「真っ当な？冒険ファンタジー」ダンジョンズ＆ドラゴンズ　アウトローたちの誇り　kenshuchuさんの映画レビュー（感想・評価）

IMAXで鑑賞。
理由は分からないが、勝手に「転生もの」だと勘違いしてた本作。多少はコメディ要素を入れて入るが、基本は真っ当な（？）ファンタジー映画だった。
原作がゲームだってのも観たあとで知ったがそれも納得。魔法使いがいて、剣士がいて、エルフも出てきてクエストをこなしていく。さらにはドラゴンと戦ったりもする。ＲＰＧっぽい展開がそこら中に溢れていた。宝箱が出てくるのも、なるほどそんな流れならありなのかも。ゲームはやったことなかったから思い入れはないが、ストーリーとかキャラ設定とかは全然違うんだろうな。というか、そんなにちゃんとした話のあるゲームとも思えないけど。
ヒュー・グラントの悪役っぷりはもう板についていたし、クリス・パインの少しダメな感じもいい。でもやはり目を奪われたのはソフィア・リリスだった。見ることができたのは「ＩＴ」以来？　結構重要なキャラで活躍の場も多かったのは嬉しい。
魔法や戦闘のシーンもなかなかの迫力だったし、冒険ファンタジーとして十分に楽しい映画だった。これ、続編もあるんじゃないか？