劇場公開日 2023年1月13日

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「個々気になる点はあるが、それでも高評価。」ひみつのなっちゃん。 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0個々気になる点はあるが、それでも高評価。

2023年1月15日
PCから投稿

今年17本目(合計670本目/今月(2023年1月度)17本目)。

さて、こちらの作品です。
どなたかが、「マイ・ブロークン・マリコ」に展開が似ていると書かれていましたが、確かに表面的には似ます。もっとも似るも似ないも、映画のストーリーの展開なんてある程度「一般的な分類わけ」ができるわけですから、それこそ「どの映画にも出てこない超オリジナル展開」というのを探すほうが無理じゃないかな…と思います。

いわゆるLGBT(Q)に関することや、ドラァグクイーン(女装パフォーマンス。なお「ドラッグ」(薬物)ではないので注意)など、今日では性の自由さがよく主張されるようになっており、映画でも何の批判もなく当然のことととして描かれています。こうした点は(法秩序を乱さない限り(特に、民法上の相続で面倒になる…)自由にするべきというのが個人の信条で、この点について問題提起するのでもなければ批判的にも描かず「そういう人が普通にいて、そういう人が普通に主人公になる」という点においてよかったです。

この映画、どういうわけか愛知・岐阜では1週間早めの公開だったようですが、舞台が後半、岐阜県に移ってしまうことによります(いわゆる「ご当地枠」映画の扱いだったようです)。ただ、岐阜県に関することや当該旅行地に関する地理歴史その他の知識は問われないので大丈夫です。

特に採点上、減点幅としてありうる点はないので、フルスコアにしています。

yukispica