「解りやすくて楽しみやすい間口の広いピール作品」NOPE ノープ トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
解りやすくて楽しみやすい間口の広いピール作品
この手の作品はモヤモヤしながら
劇場を後にすることが多いのですが
珍しく清々しい気持ちで退館しました。
ジョーダン・ピール監督は
AKIRAやエヴァが好きと公言していました。
庵野秀明はエヴァで総監督以外に
音響としてクレジットされています。
使徒など未知の生命体を表現する上で
音響効果が与える印象はかなり大きいです。
本作でもそれを強く感じました。
音だけで観客の想像力を掻き立て
不安を煽り、劇中の人物と同じ緊張感を共有。
そして誰もが知っている
AKIRAでの金田のバイクのあのシーン。
予告でも観られますが
やはり本編で観るとニヤリとしてしまいます。
そしてラストがとにかく好きです。
ネタバレ禁止の予告では
どんな作品か想像し難いですが
解りやすくて楽しみやすい
とても間口の広い作品だと感じました。
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