ノースマン 導かれし復讐者のレビュー・感想・評価
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無駄にグロい
イーサン・ホーク、ニコールキッドマン、アニャテーラージョイというキャストにつられて?観てしまったという方もおられると思いますが。
(個人的にはやはりイーサンホークは良かった)
とにかくダークファンタジーというジャンルになるのかな?無駄に流血、内臓、首跳ねが辛い。
ファンタジーシーンが安っぽい。
主人公に魅力がない。
というところ。
けっこうよかった
もしかして照明を使わず、ろうそくや焚火の光で撮影しているのかと思うほど、夜が暗い。今、タクティクスオウガリボーンというゲームをしていて、魔法使いやドラゴンや鳥人間が出てきたらそのままゲームの世界だと思うのだけど、それらは出ず剣と鎧と奴隷が出る。魔女みたいなのはいる。
当時の人々の生活や文化は図り知れないのだけど、それをリアルに再現しようとしているようで、美意識が徹底している。野蛮で今とは全く常識が違う。人権など全く関係なくて、恐ろしい。頭がよくて勇気と行動力があって、腹が座っている人が強いのは今と一緒だし、怖い女がいるのも同じだ。
「ワルキューレ」とか「指輪」とか
鑑賞前の興味・関心は大きく二つ。
一つは
〔ウィッチ(2015年)〕
〔ライトハウス(2019年)〕で、
小さな共同体の「内部崩壊」を描いた『ロバート・エガース』が
より大きな(とは言え、実際は縁戚間の諍いだが)スケールの物語りを
どう料理するのか。
もう一つは、
叔父に父を殺され、母は奪われたとの境遇の主人公は
実在したと言われる北欧伝説上の人物
且つ、『シェイクスピア』の〔ハムレット〕の元ネタとも言われるプロット。
類似の設定は
〔コナン・ザ・グレート(1982年)〕
〔コナン・ザ・バーバリアン(2011年)〕でもあり
(しかも主人公は何れもマッチョ)、
「コナン」の評価はダメダメな一方、本作が高い理由。
ちなみに鑑賞日時点では、
IMDb:7.1
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まぁまぁでした😑
劇的に盛り上がるわけでもなく
誰が死んでも 特にどうってこともなく
感情移入ができないと
結局一年後には忘れてしまいそうな作品です。
ベン・ハーやトロイやグラディエーターは今でも良かったなぁと改めて思い起こさせられました。
役者さん達は流石でしたけどね✨
なんか轟音シアターの音響に誤魔化された感覚です。
あと、コメントたまにいただくのですが
なぜか返信の際、送信ボタンクリックしても反応しません😥
問い合わせてもなんの音沙汰も無いです。
ですので返信できませんのでご了承くださいませ(涙)🙇♂️
正直、グロイだけで面白くないです
正直、グロイです。欲望のおもむくまま略奪・殺戮が行われる時代のお話です。
主人公が親の仇うちを誓うと言ったってねえ、お互い様でしょ、あんたら惨いことしてまっせ・・
今から千年以上も前の時代を今の基準で測ることはできないということは
理解しますが、話自体面白くないです。
みどころは、アニヤ・テイラー・ジョイのお尻でしょうか・・
北欧神話に詳しければ、もっと楽しめたかも…
先に観た「パーフェクト・ドライバー」がおもしろく、勢いに乗って本作をハシゴ鑑賞してきました。予備情報はなくキービジュアルだけで、屈強な男が悪の親玉を叩きのめすような話かと予想していましたが、そんな甘っちょろい話ではなかったです。
ストーリーは、9世紀の北欧のとある国で、父オーヴァンディル王を叔父フィヨルニルに殺され、母も連れ去られた、幼い息子アムレートが、父の復讐と母の奪還を誓って祖国を脱出し、バイキングの一員となって数年が過ぎた頃、仇のフィヨルニルがアイスランドにいることを知り、奴隷に紛れてそこに乗り込んでいくというもの。
簡単に言えばそれだけで、北欧で繰り広げられる復讐劇という、それ以上でもそれ以下でもない話です。曇天のもと、荒涼とした凍てついた大地、暴虐の限りを尽くすバイキング、彼らに売買されて労働を強いられる奴隷と、気分が沈むような暗い映像が終始映し出さ…続きを読む
ロバート・エガースって映画
色のない映像、どんよりした曇り空、雨、泥濘、不衛生感、不快な音響などなどロバート・エガースの大好きなシチュエーションを漏らす事なく盛り込んだハムレットのモデルとなった北欧神話の映像化。
父親の復讐を試みるもスカされ、正義や大義を見失いつつもshow must go onで心の整理ができないまま破滅の道を辿らざるを得なかった悲劇、と言う意味では面白く観ることができた。
一方、得体の知れない儀式や人間によるものか神によるものかよくわからない所業(馬が空飛んだり、双子を言い当てたり)などある程度の(何かの?)リテラシーが無いとわかりにくい部分も多く、意図された設計通りの楽しみ方は出来なかったような気がして少し残念なところもあった。
主演のアレクサンダー・スカルスガルドや敵役のクレス・バングなど北欧出身の2m近い長身の役者やニコール・キッドマン、アニャ・テ…続きを読む
人の命に価値がない時代
2023年劇場鑑賞16本目。
昔の復讐劇ということくらいの情報で鑑賞。
まぁとにかく野蛮。通りすがりに遊びで弓で射殺したり、面倒だから人を燃やして捨てたり、よく分からないからとりあえず殺しとこうとか、もうそんなシーンばかり。復讐もやろうと思えばすぐできるのに、預言通りのシチュエーションにこだわるもんだから尺が伸びる伸びる。主人公の父よりなんの罪もないのにあっさり殺される人たちがかわいそうすぎて(主人公も殺してるし)この人たちの復讐は誰がするの?と思ったら全然感情移入できませんでした。
父の仇
「ヴァルハラ」と聞くと「東京リベンジャーズ」のバルハラ(芭流覇羅)を思い出すこの時代
時代や衣装で「ゲーム・オブ・スローンズ」みたいな話かと思ったら、野茂英雄ばりの真っ向勝負な話だった
とにかく主人公がど直球野郎
話も結構ダルく、途中出てきた野球とラグビーを足したようなゲームが唯一の笑いどころか⁉
ツッコミどころも満載で、エンドクレジットでイーサン・ホーク、ビョーク、ウィリアム・デフォーが出ていることを知ったのが、一番の個人的ツッコミ
北欧の英雄譚だが若干マカロニ・ウェスタン風味? 咆哮を上げ続ける筋肉ダルマのハムレット!!
実は映画館にちょっと早く着いてしまって、始まる1時間前から外の通路に座って仕事をしたりしていた。すると……劇場のなかからひたすら、
「ぬおおおおお!!」「ぐおおおおお!!」
と、男たちの上げる雄たけびが、えんえん漏れ聞こえてくるじゃないか(笑)。
おいおい、いったい中で何が起こってるんだ??
なんか狼とか狒々のディスプレイ(求愛の遠吠え)みたいなんだけど。
観る前から、ずいぶんと気分があがってしまいました……!
で、実際に最後まで観ての第一印象。
北欧神話とか、『ハムレット』とか、『コナン・ザ・グレート』とか、いろいろ言われてるけど、実際に観た感覚で言えば、いちばんノリが近いのは、マカロニ・ウエスタンなんじゃないの? これ。
てか、じつはロバート・エガース監督がいちばんやりたかったことって、「残酷ウエスタンの進化形」を…続きを読む
長いけど面白い
想像してたよりずっと良かった。マーベル系っぽいと思ってたら、日比谷シャンテあたりでやりそうな渋めだった。
キャストの顔がすぐ覚えられず、話しも少し難しく理解してついていくのにちょっと苦戦したが、父の仇を討つ物語で面白い映画だった。
時間はまあまあ長いので、集中力勝負。途切れて飽きる人と、最後まで夢中に行っちゃう人で分かれそう。
野生…
それなりの予算で好きなことしました!って感じ。
心情はわりとセリフで説明してくれるスタイル。お母さん、そんなに全部息子に言わなくても…。
もっと残酷かと思ったらそこまででもなかった。
ビョークが出てたの気づかなかった。巫女かな。
奴隷の人たち「自由だ」って言われてもあんな寒い国でどうしたらいいのやら…。winter is coming!
溶岩のそばで裸で戦ってるので危ない!と思った。
何の救いもない悲劇
「ライトハウス」のロバート・エガース監督作。
9世紀末から10世紀初頭の北欧を舞台に繰り広げられる重く暗い復讐劇。
王である父を叔父に殺され母を連れ去られた少年。
叔父を殺し母を連れ戻すことだけを思い生きた。
叔父と母に再会し父の正義が揺らいだ。
復讐の意味が曖昧になった。
何の救いもない悲劇となった。
いや〜、これは重かった。
重過ぎて観るに辛かった。
救いが欲しい今日この頃です。
今週の本命にはなると思うけど、かなりの知識が要求されるので注意…。
今年29本目(合計682本目/今月(2023年1月度)29本目)。
この映画、ひとつの分野だけでなく、かなりの分野の知識が総合的に問われる、「総合的理解」が一つのカギになるかな…といったところです。そもそもが作話の範囲だからです。ただ多くの方が書かれているように、「北欧神話のあらすじ」「当時のイギリスと騎士等はどう扱われていたか」等の知識がないと結構厳しいです。特に前者、神話に関することは、映画では結構詳しく出てきます。何かしらファンタジーRPGをやっているかどうか、だけでもかなり違います。
出てくる字幕も実にマニアで、聞いたこともないような単語がいくつか出てきます。英語を聞き取るしかないですが、普通に英検1級、準1級レベルの単語の話をするので結構きついです。
少なからずの方が「量が多すぎて何がなんだか…」という字幕で押されてしまったのではな…続きを読む
ロバート・エガース節炸裂
個人評価:4.0
石碑に刻まれたかの様な、北の大地の骨太な物語。それを豪華キャストで存分に味わう事ができる。まるで1200年熟成されたワインの様な味わいだ。
アムレートの歩き方や、あの背筋が引き締まった背中。しっかりとヴァイキングのたたずまいを感じる。さすがターザンを演じた役者だ。
物語の下地にキリスト教への反撃、土地の風土や寓話を感じられ、本作もロバート・エガース節が炸裂である。
いつの時代も女性は強く、男は翻弄と死守を辿る。まるで魔女の手に掛かった様に。
過去作ウィッチから、大人になったアニヤがそこにいるのがなんとも感慨深い。
ずっと音が鳴り続けていた映画
ハムレットとニーベルンゲンの指輪とベンハーとミッド・サマーとマクベスが混交した北欧神話だったのか?出演俳優を楽しみにしていた。アニヤとイーサン・ホークはわかりました。ビョークとウィレム・デフォー、わからなかったー!
おまけ
評価と全く関係なく思ったのですが、この映画を子どもと一緒に見たらどうなんだろうかなあと思いました。というのは怖かったり残酷な場面が多かったからです。日本でこの映画はPG12(12才未満は親など大人の助言が必要な映画ー大人の同伴が必要か不要かは知らないです)、ドイツではFSK16(見ていいのは16才以上)です。映画のレイティングシステムの基準や成立背景は国によって異なるので一括りにはできないとは思います。
昔、「ロード・オブ・ザ・リング」が流行っていたとき、日本では何歳の子どもも見ることができるのでドイツ人がとても驚いていたのを思い出しま…続きを読む
期待した程ではなかった
自分はキリスト教系とか北欧神話とかよくわからないもんで、ずっとはてなマークが浮かんだまま。特に笑う場面も感動的な場面もなく。音と映像美だけで「どうだ!大作だぞー!」って見せてくる感じだけど、そんなことで騙されるほど甘くない。
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