カラオケ行こ!のレビュー・感想・評価
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子供が見ても大人が見ても楽しめる
歌が上手くなりたいヤクザと合唱部だが悩みを抱える二人の不思議な友情物語。
最初から最後まで笑え、泣ける作品だった。
訳あってどうしても歌が上手くなりたいヤクザ「狂児」と小心者で悩みを抱える中学生で合唱部部長の「聡実」。相反する二人の不思議な青春物語が非常に良いです。
若干ネタバレになるけど狂児の18番(?)の紅はこの物語のキーだったと思います。
後半はまさに「紅」の歌詞とマッチ過ぎてました。
エンドロールのリトグリカバーの紅に涙腺持っていかれました。
何回でも見たくなる作品です。
自分がいつの日かに置いてきた青春、消えていく思い出そんなものが詰まった作品でした。
配信待たずに、映画館行こ!
いや~、最高でした!!!
原作漫画が好きで観に行きましたが、
和山先生の世界を感じられる作品でした!
というか漫画の内容にプラスして増えたシーンがあった分、満足度がすごく上がりました…
普段、好きな漫画が映像化するときにオリジナルシーン加えられると受け入れられないのに、本作はなんでこんなに満足できるのか…
ほんとすごいです。もう感謝感謝です。
原作漫画を知らない人でも楽しめるし、
老若男女に勧められる映画ではないでしょうか!
歌唱シーンをたくさんあるし、他のお客さんと笑いを共有できる映画体験もできるので、ぜひ映画館で!と言いたい!!!
観てるときだけではなく、観終わった後の余韻も最高に良いです…!!!!
紅も毎日聞いてます
最高~~~~~~~~
合唱部部長としてこれでいいんか?
合唱部部長としての成長物語はほったらかしじゃない?
練習ずっとサボって最後の合唱コンクールも逃げた。という事実だけ残ってるやん。
・カラオケ大会は合唱コンクール前日に開催。
・紅熱唱して「やっぱり歌楽しい」と感じる
・「自分の歌い易い音域で歌うべき」と綾乃剛から指摘される。
・和田に声変わりで上手く歌えないことを打ち明ける。
・コンクールはソプラノが和田、聡実が普通パートで、結果残す。
これならよかったのに。
原作を読みたくなる
原作未読ですが、同じ作者さんの「女の園の星」を読んだことがあり、シュールで独特な空気感がはまったので、こちらもきっとハマるだろういつか読んでみようと思っていました。そこにきて実写映画化、好評と聞きさっそく観に行きました。
久しぶりに映画館で声を上げて、しかも何回も笑ってしまいました。いつもならこらえるところ、他のお客さんも声を抑えきれず笑っていたので、私も控え目ながら笑わせていただきました。綾野剛さんはやっぱり間の取り方がうまいですよね。
そして周りのヤクザさんたちの迫力…ヤクザ映画じゃないのに物凄く本気のキャスティングで、普通にビクビクしてしまいました。
何よりサトミくん役の男の子、本当に上手、というか雰囲気がある。変な子役っぽさのない、わざとらしくない自然な演技がすばらしかった。引き込まれました。歌のシーンももらい泣きするほどよかった、将来有望な俳優さんですね。
聡実くんがかーわーいーいー!!
面白かった。
中学生男子が、かわいく描かれてて微笑ましい。
聡実くんがかわいい。
変声期前だとしても混声合唱で男子をソプラノにするって事に、びっくりしたわたしは、昭和56年生まれ。2019年は男子もソプラノをやり得て、女子もテナーとかバスとかやるのかな?
狂児より一歳若いのね、と思った。
軽ーく見られるけど、中身が薄いわけではなく、かといって深淵とも言えないけど、いい塩梅で笑えた。
声出して笑ってしまったのは、
亀が鶴に変わった傘
画力がうんこ
化け猫キティ。
映画を見る部活、3本目と4本目の映画は、34丁目の奇蹟と自転車泥棒かな?と予想したのですが、どっちも当たってたっぽい。どっちも見た事ないのにやるねー。
何にもわかってないけど必死な後輩和田くん、よかった。
クセつよな歌ばっか歌うヤクザさんたちと、綾野剛の裏声!笑えた。
紅にもX JAPANにも思い入れはないけど、聡実くんと狂児の絆の歌になってて、ちょっとほろっとするし、笑えるし、よかった。
斉藤和義の歩いて帰ろうが大好きなので聴けてよかった。後、異邦人が最高でした。
建築現場で電話する狂児の右腕に、聡実って墨彫られてたってことは、狂児は歌ヘタ王にされて、組長に彫られてもうたけど、好きなものを嫌い嫌いて吹聴するまんじゅうこわい作戦によって、無事に嫌いなものじゃなくて好きなものを彫ってもらったってことよね。ふふふ。
コメディを交えて描く思春期ブロマンス
年頃中学生・聡実くんと大人ヤクザ・狂児のカラオケを通じ、等身大の思春期と不思議な絆を描いた良作!
合唱部員達がみせる多感な年頃らしい不器用さや無邪気さには好感がもて、コメディシーンも素直に笑えて楽しめました。
歌に大切なのは愛というお花畑なアドバイスや、何度も繰り返される「紅」など、劇中の様々な要素が結びつき、ラストの聡実くんの歌唱には心動かされました。
今までのように歌えなくなる不安や大人への変化に対する戸惑いの中、聡実くんが狂児に抱いた感情は何だったのか。
友情であり、憧憬であり、親愛であり、恋のようにも見え。
一言では言い表せない、どこかもどかしいような感情は、思春期そのものと重なるように思えます。
巻き戻せないビデオデッキと消えてしまうミナミ銀座からは、一度きりの青春の尊さと儚さを感じました。
ただビデオデッキは買い替えられ、ラストで巻き戻されるVHSの映画たち。
青春は過ぎ去るだけでなく、いつか再び、そしてあっさりとやってくるものなのかもしれません。
「カラオケ行こ!」観に「映画館行こ!」
原作未読
綾野剛さんは名前は知っている程度🙇♂️
XJAPANはどちらかと言えば苦手🙇♂️
あらすじ等事前の情報から観る予定はなかったのですが、山下敦弘監督作品と知り観に行きました。
危うく自分好みの作品を見逃すところでした。
映画館の予告編は監督が誰かはっきりわかるようにして欲しいです。
生きる世界も年齢も違う2人の友情物語って感じなんでしょうか。
会話にはユーモアが溢れています。無いはずの「ん」ナンバーには笑ってしまいました。私でも分かる「君の瞳に乾杯」とかも嬉しい。
ストーリー上「紅」である必要性は理解したつもりです。
エンドロールの後のシーンは、人それぞれの好みだけど、私はない方が余韻が残って好きです。
(個人的趣味による妄想改変)
・山下監督作品ということでカラオケに「リンダリンダ」を採用。
・エンドロールはぺ・ドゥナさんが歌う「リンダリンダ」(絶対無理)
おもろかった
綾野剛ってほんとに黒いスーツ、夜の街が似合う。ジリジリ迫ってくる話術とか、悪そう、危険とか思いながらもなんか魅力ある人でありハマるのが怖いが惹かれる。うーんヤバそう。中学生の聡実くんがちゃんと自分の意見、言えてるのが凄いと思う。自分なら関わらないように着拒否してしまうかも?
終盤で狂児が心配で駆け込み、紅、歌うシーンや狂児が無事だったシーンはよかった。北村さんの組長もよかった。組員にキティちゃん彫り入れてるシーンが観たかった(笑)
あの目力で凄まれたら怖いけどキュンとしちゃう。かっこいいですー╮(. ❛ ᴗ ❛.)╭
紅だああああああああああああ!
原作のある作品を演じる役者の皆さん、映像にする監督やスタッフさんはプレッシャーも多いんだろうなと思うけれど、この作品はきっと楽しんでつくったんだろうなと伝わる映画で終始ニヤニヤしながら鑑賞しました。
野木さんの脚本は原作に誠実で意図の捉え方やテンポが本当に素晴らしい。
劇中、狂児の好きな"紅"をキレイな声で高音をちょっと苦しそうに一生懸命歌う聡実くんとそれを陰からそっときいてる狂児がとてもよかった。
ヤクザ組の皆さんのカラオケもいろんな意味で最高なので(LemonがLemonと気づくのにちょっと時間がかかった…笑)劇場スクリーンの大音量での鑑賞をおすすめします。
余談ですが、野木さんのXに齋藤潤さんのスタッフさんが「(聡実くん役として)見つけていただきありがとうございました」とコメントされていて、きっと聡実くんのオーディションが齋藤潤さんにとって分岐点で監督やスタッフさん、野木さん、役者の皆さんとの出会いが良い方へのスイッチになったんだろうなと思う。
齋藤潤さんの今後の活躍が楽しみです。
野木さん脚本で綾野剛さんか出演されてる作品(ドラマ)でMIU404と空飛ぶ広報室も伝わるものが多い、とても素晴らしい作品なので観てない方へおすすめです。
今年ナンバー1はこれで決まりかも。
最高。今年ナンバー1は決まりかも。単純に楽しいかと言うとそうでもなく、主人公と中学生、合唱部の顧問と生徒の嚙み合わなさの不思議な感覚も引き込まれる。綾野剛はもちろん、他のやくざ達のカラオケシーンも染みる。
中学生が歌う紅にグッとくるカタルシス
山下監督作品を久し振りに観ましたが、相変わらず起承転結が綺麗で、最後のカタルシスまでの流れも含めてお手本のようなコメディ映画でした。
惜しかったのは聡実くんの内面の葛藤があんまり描かれていなかったところですかね。
せっかく変声期というフックがあったのに、それが動機として作用していない。
聡実くんが自分から狂児のカラオケに付き合ってあげることにした理由が狂児がヤクザなのに悪い人ではなく単に情が移ったから??←ここの動機がめっちゃ弱いなと感じました。
たとえば、聡実くんが変声期で声の出し方に悩んでいた時に初めて行ったカラオケという空間と狂児の必死さに何かを感じた、というカットが一つでもあったら説得力が増したかなと思います。結局、聡実くん自身の成長映画とまではいっておらず、あくまで狂児との邂逅映画になっていたのは残念でした。
とはいえ聡実くんが歌う紅にはグッときましたし、残酷な天使のテーゼを歌っていたあの彼にはかなり笑いました。笑って泣ける王道コメディとして長すぎずコンパクトにまとめた優秀な作品だと思います。
見事な起承転結
終始裏声が気持ち悪い
原作の漫画は冒頭だけ読んで止めてしまっていた。
どうもヤクザが中学生から歌を教えてもらうという設定に入り込めなかったわけだが、今回映画版を観てそうした設定を抜きにすれば、図々しい強面の兄ちゃんと内気な少年という組み合わせが案外面白くて色々と笑わせてもらった。
まずヤクザ者の成田の歌を上手くなりたい動機が面白い。
組のカラオケ大会で最下位になった者は、組長から直々に嫌いなものの入墨を彫られるという。
しかも組長は絶望的に絵心がない。
成田は何としてでも最下位を免れるために、中学の合唱コンクールの部長聡実に師事することを決める。
初めに聡実にかけた言葉が「カラオケ行こう」だ。
成田が勝負曲であるXの『紅』を終始裏声で歌うシーンは最高に面白い。
裏声が気持ち悪いだけで、音程リズムは案外しっかりしているのもツボだ。
そして成田の下の名前「狂児」が本名だというのも面白いが、その名前のせいで彼の人生の歯車が狂ってしまったというのは何だか切ない。
とにかく二人のやり取りに思わずニンマリしてしまうシーンばかりだが、思ったより聡実の存在感が希薄なのが気になった。
彼はボーイソプラノなのだが、変声期によって裏声が上手く出せなくなっていた。
そのせいで彼は肝心の合唱コンクールに出場するためのモチベーションを失いつつある。
これは成田にとっても聡実にとってもある種の成長物語だと思うのだが、聡実が最後に下した決断にはちょっとモヤモヤが残ってしまった。
それともっと聡実が成田や他のヤクザに専門的な指導をするシーンが観てみたかった。
まあ、これはカラオケが上手くなるというところに主旨がある作品ではないのだろう。
聡実がもうひとつ掛け持ちしているVHSで映画を観るという部活の存在も何気に面白かった。
個人的に学生時代にX JAPANにはとてもハマったので、何度も『紅』を聴けて楽しかった。
最後まで退屈せず楽しむことができる作品
口コミの評判が良かったので久しぶりに映画館に行き、鑑賞しました。
退屈する場面が無く、ストーリーや俳優の演技、音楽までよく考えてこの映画が作られているなと感じさせる作品だと思いました。
面白いとは聞いていましたが、期待通りの面白さで最高でした。
映画館で同じ作品を再び観に行くことはこれまでなかったのですが、2回目も鑑賞してあの面白さをもう一度味わいたい!と思い、席を予約しているので今から楽しみです。
誰かに勧めたくなるそんな映画だと思います。
普通
紅に染まった この俺を
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