劇場公開日 2022年11月18日

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ミセス・ハリス、パリへ行くのレビュー・感想・評価

全124件中、1~20件目を表示

4.0Fashionably Adorable

2023年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Lesley Manville delivers a precious performance as a cleaning lady who travels to Paris to buy her dream dress. It's a much more cheerful role than that of the secretary in Phantom Thread. It's a lightweight movie if you need a break from emotional distress. The costume design is utterly good taste; I loved the fasion walk. Ana Baptista and Rose Williams are standout; more roles for them please.

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Dan Knighton

4.5ミセス・ハリスが夢に向けて突っ走る物語には意外に深い味わいが

2022年11月20日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

第二次大戦に出征したまま行方知れずの夫を今も思いつつ、富豪マダムの家政婦として暮らしているミセス・ハリスが、マダムの寝室で発見したクリスチャン・ディオールのベアトップドレスに魅了され、そのドレスを買うためにロンドンからパリへひとっ飛び。さあこの話、どうなるかとワクワクしながら見ていたら、ミセス・ハリスは持ち前の愛されキャラとポジティブシンキングを武器に、あらゆる壁をぶち破って夢をその手に引き寄せてしまうのだ。

そう書いたら、単なるDream comes trueものかと思うかもしれない。しかしこの映画、奥が深いのだ。階級社会のロンドンで暮らすミセス・ハリスが、老舗メゾンを陰で支えるお針子さんや専属モデルたちと同じ労働者としての思いを共有する。お得意様にだけ1点もののドレスを提供するオートクチュールが、誰でも着られる高級既成服、プレタポルテに取って代わる時代の間に、ミセス・ハリスがドーバー海峡を渡ってくる。つまりミセス・ハリスは大衆文化のメッセンジャー。それも、声高に平等を叫んだりしない分、その存在は心に染み渡るのだ。

『ファントム・スレッド』ではオートクチュールの伝統とプライドを象徴するような意地悪キャラを演じていたレスリー・マンヴィルが、今回は真逆の役柄を演じて魅力満開。つくづく、俳優って凄いと思うこの秋のイチオシ映画です。

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清藤秀人

4.0こんな映画もたまにはイイ

2024年3月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ほとんどの人が良い人ばかり。
パリの建物は美しく、通りは汚い。ごく一部の人が限られた場所で着る高価なドレスは勿論美しく、それを着る人間は人それぞれ。ドレスの価値も。
清く、正しく、美しく、他人に優しく接する事の正しさを伝える作品。
主人公ハリス役のレスリー・マンビルとマダム・コルベールを演じたイザベル・ユペールが良い。
侯爵役のランベール・ウィルソンはどこかで見たなと思ったら『MATRIX』のメロヴィンジアンの人だった。

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ナイン・わんわん

3.5音楽と世界観が好きだから3.5

2024年3月20日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

ハリスさんが相手の言うことを聞かずにヒスるところや傍若無人に振る舞う所が少しだけ気になった。(軍の人の訪問時、初めてDiorに入った時など)
気になったというか少し冷静に考えればわかることなのにお年寄りになると周りの意見を聞く前に決めつけてしまい視野が狭くなっちゃうのかなぁと思った。若い心を持っているというのはそうだし優しい人なのもわかっていただけに時々出る思慮浅い場面が不快だった。
あと周りが優しすぎる、美人には優しい世界なんだなと思いました。
音楽や町並みは最高なので星0.5加点して星3.5です。

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ワァ!

5.0女の子は誰でも♪

2024年3月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

萌える

タイトル以外知らずに鑑賞。
ドレスがとても美しく、目の保養で良かったです!トキメキました🥰✨✨
ディオールのドレス、美しいものは美しいと思う、全ての人…女の子なら誰でも羨望の眼差しで見たことがあるのでは?

オープニングから曲が素敵!
美しいドレスには、年齢関係なくトキメキますねっ
昔、ファッション通信せっせと観ていたの思い出します。
ゴミ溜のパリを舞台に、めくるめくオートクチュールの世界を堪能できます✨✨
ちょっとしたパリの観光も楽しめる感じで、すっかり海外に縁遠くなった今、心がパリに飛んで行きました。

基本、皆親切で悪人が出てこないので(まあ、ちょっとしたイジワルな人はいますが)気持ちよく鑑賞できます。
サシャニュ候爵の花を1輪Mrs.ハリスに手渡す所はキザなハズなのにさすがフランス、絵になってるし
他の色んな1つ1つのエピソードが、心にしみます。

優しさや思いやり、気遣いが素敵に巡る物語でした。。。

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ホビット

4.0運とは人間関係だと言われるが、彼女はこの言葉を体現している

2024年1月10日
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鑑賞方法:VOD

主人公ハリスのファッションやパリの街並み等、全てがお洒落。また、ハリスを演じるレスリー・マンヴィル本人が可愛らしい人なので、観ていて温かい気持ちになる。

ハリスは家政婦として勤めていた家で、ディオールの服をクローゼットで見かけたことがきっかけで、パリのディオール本店までわざわざ服を買いに行く。ディオール本店では、ディオールの服を着たモデルが着こなしを披露し、彼女は夢中で服を選ぶ。服を選ぶときの彼女の心情は、ファッション好きなら共感できるだろう。私もファッションは好きなので、映画を通じて彼女の服に対するときめきを共有することができ、それだけで楽しい気持ちになった。

ハリスの周囲の人間に対する純粋な思いやりや愛情は、やがてディオールの販売戦略まで変えていくことになる。運とは人間関係だと言われるが、彼女は作中でそれを体現している。彼女の素敵な人柄に触れた周囲の人は皆、彼女のために協力したくなるのだろう。

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根岸 圭一

4.0何とも言えない魅力

2024年1月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

 1957年、ロンドン。家政婦のハリスは、行方不明だった夫の戦死を知り落ち込む。しかし従事している家で、クリスチャンディオールのドレスにときめき、購入を決意。何とか資金を工面し、パリのディオールの本店へ。しかし支配人は、富裕層ばかりに対応し、彼女を追い返そうとするが。
 何とも言えない魅力のハリスのときめきに、とても共感できました。彼女の頑張りにモデルやスタッフが、大いに歓迎する様子に感動。「世界最速のインディアン」を思い出しました。
 ロンドンは照度が低いシーンが多くて湿ってる感じ。一転パリはゴミは散乱してるが、その逆の花の都のように演出しているのも面白いです。労働者のストライキやサルトルの著作を絡めているのが楽しいです。
 最後のほうは、ディオールのよいしょしすぎかな。

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sironabe

5.0ハートウォーミングムービー

2024年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

ハリスさん、人柄最高!
ディオールのドレスショーも素敵!
登場人物も皆素敵!

心温まるストーリーでした!

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ほんのり

2.0期待はずれ

2024年1月1日
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鑑賞方法:VOD

評価が高かったので鑑賞しましたがとてもつまらなかった。
プラダを着た悪魔、ココ・シャネルと対抗して作ったのかもしれませんが
家政婦のプチシンデレラストーリー?
なぜか家政婦のシニアの発言力の強いこと。
それに周りが振り回される
なかなかつまらないストーリーでした。

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amycinema

5.0エンドロール最後まで。

2023年12月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

ストーリーも最後まで、計算された伏線回収する緻密さ。エンドロールを静かに最後まで見る気になる名作。

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シャカ

4.5ステキなハリス。

2023年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

ポジテブ=前向きで、過ぎてしまったことをくよくよ悩まず、すぐに次の行動に繋げられる人。
まさに、失敗を恐れないで考えるより行動するミセス・ハリス。
周りの人までみんな幸せにしちゃうなんてほんとうにステキ!。

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miharyi

4.0悲しみの後には喜びが

2023年11月12日
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鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

楽しい

人間万事塞翁が馬とはいいますが、悪いことが起きれば、その分の良いことも返ってくる
そんな内容の映画です

多少、ご都合主義なところもありますが、だがそれがいい
落ち込んだ時にぜひおすすめしたいですね

原作は、ポール・ギャリコで、ポセイドンアドベンチャーの原作も書いている人

ディオール全面協力で、当時のファションショーやどのように苦労していたかも垣間見れるし、ロンドンやパリの風景も堪能できます

良い人、悪い人がはっきりしているようで揺らいでおり、なかなか侮れない作品になってます

ディオールの創始者、クリスチャン・ディオールがでてきますが、この年に亡くなっていることを思うと感慨深い作品になってます

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CAIN

5.0みんなを幸せな気持ちにする映画

Mさん
2023年10月14日
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前半のDiorのショーに出てくるドレスが、どれもこれも素敵なものばかりで、心奪われます。
ファッションのことはまったくわからないのですが、Diorというメーカーにとても興味がわきました。
宮本信子さんに似たロンドンの女性が、パリに行く(そのまんま!!)話でした。

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M

4.0疲れたから映画でも見たい日に見たい映画

2023年10月9日
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鑑賞方法:映画館

予告を見ながら「納得いかない感じでグイグイ来るミセスだとやだなー」など先入観を持っていたのだが、実際ミセス・ハリスを見るとどんどん好きになるし、他の登場人物にもそうなってくれればいいな、と思わずにはいられなくなった。

それにつれて気になることも出てくるのだが、最後は綺麗に回収されていて見終わって満足度が高い。

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mikyo

5.0キュートでチャーミング、大人の

2023年9月17日
iPhoneアプリから投稿

余裕満点の、上質な映画。
ハリス夫人の人柄、ナターシャの美しさ、パリの華やかなオートクチュールの世界とその裏側、実情。
とても、すがすがしく、観られた!

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トッキー

2.0家政婦寡婦が巻き起こすディオール革命

2023年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

寝られる

第二次大戦後、本作の主人公ハリス夫人は還らぬ夫を想いながら、それでも勤勉に明るく日々を過ごしていた。
そんなある日、派遣先の邸宅のクローゼットで、家政婦は見てしまった。当時500ポンドもするとても豪華なオートクチュールドレスを。
以来、自分もその魅せられたドレスを手に入れたいという人生の新たな希望が芽生え、幸・不幸の波をかき分けながら、パリ・モンテーニュ通りクリスチャン・ディオール本店にたどり着く。
パリでも彼女のお節介ぶりは健在。不思議と周りも感化されていき、なんかいいなと思えるラストが待っている。

情けは人の為ならず、ヨーロッパ版山田洋次テイストの作品にほっこりする事間違いなし。

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スモーキー石井

3.5大人向けファンタジー

2023年8月31日
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ファンタジーなんだけど、格差社会とか、フェミニズムとかを重苦しくならない程度に織り込んで、
さらに、若者の恋、大人の恋も描く。
まあ、基本、コメディなので、ラブストーリーの部分も、社会的テーマも軽めで、主には主人公の猪突猛進を描く。

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みっく

5.0テンポいい

2023年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

テンポよくハプニングが起きて、尚且つ映画がきれいで最後まで楽しめた。

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Sayaka*

3.0一本槍のシナリオですが、バッチリ決まってました

2023年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

ミセスが当時の価値観でどう見られてるのか分からんです。自分の知識不足ですが。

最低限のシーンで物語が成立してるんですが、不自然に短くカットしてるように感じてしまいました。

しかし、ミセスの純粋なキャラクターが他の人物との関わりで具現され、逆に他の人物のキャラクターがミセスへの対応で滲み出るという相互効果が良かったです。
基本主人公の右往左往を見せられる一本槍のシナリオですが、そこがバッチリ決まってました。

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ジンクス

4.5ディオールに革命をもたらした家政婦

2023年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

レスリーマンビル扮する家政婦エイダハリスのところへ夫の戦死を知らせる指輪が 届いた。失意の中、勤め先でクリスチャンディオールのドレスに魅せられて、フランスへクリスチャンディオールのドレスを買いに行こうと決めた。

しかしドッグレースに100ポンドかけるとは見かけによらず剛気だね。ところが謝金が入ったり掛け金が戻ったり金は天下の回りもの状態さ。それでパリへ飛んだ。一世一代のお買い物にさすがに嬉しそうだね。ディオールだからこその親切かな。何故かレスリーマンビルが宮本信子に見えてきたぞ。モデルナターシャ役のアルババチスタが魅力的だったね。ロンドンの家政婦がパリで存分に楽しんだ展開だったね。一方でディオールに革命をもたらした家政婦だね。気分良くしてくれる良作だったよ。みんな夢が見られるといいね。

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重