バッドマン 史上最低のスーパーヒーローのレビュー・感想・評価
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くだらない でも清涼感が残るお手本コメディ
やっとこさスーパーヒーローの主役を配役を射止めた、売れない俳優が記憶を失ってしまって、自分が本物のヒーローだと思い込んでしまう本作。
くだらない下ネタと、多少面白い下ネタと本当に面白い下ネタで構成され、色々と無理矢理感があるけど、そんなことはおかまいなく観覧後の清涼感を残してくれます。
仲のいい友達とみたい素晴らしい一作
最強のふたりを観ていた人は某所のワンカットで全腹筋が持っていかれます
アホらしすぎて展開が読めない
前作のシティーコップが個人的にイマイチだったが、今作はアメコミ愛強...
前作のシティーコップが個人的にイマイチだったが、今作はアメコミ愛強めのコメディ映画と化していて、なかなか笑わせられる作りになってて満足だった
フィリップ監督は元ネタがある作品だと輝くタイプの監督なのかもしれない
拘りのおバカ映画で最高!
【フィリップ・ラショーの、あくまでも下ネタに拘る姿が逆に清々しい、おバカムービー。隣で撮影していたのは「M・・」の新作かな?トムに怒られないのかな?ラストはまさかの、少し沁みた作品でもある。】
ー セドリック(フィリップ・ラショー)は警察署長を務める父の反対を押し切って俳優になったものの、売れない日々を過ごしていた。
そんなある日、セドリックはスーパーヒーロー映画『バッドマン』の主役バッドマン役にタマタマ、抜擢される。
セドリックはこのチャンスを逃してはならないと、厳しいトレーニングを重ねて役作りに打ち込み、撮影初日を迎えた。
するとそこに、妹エレオノール(エロディ・フォンタン)から父が倒れたとの知らせが届く。慌てたセドリックは、映画の衣装のバッドスーツを着たままバッドモービルに乗って病院へ急行するが、その途中で事故に遭い、意識を失ってしまう・・。
やがて目を覚ましたセドリックは、記憶を失っていた。そして、自分はスーパーヒーロー、バッドマンだと思い込んだセドリックは、様々な大騒動を巻き起こしていく。-
■フィリップ・ラショーは、観れば分かるが、結構イケメンである。だが、「真夜中のパリでヒャッハー」を見て、余りのバカバカしさに笑い、「世界の果てまでヒャッハー」を見て筋金入りの下ネタ男だと確信した。
そして「シティハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」を見て、"この人、本当にこういう映画が好きなんだ”と劇場でクスクス笑いながら思ったモノだ。
因みに、彼は上記の全作品で、監督・脚本・主演を担当している。
才人なのである・・。
◆感想
・前作はクスクスシーンがてんこ盛りだったが、今作品はクスクスシーンはやや控えめである。
- 警察署長を務める父の、中々俳優として、芽が出ないセドリックに対する諦めの表情等・・。ダンドン(七面鳥)等と呼ばれているし。-
・が、下ネタシーンは随所に盛り込まれていて、笑える。
- 短小用のコンドーム・・、車の座席から突如出てくる銀の棒。あれは、イヤだなあ。良く考えるなあ。セドリックの父、ヤラレテました・・。-
・が、ヒョンな事から、記憶を失ったセドリックが、バッドマンとして、父も長年捕まえられなかった悪党ダンドンを捕らえて・・。
<ラスト、元カノのロール(アリス・デュフオア)が全てを知りつつ、セドリックを助けていた事が分かるシーンや、漸く完成した映画の舞台挨拶で、定年退職する父にセドリックが捧げた言葉。それを客席で聞いて、誇らしげに息子を見る父の表情。セドリックの新しい人生が始まる事を暗喩するラストシーンは、ナカナカ良かったよ。>
くっだらない(褒め言葉)
ケルヒャー、恐るべし‼
売れない役者のセドリックが漸く掴んだ映画主演のチャンス。しかし、撮影後自動車事故で記憶喪失になり、自分が本当のスーパーヒーローだと勘違いしたことから巻き起こるゴタゴタを描いたコメディアクション作品。
本作は、あの超有名アメコミ作品、バットマンを描いた作品‼
・・・では無いが、ワタクシの大好きなフランス発コメディシリーズの最新作‼
初っ端から、らしい笑いポイントをたくさん盛り込み笑わせてくれることは勿論、随所に散りばめられた伏線も回収しまくりで、映画作品としてもよくできている印象。
まぁ、殆どがコメディだから許されるツッコミ所満載のものではありますがw
逆にそれが良いb
お馴染みの登場人物が皆魅力的であることは当然として、親子問題などを描いたグッとくる良い話もしっかりあるのも本シリーズならでは。
前作のシティコップ程抱腹絶倒とまではいかないものの、マーベルやDCもハチャメチャにパロディしまくる展開は面白いし、撮影シーンではあるがバッドマンのアクションシーンもなかなかで、このテの作品も是非見てみたい所。
欲を言えばラスボス(⁉)との闘いがもうちょっとじっくり見たかったな~と思いつつも、安定的な面白さで、早く次回作以降もどんどん観たいと思わせてくれた作品だった。
オフザケとオゲレツの先にある驚き
「シティハンター」の実写映画を撮影したチームで主演俳優も同じ人となると観ておきたくなる本作。フランスでヒーロー映画を撮影するという設定からのドタバタコメディは相変わらず面白い。
意外とアクションもちゃんとしていて(コメディとして観るならという意味だが)、少し驚いた。そして、一番の見所はマーベルやDCのヒーロー映画へのオマージュ(というかオフザケに近い)。「シティハンター」のときに出てきた日本のアニメへの愛情表現と似たものを感じた。
そしてやはりお下劣な笑いを提供してくる。こういうシーンがあるということを前提とせずに観てしまった人の中には嫌悪感を覚える人もいるんだろうな。「バッドマン」のタイトルだけで間違えて見る人が少ないことを祈る。
オフザケとオゲレツだけで押すのかと思っていたら、最後に意外な結末が待っていた。友人にこの映画を紹介するときにこの驚きを一番強調したくなるほどだ。こんな展開があると、次もこのチームの映画を観たくなってしまう。劇場で公開してくれるくらいには映画館に観に行かなくては!
それっぽいもの
イースターエッグ探し
おバカな笑いを楽しんでいると、ラストに思いがけないサプライズが・・・
この手の映画は、小難しいことは考えずに、ひたすらおバカな展開を楽しむのが正解だろうし、実際に、十分に楽しむことができる。
ただし、気軽に笑える小ネタや下ネタが盛り沢山な一方で、池の絶滅危惧種を感電死させたり、再建されたノートルダム大聖堂に火をつけたり、映画の撮影現場で実際の銃を暴発させたり、子供を助けようとした違法難民を墜落させたりと、笑うに笑えないブラックなネタも多い。Xメンやアベンジャーズのパロディも、外見がそれっぽいだけで、仮装大会の域を出ていないのは、やや不完全燃焼。
ラストも、凶悪犯だったはずの敵をあっさりとやっつけてしまい、しかも予想通りの事件の決着となって、少々物足りなさを感じてしまう。
ところが、その後に本当のオチが用意されているところが、この映画の真骨頂だろう。この嬉しいサプライズには、完全に、してやられてしまった。
アメコミオマージュ
間違いはない
こんな酷い映画は初めてだ(誉め言葉)
シティーハンターより、もっと面白かった
フィリップ・ラショー作品は、シティーハンターに続いて、2本目です。
フランス映画にありがちな(偏見ですが)、街並みを美しく撮ったり、質感を大切にしたりは全く考慮されておらず、潔くコメディーに徹しているところが好感が持てます。
シティーハンターでは漫画(アニメ)のお決まりを実写にするというお題が制約になっていましたが、今作は自由に脚本をかけるためか、随所に小ネタが詰まっています。もともと、短めですが全く飽きさせません。
ハリウッドのスーパーヒーロー者とは予算が全く違うわけで、それなりのコストで作った映像なのですが、それをうまく利用しています。説明するのが難しいのですが、作り物はそもそも作り物であるとか。
下ネタ振り具合は明らかにキツいし、痛いシーンはより痛そうで、米国のコメディーとの違いがはっきり感じられます。
先が予想できても楽しいコメディーだなと思っていましたが、最後のまとめ方は全く予想していませんでした。びっくりです。
下ネタが嫌じゃなければ、誰にでもお勧めできます。
ちょっとやりすぎ
フランス版『シティハンター』スタッフ・キャストが作った、DC、Marvelを問わずアメコミ映画全てと、ハリウッドそのものをパロった作品といえば想像がつくと思います。
想像を上にも下にもいかない、思った通りな下ネタのオンパレード。
予告編にもありましたが、ライミ版スパイダーマン1のような逆さまKISSをしようとして、ずり落ちてズボンが脱げ、女の子が男の股間に直接キスをする、というのがだいたいギャグの平均値と書けば、どのくらい頭が悪くて幼稚かわかっていただけるかと。
そして、あからさまな音楽と効果音の似せすぎ(パクり同様)。
下ネタ大好きな私がドン引きする品のないレベルで、パロディもやりすぎると嫌味になるな、と思ったのでありました。
邦題で「史上最低」を自ら認めているから、まぁいいのかもなぁ……
ここまでいったら、シュールな世界ですけども。
エロネタ多めのスーパーヒーロー
偶然がおおすぎて笑笑
フレンチ、アメコミ、パロディ
文字通りバットマンのパロディなんだけどそれだけじゃない、いろいろパロってる。そして下ネタ満載のドタバタコメディ。バカバカしくて笑わせてくれます。
ホンモノの銀行強盗と戦う4人組の姿はまるでアベンジャーズ、BGMもバッチリ。しかし予想通り見事にずっこけてくれる。主人公のセドリックが映画の中で演じるバットマンがピエロ(ジョーカー)と戦うクライマックスのシーンではプロデューサーとのお約束、"掃除機"が登場。いつ出るのかと待ってるから、出た~って感じでした(ニヤリ)。そして本映画の最後、エンドロールの流れる直前にはカラフルなお馴染みのアメコミの誌面が登場。アメコミのパロディなんだなと実感。
ロール役のアリス・デュフォアが魅力的でした。この娘(実は若くないんだよね)タイプだなあ。
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