鍵
劇場公開日:2022年6月25日
解説
これまでにも何度も映画化されている谷崎潤一郎の名作「鍵」を原案に、物語の舞台を現代に置き換えて映画化。中年の大学教授・神田は、年の離れた妻の郁子を性的に満足させられないことに悩んでいた。そんなある日、神田は、義妹の敏子に紹介した自身の教え子で大学院生の木村に対し、郁子が色目を使っている姿を目の当たりにする。妻のそんな様子にかつてない性的興奮を覚えた神田は、妻と教え子が接近する状況を自ら仕かけていき、その行動は次第にアブノーマルな方向へとエスカレートしていく。神田役はさまざまな作品で名バイプレイヤーとして活躍する水澤紳吾。妻・郁子役に桝田幸希、教え子の木村役に水石亜飛夢、郁子の妹・敏子役に秋谷百音。監督は「LOVE STAGE!!」「40万分の1」の井上博貴。
2022年製作/75分/R15+/日本
配給:BBB
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2023年3月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
美しい桝田幸希の若妻振りさだけで十分観賞価値あります。
しかも、とても面白かったです。
2022年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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今作品の企画から俳優の選出、配給への流れそのものが正に不思議な雰囲気を醸し出す内容である
正体が掴めず、常に酒を浴びるように、そして薬を盛られるように展開が進んでいく
多分これ程”飲酒”シーンそのものが主役な映画はないんだろうか。昨今の様々な事件など”屁のカッパ”のような粗筋に、もはや酔わされるのは振り切った作劇のなせる技であろう
呑ませれば女はヤれるなんていう時代錯誤の昭和的ノリをこの令和に引きづる官能映画を、本来ならば”ピンク映画”としてしか作らせて貰えない筈の企画がこうして15Rとはいえ一般映画として上映できることのタイミングの良さに感謝すべきかどうか・・・ この多様性こそが令和なのかもしれないな・・・
2022年6月27日
Androidアプリから投稿
歳の離れた元教え子である嫁を満足させられない教授が、妹に紹介した教え子に嫁を寝取らせようと画策する話。
絶倫だけどカマトトな嫁が教え子の木村を気に入っていることを利用して、身体が思うようにならないなか何とか満足させていた教授が、義妹の一言を切っ掛けに辟に目覚めていくストーリー。
登場人物4人のエロティックな腹の探り合いかまし合いミステリーではあるけれど、真面目にやってしまったら退屈になりそうなところをしっかりコメディとして作られていて、どう持っていくのかとハラハラドキドキしつつも笑ってしまう。
キャスティングもお見事で正味のところ結構下品なんだけど、それを感じさせない大人の愉しいエロスだった。