「理解が追いつかない」探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 M.Tさんの映画レビュー(感想・評価)
理解が追いつかない
映画の冒頭は探偵、FBI、宇宙人と様々な登場人物とSF要素でどういった展開になっていくのか楽しみな始まりでした。
しかし、新宿歌舞伎町の持つあらゆる陰陽の側面を2人の監督によるそれぞれの短編ストーリーで描いていたのでしょうが、全てにおいてそこまでのオチはなく、繋がりもありません。
いつの間にか楽しみだった冒頭のことも忘れてしまっていました。
ストーリーのなかでは唐突なエロ、暴力、ホラー要素が次々に登場し、ポイントになりそうなシーンも深掘りして描かれることはありません。
結局私の頭では理解が追いつかず、最後も登場人物を無理やり詰め込んで無理やりオチをつけましたという感じがしてしまいました。
特にどこかの場面やストーリーが印象に残ることもなく、かなり好みが分かれる気がしますが、私にとっては残念ながらあまりおもしろくなかったです。
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