ミセス・ハリス、パリへ行くのレビュー・感想・評価
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とても心が温かくなる物語。
慎ましく過ごすハリスが夢であるディオールの服を買うためにお金を貯めパリに旅立つ。
彼女が出逢う人々とのふれあい。そしてディオールの服を買うだけではなく、お店の方々と交流することで喜びを分け与える。
人との触れ合いを大切に生きようとする人の物語が観た私の疲れた心に潤いを与えてくれた。
ドレスは未亡人を少女に変える
すごくワクワクしながら観た。
主演のレスリー・マンビルは『すべてが変わった日』の怖い女主人と同一人物とは思えないほどチャーミング。特にディオールのドレスをうっとり見つめる表情は、まるで少女のように可愛らしかった。
フランスの大女優イザベル・ユペールは、高飛車支配人から疲れた主婦に。役者って凄いな。
フランスといえばストライキというくらい、労働者が声を上げる国のイメージ。
「オートクチュールは虚栄心の塊」と、ご婦人たちを見慣れた人は思うのだろうけど、ミセスハリスにとっては、心が華やぐ憧れのもの。
フィクションとはいえ、そういう想いがディオールさえも変えてしまった。
ダサい言い回しだけど、魔法のような映画。
一緒にディオールを夢みて過ごしたような時間
夢をみてそれを手に入れようとする最中でわくわくしたり落ち込んだり、夢が手の中に入ってまたわくわくして落ち込んで、夢をみるってこんな気持ちだったなと思い出させてくれる映画。
どんな人でも夢をみられるし、どんな人にもリスペクトを。そして革新は素敵で伝統を守る人もまたなくてはならない人。
夢をみるほどなにかに魅了されたくなる。
ハリスの旋風
ポール・ギャリコの大ファンだけど、このシリーズは未読。早く見ないと終わってしまいそうなので、不本意ながらひとまず先に映画化作品を鑑賞することに。
ひとことで言えば夢物語だけど、ギャリコならではのストーリーテリングで、文句なしに暖かい気持ちにさせてくれる作品。主人公が出会う人々が皆善人すぎるとは思うけど。雇用問題とかストライキでごみだらけのパリとか、ところどころ苦味が効いているのも相変わらず。
ハリスおばさんを演じた女優は、タレントの千秋が20年ぐらい年とった感じだ。
原作では、このあとハリスおばさんはニューヨークに行ったりモスクワに行ったり国会に行ったりするみたいだけど、映画も続編があるのかな?
幸せな気持ちになれる映画
実写映画でここまで幸せな気持ちに包まれる映画も珍しい。
終始ハリスさんの言動に画面の中の登場人物のみならず観客側も救われていた。そんな気がする。
御伽噺みたいなお話だとは思うもののなんだかちょっと前向きになれる。
ふんわりと包んでくれる。
そんな映画。
ドレス素敵
途中結構モヤモヤしたのは、このラストのためだったのねって感じ。親切でお人好しだからいいように使われ、だけどそれ以上に親切が返ってきてくれる…。そうでなければやってられないよね。
購入した緑のドレスも素敵だったけど、正直、この人向けか?と思ってたけど、なるほどと思いました。
些細だけど気になった
橋の上でコイントスして失敗して川に流したのに、戦死したご主人の大切な遺品をまた橋の上で弄り出した時はどんだけ学習しないの?ってイライラ…したのはともかく、ユーモアや品のある人間性が国境を越えるのは真理ですね。
Netflixの「エミリーパリへ行く」の恋人役の俳優さんがまたしても外国人を優しく手助けする役なのが興味深かった。
基本ディズニー映画的
夢を追う話しなので、対比の現実はもっとリアルに描いた方が面白かったのではと個人的感想。
基本ディズニー的、お婆ちゃんの「シンデレラ」+「メリーポピンズ」といったところ。
深さには欠けるが、誰もが楽しめる暖かい作品。
CMなの⁉️原点回帰への意思表示なの⁉️
映画comイチオシセレクション。
ハイクオリティヒューマンドラマを期待してました。
その期待には全く合わなかったのですが、
ブランディング戦略としての映画の価値に気付かされ、
大きな学びを得る作品となりました。
制作意図はこれ以上なくハッキリ。
パパ活ブランド化して本来の顧客層が離れたディオール。
コロナ後不況で不振です。
自分で稼ぐチカラを持つアッパーミドルクラス女性客を取り戻したかったんですね。
それで、ほんわかしたドラマでイメージアップ⤴️
若い子が金持ちおじさんに買ってもらうブランドじゃないんですよーと。
ドロドロ劇のグッチとは全然違うハイクラスメゾンなんだ❗️ってメッセージ発信📩
ブランドの再定義がしたかったディオールと映画産業がコラボ‼️
ハッピー展開一辺倒で甘過ぎた為、
視聴直後は拒否反応がでましたが、一晩寝てみると面白い新しいカタチだなって😁
リブランディングほど難しい仕事はありません。
この5年間の暴走の後ならなおさら。
映画でささっと取り返せるという甘い考えをお持ちなら、ディオールは廃れるでしょう。
シナリオにあったように、現場とお客様が着るシーンを大切に出来る原点回帰がキモ。
CM映画でしれっと元のお客様にアピってるだけなの⁉️
本当に原点会議する宣言なの⁉️
これからのディオール次第でコマーシャル映画という新しいジャンルの価値が変わりそうな作品でした。
ファッション&映画好きとしては、映像作品を介してのソーシャルコミュニケーションは大歓迎。
映画の新しい可能性にカンパイ‼️
イギリスのおばさん
最近こういった良作に巡り会えなかったので、見た後に心豊かな気分になれてとても良かった。
映画会社の売り上げ的には厳しい作品かもしれないけれど…
個人的には、こんなドレス買ってどうするの⁈来ていくところもないないだろう?
と、思ってしまうがこれが女性のわからないところかな。
普通のおばさんの夢とても素敵でした。
幸せってあるんだ、そしてその予感。
何もオーダーしていないのにとびきりの料理がどんどん運ばれて来て、その美味しさに思わず泣き笑いしてハッピーなひとときを過ごしたかのよう。
全く退屈しなかった!そんなオートクチュールな至福をあなたへ。
絶対お薦めsir!
人生は一度きり🌹
夢や希望は何歳になっても持ち続けるべきだとハリスさんに改めて教えてもらった。
それを叶えるためには自ら行動を起こし、時に周囲の人を巻き込んでいくのが良い。
やるべきことをやったらあとは待つしかない、あとは運。
正直で他人に献身的なハリスさんはとても素敵だった。
ブラボー!!!
青い目のかわいいおばあちゃんは好きですか?
悪い人がひとりも出てこない映画。
サッカーTOTOもドックレースも全然オッケー👍
映画「オートクチュール」を観ていたたので、お針子さんやモデルさんの佇まいが懐かしかった。
1956年だから11年待っていたんだ。
きっと、戦死した旦那はうんと年下ですね。
イザベル・ユぺールの起用も対比として素晴らしい。
一回だけの人生、もっとアグレッシブに賭けに行って、頑張らないと❗って思いました。
72番と89番。素敵でした。
チャーミング・ムービー
なんて、チャーミングな映画なのでしょう!
ミセス・ハリスをはじめ、登場人物がみんなキュートで魅力的。
ディオールの全面協力ということで、華やかなドレスの数々もとても素敵でした。
12月1日は映画の日ということで平日の昼間にも関わらず日比谷シャンテの館内は満席(9割以上は女性客)でしたが、映画の日にこんなハートフルな映画に出会えてラッキーでした♪
夢は幾つになっても叶う
無理だと思わずコツコツと頑張れば、応援してくれる人も運も味方につく。悲しい事があっても善良に生きると必ず良い事が訪れる。
現実もこんな風だったらいいな。
ディオール全面協力で昔のデザインを使っていたらしいが、キラキラした世界感は流石です。
ミセス・ハリス試写にて。なんと言っても最大の見所は、ショーで次々に...
ミセス・ハリス試写にて。なんと言っても最大の見所は、ショーで次々に出て来るドレスの数々。見惚れるほど艶やかで、息を呑むほどに冠絶。またストーリーにおいて、物語を駆動させているのは彼女の行動力なのだが、特筆すべきは周囲の理解だろう。周囲の眼差しの温かさがやがて彼女を運命へと導いて行く。ラストには鮮やかなサプライズも用意されている。
誰もが幸せな気分になれる映画
評判が良いので、見て来ました。
電車遅延で少し遅れて入ったら、女の人しかいなくて固まりましたが。
いわゆる女性映画のジャンルかと。
ただ、誰が見ても楽しめる映画なので、
もう少し宣伝工夫したら、もっとヒットしたのでは。
主役のおばちゃん「すべてが変わった日」で
ケビン・コスナーとダイアン・レインを恫喝する極悪ババアだったので、
いつか豹変しそうで…。少々落ち着かず。
イザベル・ユペールも最近サイコババア役ばかりだったので…。
会計役の男はジュリア・ロバーツの婚約者だったな(チケット・トゥ・パラダイス)…。
とか、キャスティングが落ち着かないのを置いておけば、
ほっこりした気分で劇場をあとにできる、幸せな映画でした。
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