ザリガニの鳴くところのレビュー・感想・評価
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事件の真相がどうでもよくなるくらい濃厚なドラマが圧巻ですが、原作を読んでいる人は観てもしょうがないかも
ノースカロライナ州の湿地帯で地元の有力者の息子チェイスの遺体が発見される。見張り台から落下したと推定され自殺とも他殺ともつかない状況だったが彼が身につけていたペンダントが失われていることから殺人事件と断定、程なく湿地帯の奥にある一軒家にたった一人で暮らすカイアが容疑者として逮捕される。幼い頃に兄弟にも家族にも見捨てられて以来湿地帯で獲ったムール貝を売ってギリギリの生活を送っている孤独な彼女を幼い時から知っていた老弁護士トムは引退を返上して弁護を買って出る。激しく警戒するカイアだったが、粘り強く説得を重ねるトムに重い口を開いて誰も知らなかった彼女の半生を語り始める。
先日観た『ファイブ・デビルズ』にも漲っていたド田舎の閉塞感が本作にもぎっしり詰まっていてうんざりさせられました。美しく雄大な自然が家族にも捨てられたカイアを支えるが偏狭な人々は彼女をただ蔑み遠ざけるだけ。彼女は自分だけの世界に閉じこもるがそこに迷い込んできた青年テイトとチェイスが持ち込んだ安らぎとそれと相反するカオスがカイアの運命を激しく揺さぶる。果たしてチェイスは殺されたのか、そしてカイアは無実なのかは最後の最後まで明かされませんが、そこに至るいくつものドラマを見つめていると結末はどうでもよくなっていきます。
テイラー・スウィフトが書き下ろしたという主題歌はカイアの心情に寄り添うもので、穏やかな終幕に見事にマッチしていました。
主演と弁護士役の演技が良かった
主に1960年代のアメリカの田舎で起こった出来事にまつわるミステリーでした。ミステリーの主題としては、湿地帯で発見された若い男・チェイスの死の原因が、カイアによる殺人だったのか、はたまた事故だったのか、ということでしたが、物語の土台にあるのは広大な湿地帯で自然と一体化して暮らす主人公・カイアの生活であり心情であって、むしろこちらの方が見どころといえる作品でした。
謎解きの部分はさておき、湿地帯の中の一軒家で一人で暮らすカイアの生活ぶりは、驚くべきものでした。一人でムール貝などを取って店に売り、それで食料はじめ生活必需品を得るという設定でしたが、半世紀以上前のこととはいえ、当時本当にこういう生活をしていた人がアメリカにいたのか、そのあたりはちょっと疑問という気もしました。
また、殺人だったのか事故だったのかという謎解きの部分に関しても、若干強引な感じがしないでもありませんでした。しかし事件発生の直前にカイアが出版社の担当者たちとの会食の最中に口にした「自然に善悪はない」という一言が、結局はこの事件の全容を物語っていたように思います。これはカイアが大自然から学んだ生き方そのものであり、これがテーマだったんだと了解すれば、まあ面白い話だったなと感じられるのではないかと思います。
ただ物語終盤の見どころとなる法廷でのやり取りとしては、事件の解明がされていない以上、何故検察はカイアを控訴しなかったのかなどの疑問が残らない訳ではありません。無罪判決後の日々をダイジェストで綴っているのだから、世間的にチェイスの死がどういう顛末として処理されたのかを説明してくれてもよかったのではないかと感じたところです。
以上、粗探しをすればいろいろと出てくる作品でしたがカイア役のデイジー・エドガー=ジョーンズや、弁護士役のデヴィッド・ストラザーンの演技が良かったので、評価は★3とします。
舞台の厳しい美しさに、物語が太刀打ちできていなかった…
原作既読した者としての感想です。
舞台に選ばれた湿地の美しさ、自然の豊かさは素晴らしく、冒頭のシーンからはかなり期待したが、鑑賞後の感想としては、残念な点が多かったというのが率直な感想。
いちばん残念だったのは、カイアの子供時代、特に家族の関係性や彼女がいかにひとりで息抜いたのかを十分描けていないこと。そこが無いと、カイアと湿地の深い関わりや、彼女が自然を心から愛し理解する人間に育った理由が説得力を持たないと思う。粗暴な父と、不器用に歩み寄りながら微かな絆を繋いだ短い日々も、さらっと流されてしまい、カイアの孤独や心の傷が描けていなかったように感じた。
その割には、ふたりの男性との恋愛を描くのに時間を割き過ぎじゃないかな…。結果、家族に捨てられたかわいそうな少女のラブロマンスとミステリ、みたいなまとめ方になっていたような。
まあ、原作が好きだと、映画化作品にはかなりの確率でがっかりするものではありますが。もう少し違う切り口で映画化してほしかったなと。
楽しく鑑賞
おはなしの発端である「誰が殺したのか?」
のミステリーに偏らない作りが良かった。
たった一人(助力はあったものの)で生存競争に勝ち抜いたカイア。
かなりハードな境遇の主人公に寄り添って応援することができた。
序盤の警察からの逃走っぷりから想像するに
あのワニ同等、湿地の生態系の一個体として共存してきたことが垣間見える。
そんな自然の摂理に従って生きてきた主人公を、人間社会の摂理(裁判)で裁こうとするアプローチが面白かった。 はたして原作はどうだったんだろう?
拘置所での弁護士との初接見の場でも、カイアにとっては全く道理が違う訳で、、、
有罪無罪関係無く早くここから出たい、みたいなこと言っていたか?
このように容疑者になった戸惑いとはまた違う、主人公の生きてきた価値観の揺さぶりをもっと深堀りしてほしたかった。
故にベッドシーンも綺麗に演出しすぎている気がした。
終盤はナレーションも相まり、さりげないカマキリの首刈りの図画が印象的。
だからといって毒婦じゃないと分かっちゃいる。
が結局、夫婦(つがい)となって老いるまで末永く生きてこられたのを想像すると
テイトとカイアはずっとプラトニックのままなんじゃ?
と映画の余白にあらぬ下世話な勘ぐりをいれてみる
ザリガニは鳴きません。
海外でヒットした原作の映画化だそうで、タイトルに惹かれて見てみてました。
親父のDVで家族離散、沼で1人で生き抜いた女子。その子を村の人達は「沼の女」「沼の魔女」と呼んで差別している。基本差別ベースの自然科学愛ミステリーでした。まあ、男性不審、人間不信、鳥や虫や貝に走る気持ちはわかるなぁ。
そして彼女は自然の中に生き抜く術を学んだわけです。
私も色々小さな動物育てるんですが「あ、これ人間と一緒だ、、」と学ぶ事多いです。彼らは人間も未だ動物なんだという事を気づかせてくれます。
まあしかしミステリーとしては不完全な印象です。
謎解き、またはその暗示もないし、リアリティ追求したら彼女もっと汚いだろうと思うし、、、
製作者側が「ええ話」「ファンタジー」にしたかったんでしょうね。
あれ?でザリガニの鳴くところってどこだったんだろう?まあ、そんな所はありえないから嫌な物からとにかく果てしなく逃げろって事ですかね。
三角の湿地帯
家族に捨てられ、ひとり孤独に湿地の家で暮らしてきたカイア。ある時、その湿地で町の青年が遺体で発見されたことから、カイアに懐疑の目が向けられて・・・といった物語。
美しい湿地帯と哀しき真実のコントラストが印象的なミステリー作品。
幼少期から粗暴な父親の所為で家族は散り散りになり、学校へも行かず、湿地に住む奇人として町の人からは疎まれて生きてきたカイア。
そんな彼女の元、唯一優しく接してくれたテイトと出逢い、恋に落ち、孤独だったカイアの人生に光明が見え始めたかと思ったが・・・。
物語としては、幼少期の粗暴な父というトラウマや、大切な人達に置き去りにされた過去などが、後に出逢うチェイスやテイトとの恋模様に、良い影悪い影を上手いこと落としている感じ。
そして、町に溶け込めず風変わりな暮らしを送るカイアを馬鹿にし蔑む人々の姿・・・別に彼女があんたらに何をしたわけでもないでしょうに・・・でも、変わり者を嫌う地域柄でもあるのかな。
法廷の場面・・・滅茶苦茶ですね。そんなんで検事が務まるのかというくらい、まさに、それってあなたの感想ですよね?状態。あんな条件しか出てきていなくても、カイアに悪者であって欲しいと望む者もいるのかな・・・胸糞悪いですね。
衝撃のラスト‼というにはもうちょっと想定外のどんでん返しが欲しかったようなような気がしないでもないけど、登場人物の背景や伏線回収などがバランスよく盛り込まれており、恋愛パート(?)がちょっと長いかなぁ~と思いつつも、美しさと哀しさを併せ持った観易い作品だった。
それにしても湿地帯の情景が美しいですねぇ~。ワタクシはカイアのように逞しく生きられるとは思えないけど、あんな場所で過ごす人生も経験してみたいな~なんて思わされた。
また、関係ないけど子供の頃飼っていたザリガニの事を思い出した。
狭い虫篭にただ一匹・・・今考えれば可哀想なことをしてしまっていたなぁ(涙)
今年No.1の映画だと思います。
「ザリガニの鳴くところ」ただのミステリーではなく、ヒューマンドラマや純愛など、さまざまな側面があります。
最初はカイアが自然の中で独りで生きてきた割には、「美容院直後のようにきれいすぎる」など違和感を感じますが、「アメリカ映画特有の荒唐無稽さ」と割り切ってしまえば、映像美は随一なので、楽しめて時間を忘れさせてくれます。
あとカイアは精神的にも、学校に行かず文字も読めなかったのに、純粋な青年に少し教わっただけでラテン語の学名も覚えたり、集団生活に馴染めなかったのにこの青年と心が純粋に通いあったり、アメリカ特有の性善説を濃厚に感じます。
ただ舞台となるノースキャロライナの村のコミュニティが「部外者は疑わしきを罰す」的な態度をとるあたりに、地域コミュニティに対する信用度が落ちた、時代性を感じました。
映画の満足度が高いので、原作本を買って読書中です。
Kya〜本当の君
「 湿地の少女 」と呼ばれるカイアを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズの凛とした眼差しとしなやかな肢体、悦び、不安、驚き、落胆、恐怖…美しい彼女の繊細な演技に魅せられた。若きデイジー・エドガー=ジョーンズにアカデミー賞主演女優賞を切望 ✨
彼女の支援者の一人となる弁護士を演じたデヴィッド・ストラザーンの表情もいい。
没頭して小説を読み進めるように、スクリーンに映し出された世界に引き込まれた。是非映画館でご覧下さい。
パンフレットが完売で入手出来ず残念。。
ー自然に善悪はない
ー裁かれるのは彼ら
映画館での鑑賞
あっという間の2時間
ずっと食い入るように観ました。
湿地で一人で暮らすカイアという女性。
カイアの行動が是か非かと問われると、、、
人間社会の面から見れば「非」なのだろう。
でも生物学的に考えると、何ら特別なことでもなく普通のことなのかもしれない。
生物たちは生き残るために、そして種を残すために、身を守る工夫をし生き残ろうとする。
時には色を変えたり形を変えたりもする。
そんな生物たちを見ながらそんな生物たちと共に湿地で育ったカイア。
弱いものが淘汰されるのも見ながら育ってきただろう。
生物という大きなくくりで考えると弱者が強者から身を守り生き残ったということになるのかな。
美しい映像と、どこか憂いを帯びたカイアがとても魅力的で惹きつけられました。
面白い作品でした。
森を疾風するカマキリ女は野生人!
原作は読んでおらず、予告編を数回見ただけで、鑑賞しました。
アメリカ中部地方の片田舎では あるある変人帰還兵お父さん なのかもしれないが
現実的には、リアリティがまるでない世界感と物語の進行が幼稚すぎて、落胆してしまう。
最後の最後でタネ明かしが有り、真犯人が誰なのかは教えてもらえたが
いかにも!と言う 赤い糸と雑貨屋さんの親切さ以外
鑑賞者に対して、ヒントを出したり、思わせぶりをしたりするきめ細かな演出がなく、本当に原作があるのか? と思える脚本には あきれるばかり。
おそらく脚本家は原作を読み込まずに、脚本を描いたのかも知れないが、僕自身が原作を読んでいないので、真偽は判らない。
1番肝心な"犯人による 無理感多彩 な殺人手法"を映画の中で、何も答えが記されず、誠に残念。
撮影・音響等無難な映画作りなので、特記事項はなく、ストーリーを追っていくだけの凡作映画でした。
「ザリガニの鳴くところ迄 避難しなさい。」の意味を考えたが、
母からの答は∞遠くにある場所、すなわち「ここにはない 家を出なさい」という意味だと思う。
お父さん、殺されたのかもね。
宮崎駿監督なら、1カットだけ そんなヒントを入れたでしょう。
この映画を観たら「ツインピークス」をまた、観たくなった。
ラストの考察
一人で鑑賞したため、誰かに話しかけたかった内容をつらつらと。
ラスト、彼女はなぜチョイスを描いたのか分かった?私はよく分かっていない。彼が湿原の一部になったから?本当に愛していたから?彼女の研究対象だったから?何か伏線はありましたっけ。
貝殻があるのはなんとなく分かっていた。多分彼女が殺している、と。でも誰も本当の彼女を見ていなかったら、見ようとしていなかったから(愛していると言っていた彼も)罪から逃げ切れたのだ。沈黙は金なり、本当に。
ラストのCarolinaが心に響く響く…彼女は自分も湿地も守り通して素晴らしい人生だったな。結局自然に善悪はないのだ。
法廷ミステリーの描き方が変わった
法廷ミステリーと言えば、従来は裁判の中でドンドン新しい証拠、あるいは違った切り口の考え方が出てきて、裁判の形勢が変わって行くというパターンが多かった。
古くは『12人の怒れる男』、最近では『コリーニ事件』など。
この作品では裁判シーンが少なく、また新事実の披瀝さえもない。
にもかかわらず時間がかかったとはいえ形勢が逆転した。
本作品では2つの事が暗示されている。
1つは陪審員制度(日本では裁判員制度)の危うさ、ひいては司法制度そのものの危うさ。
陪審員(裁判員)は目の前の事実に着目しながらも、噂・世論・差別・先入観・忖度など、最近は同調圧力と表現されている物で冤罪を引き起こす可能性を孕んでいる。
マスコミによる誤った誘導や最近ではSNSの広がりによってなおさらその傾向は強まっている。
またその逆に本来有罪であるべき者を同様の要素で無罪放免としてしまう可能性もある。
「O・J・シンプソン事件」などはその典型的な例であろう。
2つ目は主人公の女性のように小児期に家族に遺棄されても、一人で生き延び、なおかつ学者・研究者を超越する知識を有するまでになる。
そんなことが現実にあるのだろうかと思うが、決して無いとは言い切れない。
既成概念を取っ払って行かないとこれからの社会には対応できないのではないかと思わされた。
それにしても被害者は事故死なのか殺害されたのか?
どちらにしても如何にして死に至ったのか?
手がかりは本編の中にあるのだろうから、もう一度見てみたいと思う作品である。
彼女は自然に生き本能に従った
小説を図書館で借り半分から3分の2ほどを読んだところで返却期限が来てしまい、主人公の逮捕や裁判の判決、物語の結末を知らない状態での映画鑑賞でした。
鑑賞後の余韻、清濁の混じり合った感情の落としどころが分からない感じ、ハッピーエンドでスッキリ終わらない結末が心にトゲのようにいつまでも残り、もう一度映画を観るか小説を読み直すかしようと思っています。
主人公の彼女の行動原理は湿地で自然を親として育った娘として自然界の原理原則に従っていて、それは街の人たち、それは支援してくれた雑貨屋の夫婦や読み書きを教え最も長く彼女と一緒の時間をすごした彼ですら、真の姿を見ることが出来ていなかったのではないかと思った。ただ、そのことが彼女や周りの人たちを不幸にするものではなく、むしろ幻を信じた人たち、判決をくだした陪審員たちや彼女をさげすんだ街の人々や息子が死んだことで彼女を法廷でののしった遺族ですら、良心や道徳心を思い出し、差別意識に気が付いたことでその後の人生をプラスにしたとさえ思える。
終始、街の人々は湿地で育った彼女を見誤り続けた。彼女は自分からは生い立ち以外何も言わないし弁明もしない。なぜなら理解されないと思っていたし、結末を見れば誰1人として彼女を理解していなかったのだから、彼女のことを分かっていたし理解できたのは、ただ彼女自身だった。彼女は自然に生き、生存を渇望し、そして賢く生き抜いただけの事だったと感じた。
※以下ネタバレ含※
感想書き終わって他の人のレビューも見て回って来たのですが、この映画の予告で大どんでん返しがあると宣伝していたようで、そのことで期待を裏切られたとおっしゃっているレビューが高評価を得ており、やるせない気持ちになった。
その方に非はなく、そう宣伝した広報の担当者が悪い。
これってそういう話しじゃ無いですよね。
パラサイトみたいなのを期待して観にきた人は肩透かし食らって帰ったことでしょう。
裁判では無罪になったけど、本当はやったんじゃないかなって思いは自分もあったし、最後に「やっぱり彼女がやってました!っビックリしたでしょ?」をメインテーマにしていたなら、んー、、薄々そうかもなって思ってたよってなるもんね。
ただ、この映画のテーマとするところはそこじゃ無いはずなんですよね。人間社会の規範の外で生きる自然界をサバイバルして来た娘の生き様とでも言うんですか?そういうもっと深い(語彙力なくなった)テーマがあるのを感じて欲しいんだけどな。勿体無いな。
例えば、裁判終わって未来の旦那とハグする前にお腹さすったり、カマキリの描写とか、この辺見逃すと全く違う話しにみえちゃうよね。
編集者との食事でのホタルの話なんて分かりやすい伏線だったし、色々やってくれた弁護士に感謝なのか何なのかよく分からない去り際の振り返りと目線。あれも違和感があったわけで、はじめからあの弁護士おじいちゃんの優しさにつけ込んで利用するつもりだってあったんだよねー?覚えてたもんね昔会った優しい人だって。いやあの後学校で嫌な思いしたから仕返ししてやるって元から思ってた可能性すらあるわけで、って思ったら怖くないですか?
物的証拠とされた赤い繊維も、元々は未来の旦那のニット帽でしょ?ずさんな捜査のせいで、そのニット帽の元々の持ち主まで辿り着かなかったものの、現場に残ってたものがその繊維だけって、つまり彼女の狙いは、、、ってことでしょ?深読みし過ぎ??
そう思って観た人って少数なの?
せっかく想像する余地がいっぱい残された作品なのに、目に見えたストーリーにしか関心が向かないのって本当に勿体ないな。とか偉そうにごめんなさい。
とにかく、自分は本気で楽しめたしあと何回か観ます。見落としとかまだまだあるもんね絶対!
ネイチャーライティングとエンターテイメント
湿地帯の住人としての生き方
光と闇、水と緑溢れる湿地帯を舞台に
名作
ツッコミどころがたくさん🦞
主題がわかりにくいと思いながら最後まで観ました。
ツッコミどころが満載でした。結局、カイアが犯人で、捕食者を殺していたのですね。
でも、いったいどうやって?変装して深夜のバスに乗り、短時間で大の男を突き落とし、何食わぬ顔で編集者と朝食を摂り…。稀代の悪女でした😅
殺された彼の親御さんは、モヤモヤするだろうなあ。どんな悪人でも、かわいい息子には違いない。裁判の仕方も、ものすごく雑です。あのネックレスも、取る必要ないし、あんなわかりやすいところに隠して、テイトも気づかないだなんて。
結局、湿地が大好きで、町の人から疎んじられているけれど、自分からも避けていたし、うーん、何がいいたいのかがもう一つよくわからず、モヤモヤしました。湿地の泥や砂は、都合の悪いものを全て隠してくれるということでしょうか?
エンドロールの歌詞がすごい。
原作では、ツッコミどころがちゃんと説明してあるのでしょうか?半分まで読んでいるので、後半を楽しみにします。
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