ルッツ 海に生きる

劇場公開日:

ルッツ 海に生きる

解説

地中海の島国マルタを舞台に、伝統漁船ルッツで海に出る漁師の青年が、仕事の誇りと家族を養わなければいけない現実との狭間で葛藤する姿を描いた人間ドラマ。曾祖父の代から受け継いできた伝統の漁船ルッツに乗り、漁師をしている26歳のジェスマーク。ある時、船に水漏れが見つかり、修理をしなければならないが、近頃は不漁続きで思うように収入が得られていない。さらに、生まれて間もない息子の発育不良がわかり、その治療費も必要だった。妻デニスは裕福な実家を頼ろうとするが、ジェスマークは夫婦2人で乗り越えたいと考え、夫婦間にも不協和音が生じる。漁師である以上、安定した収入が得られないことを痛感したジェスマークは、漁師としてやってはならないことに手を出してしまう。主演のジェスマーク・スクルーナは俳優ではなく、実際にマルタでルッツに乗っている漁師。マルタ出身のアメリカ人監督アレックス・カミレーリの長編初作品。日本では、マルタ製作の映画で初めて劇場公開される作品となった。

2021年製作/95分/G/マルタ
原題または英題:Luzzu
配給:アーク・フィルムズ、活弁シネマ倶楽部
劇場公開日:2022年6月24日

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映画レビュー

3.5マルタ映画は初めて見ました。そう言えば、漁師の映画を最近よく見ます...

2022年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

マルタ映画は初めて見ました。そう言えば、漁師の映画を最近よく見ます。「コーダ あいのうた」とか「空白」とか。マルタの漁師はアンガーマネジメント研修しっかりやってるんですかね。あんまり怒ったり怒鳴ったりしないので新鮮でした。大きなカタルシスはありませんが、なかなか味のある映画です。主人公の夫婦が、何気に美男美女です。マルタでは有名人なのかな。

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駒井尚文|映画.com編集長

3.5【伝統のマルタの近海魚漁のあり様を説いた作品。同様の問題は日本でも同じである。】

2023年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■地中海の島国・マルタ。  伝統の漁船・ルッツに乗る漁師・ジェスマークは、不漁とルッツの修理費に頭を悩ませる。  さらに、発育不良が判明した息子の治療費も稼がなくてはならない。実家を頼ろうとする妻・デニスとジェスマークの間には、不協和音が生じ始める。 ◆感想 ・マリタ映画は初鑑賞である。 ・故に、キャスト人も資料によると、実際の漁師であるそうである。 <だが、現代の近海漁業の厳しさは巷間に伝えられる通りである。  今作はその問題をリアルに描いた作品である。>

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NOBU

2.0人生の岐路

2022年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

漁師が直面する問題を仕事と家庭の両面から描いた社会派ドラマ。理想と現実のギャップに悩みながら誰もが一度は経験する人生の選択。漁師として人生の岐路に立つ主人公の心の葛藤と決断を上手く表現している。 2022-164

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隣組

4.0男として

2022年7月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

109本目。 リコリス・ピザは今日も無理そうとこちらを。 不器用だけど、男して生きてると分かる部分多々あり。 闇落ちしちゃったなと思うけど、自分も求職中と時って縋れるものは全て縋れりたくなるもん。 でも一番の疑問は、何故奥さんと結婚出来たか? 惚れた弱味と思ってる。

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ひで