり・・と、説得力の有る骨太企画作品も有るのですが。
演技派、有名処続々ですが、思った処の役処に、想像通りの演出での大名行列❗️
風呂大好きで、特に銭湯巡りをしていたモノですから、オリジナル下町の銭湯物語作品っと言った、メディア情報から心持ちにしていました。
アットホームコメディドラマとしても、かつての銭湯舞台TVドラマにも現実感が、およばなく、何よりもお風呂の銭湯の良さ、素晴らしさを、台詞で
「銭湯は素晴らしい❗」
「お風呂は素敵❗」
っと連呼するのは、チョイと違うのでは⁉️
そこはそれ、映画ですもの演出でじわ~んっと
話しの盛り込み方も、迷走気味に加え、笑えない駄洒落やコント⁉️に我慢を強いられ。
最後にみんなお風呂に入り、楽しく歌う‼️
なんか適当に濁された感じで席を立った私です。
俺好みの映画
俺好みの女じゃねーよ。俺好みの映画だよ!
学びとったことを書き記したい。メモメモ。
お風呂、このなんでもないような日常の「ひととき」をテーマにすることの意義深さだよな!
これは文章かくもんとしてかなり気づき。
お風呂に大抵の人は入る、そんで紛れもなく気持ちよく温かいし幸せだ。
つまりは、誰にでも何かしらの思いで、心象風景、心を動かすエピソードがあるだろう。想い出には、家族が出てきやすいのではないか?そして家族、人間はいつか死ぬのだ、だからこそ死をしっかり描いていた。
そして湯は、自然とつながるのだ‥。人間の文明が如何に発展し社会の有りようや、ひとの価値観はかわっていっても、太陽や空はあり、風は頬を叩き、そして雨は私達を濡らすのである。お風呂は自然の山と水と火とを遣ってわかすのだ。太古から変わらない。
人間が変わっても、自然は変わらない意味を人類は考えなくてはならないだろう。本来あったもののを壊してきた人類。明日も必ず太陽は登ると自然を軽視してはいけない。
そして自然と同じく人間も変わらずにあることは、何か?人間は、生まれて必ず死ぬ。だからこそ人は懸命に生きて怒り泣き笑い優しさを人と交換し合うのだ。
私は普遍的テーマが大好きである。こんなものをクリエイトしたい。
お風呂、人間、人生、家族、自然、全てがなんとなく、つながるの映画なのである。たまにくだらない部分はお愛嬌。たまに笑える部分も楽しい映画。
濱田岳ファンとしては、たまらん役どころ。兄弟喧嘩は激しければ激しいほどに人間的である。
具体的に言うとだな、僕の親父は僕が具合が悪かった時期、いつも風呂に行き気分転換するように言った。親父と一緒に風呂に何回も入った。それを思い出したら涙が止まらなかったのだ。
泣き所は、いくつもある。泣かしてもらいたいな。安心して誰とでも見れる映画である、人生がすさんできたひとには、必見である。ありがとうありがとうありがとう。
「道」であっても洒落のめす
大人も子どもも、年寄りも若者も皆が憩う銭湯と、何ものにも邪魔されない独り湯がさみだれ式に登場する。独り湯から歌が生まれることもあれば、独り湯が「道」にまで高められることもある。
◉まずは気持ち良く笑える
この映画は、湯道! と見栄を切りながら、大切なのは力まない自然であり、願うのは自然の恵みであると言う話。温泉プロは登場したところから軽い扱いだったが、湯道の家元も高弟もすっかり笑いの対象となっていた。
真面目に探求することを馬鹿にした筋書きではないと思います。でも型とか美しさとかは、そこそこでいい。あまり仰々しく構えると、やっぱり洒落のめされてしまう。
◉水道水も温泉に変わる
温泉プロに沸かし湯だと笑われたまるきん湯だが、「冷たい水道水も薪で炊けば、温泉になる」と秋山いづみ(橋本環奈)が胸を張った。本当かと思いつつも、何となくその変化に心が惹かれた。
それならばお風呂が主題で、(銭)湯道を極めた風呂仙人(柄本明)がいたのだから、薪の焚べ方の秘訣や、沸き上がりの見切り方とか、教えて欲しかったかなとも思う。
実際は、風呂は炊き手の千差万別の現場合わせによるところ大だろうから、「マニュアルなど、ない!」と仙人が一喝しても、私は納得した。ディテールがしっかりしているほど、笑いは本格化するだろう。
三浦史朗(生田斗真)と三浦悟朗(濱田岳)と橋本環奈の三人の空気感も、悪くなかったです。湿っぽさはなくて、とことんまでは思い詰めない関係。
夾雑な町中にさりげなく佇む、銭湯の世界。でも私としては、最初だけ我慢したら後はゆっくりつかれるぐらいの湯加減を希望します。
湯をたてる
本作はかなり時間が経ってから観ました。
一応レビューも評価も見ずに行きました。
話は分かりやすいし、日本人なら観るべき映画だなと思います。
風呂ってのは日本人の文化であるし、継承していく文化でなきゃいけない。
華道、茶道、剣道、柔道etc
日本には道とつく文化がたくさんある。
むしろ日本の文化は極める道であると思います。
ただ私の評価は映画そのものというよりは、俳優柄本明さんの凄さに評価をしたと思っています。
柄本明さんこそ日本を代表するバイプレイヤーであり、やれと言われれば主役ですら完璧にこなせる俳優さんだと思います。
カンゾー先生では最優秀主演を、悪人では最優秀助演に輝いている方です。
今回の柄本明さんの役は、今の日本に出来る俳優さんはいらっしゃらないでしょう。
だからこそ、柄本明さんの俳優道を観に映画館へ足を運ぶべきです。
確かに風呂に浸かりたくなる
銭湯なんて相当行ってないが、何故かあのコーヒー牛乳が飲みたくなる。フルーツ牛乳なんて銭湯以外にあるのだろうか?
完全にほのぼの系で、ありふれた幸せだが、絶対に手放したくない日常が描かれています。
湯に浸かればみんな仲良し。本当にそう思います。
クリス・ハートさんと天童よしみさんのデュエットは至福。
よかった
面白いとか、ワクワクドキドキは全くなく
全般通して良かった
3丁目の夕日を見終わった後のような気持ち
銭湯に来る人のそれぞれの人生が丁寧に描かれていて一つ一つに興味を持って楽しめた
ん〜湯道はどうかと思うけど
あったら1日体験をしてみたい
そういえばあんなにすり切りに
湯船に浸かってないなぁ
いつも縁から15センチ少なめの湯船です
たまには縁留したい笑笑
カメラアングルが最高にイケてる映画と思います笑笑
上をむ〜いて歩こう〜〜流石いい曲です
湯の道
日帰り温泉によく行くくらいお風呂が好きだからだろうか。
自分の真ん中どストライクにハマった。
茶道、華道、香道ならぬ湯道。
本当に湯道があったら確かにこんな作法教えてそうだなぁというのが一々面白かった。衣描きが個人的にツボだった。くだらないと思いつつも実際にこんなことされたら綺麗と感じるだろうなと思った。
そして三谷さん並みにそれぞれの群像劇が素晴らしい。
若手からベテランまで綺羅星のような人々がワキを彩り、それぞれのストーリーも少々あっさりするきらいはあるもののいい具合に人情深くて温かい気持ちになった。
そして、天童さんとクリスハートさんの上を向いて歩こうは絶品。これを聴くだけでも1800円の価値はあったなという具合。
エンディングをみんなが歌うのも幸せな気持ちになって良かった。
心も身体もほっこりした気分になりました。
今となっては少なくなった銭湯の物語でしたが、古き良き時代で、人と人の心温まる良い映画でした。
無性に昔の銭湯に行きたくなります。
最近は健康ランド的な銭湯が多くて、町中にあった銭湯はすっかり見なくなりましたよね。
学生時代に彼女の住んでいたところが風呂がなく、よく2人で銭湯に行きました。
出る時間を合わせて、帰りは決まって神田川を歌いながら帰ったことを思い出しました。
今は、もうその銭湯も無くなってしまってるんだろうな・・
先日もTVで銭湯が閉店するドキメントを放送してました。
どんどん日本の古き良き時代がなくなっていく。
今の若い子は、銭湯も知らないんだろうな〜
風呂一面の富士山の絵や、男湯と女湯の間の番台なんかも・て
本当に心温まる良き映画でした。
環奈ちゃんも可愛かったし、キャストも豪華でやっぱりベテランは、上手いな。
涙あり笑いありで楽しめました。
是非親子ででも見てもらいたい映画でした。
全213件中、41~60件目を表示