劇場公開日 2023年3月31日

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「吹き替えと字幕を比較してみた」ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り うぐいすさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5吹き替えと字幕を比較してみた

2023年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

ダークファンタジーが流行る中、愛嬌のあるキャラクターが強かかつ爽快に冒険するカラっと明るい作風が良かった。肩肘張らないエンタメ作品ではあるが、衣装や美術、CG、殺陣にも手抜きがなく、贅沢な作りになっていて大満足だった。
PRで珍しく吹き替えが推されていたので、一度目は吹き替えで、二度目は字幕で鑑賞してみた。原作ゲーム未履修の自分にとって、話が分かりやすかったのは吹き替え。俳優さんの演技に声優さんの演技が加わることで、キャラクターの個性や世界観が入って来易かった。
字幕は原語と日本語字幕により情報量が増えるので、作品世界を深掘りできた。またフォージとエドガンの口八丁な二人の「胡散臭さ」はやはり俳優さんの演技がそのまま観られる字幕版の方が強調されていた印象。
一度目は吹き替えでストーリーや世界観を理解し、二度目は字幕でそれを深掘りする楽しみが味わえた。「ジャーナさん」ではなく「ジャーナサン」だったことが一番の衝撃。
また、ゲームの設定を知っているとキャスティングやキャラ付けに味わいが深くなるようなので、そこが伝わるようなPRやグッズ(パンフレット類)が欲しかった。(鑑賞時点ではパンフレットや日本語資料集の類は未発売だった)

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うぐいす