サハラのカフェのマリカ

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サハラのカフェのマリカ

解説

サハラ砂漠で小さなカフェを営む年老いた女性と、そこを訪れる人たちの姿を捉えたドキュメンタリー。

アフリカ北部に位置するサハラ砂漠の真ん中に、高齢の女主人マリカがひとりで切り盛りするカフェがある。トラック運転手や旅人たち、ヨーロッパのバックパッカーら、乾いた大地を行き交う人たちが次々と店を訪れ、マリカはそんな彼らと他愛のない会話を交わしながら日々を過ごす。人々はコーヒーを飲みながら、国について、人生について、家族についてなど、様々なことを初対面のマリカに打ち明ける。

アルジェリアの新鋭ハッセン・フェルハーニ監督が、ゆったりとした時間が流れる砂漠の日常を幻想的かつ鮮やかに描き、2019年・第72回ロカルノ国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞するなど高く評価された。

2019年製作/104分/G/アルジェリア・フランス・カタール合作
原題:143 rue du desert
配給:ムーリンプロダクション
劇場公開日:2022年8月26日

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(C)143 rue du desert Hassen Ferhani Centrale Electrique -Allers Retours Films

映画レビュー

3.5大変珍しいアルジェリア案件

2022年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

アルジェリア案件は大変珍しいですね。据え置きカメラで長回しのショットが、サハラ砂漠のカフェの雰囲気に絶妙にマッチしています。宣伝文句の「21世紀のバグダッド・カフェ」はさすがに言い過ぎですが、それなりにイベントも発生するので、なかなか楽しく見られました。

このカフェ、コロナ禍で大丈夫だったんだろうか? 今でも営業しているんだろうか? とっても気になります。

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駒井尚文|映画.com編集長

4.0アルジェリアの砂漠でマリカおばあちゃんと定点観察。

2022年9月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なぜ、砂漠の中の一軒家で、ひとり住もうと思ったんだろう。
おもしろい、とてもおもしろい。おもしろいなんてもんじゃない。
なんで看板も出してないのに、人が立ち寄るんだろう。
冷蔵庫の電源は入っていない。
熱いお茶はいれてくれる。
タマゴは食べさせてくれることもあるようだが、ない時はないと言って断る。
男がいくらだと言ってお金を払うとき、間違ってるだろうと言って、多めにお金を置いていった。おそらく、かなり安いのだろう。
こんな映画見れてよかった。幸せな気持ちになる。
どうか、マリカおばあちゃんに神のご加護がありますように。

#150

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caduceus