カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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紅だーーーーーッ!!!
ヤクザと中学生の歌を通した友情コメディ。
ヤクザの狂児が終始様子がおかしくて面白い。主人公の聡実もかわいい。
コメディは好き嫌いがあるけど好きなタイプのコメディだった。
しっかり振って落として泣けるところもあるし、ずっとニヤニヤできる。
組のカラオケ大会の最下位にならないために聡実に教えを乞うのだが、あのメンツで最下位にならないでしょ(笑)
狂児の歌上手いと思うけどなー
で、紅何回流れるのよ(笑)
紅が流れまくるので、紅を多少なりとも知っていた方が楽しめると思う。
紅ってこういう歌詞だったのね…
聡実が合唱部の部長として無責任すぎると思うところはあるけど、万人にオススメしたいコメディ映画です。
聡実くん、いいなあ
映画館で笑いを共有
歌によって、原作よりもグッとくる
女の園の星が好きなので、事前に原作を読んでからの鑑賞。
おおむね原作通りに話が進むものの、漫画では表現できなかったカラオケ部分が実写化されることで、上手さ、下手さが際立ったうえ、俳優陣のなりきりで、より作品を楽しめた。
紅を軸として、構築もされ、映画向けに深みが、あるものになっていた。
劇場も笑いに包まれ、後半は思春期とヤクザの人情が絡み合うドラマに夢中になっている感じが伝わってきた。
ただ、話を知ってしまっていたので、まっさらな状態で見られればより楽しめたなー、とは思ってしまう。
原作を読んでいて、よくわからないシュールさに惹かれていたが、実車化されることで、その良さがなんとなく言語化された、嬉しさもあった笑
紅だぁ〜! サイコーだぁ〜!
綾野剛さん復活!
紅地獄。
極道と青春
歌うまい
「紅」で泣けた けど
最大多数の
2024年。山下敦弘監督。大阪で合唱部に所属する中学生男子がコンクールを終えるとヤクザが現れてカラオケに誘って歌のコーチを依頼する。声変わりの悩みを抱える少年は親以外の大人としてなんとなくヤクザと付き合うようになり、、という話。
言い方はともかく脱力系ポピュリズム路線を外さない山下監督らしく、場末のヤクザは昔ながらのこわもてばかりであり、カラオケで歌われるのは有名ポップスばかりであり、中学生たちはキャラを踏まえてふるまう。出会いの場面では雷が光り、山場ではこれまでの回想シーンが現れ、テーマソングは繰り返される。現代日本に生きる最大公約数の人々に理解可能な表象を最大限に用いて、最大限わかりやすくつくられている。冗長でくどいけれども思わせぶりな場面は皆無であり、すべての場面が意味を持って「中学生とやくざ」の物語に奉仕しているので、山場の場面での感動と脱力的展開を誰でも受け取ることができる。
ひとつ必要以上に長いカットがあったのだが、なんだったか。食べ物だったと思うのだが。
めちゃくちゃよかった
実写の邦画作品(現代物)では過去記憶にないくらい最高
※タイトルは個人の意見です
「声変わりに悩む中学生の男子に、ヤクザがカラオケで歌を教わる話」
なんですが、終始間のとり方が素晴らしかったです。
・主演2人の演技がいい
・サブの出演者の演技力がいい
・脚本がいい
・カメラワークがいい
・音楽がいい
「なにもかもがいい」作品でした。
(偏見ですが)特に実写の邦画ってどうも「わざとらしさ」「収集目的の不自然な役者」が目につき「まあこんなもんだよな」「こうくると思った」と思ってしまうのに、この作品は映画を通して「作品の世界に入り込む」体験ができて、近年まれにみる面白さでした。
くすくす笑っていたのに、締めるところはしめて、考えるところは考えて、さらに伏線も、日本の美術も、ヤクザの在り方も、本当にどこを切り取っても面白かったです。
2回目も23日に行きます…。最高でした。
面白すぎる映画でした!野木亜紀子×綾野剛は最高だなと再確認! 登場...
愛じゃん
合宿部の中学生がヤクザにカラオケを教える話。
原作未読。
漫画原作だけど、カラオケが題材の作品なので映像との相性が良い。
ヤクザ者達が次々にカラオケを披露して、中学生に酷評されるのが面白かった。
ヤクザは怖いのに、少しずつ狂児と距離を縮めていく岡くんが可愛い。
というか二人が仲良くなりすぎて、「次会った時に元気をあげます」のあたりで私は何を見せられてるんだ?の心境。愛か?愛を見てるのか?
BLだとは思わなかったけど、尊さは感じた。気恥ずかしさも。いや嫌いじゃないけどね。
岡くん役の齋藤潤くんが瑞々しくて終始良い。お顔キレイ。
渾身の『紅』のシーン、コンディション次第では私泣いてたと思う。
無粋なネタバレすると、狂児が無事で良かったし狂児と聡実の交流が今後も続きそうで良かった。
漫画原作映画に必要なもの、揃ってます。
面白かった。
終始ニヤニヤしっぱなし、ところにより笑い声を抑えるのが大変だった。
心の中で何度も何度も『なんでやねん』『なんやねん』と似非関西人がツッコミを入れていた。
でも、ただ面白いだけじゃ無い。
先んじて言えば自分は原作の大ファンで、映画決定前から愛読していた。
だから不安を超えて諦めていたのだ。
この妙に可笑しい間と空気感と、どう考えても映画一本には足りない尺をどうするんだと。
絶対無理だろと。
しかし、私はこの映画で痛感したのだ。
漫画原作映画を活かすのも殺すのも、脚本家の腕次第だと言うことを。
すごいな野木亜希子(敬称略)。
漫画に全く無い設定や人物や場面たちを、まるで最初から話の一部だったかのような、当たり前のような流れで組み込んでいく。空気感も温度感も、原作に一分の狂いなく合わせていく。
今まで漫画原作の映画で感じていたモヤっと感、歯痒さを、微塵も感じさせないその緻密さ。
すごいぞ野木亜希子。
そしてもう一つ。主演の斎藤潤、綾野剛。
彼らの演技の塩梅が、これまた原作の脱力感と驚くほどマッチしているのである。まさに字の如く、塩加減がぴったり一緒なのだ。
漫画原作に必要なのは、髪型だの服装だののコスプレ要素では無い。原作に忠実な熱量と空気感を纏うこと。それだけで、顔の造作や年齢の壁なんてものは消え失せ、そこにいるのは変声期に悩む中学生男子と人たらしの歌下手ヤクザなのである。
この映画には漫画原作映画に必要なものが、全て完全な形で揃っている。
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