「ごめん面白くないものは面白くない」NOPE ノープ ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
ごめん面白くないものは面白くない
2022年劇場鑑賞190本目。
白人嫌いなんだろなぁという感じの作風でおなじみジョーダン・ピール最新作。
ゲットアウトやアスのような不気味な怖さのホラーというよりはパニック系なんでしょうか。
M・ナイト・シャマランの「サイン」をなんとなく思い出して観ていたのですが、終盤の展開とか、目的は全然違うのですが日常に潜む人智を越えた脅威に一般人が違和感を感じていき、真相が想定してたんと違う!というのは一緒だと思います。
サインの場合はなんじゃこりや的な展開が当時酷評を受けた事もありましたが、あの作品はその肩透かしを味わわせるのが真意だったのではないかと自分の中ではそこまでひどいとは思っていないです。
対してこちらは中盤で思ってたのと違う!状態になるのですが、なんかエライことしてるんだけどカメラアングルがちょっと独特すぎてエライことになってるのがいまいち伝わってこなかったです。最後のラストショットもドヤァって感じでしたがあんなもんでどうにかなるかね?という感じでした。
ネタバレ回避でフワッとしてますが、色々暗喩が分かれば面白いらしいんですけど分かんない人にも面白いの作ってくれたら嬉しいなあ。デビッド・リンチなんて暗喩の塊で何やってるのか全然分からなくても面白いです。
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