「映画としては、星5つなのかもしれないけど。」あちらにいる鬼 tochi06さんの映画レビュー(感想・評価)
映画としては、星5つなのかもしれないけど。
作家・井上光晴と瀬戸内寂聴をモデルにした小説の映画化。
その小説は、井上光晴の実の娘さんが書いたんですね、非常に驚きました。
小説家、特に昔の人は、自分をモデルにして、実体験をもとに書くという
人が多かった。疑似体験では、いい作品は書けないと言って、
この映画のようなことを繰り返すわけですね。
まあでも冷静に考えると、それはただの言い訳。小説家という立場を
利用して、好き勝手やってるわけですよね。
大先生二人に向かって失礼かもしれないけど、この二人も、そう。
どっちもどっちだし、性欲のかたまりにしか見えなくて、イライラしました。
それを、見事に描いてるわけなので、映画としては素晴らしいと思います。
主要人物である3人の演技も、すごい。
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