ヴィレッジのレビュー・感想・評価
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救われない…⭐︎
藤井道人監督&スターサンズということで鑑賞。
…予想以上にひたすら暗い。
霞門村という集落に産廃施設が利権絡みで誘致され、それに群がる人々と
翻弄される人々を描く。
村に伝わる能が何度もでてくるが、正直あまり能を使う意味はないかなぁ…
能の邯鄲の中にある50年の栄華も一瞬の夢という言葉に因んでの引き合いかと
思われるが…
人物の性格等の振り分けは、さすがに上手いがなんだか全員がバラバラの方向を
向いているような印象を抱いてしまい、結局は何を訴えたかったのかぼやけて
しまっていた気がした。
横浜流星、倉木華はじめ、脇までしっかりとした役者さん達なので安心して
見ることが出来る。
特に横浜流星は、「線は、僕を描く」の時も思ったがこんなに良い役者だったっけと
思えるほどの素晴らしい演技。
「村社会」と言う言葉は、映画の中だけではなくて、今でも生きている社会と思うが、
前述したように村社会の差別的意識を描きたかったのか産廃施設に群がる金絡みの欲を
描きたかったのか、よくわからないままの最後になってしまった。
能面…
人生なんて一幕の夢、的なことで能なんですかね。冒頭の薪能と火事を重ねる以上に上手くは使えていなかったような気がしますが。
ストーリーは、まぁそんな感じかな、ってところですが、いつの間にか取り込まれ体制の一部にされて片棒を担がされて、ミイラ取りがミイラとか同じ穴の狢感がスゴいね…
しかしそれにしても、「何故この村から出て行けないのか」についての説明ってありましたっけ?そこが一番腹落ちしなかった…
村の上に産廃処理場がそびえ立っている絵面の異様さは特に印象的。
しかし能面が光の変化とかで表情を感じさせるのはスゴいね。怖かった…
それにしても、今の日本はこの村そのものだ。ラストのように誰もいなくなる前にさっさと出て行きたいもんだ…
田舎の悪い所は これです!
なんか 田舎ならではの 陰気くさい所 まさにこれですよね?
横浜流星って こんな 上手かったんですか?ただのイケメンで
売っているとばかり思ってましたが、いつの間に こんな 陰湿な雰囲気を
出す事が出来るとは!常に 猫背で うつむき加減。
もっと もっと 違う役柄もみたい役者になって欲しい!
あの 哀しい目は最高に良かったですね。
ゴミ処理場を建設した村の物語
世の中、必要なもんだけで回ってるわけじゃねぇ。
自分にはハマらなかった邦画。 本年度ベスト級。
23-054
人は変われるはず
評価内訳:横浜流星の美貌と変貌
正直、中身はありそうでからっから。
劇中で覗いていた穴のような映画。深くて見応えありげだけど、なんにも無い。というか、何を伝えたかったのかまるで分からない。雰囲気とキャストでゴリ押ししている感じ。横浜流星の美貌と変貌ぶりに驚かされる、というのが本作の唯一の見どころ。
ストーリーは、「ヤクザと家族」の焼き直しのようで、舞台が寂しげな村になり、ヤクザではなくなったというだけで、ほぼ同じ。あの作品同様、家族への妬みのようなものが描かれており、2連チャンでこのオリジナル脚本は、藤井道人監督の過去を少し心配しちゃう。でも、あの映画よりも物足りないし、メッセージ性も薄い。村八分だとか、家族の犯罪だとか、環境汚染やメディアの怖さだとか、色んな要素を詰め込みすぎたあまりに、一つ一つがすごく弱い。もっとひとつに絞るか、色んな要素を絡ませるにしても、丁寧に深堀できなかったものだろうか。ちょっと想像よりしょぼくてガックシ。
前半とかは普通に面白く、ここからの展開が気になる!と胸が高鳴っていたのだけど、一気にテンポが悪くなったり、駆け足になったり、粗い作りになったりと、後半になってから急にダメダメになる。ストーリーをそんなに詰め込めるなら、せめてキャラクターだけはしっかり描いてよ。完全に役者頼みで、そのキャラにどんな過去があったのかが全く分からず、雰囲気で捉えるしかないという適当さ。何から何まで抽象的な映画で、どうしようもない。
こういう映画にしよう!という目標・目的無しで突っ走った感じが丸見えで、見ている側としては疑問が浮かぶばかり。しかも、テーマには目新しさは一切なく、かなり普遍的だし、かなりご都合主義な展開で現実味がない。村八分を描いた物語だと、綾野剛主演の「楽園」の方がよっぽど上手くできているし、ちょっと作る時期が遅かったかなという印象。もうその手の映画はやり尽くされてない?
ただ、横浜流星は異様なほど素晴らしい。
1つの映画で、ここまで顔を変えられる俳優はいない。すごい変貌よう。ぼっさぼさな髪と髭の姿には惹き込まれるような魅力があり、綺麗に整えると別人のような美貌をもっている。そこから段々と表情は変わっていき、いつまでも観客を楽しませてくれる。あまりに凄い。名優たちの演技も完全に食ってしまうほど凄い。圧巻である。横浜流星による、横浜流星の単独ライブ。開いた口が塞がらない、独走劇。いやぁ、あっぱれ!
横浜流星に救われし映画。
もう、彼の演技で元は取れました。ストーリーが面白くなくても、彼のおかげで大満足。横浜流星はいつまでもトップ俳優でいられると確信できる。相変わらず、役者の良さを最大限引き出せることに関しては、優れた才能を持った監督でした。横浜流星ファンは絶対に劇場へ。
ゴミは棄てるしかない。。。
設定がいろいろおかしくて違和感ありまくりです、その他いろいろ・・・
○設定がいろいろおかしくて違和感ありまくりなのです。
まず、産廃関連施設がショボすぎませんか。
24時間連続稼働できる大規模施設ですよね・・。分別回収場所も小さい屋外仮設・・
話の進行の都合でショボくしたんですかね。おかしくないですか・・・
(話の内容から実在施設の協力得られなかった?ドライブマイカーの描写とは大違い)
次に年間100万人の観光客を惹きつける要素って何でしょう?想像つかない。エンドロールのあとのおまけに関係する?
ほかにも色々あるけど、まあ省略
○最後の村長宅での主人公の行為はどう考えてもやりすぎでしょう。理解できない。
出演者は頑張っているのは分かるのですけど、筋書イマイチというか何を描こうとしているのかよくわかりませんでした。
出演者のファン向けの作品ですかね。
やっぱり藤井監督と横浜流星は凄い
人間は・・・
美しい集落・霞門村(かもんむら)に暮らす片山優はそんな片山の日常が...
美しい集落・霞門村(かもんむら)に暮らす片山優はそんな片山の日常が、幼なじみの美咲が東京から戻ったことをきっかけに大きく動く、、。
優役を横浜、美咲役を黒木華が演じるほか、古田新太、中村獅童 、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、杉本哲太らが顔をそろえる。
罪は、罪。加害者を美化してはならない、、そう思っちゃいました。
面白いけどラストは
三つ子の魂百まで
何か変わったこと。
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