ナワリヌイのレビュー・感想・評価
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反政府派ナワリヌイ
2024年2月17日、昨日の夜ニュースでナワリヌイ氏の死亡を知った。あぁ〜なんということか。いつの日か釈放されて彼のような人がロシアを変えていけるのではと思っていたが。こうならなければいいがと願っていたが、、、なんとも嫌なニュース。彼の死の真相は暴かれるのか、暴かれてほしいが、、、。 プーチン政権を真っ向否定したナワリヌイ。毒を盛られ、なんとか一命を取り留めたが、今は逮捕されている。 自分にとって目障りな存在は殺してしまえ!プーチン、恐ろしい。 映画のラスト、ナワリヌイがロシア国民に伝えた言葉「悪が勝つのは善人が何もしないから。決して諦めるな」今、ウクライナへの侵攻の元プーチンに不満を持つロシア国民は多いはず。彼がもし投獄されていなければ、何かが変わったかも。ナワリヌイが早く釈放されることを願うし、同じ意志を持つロシア国民が行動を起こせるといいと改めて考えさせられた。 コロナ禍で、ナワリヌイが運ばれた病院に奥さんが詰め寄る場面、気持ちはわかるが、病院側の要求通り、せめてマスクしていればいいのに。マスクせずにあれだけギャンギャン言われたらそりゃあねえ、せめてマスクしていればもう少し話もできたかも〜なんて、見てしまった💦 調査チームが犯人らしき人物に電話するシーンなど、ドキュメンタリーとしてすごく緊迫感もあり、映画として公表しちゃうのもすごいな。
ロシアの善人よ
ナワリヌイ ロシア、想像を絶するプーチンの支配 国民の良心はどこにある? ナワリヌイがドイツから帰る空港に老若男女が集まり ナワリヌイを待ち受け歓迎 そしてクレムリンロシア政府 プーチンに徹底抗議 警察に逮捕される民衆の姿が観るもに痛みを突きつける 最後に ナワリヌイが言う 「悪人が勝つのは善人は何もしないからだ…」 諦めるな。 「世の中の善良な民よ 諦めるな踠き吠えよ 私の様に…」 映画を通して 世界に訴えてると感じた。 善人とはなんだろうと考える。 善良であれ、善人に留まるな #ナワリヌイ #ナワリヌイドキュメンタリー映画 #刈谷日劇
"生"をもって事実を継承する
2022年劇場鑑賞54本目 傑作 76点 クチコミを拝見し鑑賞。 当方恐縮ながら、このナワリヌイさんと当事件についてほとんど耳にしていなかったので、生の映像を交えてのこの事実を突きつけられて終始衝撃でした。 当方2022年年間ベスト候補である作品、牛久もドキュメンタリーになっていて、今作同様リアルをリアルの映像そのままに届けにくる作品が本当に衝撃が止まらなくて、良作共に手に汗握って前傾姿勢になって鑑賞していたのを覚えています。 今もなを世界で一番肉体的暴力等を浴びさせてくる牢屋に収容されていると聞いていますが、どうか生きていて、いつかまた姿を観させて欲しいです。 是非。 (追記) 報道を耳にし、昨今の動向を一通り知りました 想像を絶する日々だったと思いますが、こうして我々にも強く残り教養として認識を改めるきっかけに間違いなくなりました。一連の活動やその勇姿ありがとうございました 安らかにお休みください
ロシアやんべぇ
ロシアの反体制政治活動家ナワリヌイが自身の暗殺未遂事件を調査し、再びロシアへ帰るまでを記録したドキュメンタリー。
まず、暗殺未遂事件発生からの調査過程が普通にサスペンス映画として面白すぎる。ろくな治療もさせずに放置する病院から、奥さんが尽力して助け出し、回復後は自らの事件の調査を"頭の良いブルガリア人のパソコンオタク"と共に遂行していく。
ナワリヌイ自身もすごくユーモアがあって口が悪くてthe映画の主役っぽい雰囲気を醸し出しまくってるし、この奥さんをはじめとした周りのサポート陣、ロシア側の暗殺部隊全てスパイ映画に出てくる"それ"っぽい。ブルガリア人がデータ収集活用しまくって犯人特定しちゃうのなんて、まさに『007』のQっぽいよね。性格の感じ含めて。
こうやって高度な技術で犯人特定に至るナワリヌイ側の反面、パンツに毒を染み込ませる暗殺計画を立ててしかも失敗するロシア側のマヌケさが面白い。調査方法はスパイ映画っぽいのに、犯行はコメディ映画で笑う。
あと印象的だったのが、入国ゲートで即刻連行される間際のナワリヌイをガラス越しに捉えた終盤のシーン。ガラス越しだから反射でカメラマン(たぶん監督?)がガッツリ映ってて、それまでフィクションを見てるかのように半ばワクワクしながら見てたところを急にこれが現実を映したドキュメンタリーであることを自覚させられる。
そしてナワリヌイが今のウクライナ侵攻渦中の中、まだ刑務所に収監されてる怖さ。『トゥルーノース』を見た時と同じような気持ちになった。共産主義国怖いよ〜
現在進行形の、信じられない記録映像が満載の一作。
若きロシア反体制派のリーダー、アレクセイ・ナワリヌイがインターネットや集会などあらゆる手段を活用しつつ、プーチン大統領らの政治不正を暴き、体制の変革を図ろうとする姿を、文字通り密着して記録した映像の数々。 ナワリヌイとそのスタッフ達はスマートフォンまで使って事細かく映像を記録しているのですが、その目的は、自らの政治活動を世界に知らしめるため、と同時に自らの身の安全を図るため、ということが徐々に分かってきます。周囲の懸念は、2020年8月にナワリヌイが移動中の飛行機で毒殺されかけることで、現実のものとなります。本作の白眉は、その実行犯を割り出していく過程なのですが、カメラの前で繰り広げられる顛末は、ドラマでもあり得ないような荒唐無稽な話に見えるけど、全て実際の出来事。ブラックジョークとして笑いたくなりますが、同時に明らかになった手口に背筋が寒くなります。 有能な弁護士から反体制側の政治家に転身することに、もちろん家族は大きな不安があったと思いますが、映像に映される彼ら家族は、ナワリヌイの身を案じつつも、自ら先頭に立ってプーチン政権の横暴を訴えることも躊躇しません。 政治家が家族ぐるみの支援で活躍する姿を追った映画と言えば、香川県出身の衆議院議員・小川淳也を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020)も思い浮かべますが、政治家本人に熱意とビジョンがあり、家族もそれを積極的に支えている、という点では共通しているものの、命の危険性という面では天と地ほどの差が。 周囲から心配されつつも帰国し、逮捕投獄されたナワリヌイが、ひとまず無事に釈放されることを祈るばかりです。
【独裁国家ロシアを統べる男の行いに身命を賭して公然と立ち向かった弁護士が、ロシアの闇を執念で解き明かした画期的なドキュメンタリー映画。ロシアに人道主義が戻るのはいつになるのであろうか・・。】
ー 劇中でも描かれているアレクセイ・ナワリヌイ氏が、ロシアでしか製造していない猛毒”ノビチョフ”を飛行機内で盛られ、瀕死の状態の中、決然と彼を救い出した、ドイツの前首相メルケル氏の行いは、良く覚えている。
そして、事実を追求されたプーチンが、ふてぶてしく関与を否定する姿も・・。-
◆感想
・プーチンは、アレクセイ・ナワリヌイ氏を名前で呼ばない。
”あの男”と言う言い方をする。
まるで、”私はナワリヌイの存在など、何とも思っていない・・”。とでも言っているようだ。
ー だが、その態度がプーチンが、如何に彼を疎ましく思っているかが、伝わってくるのである。-
・ナワリヌイ氏が、機中で”ノビチョフ”により、ロシアの病院に担ぎこまれるも、家族とも会えないシーン。ロシアが解毒剤で証拠隠滅を図っている事を察知した妻やスタッフが彼を病院から連れ出し、ドイツの病院に収容する過程は”どのようにして撮影したのか・・”と思った程、緊迫感に溢れている。
・ナワリヌイ氏が、奇跡的に一命を取り留めてからの、暗殺者達を炙り出して行くシーンは、ドキュメンタリーの範疇を越えたスリリングさである。
ー そして、彼を支えるスタッフ、家族の姿も・・。命の危険があるにもかかわらず・・。-
・複数名の男に、”組織の仲間を装って”電話を掛けていくシーンは、白眉であろう。
多くの男は直ぐに電話を切るが、一人の科学者が決定的な言葉を喋ってしまうシーンである。
ー ハイタッチするスタッフとナワリヌイ。ロシアがナワリヌイ暗殺に関与していた事が分かったのだから、喜びようは当然である。だが、スタッフからは”あの男、殺されるよ・・。”と言う言葉も出る。実際に再後半、この科学者が行方不明であることがテロップで流れる・・。-
<ドイツで療養し、再びロシアに向かうアレクセイ・ナワリヌイ氏。
だが、空港の入管で、彼は逮捕され、今だに獄に繋がれている。
独裁国家ロシアに、人道主義が戻って来るのは、何時の日になるのであろうか・・。
唯一の救いは、作品の随所でプーチンの行いに対し、激しく抗議するロシアの人々の姿である。
今作を極秘裏に制作し、全世界に独裁国家ロシアの真の姿を発信した、監督・スタッフには敬服の念を抱いた作品でもある。>
ものすごい作品としか言いようがない
ドキュメンタリー、ノンフィクション、事実、そして真実。ナワリヌイ氏が大統領になってほしいと願うロシア国民を思うと胸が痛む。独裁者が支配する国の実態は本当に恐ろしい。
日本にナワリヌイのような活動家がいたらと、つい考えてしまう。
そう考えることがもっと不幸だと気づかなければならない。日本人は優秀だ。 ロシアによるウクライナ侵攻により、プーチン大統領は全く信用できなくなった。大統領側近による忖度のナワリヌイ暗殺と思っていたが、やはりプーチン大統領の承認を得ていたと考えるしかない。クリミア半島併合した時に気づかなければならなかった。 拘束されることがわかっていながら、帰国を決断するナワリヌイの意図がわたしには理解出来ない。 彼なりの考えがあってのことだが、彼の支持者はウクライナ侵攻をどう思っているのか、聞きたい。 80年前の日本は、今のロシアと同じだったことを私達は忘れてはならない。
今まさに、この空の下で
我々が寝て食べてゴロゴロしている間にも、彼が勾留され不自由な生活を強いられてる。 何ともやりきれない。 それにしても、こんなにも魅力的な人物だったのかと新鮮な驚きである。 暗殺未遂容疑者へのアプローチや追及は、 まるで台本でもあったのではないかと思う展開。 ドラマも色褪せるし、こんなにも簡単に情報がやり取り出来るのかとも少しばかり怖くもあった。 過去に極右に関わっていて、その回答もリアル。 つまり大きな敵を倒す為には、そんなことは大した問題ではなく、戦略の一環であると。 全ての人が今観るべきものである。
98分の映像証拠
面白かった。 最初はどういうドキュメンタリーを予定していたのだろう? 取材途中で毒殺未遂事件が起きているが、幸か不幸か、この取材のおかげで、数々の証拠が残されている事で、事件が完全には闇に葬られる事はないのは幸い。 事件が起きてからは、取材クルーにも命懸けの緊迫感があり、特に数名の容疑者の足取りを点と点を毛糸で繋ぎ、絞り込んでいく場面は、サスペンス映画を観ているようでハラハラ。 しかし今のウクライナ情勢もそうだけど、これだけ世界のメディアが監視し撮影している中で、堂々と拘束したり、関与を否定するロシアという国に驚かされる。 警察官や軍人の中にもナワリヌイ氏の支持者もいるだろうに、衝突せざるを得ないのは少々気の毒。 『潜水艦クルクスの生存者たち』『親愛なる同志たちへ』も観たけど、やはりずっとこういう国なんだろうな。 ロバかわいい。
鵜呑みにするのは。。。
劇中でプーチンに関するニュースを鵜呑みにするなと言っていたが、それはどちらにも言えること。 結局はこの作品も一方的な反体制派視点であり、アレクセイ指示を誘導している感満載だった。 どこまでが事実なのかは、我々には分からない。
悪が勝つのは善人が何もしないから
ロシア反体制派のカリスマ「ナワリヌイ」がロシア政府の暗部に切り込む衝撃的なドキュメンタリー。プーチン政権が最も恐れた人物だけあって絶大な影響力を持っている人物である。 「悪が勝つのは善人が何もしないから」 この言葉は全世界へのメッセージとして永遠に語り継がれて欲しい名言であり心に強く残りました。 2022-121
恐ロシア!
この映画が現在進行形で続いているところがいちばん怖い。
国中で総括しているような展開。
どう決着を見るのか。
選挙前の金曜日、投票所の設営やったら静岡行って、シネギャラリで見ようと思っていたら、昼に安倍晋三が西大寺で撃たれて瀕死の報道。出かけないでテレビ見てるべきかと思ったけど、ここは見に行かないと嘘だと思い当初の予定どおり静岡へ。
大当たりでした。
こういう社会にしてはいけない。
けど選挙、期待できない…
政敵に対する理不尽な扱い
ロシア反体制派のカリスマ、アレクセイ・ナワリヌイを追ったドキュメンタリー。プーチン政権への批判で注目され、反体制派から支持を集める政治家ナワリヌイ氏はプーチン政権にとって最大の敵とみなされ、不当な逮捕を繰り返され、追い詰められていった。そして2020年8月、移動中の飛行機内で何者かに毒物を盛られ、昏睡状態に陥った。ロシア内の病院では何をされるかわからないので、ドイツ政府の支援のもとベルリンの病院に搬送され奇跡的に一命を取り留めた。彼の妻や支援者たちは、調査チームを結成し真相究明に乗り出した。回復したナワリヌイ氏がモスクワへ戻ると即逮捕され・・・という話。 プーチンのやり方を克明に描き、ドキュメンタリーというのが凄い。関係者の生命、財産が大丈夫なのかと心配になった。 どこの国でも権力者が自らの政敵に対する攻撃してるのはわかるが、知ってる限りプーチンと金正恩の2人は双璧なのでは、とあらためて思った、 北朝鮮のように一党独裁の社会主義国家じゃないロシアで旧ソ連時代と変わらないような事をしてる。 対立候補を殺し、逮捕し、国外の要人まで殺そうとする、プーチンって何なんだ。 知れば知るほどプーチンは権力欲の塊、悪の権現だと知れる。 本作品の関係者がプーチンから狙われて不利益を被らないことを祈りたい。
随分前のウクライナ大統領(超男前)がダイオキシン盛られた事件を思い...
随分前のウクライナ大統領(超男前)がダイオキシン盛られた事件を思い出した 火種は昔から有ったんだ まさかの常套手段?暗殺に化学兵器使うってどこぞと同じ 街中歩きまわったり、SNS発信とか、大変な渦中でも帰国したりこの人大胆で怖いもの知らず ただ紛争中で今はロシアそれどころじゃないので、どういう状況なのか気になる 悪い予感しかないが、一日も早い無罪放免とご無事を祈る
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