レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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なかなか面白い
何度となく映画やドラマで観てきた信長のストーリーですが、今回は濃姫との夫婦愛に焦点を当てていると言うことで、結構楽しみにしていました。
結果、なかなか面白かったです(笑)
東映創立70周年記念作品だけあって、お金かかってそうで(笑)、スケールも大きいし、見応えあったと思います。
私的には特に綾瀬はるかさんの濃姫が本当に美しくて、カッコよくて、潔くて魅せられてしまいました。
キムタクの信長は想像通りでしたが(笑)
本能寺の変までの流れはだいたいわかっているので、その流れの中で、信長と濃姫の心情を際立てて描いてる点が、今までにはない時代劇だという感じがして、とても観やすかったな〜という印象です。
時代劇の苦手な人も楽しめるんではないでしょうか?
ラストの信長のイマジネーション。タイタニックかと思って笑ってしまいましたが、、、
ラストの台詞、すごく良かったです。
なかなか素敵なラブストーリーでした。
木村拓哉ファン
圧巻の2時間48分!! 綾瀬はるかさんのバタフライ(帰蝶さん)が素晴らしい!
本作で一番印象に残ったのは帰蝶さんを演じた綾瀬はるかさんの演技、これまで観てきた彼女のフィルモグラフィの中でも最高の演技だと思いました
正直、これまではあまり好きな方ではない女優さんでしたが本作での帰蝶さんはみごとでした
声の質、トーン、張りが帰蝶さんの毅然としたイメージにピッタリハマり、すごくカッコよかったです、美濃言葉も上手に話しとても心地よく、素晴らしかった、完全に木村拓哉さんを食っちゃってましたね、これは間違いなく綾瀬はるかさんの代表作になったと思います
織田信長公のロマンスものを観たのは初めてだったのでとても新鮮でした
タイトルのとおり、レジェンド(信長公)とバタフライ(帰蝶さん→濃姫の名前)の切なくも美しいラブストーリー、歴史的な出来事や背景は軽く触れるだけで、終始一貫して信長公と帰蝶さんの愛の物語をブレる事なく貫いているため、予想を上回り、かなり良かったです
さすが「コンフィデンスマンズJPシリーズ」や2023NHK 大河ドラマ「どうする家康」の今や大人気の脚本家 古沢良太さんの脚本、本作も見応え満点でした
さらに演出も素晴らしかった
映画「るろうに剣心シリーズ」やNHK大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史 監督らしい立体的な動線と重厚なダイナミック映像、そして緊張感漂う音楽が見事に融合され本作もすごく完成度の高い作品として仕上がってます
そして信長公を演じた木村拓哉さんは相変わらずカッコよかった、本作では鬼気迫る魔王をみごとな目力で演じきっています、いい役者さんになりましたね
キムタクの信長にガッカリ
伝記映画とは一線を置いた恋愛映画としたいのなら、後半もふたりの関係を軸においてほしかったです。
東映の創立70周年を記念した大作。東映の手塚治社長は「この作品は総事業費20億円」と明かし「稟議(りんぎ)の判を押すときに少し手が震えましたが、これは東映が本気で本気であるということを申し上げておきたいと思います」と話したというくらいの、近年にはない邦画の大作です。
戦国武将・織田信長を主人公とする時代劇ですが、その生涯や合戦の模様などを細かく描くのではありません。これは信長とその妻・濃姫が織りなす愛の物語なのです。
タイトルの「レジェンド」は織田信長のことであり、「バタフライ」は「帰蝶」という呼び名があったと言われる信長の正室・濃姫を意味します。
1549年。尾張の信長(木村拓哉)は、美濃の斎藤道三の娘・濃姫(綾瀬はるか)と政略結婚をします。ただ、実は信長の暗殺を図って嫁いできた濃姫と、横柄な信長とはそりが合いません。それでも、ある出来事をきっかけに次第に手を取り合うようになり、2人で天下統一への道を突き進んでいきます。
のっけから、水と油の睨み合いが強調され、スリルと滑稽さに惹きこまれました。天下のドS夫婦といってもいいでしょう。でも、反発するほどに、なかなかお似合いに見えていくのは、木村と綾瀬の息の合った演技のたまものといえそうです。〝信長の野望〟の源泉は実は濃姫だったのではないかと思わせる、説得力を持たせるシーンが多々ありました。
特に信長と濃姫が出会った日、初夜のシーンが強烈です。2人きりの部屋で大げんかが始まり、5分超にわたり取っ組み合うのです。迫力満点で面白みもあり、その後の2人の関係性の変化を描く上での起点となる重要な場面となっていました。
なので物語の前半は、信長と濃姫の愛の物語としてちゃんと成立していました。しかし後半は次第に濃姫の存在感がなくなっていき、代わりに信長が戦いに明け暮れる中で手段を選ばない「魔王」と化していくさまが軸となっていくのです。
伝記映画とは一線を置いた恋愛映画としたいのなら、後半もふたりの関係を軸においてほしかったです。ただし濃姫にはほとんど歴史資料が残されておらず、結婚後のエピソードを創作で作り上げるのは、いくら古沢脚本でも難しかったことでしょう。
後半の「魔王」としての信長を描く展開にも問題があります。離反する明智との確執をしっかりと描くべきではないでしょうか。明智との確執の課程をほとんど省略して、いきなり本能寺に飛んでしまうのは、やはり違和感を感じました。
いまいちな脚本を補ってあまりあるのは、木村のすごみのある演技。その目力に荒ぶる魂がほとばしります。
NHK大河ドラマの信長役では重厚な渡哲也(「秀吉」)、人間味の反町隆史(「利家とまつ」)、ニヒルな染谷将太(「麒麟がくる」)などを思い出しますが、木村はその誰とも違う信長像を確立したのではないでしょうか。本能寺の変の切なさにもグッときました。
そして綾瀬も、気の強さとかわいらしさを併せ持った濃姫にぴったりでした。桶狭間の戦いの前夜に信長が舞ったとされる「敦盛」を濃姫が舞う場面。扇子の代わりに槍を持ち、戦の勝利と無事を祈るしなやかな美は、綾瀬ならではの確かさで惚れ惚れしました。
各地の国宝や重要文化財でも撮影された、荘厳な雰囲気をまとった映像も見どころです。清洲城や安土城など、信長の居城の変遷も楽しめます。総じてスケールの大きさに圧倒されること間違いないでしょう。
スカーレットオハラ&レットバトラーin安土
ラブコメなのかな
さすがのキムタクさん。
はるかさんとキムタクが良かった。古沢さんは、どうする家康と同じよ...
はるかさんとキムタクが良かった。古沢さんは、どうする家康と同じように、弱くて愛が好きな男を描きたい人なのか。今までにない信長がよかった。それをツンデレのキムタクが演じるところもいい。明智も全く逆のキャラ。はるかさんでないと、キムタクを上回るキャラはできなかったかも。運動能力や身体だけでなく、サイボーグをやってきた解離的なキャラが生きていた。それでいて、愛も表現できる。仁のように。ほんとにスーパーだ。
エキストラで参加したから余計に興奮
はい、戦えません
残念
LEGEND of 綾瀬はるか
1/27公開作品の中で一番期待していた本作。公開初日の舞台挨拶ライブビューイング付き上映で鑑賞してきました。上映前の舞台挨拶ということで、撮影裏話は聞けませんでしたが、濃姫の館が素敵なオープンセットだったとか、当時の南蛮船が登場するとか、殿と姫のぶつかり合いが激しかった等の話が聞け、楽しい一時でした。また、端々からキャストとスタッフが作品に込めた熱量が伝わってきて、さらに期待が高まりました。
本作は、独自の解釈を盛り込んだ史実の流れに沿って、輿入れから本能寺の変に至るまでの織田信長と濃姫の関係を描くという、スケールの大きなラブストーリー。舞台が戦国時代ということで、激しい戦や駆け引きを期待する部分もあり、それもある程度は描かれますが、基本は二人のラブストーリーという捉えでいいと思います。
まずは序盤。若き信長が濃姫を迎えるところから始まります。実年齢よりかなり若い信長を演じる木村拓哉さんの演技が少々むず痒いものの、対する濃姫の強く美しく凛とした姿に圧倒されます。虚勢を張る信長が滑稽に映り、完全に引き立て役に徹している印象でした。以降も濃姫の姿と言動に釘付けとなり、改めて綾瀬はるかさんの実力に唸らされます。
そこから史実に沿った、誰もが知る展開となりますが、そこに濃姫の存在の大きさを盛り込む脚本がなかなかおもしろかったです。特に、今川義元との戦に備えた評定で何の策も打てない信長に、濃姫が策を授け鼓舞するシーンはなかなか熱く、ここでも綾瀬はるかさんの演技が冴えわたります。
そこから少しずつ二人の距離が縮まっていくかに見えても、なかなか煮え切らない中、足利義昭との上洛を機に信長が覇道を突き進むことになります。後半は、いよいよ木村拓哉さんのターンです。濃姫の後押しもあり、周囲から一目置かれる存在となった信長は、前半とはうってかわって激しい態度を見せます。しかし、それは家族や部下や領民を守らんがため、あえて魔王となることを選んだ覚悟の表れであり、彼の生き様でもあったのだと思います。そんな信長の変容を見事に魅せた木村拓哉さんの演技もとてもよかったです。
また、信長をそのような人物として描くことで、彼が魔王として絶対的な存在であってほしいと願う明智光秀の思いが、やがて本能寺の変へと繋がっていくという、独自の解釈を加えた展開はおもしろかったです。そして、最期に九死に一生を得て、濃姫と海の向こうで幸せに暮らすことができたかに見えてからのまさかの夢落ち。まさに「夢幻の如くなり」という結びにしてやられました。
ただ、3時間近い作品ではありますが、信長の人生を描くにはそれでも足りなかったと思います。桶狭間の戦い、金ヶ崎の退き口、長篠の戦いなどの有名な戦いも矢継ぎ早に過ぎていくので、中学生程度の歴史知識は必要だと思います。とはいえ、あくまで本作は信長と濃姫の愛の物語として描いており、その点では成功していると思います。
長い。
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