「シリーズの中では最もコメディチック」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE ねりまっくまさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズの中では最もコメディチック
ジャパンプレミアに合わせてトムが来日する予定でしたが、ハリウッドのストライキにより中止というアクシデントで出鼻をくじかれた作品です。全く関係ないですが、予約した日時を勘違いしていて冷や汗をかきました。映画館のご厚意で別の日に鑑賞することができたのは、きっとトムのおかげです。
本作品ですが、特徴は以下の3点です。
1)字幕は大御所の戸田奈津子
2)上映時間は3時間近い
3)ライダージャンプよりもドキドキのシーン
順番に説明します。
1)字幕は大御所の戸田奈津子
トムと言えばなっちゃんです。昔、『パパとなっちゃん』という田村正和と小泉今日子が共演したドラマがありました。それをもじって『トムとなっちゃん』という呼び方が相応しいくらいに、トムクルーズの作品の字幕は彼女が担当します。誤訳も少なくないですが、こうしたアクション映画の場合は、細かいことは気にせずに済むので問題なしです。
今回の作品で苦労されていたのは、”entity”をどう訳すか、という点に尽きると思いますね。
2)上映時間は3時間近い
体感的には2時間位ですが、実際には3時間近いです。上映中にトイレに行く方もチラホラいました。映画の終盤にクライマックスがありますので、トイレを我慢するのに自信がない方は通路側の席での鑑賞をおススメします。我慢できそうになければ、90分くらいまでに行っておくのが良いです。後半でクライマックスを見逃すのはもったいないです。
3)ライダージャンプよりもドキドキのシーン
見せ場の一つは崖からバイクと一緒に飛んでいくシーンです。CMでもよく見ました。でもこれよりもハラハラドキドキのシーンがあるので楽しみにしてください。
このレヴューを書いているのは鑑賞後3日後です。もうすでに、何のために誰と戦っていたのか忘れました。それくらいの内容の映画だと思いますが、とても楽しかったです。
IMAXでの鑑賞をおススメします。