カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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俺はWEEK ENDだあああ"あ"あ"‼
👆🏼若い頃ラストに歌って喉 潰してました🗣
ちなみに十八番は ピンク スパイダー だす🕸️
ORANGE RANGEの 花 も🌸
あ、ZIGGYの SING MY SONG(略) もす🎤
たぶんヤーさんの面々の前でも歌えます!
(※曲によりキー下げます←ワレ!オリジなるで歌わんかい❗️と弄られそう🥴)
カラオケ好きなんでタイトルだけで選んで観ましたん😌マタレイトデ
初めのヤーさん勢揃いのシーン ワロタっす🤣涙出タ
ノー天気だケドももちゃんセンセ可愛い杉😍横顔バリEライン
ワレ狂児!ワイの悲しみで滲んだ涙返せや〜😫
エンディングのカバー曲を早速お気に入りリストに追加したのだ♫
中学生とヤクザ
内容もよく知らずに鑑賞。
面白かった!
ヤクザの親分の誕生日に毎年、スナックかつ子で開催されるカラオケ大会。そこで最低点を貰うと
親分からど素人の刺青を彫られるというおまけ付き。そこで、悩んでいたヤクザ成田狂児は合唱コンクールで歌っていた合唱部、部長の岡聡美君に声をかけ『カラオケ行こ!』と誘う。
この二人のやり取りが絶妙。真剣に歌を享受
しようとするヤクザに中学生が駄目だしをする。
しかも歌唱するのはXの紅。
綾野剛の歌う前、歌唱後も最高だ。
裏声が気持ち悪いですとか、手は振らない
方が良いの駄目だしの言い方も面白い。
岡君も彼のカラオケに付き合いながら、声代わりで少し悩む姿も微笑ましい。中学らしい悩み。
ライバルでもある後輩や、彼を補佐する副部長とのやり取りも部活っぽくて良い青春。
映画部の幽霊部員でもある彼は映画を観ながら、たわいもない会話をして答えてくれる同級生は有り難い存在。
部長故に悩みも相談しにくいし、自分とは
違う観点で答えてくれるのは心の拠り所。
愛とは与える物だと学び、母親が父親にシャケの
皮をスローモーションであげるシーンは中学生の
感受性を刺激。
不思議な御守り、鶴から亀になった傘。
怒るとフリーザみたいとかはクスッと笑う。
小ネタも小刻みよく登場。
最後に合唱祭に参加せず、狂児が亡くなったかもしれないと思い、スナックかつ子に突撃。
暴言も吐き捨て、紅を熱唱。
狂児は生きててトイレに行ってたと。
熱くもあり、涙腺が緩むシーン。
彼らの中で生まれた不思議な信頼関係。
拠点としていた南銀座も失くなり新しい
建物が。そこには狂児の姿が。
腕には聡美と刺青が彫ってあった。
二人の演技と、まの取り方、表情も良かった。
また観たい映画でした。
素晴らしかった
あんまり興味がなかったのだけど、見てみたらすごく楽しい。カラオケを軸に、ヤクザと中学生の交流、合唱部、変声期など刹那の瞬間が切り取られていて切ない。音楽が常に中心にあって、見せ場の『紅』のカラオケが最高だ。原作でオチを知らずに見たので、すごく感動した。
ただ、後輩には変声期で声が出ないと一言教えてあげていれば済んだ話だ。
岡君は誰にも心を開かない。狂児やヤクザ連中にはブチ切れて本心をぶちまける。誰も彼もがオープンマインドであるとも思わないし、それがいいとも限らないけど、あんなに心を閉ざしたままで大丈夫なのかと心配になる。映画部の彼にも特に本心を語っている感じがしない。
観に行ってよかったー!
今朝、気持ちが落ち込んでたときテレビで紹介していて「おもしろそうな映画だな。元気でそう」と思って観に行きました。なお、原作はまだ読んだことがありませんでした。
結果、観に行って本当ーによかったです!元気が出たし、感動したし、終わったあともしばらく余韻がさめませんでした。
たまたま、私はX JAPANのファンなので曲を映画の間中綾野さん(狂児さん)の歌唱で聴けるのも嬉しかったし、思いのほか紅がこの映画の重要部分を担っていたのでお得に感じました。YOSHIKIさんが書いた詩を中学生の聡実くんが関西弁で日本語に訳したのもなんか染みたし、なんといっても聡実くんの歌う紅は完全に心臓に刺さりました。この映画で泣くことになるとは思っていませんでした。変声期で潰れそうな喉を、かまわん!と言わんばかりに狂児を想って叫ぶように歌い上げる聡実くんの声を聴いて、心を揺さぶる歌ってこういうことだと思いました。大切な友達(狂児)をなくした悲しみ、仲間が死んだのになんでカラオケ大会なんてしてるんだ?!っていう怒りの感情を歌声で完全に表現した、齋藤潤さんの演技に本当に感動しました。さらに、もう二度と届かない、この思い...閉ざされた愛に向かい、叫びつづける。歌詞と状況が合致していて、涙を誘いました。狂児さんと聡実くんにはある種の愛情が芽生えていたと思います。歌には愛が必要と言っていた、ももちゃん先生のお話しともリンクします。Webサイトのキャストさんのコメントを読んでも、狂児さんと聡実くんのように、綾野さんと聡実くん役の齋藤さんも演技を通じて心を通わせたのかなと思いました。
また観たい映画です。また、再び私に元気をくれてありがとうと、この作品の関係者の皆様に伝えたいです!
追伸 狂児さんに 聡実くんが書いてきた曲目リストの中の「キスしてほしい」も歌ってほしかったです。甲本ヒロトも好きなので。
私の趣味に合ってる映画でした。個人的な感想ばかりですみません。
和子が聡実になる
狂児がヒモだったことがよくわかる。組長のいたずらは聡い果実への嫉妬か。脚本が素晴らしく、セリフとシーンがつながっていく。愛とは与えることであり、シャケの皮であり、合唱の愛の歌詞となる。壊れそうな10代の愛おしい日々は、壊れたビデオデッキのように巻き戻せない。しかし、街も人の生活も、形を変えて続いていく。齋藤潤君の等身大の演技は、上手下手では語れない。ストーリーや役を超えた彼の成長物語を何回も見たくなる。そして、狂児の和子は聡実に変わる。
期待度○鑑賞後の満足度◎ 愛とは焼鮭の皮(私も好きです)。ヤクザと中学生のバディコンビがいつしか微笑ましく愛おしくなる日本製コメディ映画の佳編。
①脚本が巧いですね。あり得ない組み合わせがいつしかバディに成っていく過程が嘘臭くなく自然に描かれていて微笑ましいです。
最初はたしかにギクシャクてしているふたりですけれども(映画の方も最初の方はやや歯切れが悪いですけれども徐々に良くなってくきます、編集の問題ですかね)、聡実君が狂児を慕い出す辺りから俄然面白くなります。
②映画ファンとしては、映画部で二人が観ている映画が名作ばかりで嬉しくなります(その時の聡実くんの状況を反映しているのも上手い)。
先ず、ジェームズ・キャグニーの映画(彼の映画は『白熱』しか観たことがありませんので、残念ながら題名分からず)⇒『カサブランカ』⇒『三十四丁目の奇蹟』⇒『自転車泥棒』
映画部、廃部にならなければよいなあ。
③二人の遣り取りが、いかにも笑いを取りに来るのではなく、何となくテンポがずれているのが却って可笑しい。
演出と演技との間の取り方が上手い。
④綾野剛の大阪弁には最初やや違和感がありましたけれども、さすがに演技巧者。芝居の上手さに引き込まれるうちに次第に気にならなくなってきます。
⑤橋本じゅんは、朝ドラ『ひらり』(でした。『晴れたらいいね』はドリカムが歌った主題期)の頃は右も左も分からない役者という印象だったのですけれども、最近は映画・ドラマでよく見掛けるようになって、良い中堅役者になってきましたね。ここでも、朝ドラ『ブギウギ』とは全く違う役を好演していて面白いです。
⑥組の面々もよくこれだけの役者を集めたなぁと思います。リアリティよりも一般人が持っている“ヤクザ”のイメージに沿った画作り、キャラ作りなのも笑えます。
⑦カラオケで一番下手だった組員に自分の趣味の下手くそな紋紋彫るってどんな組長よ!って思っていたら北村一輝だったので何故か納得。キャスティングも上手いです。
北村一輝にせよ、加藤雅也にせよ、ワンシーンの登場ながら印象的でしたね。
狂児命名の下りで、掠れた「京二」の上から「狂児」と上書きして“セーフや”と言ったら、姉娘が“アウトやん”とチャチャ入れたシーンも面白かった。
ホンマに大阪のオカンをやっていたあのシーンの女優さん誰なんでしょうね。
しかし、草刈正雄にしろ、阿部寛にしろ、加藤雅也(同県人として応援します)にしろ、モデル出身で若い頃は顔だけで(顔もない私が言うのもおこがましいですけれども)味も演技力もなかったのが、皆さん歳を取ってから良い役者になっておられるのは何か嬉しいですね(本作とは直接関係ありませんけれども)
⑧学校パートのエピソードがいつも突然途切れて「聡実+狂児」場面に切り替わるのは最初少々戸惑いましたけれども、ラストで回収されたので成る程と思いました。
聡実君が声変わり期に差し掛かっているのを何故和田君に誰も説明してあげないのか不思議でしたけれども、ラスト和解できて良かった。次の部長、頑張ってね。
変に思春期の恋愛ごっこを混ぜない話の進め方も良かったです。
聡実君と和田君の間を取り持ったり、不在の聡実君の和解代わりに部を仕切ったり、副部長の中川さん、男前です(今はこういう言い方もセクハラなのかしら)。
⑨聡実君も、コーラス部の部長になるくらいのしっかり者で真面目なキャラ、と思いきやなかなか図太く且つそそっかしい面もあるのが微笑ましい。
狂児にカラオケに連れてこられて「イヤや、イヤや」と言いながらちゃっかりチャーハン食べてるし、中古のカセットデッキもちゃっかり買って貰ってるし。
ヤクザに向かって「カスです」なんて吐いておきながら直後に土下座して謝ってみせるのも実は結構大物だったりして。
と思うと、狂児が事故で大怪我を負ったと思い込んでコンクールをほっぽりだしてカラオケ大会に駆けつけたり、狂児が死んだと聞いて組長含め組員を怒鳴り付けたり、「紅」を熱唱したり(ここに来て初めて彼の歌声を聞かせる、また声変わりにさしかかっているのをわからせる、構成が上手です)。
でも聡実君の、このもがきと言うか揺れ動きと言うかジタバタは、思春期のそれこそもがき・揺れ動き・ジタバタを視覚化していて実に映画的だと思います。
⑩肘をついて食べるのをヤクザが注意する(行儀や礼儀を社会のアウトローが教える)というのもよくあるギャグながら、綾野剛の巧さで微笑ましいシーンになっています。
綾野剛の硬軟ない交ぜた好演がこの映画を面白くしている大きな要因であるのは間違いないでしょう。
⑪原作コミックスは読んだことがありませんけれども、変わった大人に真面目な少年(でも大胆なところもある)が振り回されながら成長していく姿を面白おかしく描いている、成長を見届けた後突然その大人が消えてしまう、という点で大好きなマンガ「イオナ」をちょっと思い出しました。
カラオケが上手くなりたいヤクザと合唱部所属の男子中学生の交流を、緊張と笑いの中に描き出したヒューマンドラマの秀作です。
予告を観てとても気になった作品です。
綾野剛が主演だということと、作品の内容自体も
ヤクザと中学生との交流ということで珍しい感じ。
観てみましょうかということで鑑賞です。
♪鑑賞終了
感想の第一声としては「面白い」しか無いです。はい。
後から思い返せば気になる箇所が出てくるかも ですが
鑑賞中は、この作品の世界に浸りきりました。・_・
# ピリピリと張りつめた空気のヤクザの世界
# 汗と黄色い声の飛び交う中学部活動の世界
接点の無さそうなこの二つの世界(普通は、無い)を、
狂児(ヤクザ)と聡実(中学生)二人の交流を通して
見事に描いてくれました。
クスっと笑える場面は随所に散りばめられており、ヤクザ
映画特有の「今にも切れそうな緊張感」を絶妙に和らげて
いたように感じます。緊張と笑いのバランスが効果的な作品
でした。
「どうだった?」 と感想を聞かれたら
「ぜひ映画館へ」 と薦められる作品です。
観て良かった。・_・♪
※綾野剛の演じた、終始穏やかなヤクザが秀逸でした
◇あれこれ
■ヤクザな綾野剛
3年前にも「ヤクザと家族」でヤクザ役を演じた綾野剛。
その作品での「これぞヤクザ」な渾身の演技がまだ頭に残って
いて、聡実の態度にキレてしまわないだろうか と
かなり最後までハラハラしながらの鑑賞でした。・_・;
聡実クンに向かってキレる役は、他のヤクザさん達が演じてくれて
狂児サンは最後まで中学生思いの優しいヤクザでした。ほっ
■狂児という名前のキャラ
1970年代の漫画にその名前の登場人物がおりました。
氏名:人浦狂児。職業:脳外科医。
腕前は一流。人の脳移植を簡単にやってのける。
ヒトラー似の風貌。愛妻家…。
「ボクの初体験」(著:夕月光 1975~76 週マ)」
こんな名前のキャラクターはこの後出ないだろうと思って
いたのですが。 …あ。 ・_・;ビックリ
■原作がある と思ったら…
書籍サイトで検索したら、この作品の続編もありました。
「ファミレス行こう!」 わー
4年後を描いた作品らしいです。気になります。・-・ウン
■狂児の矜持
本当は京二という名前のハズが、父親のせいで” 狂児 ”という
名前になってしまった成田狂児サン。
二十歳で今の組長に拾われるまで、「普通に」頑張っていた
との本人述懐がありました。
「名は体を表す」と言われないよう、礼儀・言葉づかい・気遣い
に相当気をつけて生きてきたのかなぁ と推察。
食事中の聡実クンに” 肘をつかないで ” と注意する場面は、狂児の
矜持と美学が感じられました。
小学中学と、名前の事でイジメられたんだろうな とも推察…
狂児の生い立ちももっと知りたい気分です。
◇最後に
エンディングの後のシーン(3~4年後?)で、狂児の手首に
入れ墨が増えていました。・_・
鑑賞中にはそれが何か読みとれなかったのですが、パンフ購入して
帰宅後、それが確認できる写真がありました。
手首の文字は「聡実」。 …えっ
ここから色々、疑問と妄想。
・結局カラオケ大会は負けたの?
・絵心は”うんこ”(←と狂児が何度も連呼)な組長、字は名人級?
・”聡実”の二文字は、”好き” だから入れたのか?
・聡実が中学卒業後も、交流は続いたのか?
やはり続編が気になってきました。原作と合わせて読まねば。
(出版社の戦略に上手くハメられてますね)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
クレナイダァーーーーーー!!!!
前奏間奏が長いんよ。
紅という楽曲が無ければこのが作品うまれなかった可能性。弾幕付きか応援上映で観たい。
収録現場はそれはそれは楽しかっただろうな。最近は激ヤバ裏社会系綾野剛ばかり見ていた気がするので、中学生に優しい綾野剛めっちゃええやんと思いました。ミナミ銀座のシーンは恋に落ちてまうやろ!!あの顔面であの仕草はヒモの天才。天才的ヒモ。反社を可愛く描きすぎな邦画が気になりますが面白いしまぁいっか!カラオケ行こ!
中学生男子と反社というありえない設定と、出会ったその場で通報しなかった流され具合(?)。合唱部が皆すごく仲良しというファンタジー世界で誰も傷付く事がなく(一部例外)、純粋に誰かのために歌を歌うのは尊いことですね。クライマックスの絶唱は、しゃがれ具合が良かった。情にめっぽう弱いヤクザのオジサンたちも。
兄さんは腕の「聡実」を眺めてはニマニマするんだろうし、今後出会う女性に匂わせをするのかな。「聡実とカラオケに行く」でフラれる狂児。
「紅」がいかに名曲なのか思い知らされた
映画やドラマの「笑い」には二つあって、一つは自然と湧き起こるような「笑い」。もう一つはここで笑ってくださいという製作陣の声が聞こえてしまい、上滑りしてしまう「笑い」。本作は前者の方で安心した。
大爆笑する場面はないかもしれないが、クスッと笑ってしまう箇所がたくさんある。それはやはり狂児絡みのシーンで、終始綾野剛が少しふざけた行動をしているのが面白い。しかしあくまでも真面目にやっているから笑えてくるのだ。普通ならあり得ない中学生の聡実と友情が育まれる過程も違和感なく演じ、改めて綾野剛の力量を確かめることができた。
そして中学生の聡実を演じた齋藤潤も素晴らしかった。変声期に悩む男子中学生の心情や、ヤクザの狂児を徐々に信頼していく様子を丁寧に演じていた。そしてラストの「紅」熱唱。あれは鳥肌モノだった。高音は出ないけど狂児への鎮魂歌として全ての力を振り絞って歌う姿には感じ入るものがあった。16歳の齋藤潤だからこそできる渾身の演技だった。
で、聡実が歌った「紅」だけど、こんなにいい歌詞だったんですね…今までこの曲ちゃんと聴いたことがなかったので驚きだった。なんとなく激しくて、盛り上がる曲くらいの認識しかしていなかったことを恥ずかしく思った。序盤の英語の日本語訳も、グッとくるものがあった。本家の動画がYouTubeにアップされているとのことなので、ぜひ確認したい。
ただ、合唱部の描写についてはかなり不満だ。聡実は結局最後の合唱大会に参加しないどころか、客として仲間を見守ることもしなかったが、それでよかったのだろうか。狂児が心配なのはもちろん分かるのだが、3年間懸命に頑張ったはずの合唱部の最後の大会なのに、あっさりと狂児の方を優先したのはいささか疑問であった。
あと、聡実の後輩•和田(後聖人)の扱い方も中途半端だった。聡実のことをおれだけ嫌っていたのに、聡実が合唱部を辞める時に突然泣き出しているし、よく分からないキャラクターだった。2時間で聡実と和田の関係まで描写するのは時間不足だったのかもしれない。ちなみに副部長の中川(八木美樹)は成長しきれていない男子共と違い、一歩大人の階段を登っている感じがとても良かった。また八木美樹には可能性を感じるものがあったので、今後注目していきたい。
見事な演技と演出
綾野剛さんが適役でとても気持ちよく観ることが出来ました。細かい演出や小道具まで凝ってるなぁと思わせるところもいくつもあり楽しめました。
1点だけ残念だったのは芳根京子さんの歌声が聞けなかったこと。
※エンドロール後にほんの少しだけあります
原作未読
個人的に好きな曲多めだったし終始シュールな感じの笑いも好みでした
狂児と聡実の関係の変化も見てて恋人同士ぽくも見えてニヤリ
(一方的に言い寄られてから時間を共に過ごして知らず知らず心境に変化が見え依存しているような)
特に聡実くん役が良い。というか可愛くも感じたし最後の聡実『紅』では……泣いた
その後の流れも儚く…ひと夏の恋的な?で余韻👍
個人的には最後の聡実『紅』歌唱時の狂児カットはもっと引っ張ってほしかったなぁ
あと聡実側の悩みやそれまでの背景の描写がもっとあった方が良かったかなぁ
より狂児に依存していくような
あと他のキャストの無駄使いな気もした
でもでも好きな作品でした
三代目米津玄師
綾野剛の、妙に愛嬌があるのにギリギリ怖さを残したヤクザが絶妙でした。
真剣に語りだしたり、妙な沈黙を挟んだら完全な前フリなのですが、分かってても笑える“間”が上手すぎる。
齋藤潤くんも、真面目で、不器用で、ちょっぴり反抗期ながら素直ないいコというのが自然と伝わってきて素晴らしい。
変声期の悩みは後輩に言ってもよかったとは思うが、男子ってそういうもんかもね。
副部長は察していたのやらいないのやら。笑
和田くんは「こういうコいるなぁ」って感じで、台詞が棒っぽいけどキャラ的にはアリ。
ラブリーももちゃんの芳根さんは、出番は多くないながら清涼剤的な癒しでした。
ヤクザたちの歌よりも、その後の段々雑に、そして辛辣になる聡実くんの感想が面白すぎる。
カラオケ映像を先に公開しちゃえるわけだ。
それにしても、そこだけでなくヤクザにあんだけ啖呵切れる聡実くん、肝が座りすぎでは…早死にするぞ。
クライマックス、声変わりのせいか決して上手くはないが魂(愛?)のこもった『紅』は良かった。
生きてるとは思ったが、狂児のナチュラルな登場も丁度いい塩梅。
北村一輝のお茶目なネタバラシ含め、全キャラのお笑い体質に大阪という舞台が謎の説得力を持たせていた。
綾野剛は、最初もっと歌下手でよかったなぁ。
裏声は確かにアレだが、テンポもキーも合ってたので、あの面子で最下位の危険性はゼロに思えるし。
とはいえ、エンディングの合唱コーラス入り『紅』カバーも作品に合っていて、何度もニヤニヤクスクスできる良作。
それにしても、冒頭で「タクシーで送っていく」と言われていた太った男の子は何だったんだろ。
この映画好き
映画の評価って、面白いとか、演技がすごかったとか、脚本が良かったとか色々あると思うんですが、
で、実際どれも素晴らしかったけれど、
この映画はそういう物差しで測るんじゃなくて、「私は好き!」って言うのが合ってる。
綾野剛さんの裏声に度肝を抜かれ、
チャンス大城さんのスマイルは最高だし、
映画館の大画面で流れるカラオケ映像面白すぎて、さ、最高!
部活動の、独特な人間関係や閉塞感の表現も良かった。リアリティあった。
齋藤潤くんの、紅に挑むときの緊張感がメロディーに合いすぎてて素敵すぎた。
まとまりのない感想だけど、色々な感情を感じられる映画体験ができます。
おすすめ!
あと、Toshiって本当にすごいんだな…
キャストが良い。綾野剛がとことんカッコ良い。
綾野剛の良さが引き立つな〜、主演の男の子もすごく良かった。
原作未読だけど、これは、BLなの??
それとも綾野剛の色気がすごいからそう思ってしまうだけ?
まあちょっと無理がある設定だなーと思ってしまった。
原作には忠実なんだろうけど、
現役バリバリヤクザが昼間から中学生とカラオケ?、?
あと、周りのメンバーが歌下手すぎて
綾野剛はなんの心配もいらない!
…..と思ったらまさかのエンドロール後。
大好きなのね……(やっぱりBL?)
「紅」を知りつつも、どんな歌か考えたことなかったので、青天の霹靂でした
2024.1.15 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(107分、G)
原作は和山やまの漫画『カラオケ行こ!(2020年、KADOKAWA)』
カラオケがうまくなりたいヤクザと変声期に悩む中学生の交流を描いた青春コメディ映画
監督は山下敦弘
脚本は野木亜紀子
物語は、ある大雨の日に、地元のヤクザ・祭林組の若頭補佐の成田狂児(綾野剛)が、中学生の合唱コンクール会場に姿を現す様子が描かれて始まる
そこでは、全国大会を目指す合唱部が鎬を削っていて、彼は森丘中学校の合唱に心を奪われていた
大会が終わり、顧問代理のもも先生(芳根京子)の代わりに3位のトロフィーを受け取りに言った部長の岡聡実(斎藤潤)は、そこで狂児に声をかけられる
狂児は組長(北村一輝)の誕生日に行われるカラオケ大会に怯えていて、それは「最下位になった人は、絵心のない組長の素人刺青を入れられるから」だった
万年最下位だったハイエナの兄貴こと小林(やべきょうすけ)が音楽教室に通い出したことで焦りが出て、藁をも縋る思いで聡実に声をかけていた
だが、聡実はヤクザのカラオケ大会には興味がなく、まったく乗り気になれない
そこで狂児は「何でも好きなものを頼んでいい」という条件でカラオケに付き合わせることになった
物語は、狂児の話を聞きつけて興味を持った祭林組のメンバーの歌を聞かされ、一口寸評を言わされる聡実を描き、同時に変声期で声がうまく出せずに部活を休みがちになる彼を描いていく
後輩の和田(後聖人)は真面目に部活に打ち込まない聡実に強くあたるものの、副部長の中川(八木美樹)はその理由に気づいていた
聡実は和田に説明してもわからないと考えていて、声が出ずに力を出せない部活よりも、狂児という時間のほうが楽しくなってきてしまうのである
映画は、一緒にカラオケに行っただけでアウトと言われそうだが、そう言った原作の良さや構成上で必要なものを大切にして制作されている
X JAPANの「紅」がフィーチャーされる前振りも良くできていて、聡実が歌唱するシーンを一度も見せないところもうまくできていた
「紅」はそこまでうまく歌えていないものの、うまく歌えていないことが良さになっているし、そもそも合唱とカラオケでは歌い方自体が違うので、下手でもおかしくはない
変声期最後の歌唱を部活のラストで使うのか、それとも狂児のために歌うのか、というジレンマも、男ならこの一択でしょ、という感じに締められていた
また、「紅」の冒頭の英詞を訳して大阪弁に変えたりしながら、歌詞の意味を理解して歌うという「カラオケや合唱ではそこまで重要視されていないもの」がピックアップされているのも良かったのではないだろうか
いずれにせよ、コミカルな一口寸評のテンポも面白いし、聡実の歌唱は最高だし、狂児の「紅」エピソードのオチも面白い
何かあるたびに「映画を見る部」に入り浸っては、古典の映画を見て、そこで部長の栗山(井澤徹)から人生の教訓ネタを刷り込まれていく構成も楽しく鑑賞できた
パンフレットでは色んな解説がなされていてお得感があるので、映画を気に入ったのなら買っておいても良いのではないだろうか
ああ、「紅」と叫んで歌わずにいられない体になってしまいそうなので、リピは控えめにしておこう
何で「紅」なのか
原作既読だったので映画化は楽しみに待ってました!
聡実くん役の子がとても良い。綾野剛の狂児も原作とはちょっと違うけどとても良い。原作以上に聡実くんへの優しさが滲み出ててグッときた。
原作にもあるクスッとできる要素はそのままだけど、さらに映画観るだけの部と巻き戻せないビデオデッキのオリジナル要素とか、そこから聡実くんがチンピラに絡まれるくだりや屋上のシーンへと繋がるのは流石!「紅」の歌詞の和訳(しかも関西弁)に巻き戻せないビデオデッキ、期間限定の関係、変声期という"1度きり"のものをリンクさせるのは上手いなあと思った。
でも、あの狂児の歌唱力とほかの組員の歌唱力なら狂児が歌ヘタ王にはならないんじゃないかな。密かに原作で好きだった、組長の絶対音感エピは入れて欲しかったなあ。北村一輝が組長で綾野剛が組員にいるってこのブラック企業オシャレすぎるよ。
「紅」が離れない…ぎゅっ。
途中で飽きたりすることもなく
あっという間に観終わってしまう
とても良い作品だった。
ハンカチとかティッシュ
絶対あったほうがいいと思う。
綾野剛演じる狂児。
よろぴくとか両手ピースとか。
ふわふわ〜っとした優しくて柔らかい関西弁
やけに色気があって…
「心配やから家着いたらLINEして」とか
付き合いたてのカップルか。笑
LINEのやりとり全部読んでみたい。
合唱部で部長を務めている
中学校生活最後の聡実。
中学生男子に必ず訪れる困難にぶつかり
合唱部の彼にとっては苦しい現実。
補欠をやってくれる男子が現れたことで
掛け持ちでやってた幽霊部員の
映画部に入り浸って愛や大人を知ったり。
食卓で愛を知るシーンが良かった。
最初は渋々とやっていた狂児の歌指導も
ちょっと楽しみながらやるようになって、
そんななかで狂児のオハコである
X JAPAN「紅」を和訳していたのだけど…
これがものすごく良かった。
悲しさや会いたい気持ちを込めて
魂で全身全霊で紅を歌う聡実。
その歌声に胸を締め付けられた。
泣きながら観て、泣きながら聴いた。
ちらっと映る狂児の儚げな表情に
ぎゅっと心臓締め付けられて苦しかった。
ぎゅって。何度でも観たいシーン。
エンドロールが終わったあとも続きあり。
こんな作品…はじめてだ…
「愛」その一言に尽きる。
この作品をきっかけに
齋藤潤くんのファンになりました。
演技も雰囲気も全部良い。
どことなく綾野剛さんに似てます。
まだ16歳…もっと成長するんだろうな。
ふたりの仲良くなっていく過程、
絆が深くなり、愛となり、カタチになり、
なんて素晴らしい作品なんだろうか…と
2回も観てしまった。3回目もあり得る。
2024年まだ少ししか経ってないけど
今年ナンバーワンです(僕のなかでは…!)
続編もあったら嬉しい!!
本当にネタバレするので気をつけてください。
ラストのくたびれた名刺が出てきたところも余韻良かった。
エンドロールの紅のlittlegreeMonsterとの混成四部合唱も余韻良かった。
ラストのラストの狂児の右腕の聡実の刺青も余韻良かった。
あざとくない伏線を適度に散りばめてくれてて、とても心地良いんですよね(最近、伏線伏線うるさいですね…)。
聡実くんが鎮魂歌として紅を歌うんだけど、高音が微妙に歌い切れないところとか落涙してしまいました。
また、3年生最後の合唱祭の合唱シーンを全く描いてないのも潔くて良かったです。
全124件中、81~100件目を表示