劇場公開日 2023年1月27日

レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価

全350件中、281~300件目を表示

3.5『カエル』と『蝶』で、実は主役は濃姫なのかも

2023年1月29日
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鑑賞方法:映画館

歴史に興味がある方ではないので、濃姫の別名が帰蝶だというのは、大河ドラマ「麒麟が来る」の女優の交代騒ぎで初めて知りました。濃姫については資料が無くて謎が多いため自由な造形が出来ます。
本作は切り口がかなり独特です。

まずは信長が濃姫を妻に迎えるところから始まります。信長の、威勢はいいが何も出来ない大うつけぶりが長々と。そして魔王と呼ばれる残虐さとカリスマ性がいつの間にか形成されていましたが、歴史の切り取り方としてはどうなんでしょう。信長を描くには欠かせない桶狭間の戦いが省略されただけでなく、合戦は一切ありません。闘いは本能寺の変だけです。
お市も「妹を嫁がせる」というセリフのみで登場せず。歴史好きにはかなり不満が残るかもしれません。
型に収まりきらない男女の生きざまと思って観れば面白いかもしれません。

信長と濃姫の関係をクローズアップしたので、他とは違った面から描こうという意欲作なんですが、ちょっと引いたのは、二人が必要の無い大量殺人をしたこと。アオスジアゲハが人の血を吸うシーンはホラーです。キジの作り物や斎藤工さんの特殊メイク、南蛮人のシーンなどビジュアルは凝った模様ですが、信長と言う人物は描き切れてないと思います。時代劇なので綾瀬さんの口紅はもっと赤い方が良いですね。

主演の二人は熱演です。綾瀬さんは運動神経も抜群です。(「ichi」の綾瀬さんはメチャクチャかっこいいですよ)
伊藤英明さんが渋くて素敵で、宮沢氷魚さんと市川染五郎さんは凛々しかったです。
入場者特典の「オリジナル織田ちんポチ袋」が可愛いです。

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ゆり。

5.0戦国時代劇の革命的作品。

2023年1月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

綾瀬はるか、綺麗すぎ、演技うますぎ。ドアップの連続で、顔だけで、眼だけで演技してる。こんな凄い女優だったか。声も方言も魅力満載。

信長の物語ではお約束のあの合戦もこの逸話も、悉く割愛され、その前後の夫婦の掛け合い、葛藤がストーリーの基軸となる。秀吉も前田も丹羽も柴田も、家康や明智までもがその展開の推進役に過ぎない。

夫婦二人の掛け合いを、こうも濃密に見せられると、普通はうんざりするものだが、いつまでも観ていたくなるくらい、魅力全開の木村と綾瀬の、いや、信長と濃姫の強烈な個性のぶつかり合いとその中に育まれる見えない絆。なんかもう、ハッピーエンドにしてあげてほしいと、心から思うくらい、感情移入させられてしまいました。

細部は異なっても、大枠は皆一緒の戦国時代劇の形をぶち破った見事な作品でした。

追記
レジェンドは信長として、バタフライは?調べてみると、濃姫の唯一本名として伝わるのが胡蝶又は帰蝶という名前なんですね。濃姫とは美濃国のお姫様という通称。映画の中で一度もそう呼ばれていないのはそういうことかと。勉強になりました。

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休憩王

3.5キムタクが如く 極

2023年1月29日
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楽しい

萌える

ポチ袋付

綾瀬はるか堪能しました👌

Netflixで『八神探偵事務所』とか
やってくれたらなぁ~

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コンブ

3.5お金をかけて撮影しているのはわかるのですが・・・

2023年1月28日
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鑑賞方法:映画館

お金をかけて撮影しているのはわかるのですが、合戦シーンは少なくて盛り上がりに欠ける。
いくら濃姫の記録が乏しいからと言って、あそこまで重要視するのは歴史の捏造では・・・
上映時間の長い作品とはいえ、信長の半生を描くには時間が足りなかった。
ダラダラ描くよりは1つの事柄に絞り込んで描いたほうが良い作品になったのでは。

東映70年記念作品とのことですが、それにふさわしい出来かと言えば疑問に思う。
数少ない時代劇大作なので、点数はチョッと甘目です。

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お抹茶

3.5濃姫最高にカッコ良かった‼️

2023年1月28日
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他の映画の予告で見て、濃姫の立ち振る舞いがカッコ良くない?って印象に残ってて観に行きました。
予告で感じた予感的中‼️綾瀬はるかさんの濃姫カッコ良かったです‼️‼️‼️

最高の両片思いの2人が微笑ましくて切なくて良かったです。

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chihae

5.0あっという間だった

2023年1月28日
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泣ける

笑える

楽しい

前評判を見て、時間が長いのかな?と思っていたが、始まると作品の世界に引き込まれて、あっという間に終わっていた。番宣では木村拓哉さんと綾瀬はるかさんが全面に押し出されていて、最初はそれを楽しみに見始めたけど、観ているうちに、木村拓哉さんが演技している事を忘れて全く違う役者さんが信長を演じているように思えた。信長と濃姫の心の機敏が感じられて、時代劇というよりは王道のラブストーリーだと思った。話の作りも、今までにない解釈、描き方でそれが返って面白かった。特に明智光秀の描き方は、面白いと感心してしまった。この映画は、監督、脚本家、役者さんだけで無く関わった全ての人が楽しみながら作り上げた作品だと感じた。あと、時代劇が苦手な人でも充分に楽しめる作品だと思いました。良い作品を作ってくれてありがとうございました。楽しかったです。

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やっこ

4.5どうにもこうにも長すぎる…。

2023年1月28日
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今年34本目(合計687本目/今月(2023年1月度)34本目)。

さて、こちらの作品。70周年記念の一環ということです。
とはいえ、この映画で描かれている2人、(時代が少し古いという事情もあって)どのような一生を送ったかはいくつかの説があり(戦国時代なのでいろいろな資料が消失したというのもありそう)、そのうちのひとつの説をとったというものになります。

 ただ、中学歴史(日本史)程度で必ずやるこのテーマを、あえて70周年枠で持ってきたのも何だかぁ…というのは思いました。ほぼ常識扱いの歴史ものなので、「ある程度」結果は見えてしまうため、ストーリーに意外性を持たせにくく、ほかの部分で勝負しなきゃいけないという別の意味でのハンディもかかってしまうからです。

 投稿こそ多いものの結局は日本史のある出来事を「一つの解釈として」描いたというものであり、いろいろな説があるこの2人ですが、「常識的範囲でこういう説もあり?」というもので描いたもので、余り解釈の揺れはないのでは…と思います。

 採点としては以下の通りです。

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 (減点0.3/やはり長すぎるという意見は確かに…)

 インド映画並みの180分はちょっときついです…。2人どうしの人間としての交流を描くのならカットできる部分もあると思うし、いかんせん「インド映画でもないのに3時間級」は結構厳しいです(ただ、合理性があれば減点なし)。

 (減点なし?/謎の広島アクセント)

 綾瀬はるかさん、広島県出身の方とのことですが、もちろん、広島弁は出てこないものの、広島弁独特のアクセントや発音の上げ下げが結構見えます。一方、濃姫もいろいろ謎が多い人物であることも確かですが、広島(当時は、安芸(の)国)出身という史実もないようで、ここは気にはなったものの、別に(現代)広島弁が出てくるとか無茶苦茶ではないですし(せいぜい、アクセントや話し方の語彙で見られるに過ぎない)、指摘はしても減点はなしの扱いです(それを厳密に論じると、地方出身の方が担当できないことになるため)。
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yukispica

3.5時代劇感があまりないが、、、

2023年1月28日
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悲しい

知的

歴史をある程度分かってて見ないと、
ストーリーはわかりにくいかも。

純愛物語として観たらいいかも。

キムタクは織田信長というよりは、
やっぱりキムタクだった!

綾瀬はるかは濃姫に見えた。

背景や風景は綺麗だったが、

あまり話に引き込まれなかったからか、
3時間長かったなぁ。。。

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ほんのり

3.0全体的には不満だがラスト演出は衝撃

2023年1月28日
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斎藤道三の娘である濃姫は、政略結婚として尾張の織田信長に嫁ぐが2人の関係は劣悪で…。
濃姫が中心なので合戦シーンが殆どないというかなり新感覚な信長映画。織田信長の精神的な描き方に不満は多いが、あまりにもラスト演出が衝撃的でしぼらく心に残りそうです。

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shotgun

3.5”ぎふ信長祭り”の時が、一番”信長”としてハマってたかも!?

2023年1月28日
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金曜レイトショー『レジェンド&バタフライ』

TOHOシネマズのチケットがネットで買えず焦りましたが、直前に使用可能になり鑑賞

ジャニーズタレント作品は、アンチが観ないで酷評するので鵜呑みに出来ないし・・・
それと主演俳優が嫌いなのに、わざわざ試写や初日に観に行くかな^^;
そういう部分は、気にせず鑑賞しましたが・・・・

人間50年〜政略結婚させられた2人のラブストリーって事なので・・・
本来なら一番見応えを期待する戦国絵巻な有名な戦シーンは、ほぼ割愛されてます。
なので、それ期待してたならレビューは、低くなりますね。
私的には、信長の武勇高めた桶狭間の戦いは、もう少し丁寧に描くべきだったと思います。

『るろうに剣心』シリーズなどの大友監督と『コンフィデンスマンJP』の古沢さんの脚本で、この上映時間なら・・・
戦国ネタ満載で、名だたる戦国武将は、マスカレードホテル的に豪華俳優陣を出演させる2部構成でも良かったと思う。

現在放送中の大河で、岡田准一演じる信長の所作から出る雰囲気は改めて凄い。
木村さんは、観てる側の脳裏に埋め込められたキムタクオーラが、第六天魔王さえ凌駕してしまう部分との戦い。
なので、逆にちょっと役が抜けてた”ぎふ信長祭り”の時が、劇中より信長だった気がします。

今回の濃姫は、信長の全て上をいく完全無欠な女傑的に描かれてますが・・・
それを完璧に演じる綾瀬はるかさんは、最優秀主演女優賞レベルで、素晴らしかったです。

観る前は、☆4以上の出来ならいいなって思いましたが、レビュー評価通りの3.5ってのが正直な感想です。

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eigatama41

1.0キムタクは誰を演じてもキムタク

2023年1月28日
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単純

寝られる

もっと戦闘シーンがあっても良かった
キムタクの演技は何をやってもキムタクにしか見えなくて…。下手すぎて観ていて疲れる
これはラブストーリーなのですね
忠実で第二側室の女を1番可愛がっていたと某本で読みましたが。
濃姫も実際凄く醜女とか。
中盤中弛みで眠くなりました
斉藤工がもったいない!
ブタの徳川家康の役、誰がやってもいいのでは?
とにかく退屈な作品でした
監督がアニメばっかり実写化するカントクですよね?
色々ガッカリでした

岡田准一が織田信長やったほうが合ってたかも
木村拓哉はキムタクだから薄っぺらな織田信長でした

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ブルー

2.0綾瀬さんに救われた

2023年1月28日
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チケットをもらって拝見しました
歴史観や世界観
人間模様の表現ともに深みはなかったのは残念でしたが
綾瀬さんが非常に魅力的で
娯楽作品として成立させていると思いました

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koromimama

1.5どうする・・・

2023年1月28日
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結局、私はこの作品の脚本家とは、合わないようである。

大河のどうする・・も、そうなんだが、本作も、なんだろう、家康も信長も、もはや偉人なんだから、あまりに悩ましい姿を見せられるとげんなりするんだな~

しかも、悩み方が現代風で(ここが一番のウイークポイント)戦国時代っぽくなくて、武将っぽくなくて、歴史好きの端くれとしては、シラケるんですよ、ほんと

女性が対等でない世の中で女性が悪目立ちし過ぎでしょうがぁ

こういうものを観てしまった、私自身が、どうする?じゃなくて、どうしよう😥って感じです。

歴史好きの方 鑑賞するなら よくよく覚悟のうえご覧あれ🙇

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ちゆう

4.0好き派とイマイチ派が分かれるかな

2023年1月28日
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本格志向を求める方には内容が恋愛モノ感がありがちだと思うし、初めての信長の歴史を楽しんだり、出演者の豪華さを楽しむには良いと思うし、後半タイタニックやキムタク扮するパイレーツオブカリビアンを思わせる場面はあったが、私はそれなりに楽しめました。

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wata57

4.0尾張はおわ‥り‥‥ダジャレじゃないですよ

2023年1月28日
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歴史音痴でも楽しめました。

クスッとするシーンもあちこちにあったり、
壮大で見応えもなかなか

ラブストーリーです。

斎藤工さん、声でわかった^ ^

上映時間が長いのでトイレに立つ年配者がちらほら

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M U

2.5全て想定の範囲内

2023年1月28日
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 期待もしていたので残念な思い。
 たっぷり間をとった(無駄に間延びした)シーンの数々、ザッツ大友啓史。派手なアクションとの乖離がなかっただけるろ剣よりはましだが、2時間にまとめられていたら評価も変わった。
 本当に木村拓哉は好きなんだ。誰か演技コーチを付けてやってくれ。最初から怒鳴ってたらメリハリもなかろう。ただ乗馬シーンは良かった。
 残念シーンとしては二人で切りまくるのが庶民というか貧民では庶民のこちらは応援できない。
 唯一星を稼いだのは綾瀬はるかの魅力を余すところなく写し切ったところだ。胆のすわった武将の娘をきっちり描いている。アップも美しくアクションもしっかりしている。

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またぞう

4.0歴史をラブストーリーに

2023年1月28日
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興奮

萌える

織田信長の異なる一面を観ることができる作品でした。やはり綾瀬はるかさんは素晴らしい女優です。見事に濃姫を演じきっていました。豊臣秀吉と徳川家康には少し違和感を感じましたが明智光秀ははまり役だと思いました。
入場者特典で「織田ちん」ゲットしました。お早めの映画鑑賞をオススメします。
是非映画館で🎦

12

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タイガー力石

3.0情けないキムタクを初めて見たが20億かけた映画にしては…

2023年1月28日
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クライマックスの展開は個人的には意外性があり楽しめた。が、そもそも織田信長の生涯を語るのは3時間では短い。
恋愛シフトで振り切った部分はある意味そうきたかという部分もあるが、タイトルもそうだが、これが海外も含め興行収入でどれだけ行くのか…

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ひらっち〜

4.0濃姫

2023年1月28日
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前半、一人舞台でしたね!
濃姫、綾瀬はるかさんにピッタリですね。
本能寺の変、信長の自殺で終了かと思いきや、逃げ出して、濃姫と南蛮線旅行のストーリーにビックリ!
最後は、納得。

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かん

3.5戦国ラブ・ストーリー

2023年1月28日
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鑑賞方法:映画館

木村拓哉が織田信長を演じ、その妻・濃姫役を綾瀬はるかが演じると、公開前からテレビ番組にも番宣で数多く出演し、東映70周年記念作品としての肝入り感が覗えた、時代劇大作。また、『るろうに剣心』の大友啓史監督と『コンフィデンスマンJP』の古沢良太が脚本を担当しているとなれば、面白くないわけがないと、期待も大きかった作品。

これまでも、数多くの信長作品は映像化され、破天荒で、冷酷でありながらもカリスマ的な魅力のある信長のイメージは、日本人の中に沁みついている武将と言っても過言ではない。しかし、本作では、これまでとは全く違う切り口で、プライベートの信長と濃姫の愛おしくもあり、切なくもあるラブ・ストーリを中心に描かれている。

信長と言えば新手な手法での合戦によって、切り開いていった戦国大名。だからこその、派手な戦闘アクションも期待したが、濃姫とのラブ・ストーリが中心に描かれていることで、『本能寺の変』以外は、史実に残る出来事についての映像シーンは、スルーされていたのは残念だった。

キムタクはキムタクとよく言われているが、本作の信長も確かにキムタクの信長であった。しかし、若かりし頃のやんちゃな信長から、成熟し、凛とした中に凄味を備える信長へと変貌していく様は、よく表れていたと思う。それにもまして、濃姫役を演じた綾瀬は、一枚も二枚も上手。信長の全てを見通した落ち着き払った妻としての演技が際立っていた。

ラストは、「エッ、エッ」と思わせておきながらも、しっかり史実に則って、エンドロールを迎えたのは、吉沢良太の脚本ならではの面白さであったと思う。

脇役には、北大路欣也や斎藤工、中谷美紀、伊藤英明等が出演していたが、北大路や斎藤はチョイ役。主役級の俳優が次から次へと脇役に徹し、討ち死にしていった、昨年の大河『鎌倉の13人』に比べると、出演者の薄さは否めない。その分、木村と綾瀬の2人だけの存在感が、よりローズアップされた作品となっている。

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bunmei21